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ヤムプードン(1,200円)
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トードマンクン(850円)
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ラープムー(850円)
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パークン(1,000円)
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タムテン(1,000円)
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ムーパップリックゲーン(850円)
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カオパッガパオムー(1,000円)
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トードサイタン(850円)
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カオパットガイ(850円)
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ラープ・ムー(850円)
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リンムーヤーン(850円)
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ノムムーヤーン(850円)
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ヤムプードン(1,200円)
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ルークチントード(850円)
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ムーパップリックゲーン(850円)
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カオパッガパオガイ(1,000円)
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ガパオを混ぜたところ
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【再訪】2013年8月
再びマイレビュアー様達と訪問させてもらいました。
相変わらず(当然ですが)カラオケスナックという出で立ち。
2度目ともなると入るのも問題はありませんが、初めての人には極めてハードルの高い外観(笑)。
ジンロのボトルにウーロン茶割で乾杯した後は立て続けに注文です。
ヤムプードンは前回も注文しましたが、生の蟹に辛い調味料を合わせた料理。
生の蟹がかなり良いものを使っているのもありますけど、このガツンと辛さが効いたタレがすばらしいです。
この料理を食べるためだけにこの店に来てもいいかも。
スタートからいきなりの先制パンチを食らいます。
そしてトードマンクン。
ナムチムガイと言われるスイートチリが付いてきます。
海老のすり身を揚げたものです。
これは店によるブレもそう無いですけど、普通に美味しく食べられます。
日本人シェフのお店は海老の食感を生かしたり、香草を練りこんだりしますが、ここは至って現地風。
やや蒲鉾チックな食感が楽しめます。
ラープムーは前回も食べてましたが、煎り米も入った王道のラープ。
豚ひき肉を使ったサラダですが、現地ではもち米でこういう料理を主菜とするらしく、サラダと言うのは個人的にちょっと抵抗もあります。
そして海老の辛みそ炒め、パークン。
素材も味付けも申し分なし。
海老がゴロゴロ入ってますが、これで1,000円は安いなぁ。
1,500円でもよさそうな感じです。
きゅうりのサラダ、タムテン。
ちょっと味をあんまり記憶してないんですが、辛味もそこそこ効いてて濃い肉料理などが続いた後にはこういう料理がありがたい。
タイ料理の濃い味付けだと野菜が美味しく食べられるのがいいんですよね。
ムーパップリックゲーン。
前回も食べていた豚肉の辛口炒めです。
相変わらずの美味しさです。
ガパオは前回鶏肉だったので、今回は無理を言って豚肉にしてもらいました。
調理の腕も良いですが、豚肉になるとまた旨みが鶏肉とは違って美味しいです。
この店でもガパオははずせない一品です。
そしてコブクロを揚げたトードサイタン。
食感が魅力の料理ですが、素材が良いので美味しいです。
最後にカオパットガイ。
鶏肉のタイ風炒飯です。
タイ米を使ってもご飯がパラッとならないのは、調理の仕方とか油の使用量とかに拠るんだろうか?
それでもというか、だからと言うべきなのか、ちゃんと美味しいんです。
カオパットはどのお店でも味付け控えめなところが多くて、好みでナンプラーなどで味付けするようです。
ここはもともとの味が良いですからあまりナンプラーを使う必要性を感じません。
やっぱりここは良いお店です。
雰囲気は好みが分かれるというか、怯んで入れない方も多いお店だと思いますけど、勇気を持って入れば美味しい料理が待っています(笑)。
ただあくまでこのお店はタイカラオケのスナックであり、たまたまそこで出す料理が美味しいということはご理解されておいた方が良いかも。
だからタイカラオケを歌う人もいるでしょうし、キャバクラ的に使っているお兄さんなどもこられてます。
なので、こういう中でガッツリ食事だけをしにくる、という方が特殊な人なのかもしれません。
そう思えば多少この雰囲気に対しての理解も増えるんじゃないかな?
