2回
2022/04 訪問
隠れ家的店内はまさに天麩羅を楽しむ空間
15年以上会社を共に成長させてきた戦友との会食。
ちょっとした民家にある天麩羅屋を紹介されて予約して行ってみました!
確かに一瞬
「ここなの?」
という佇まい。
ポストの店名を確認して間違いないとなり入店。
ドアを開けるとお洒落な空間がそこにはありました!
まずはビールで乾杯!
マスターズドリームです。
そしてまもなくコースでの提供が始まります!
まずは
富山県ホタルイカ
自家製の調味料を使って調理されたもの。
この一品目で素晴らしさが伝わってくる感じ。
楽しい会食になる予感。
次は
鹿児島の初鰹
ネギと絡めて食べる。
カツオの臭には一切なく、カツオの身が滑らかでネギとよく合う!
車海老を数種類の食べ方で
まずは素揚げ状態で。
塩をつけていただきました。
次は天ぷらにしてご飯と海苔巻きでいただく。
車海老の足の部分の天ぷら。
それぞれの部位で3回楽しめる!
山形のタラノメ
甘さ8:苦味2くらいのバランスが口の中で広がり、春を感じる天麩羅。
鮑の肝のスープの
しゃぶしゃぶ
これは今までにまず食べたことのない食べ方。
アワビの肝で解いたスープにアワビを30秒くらい入れて食べる。
贅沢な食べ方でアワビを食べ終えたらそこにおむすびを入れてアワビのリゾットに。
それに加えてバフンウニを混ぜていただく!
こんなに贅沢な食べ方は初体験!
新潟の蕗のとう
これも苦味が鼻をくすぐり心地が良い。
ホタルイカの一夜干しの天ぷら。
肝が甘みがまし食べると口の中でホタルイカの肝の風味と甘みが広がりこれも春を感じる逸品!
より豊かな味わい
神奈川県佐島の味をなめろうにして貝殻に乗せて焼いたもの。
生のなめろうにはない味の深みがお酒のおつまみとして際立つ!
茨城県鹿島の
地はまぐりの天ぷら。
身がぷりっぷりのまま揚げられて口の中で貝のスープが広がります。
佐賀のホワイトアスパラ。
揚げられたアスパラガス3等分にカットされて先端の部分から順にいただきます。
甘味が強く落ち着く味わい。
ここで店主おすすめの日本酒。
九平次。
店主にこれから出てくる料理によく合うと薦められて注文。
そして
カラスミと蕎麦。
お蕎麦を締めではなくコースの中のお酒の肴として位置づけ提供。
カラスミの珍味がまたそばのシンプルな味を拭きたれ日本酒によく合う。
栃木の椎茸。
肉厚の椎茸は食べると中からジュースのように椎茸汁が吹き出します。
そしてシャートーブリアン。
添えてある山椒をふたつぶ口の中で潰してそこにシャトーブリアンを頬張る。
もう言葉にならないレベル!
ウニと大間産本鮪。
これも贅沢な食べ方で。
海苔を天ぷらにしてその上に大間産本鮪とウニをふんだんに乗せていただく。
シャトーブリアンからこの流れはもう、なんと贅沢か!
次はグリーンアスパラ揚げたもの。
アスパラを2種類食べさせてくれるのも嬉しいですね。
お酒も進みだいぶ酔ってきたので進められたお茶を注文。
バジル紅茶。
宮崎の五ヶ瀬から取り寄せた紅茶でたしかにバジルのような香りがする。
天ぷらの油がすっとなくなるような爽快感があるお茶!
千葉県富津のキス。
肉厚で味の濃厚。
かき揚げ天ぷら。
ここでご飯と合わせていただくのですが土鍋で炊いたご飯はなんとトマトご飯。
まずそれだけでいただく。
そして格上げと混ぜる。
味わい豊かなかき揚げなぜご飯です!
赤だしで温まり、〆のデザートは塩羊羹と店主自らたててくれた抹茶。
細かい調理を手際よくこなしてその食材がいちばん美味しく仕上がるタイミングで提供。
時折気を使っていただきながら場を和ませてくれておもてなしをとことん堪能させていただきました!
ご馳走様でした。
接待や特別な人とのデートなど。
おススメです。
また行きたいですね!
2023/05/12 更新
縁があって約1年ぶりの訪問。
前回同様、今回も楽しみに訪問しました。
完全予約制で、時間も決められているのは、
抜かりのないおもてなしをしたいことの現れ。
今回も食事も楽しみなが、マスターの手際のよい、調理姿を楽しみました。
まずはビールで乾杯。
ビールはマスターズドリーム。
そしてお通し。
北海道産の毛ガニと山形の早蕨の和え物。
うまみがぎゅっと凝縮されたちょっとした料理ですが、
その中に広がる世界観は本当に広い感じがする一品。
早蕨の軽い苦みがたまらない。
鹿児島産の初ガツオ、みょうがやネギと絡めていただきます。
カツオが新鮮なので臭みがなく、みょうが、ネギのアクセントがまた絶妙。
クルマエビの天ぷら。
非常に適温で揚げられていて海老の甘みを感じられる一品。
海老の頭の天ぷら。
うま味の凝縮された部分を1つ目は何もつけずに、
2つ目は塩をつけていただく。
ヤングコーンの天ぷら。
こちらもヤングコーンの甘みが凝縮されて、
かぐわしい。
ドリンクはここで白州ハイボールへ。
そして名物の鮑の肝ソースシャブシャブ。
アワビも軽くしゃぶしゃぶする場合とじっくりしゃぶしゃぶする場合とで
味わいが変わって楽しめる。
その後はご飯を天ぷらで包んだものを肝ソースの中で溶かし、上にウニを乗せてリゾット風にして。
なんて贅沢な!
この日は稚鮎が入荷していて、
活きたままを天ぷらに。
はらわたの苦みと白身の甘みが絶妙なマッチング。
玉ねぎ、
こちらも甘みが凝縮されて、あつあつでほくほく。
ソラマメ。
ソラマメは揚げると甘みがぎゅっと凝縮されて、
ほくほくでいただく。
白エビのキャビア和え。
ジュレにほんのり塩味がつけられていて、宝石のように輝く一品。
青森のアイナメの天ぷら。
天つゆで大根おろしをたっぷり乗せて、いただきます。
アイナメの甘みに大根おろしがよく合う。
ホタテの磯部揚げ。
ホタテの貝柱を贅沢に海苔につつんでいただく。
椎茸の天ぷら。
肉厚の天ぷらがまた食欲をそそる。
そして名物のシャトーブリアンを湯葉を巻いて揚げたもの。
胡椒を2粒まず口の中にほおばり、広がった瞬間シャトーブリアンをパクリ。
絵にも言われぬ味わい!
海苔の天ぷらにマグロを贅沢に乗せた一品。
磯の香りの上にマグロのうまみが凝縮された一品。
アスパラを2種類の食べ方で、
一つ目はアスパラの柔らかく長い部分。
二つ目は甘みが一番詰まっている部分。ちょっと熱々の揚げて。
キスを一週間寝かせて天ぷらにしたもの。
少しコクが増すというか深みがあるというか、キスはキスでも、
奥行きが違う。
最後は名物の
トマトと一緒に昆布や塩で炊いたご飯にかき揚げを乗せて、〆。
トマトの酸味がやはり絶妙で、天ぷらのしつこさをさっぱりしてくれる。
余ったご飯とかき揚げはおにぎりにしてお土産。これもうれしい。
そして抹茶と塩羊羹で〆。
この日もあっという間の会食。
接待や外国人で食通の方にはぜひ行ってほしいお店。
おすすめです。