imosaさんが投稿した土手の伊勢屋(東京/三ノ輪)の口コミ詳細

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土手の伊勢屋三ノ輪、三ノ輪橋、南千住/天丼、天ぷら

2

  • 昼の点数:4.0

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク -
2回目

2023/03 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

2023/03/15 更新

1回目

2012/03 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

日本人のDNAを強烈に呼び覚ます老舗の天丼

【再訪】2012年5月
天丼に関しては、これ以上美味しい店を探す必要が無いように思えてきました。
こちらの天丼は、本当に素晴らしい。

最近は東武スカイツリーラインで仕事をすることが多くなり、この日も向かう途中でした。
13時を過ぎてもまだ昼を食べていなかったので、どうしようかと悩んでいたのですが、最近カレーが続きすぎていたせいか、「和」を求める気持ちがありました。
このお店は最寄は東京メトロの日比谷線三ノ輪駅ですが、またそこから歩くこと十数分という立地だけに「途中下車してまで・・・」という気持ちもありました。
ただ、やっぱり久々においしい天丼が食べたいな、と思ってしまうともうダメですね(笑)。
三ノ輪で下車して歩きました(笑)。

場所はまさに吉原のまん前。
ちなみに隣には明治38年創業の桜(馬肉)鍋の中江があります。
こういう「超」の付くような老舗中の老舗であり、かつ名店中の名店が並んでいるというのは、この地ならではなのかもしれません。
レトロというか、古い建物が大好きな私としては、この外観の風合いもたまりません(笑)。
もちろん中も当時の色合いを残しているものですが、他のお客さんがおられるので遠慮しました。
この建物は文化庁の重要文化財の指定を受けています。

次来た時には海老天丼を頼もうと思いながら、やはり頼むのは天丼(ハ)(2,300円)となめこ椀(200円)です。
このお店はイ、ロ、ハで天丼を分けています。これは具の数に差があるだけですが、ハが一番多いのです。
穴子1本、海老2本、ししとう2本、茄子、しょうが、かき揚げ(しらうお、海老、小柱)が入っています。金額が高いだけで具があまり入っていないお店とは訳が違います。
ちなみに具が多すぎてご飯が食べにくくなるためにこの帽子のような蓋が載っているのです。
この蓋を取り皿代わりにして具を一旦避難させてから、ご飯を食べるという算段なのです。
ちなみに天丼(イ)には、私の記憶が間違っていなければ蓋は付いていないはずです。

ここの天ぷらは揚げ具合も最高で、サクッサクッと食べられて中身はとってもジューシーで素材の味が全く損なわれていません。
油もいいのでしょうが、これだけの量を食べても胸焼けや胃もたれなどとは全く無縁のしろものです。
味付けも申し分なし。ご飯の量もかかっている天つゆの量も絶妙です。まさに完璧!

しかし、私はこのお店の天丼だけは本能で食べているというか(笑)、食べ始めると夢中になってしまって我を忘れているようです。
具も正直何が乗っかっていたかあまり覚えていませんでした。写真を見返しながら必死で書き出したという状態です(笑)。
これは日本人のDNAなんでしょうか?

ちなみにこちら伊勢屋さんは3人兄弟で、長男さんが現在こちらで跡を継いでおられ、次男さんが千束いせや、三男さんが蔵前いせやをそれぞれ立ち上げて営業されておられるそうです。

完成したスカイツリーは、ここからだとこんなに大きく見えるんですね。
わざわざここまで歩いて来た時間と労力も忘れて、仕事に向かうことができました。


【初訪(食べログ投稿上)】2012年3月
この店を初めて訪れたのは7年程前になります。
知り合いの社長さんがここの常連で、連れてきてもらいました。
そのときは、平日夕方にも関わらず行列ができていたのをよく覚えています。当時は今のように口コミサイトも多くなかった時期だと記憶していますので、この立地でこの人気はすごいなと思っていました。お客さんも年配の方が多く、やっぱり良いものが分かる人が来る店なんだろうな、と感じたのを覚えています。ただ、私はと言うと老舗と言われるような店で食事をすることに慣れていなかったせいか、緊張して味はよく覚えておりませんでした。

今回、どうしても「おいしい天丼が食べたい!」という衝動に突き動かされ食べログを見ていたら、以前に訪問したこともある「土手の伊勢屋」の名前が。店名に「土手の」と付くのが変わっているなと思っていたので、よく覚えていました。

もっとも近い駅は日比谷線の三ノ輪駅ですが、駅からは若干歩きます。
三ノ輪駅を降りたら明治通りを東に向かって歩きます。途中三ノ輪2丁目の交差点で明治通りを外れて土手通りを浅草方面に向かいます。しばらく歩くと左手に老舗らしき古めかしい建物が何軒か並んでおります。その中の角地にあるのがここです。

昼間に来たことがないので食べログで見たら11時半からの開店とあったので、11時15分くらいに着いたのですが、既に店内には人がおられます。日曜などの週末は11時オープンなんでしょうかね?それにしても古いながら味のある建物です。よく3・11でも倒壊しなかったものだと感心する程です。むしろこの頃の建物はしっかりしているんでしょうか?

天丼ですから比較的回転も早くて10分経たずに案内されます。
せっかくなので、天丼(ハ)(2,300円)となめこ椀(200円)を注文しました。ハというのがいわゆる松竹梅の松に当たるというか、いろんな具がたくさん入っているんです。

揚げているのは、比較的若い30代くらいのご主人です。ここ何年かで代替わりされたんでしょうね。
手際よく作られるので、あまり待たずに提供いただけます。出てきた丼には、蓋が具材の上に帽子のように乗っかっておりました。正直蓋としての役目は果たしていないような・・・。
ちなみに具は、海老2本、穴子1本、かぼちゃ1切(厚切りです)、ししとう1本、しょうが1本、かきあげ1個(小エビ、貝柱、しらうお)がところせましと詰めこまれております。

店員さんに写真の許可をいただき、パチリ。そしてまずは海老を一口。・・・うまい!天つゆがよくしみているのにサクッとしてます。全く脂っこさは感じません。またその味も絶妙で、まさに一口一口が快感ですらあります。
途中からは夢中で食べていたので、あまり印象が残っておりません。ただただ旨いという言葉に尽きます。
ちなみに具が多くて食べにくいので、蓋を小皿替わりにして移動させて食べました。蓋はむしろこのためのようです。

昔はよく理解できないまま食べていた天丼が、こんなにおいしいものだったとは。
接客も老舗だからと言って全く気取った感じはありません。退店時にもおばあちゃん(先代の奥さんかな?)が誠意のこもった「ありがとうございました」を言ってくれました。

個人的には価格以上に満足できるお店でした。若い方がちゃんと跡を継いでおられるようなので今後も安泰ですね。これからはたびたび寄らせてください。

  • 再び天丼(ハ)

  • 天丼(ハ)のアップ

  • 帽子のような蓋

  • なめこ椀

  • 角がこちらのお店、隣は桜(馬肉)鍋の中江

  • 一番近い吉原大門の交差点から見たスカイツリー

  • 天丼(ハ)

2012/05/18 更新

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