いずれにしてもここは定期的に食べたくなる味のお店です。
ぜひまた訪問したいと思います。
ごちそうさまでした。
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【初訪】2013年7月
「こち亀」のモデルとなっている亀有の裏通り。
大きなマンションの裏手になっていて通りからは全く目立ちませんが、ここにポツンとタイの国旗を掲げたお店があります。
私がお店の前に来ると扉が開いていて中が少し見えます。
ちょっと遠目から覗いて見ると、中はタイカラオケ完備のスナックという出で立ち。
店内には接客担当という感じのタイ人のお姉ちゃんの姿も見えます。
ご一緒させていただくマイレビュアーさんも見当たらず、まさかここじゃ無かったのかと心配になって店名を確認しますが、やっぱり合っています。
タイ料理については多少のお店は訪問してきたつもりですが、今回ばかりはさすがに失敗だとこの時思いました。
とりあえず意を決して店内に入ると、接客担当のお姉ちゃん2人と国籍も性別もよく分からないねじり鉢巻きをした人の計3人がおられます。
この鉢巻きの人が一番日本語を理解できるようで、予約だと伝えると席にすぐさま案内してくれました。
この鉢巻きの半袖の袖口から結構なタトゥーが見えますが、この人がどうやらシェフとして料理を作るようです。
でも日本語は片言ながら接客もかなり達者で愛想が良いんです。
この鉢巻きがいなかったら今回のオフ会は果たしてどうなっていたか分かりません。
ようやく全員そろったところで、タイ料理店ではおなじみのジンロのウーロン茶割で乾杯です。
シェフはイサーン地方出身の方らしく、フードメニューは現地風に作ってくれとお願いの上で注文しています。
まずはラープ・ムー。
豚肉の香草サラダのようなものですが、これがいきなり驚くほど旨かった。
やや粗めの炒り米も入っているようで食感もよいのですが、香草の香り豊かでビシッと効いた辛さの程も秀逸。
これまで訪問してきた中でも数軒程度しか感じなかったレベルの感動です。
そしてリンムーヤーン。豚のタン焼きです。
肉をタレのようなものに漬け込んで焼いているのか、それだけで食べても美味しいのですが、ピリ辛のタレをつけても美味しく食べられます。
このタレが粉の唐辛子の他に甘さも感じて何ともタイらしい味です。
肉の食感も良くて非常に満足のいく一品でした。
そしてノムムーヤーン。
豚のおっぱいの部分の焼き物です。
脂が多いんだろうと思っていたのですが、全くそんなことはなく、脂らしい脂はほとんど落ちてしまっています。
言われなければおっぱいの部分だとは思えません。
初めて食べた部位でしたが、これは美味しいなぁ。
そしてヤムプードン。
生の蟹に非常に辛いタレを和えています。
海老だとクンチェーナンプラーなどという激辛料理がありますが、これの蟹版と言った印象。
蟹が意外なほどに新鮮で、ここにタレの爽やかさと生ニンニクスライスの辛味が相俟って素晴らしい旨さ。
少し食べるたびに辛味で痺れた舌を休ませないと食べ進められないのですが、それでもこの料理に手が伸びてしまうという、まさに魔性の旨さでした。
ルークチントードは牛、豚、魚の団子盛り合わせといったところでしょうか。
ルークチンとは団子を意味し、トードは揚げる。いわゆる揚げ団子です。
ここにスイートチリがかかっていました。
タイの肉団子というのは日本の肉団子の印象と違って、結構押し固めた印象があります。
ふわっとしていて、口の中で崩れるのが日本の肉団子とかつみれのイメージですが、タイのものはと言うと、敢えて言えば蒲鉾風な食感。
米粉や中華麺で作った麺類にも具として入っていることが多いですが、個人的にはあのイカの団子が好きだったりします。
予測のつきやすい味なので、あまり食べた時の感動はないものの、おつまみの一品としては良いと思います。
そしてムーパップリックゲーン。
豚肉の辛味炒めとでも言いましょうか。
豚肉の薄切りとピーマンなどを合わせて炒めたもの。
比較的シンプルな料理なのであんまり他の店で注文したことも無いのですが、あまり感じたことが無いようなクオリティでした。
シンプルなものが旨いというのはよくよく考えてみれば差別化することが難しいだけに腕が問われる料理なのかもしれませんね。
最後にガパオ。
豚肉のラインナップが多かったこともあり、鶏肉でオーダーしました。
米は普通のタイ米のようですが、味付けや目玉焼きの状態も非常に好み。
なかなかこのレベルのガパオってお目にかかれないんですよね。
これまたシンプルなようで非常に難しい料理だと最近痛感してます。
それがこの手のお店で食べられるというのは驚きではあります。
これで一人あたり2,600円程度という安さ。
まさに驚異的です。
我々以外には2~3人の男性客グループがいただけ。
でもこの人達はいわゆるタイスナックとして利用に来ていた常連さんのようで、接客係りの女の子達も横について会話していたようです。
ちなみにタイ人の女の子同士、タイ語で話していることが多く、日本人のお客さんはその間で酒を飲んでいるという具合。
あれでサービス料を徴収しているのかは分かりませんが、少なくともスナックとしては有効に稼動していないようにも思えました。
普段はどんなお客さんが来ているのかは分かりませんが、このお店を単なるタイカラのお店とだけ位置づけるには非常にもったいないこと。
あの鉢巻きは都内のイサーン料理の料理人としてはセンスも良く、指折りの腕前だと感じました。
かと言って一般の方にはなかなか入りづらい外観ではありますが、客として入れば非常に丁寧な対応で迎えてくれますし、何人かで連れ立って行かれてみるのもよいのではないでしょうか。
ごちそうさまでした。