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閉店うどん番長三条(高松)、栗林公園/うどん、天ぷら、おでん
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昼の点数:4.6
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.6
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|サービス 4.0
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|雰囲気 3.6
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.6
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| サービス4.0
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| 雰囲気3.6
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク- ]
ゴツいご主人から繰り出される繊細な仕事
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肉ぶっかけ冷(650円)
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とり天(400円)
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肉ぶっかけ冷一玉(600円)
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長天と牛すじ(どちらかが150円でもう一方が100円)
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おにぎり(70円)
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2014/05/13 更新
【再訪】2014年5月
昨年夏にも訪問していたのですが、その際に注文した肉ぶっかけの肉が白い脂にまみれていました。
うどんが箸にも棒にも掛からないならともかく、うどんが素晴らしかっただけにこのアンバランスが何かの間違いだろうと思っていつか再訪を狙っていたお店です。
マイレビュアーの食道者様からも肉が改善されたようだと教えていただいたので今回の高松訪問に際して再訪に至った次第です。
教えて下さった食道者様には感謝です。
店頭のボードには1番のお薦めはとり天ぶっかけとありましたが、前回からの改善の様子も見てみたかったので肉ぶっかけ、そしてとり天を単品で注文しました。
先に出てきた肉ぶっかけ。
こちらは牛肉を玉ねぎとともに甘く煮たものを使っておられるんですが、てっぺんにはかなり揮発性の高いワサビが添えられています。
麺は適度な硬さのあるもっちりとした麺。
ぶっかけ出汁は色が黒く肉などに合わせているのかやや強めの味わい。
ひょっとすると肉の煮汁が合わさってそう感じるのかもしれませんが、やや甘さもあって肉の味も浮くことなく全体がまとまっているように思います。
肉ぶっかけは今回の旅行でもあまり注文した品ではないのでメジャーな手法なのかは分かりませんが、甘い肉にワサビというこの組み合わせが実に絶妙なんです。
甘く煮た肉とその煮汁でやや甘味を帯びたぶっかけ出汁をこのワサビがキリッとまとめているんです。
ワサビが揮発性の高いものであることもポイント高くて、肉と一緒に食べても良いですし、うどんに合わせてもなかなか良い仕事をしてるんです。
ご主人のゴツい風貌からはおよそ検討もつかないような繊細な感覚です。
一方のとり天は忘れられていたのか、やや後から出てきました。
サクッときれいに揚がったとり天は別添えの塩で食べさせるようです。
丁寧に揚がった印象のとり天は旨味もきちんと閉じ込められていてとても美味しいです。
塩で食べさせるのはタレで食べるよりも旨味が分かるので、気が利いているなと思います。
確かにこのとり天がぶっかけに入るなら旨いことでしょう。
という訳でうどんそのものの味、ぶっかけ出汁、肉とも個人的にはとても満足のいくものでした。
一口で讃岐うどんと言っても実にいろんなうどんがあるものだと思いますが、こちらは全てにおいてレベルが高いと感じました。
技術的にも非凡ではありますが、何よりこの味が私の好みに合ったのもそう感じた理由なんでしょう。
再訪した甲斐がありました。
今後も香川に来た際には寄らせていただきます。
ごちそうさまでした。
【初訪】2013年8月
高松市街地から少し離れたところにあるお店。
こちらの店主さんは、五右衛門というお店で長年お勤めだったようですが、五右衛門にはまだ未訪なのである意味先入観無く臨めそうです。
オープン時間になっても仕込みが間に合わなかったようで、表で5~10分程度待ちます。
中から店主さんらしき方が出てきて、暑いでしょうから中でお待ちくださいとのこと。
肉ぶっかけ冷の一玉を注文し、お惣菜類を先に選んで待ちます。
選んだのは、おにぎりを一つ、おでんが牛すじと長天です。
長天というのはマイレビュアー様のレビューで見て知っていたのですが、どうやら魚のすり身のようなものを揚げたさつま揚げ風なもののようです。
おでんの出汁はやっぱり出汁を効かせている印象で、関東のものに慣れてしまうと薄味に思えますが、出汁を効かせるのは素材の味を引き立てているように思います。
すべて食べ終わってもまだうどんが出てこず、かなり仕込みに手間取っておられたようです。
結局うどんが出てきたのはオープンから30分程度経ってからでした。
出てきたうどんはかなりコシがしっかりしたもので、前に訪問していた松下製麺所さんと同等程度。
一玉一玉を丁寧に作っているのか、うどんに詳しくない私でもさすがにうどんのクオリティの高さを感じました。
うどんだけなら松下製麺所さんを超えるような気もします。
ぶっかけ出汁は前に訪問した川福さんや松下さんに比べるとやや濃い味付けです。
そして載っている肉は玉ねぎとともに煮られたものですが、これが甘露煮の如くかなりの甘さ。
ちょっとひとつまみ口に含めばうどんの1本2本がそれで食べられてしまうくらいです。
でもこの強いうどんに合わせるなら出汁も具もこれくらいでないと釣り合わないという判断があるのかもしれません。
唯一残念だったのが、具の肉の脂が白く固まってしまっていたこと。
冷たいうどんなので、白い部分が食べているうちに増えてきたように思います。
これはどうやら提供前に火入れをすることで解消されるようですが、時間が押していたことを気にされていたのかもしれません。
舌に残るざらざら感が気になりましたが、うどんがやはり素晴らしかったのが収穫でした。
今回は肉が唯一残念でしたので、それ以外のものを注文していればかなり印象は違ったものになったと思います。
次回来たときには違うものを注文してみたいと思いました。
こちらも高松市内では外せないお店のひとつです。
ごちそうさまでした。