3回
2019/01 訪問
旨味成分が強い熟成肉はそのままで美味しい♬『キセキ食堂』
2018年12月に再訪しました。
私たちも楽しみにして視聴しているドラマ「孤独のグルメ」。
まさか『キセキ食堂』さんが登場するとは!
初めて訪問したのは登場回の2か月前のことでした。
嬉しいキモチの反面、もう食べられなくなってしまうのかな…(´;ω;`)ウッ…
地理的にも営業日的にも元々のハードルがあるお店でしたが、
そのハードルを越えても食べたいキセキのカツ!
あの感動がいつも頭の片隅に再生されています。
『キセキ食堂』さんに伺ってからとんかつ好きな私たちも
回数より質を求めてしまいます。
食べるならば感動できる「とんかつ」を求めてしまいます。
この日は時間の都合がつきました。
予約をしていません。
予約をしていなくても
13時半から材料がなくなるまで運が良ければ食べられるかも。
一か八かで高速を利用して上尾を目指します。
店頭に到着すると雨が降る中、予約なしの待ち人の行列があります。
私たちもとりあえず並ぶことにします。
店員さんからキセキ定食かヒレカツならば
注文することができることをお聞きします。
もう食べることができるだけでニコニコしてしまいました。
注文したもの
■キセキ定食(ステーキ)
■キセキ定食(カツ)
待ち時間はそれなりにあります。
それでも注文できることが確定されれば大したことがない時間です。
注文はキセキ定食のステーキとカツにしました。
恋焦がれたキセキ定食(*´Д`)
配膳されるとそのビジュアルにノックアウトです。
「あれれ…、こんなに厚みがあったんだっけ?」
二度目の訪問ですが、
肉の大きさ、そして厚みに驚きます。
夫と半分ずつシェアしていただきました。
一般的なとんかつ定食の2倍くらい厚みがあるんです。
薄紅色の肉質が微笑みかけてくれます(´Д`)
瑞々しい千切りきゃべつもたっぷりです。
お口直しのお漬物。
凛とした上品な風味のお味噌汁。
そして艶やかなごはん。
ごはんの量はやっぱり多いのですが、
キセキの豚さんを奏でるためには必要不可欠なベストパートナーです。
はじめはベジタブルファーストです。
ふんわりしていてシャキシャキ食感。
まずはカツにからしを添えます。
(塗りすぎない程度)
そしてお皿に岩塩を。
付けすぎないように添えて頬張ります。
夫はそこにレモンもかけていただきました。
私はカツの衣が湿るのがあまり好みではないのでレモンなしです。
衣はサクッと。
厚みのある肉は噛みちぎりがいがあります。
でも口の中でほろほろと崩れていきます。
しかし柔らかすぎるわけでもなく、
きちんと噛みごたえがあるんです。
ロースカツを食べると一般的には脂の塊がどことなくあるイメージ。
脂の塊はほぼありません。
若干筋っぽいところはありますが、ほぼハムのような口当たり。
しっかり噛みしめると肉汁が広がります。
一般的なとんかつの場合の肉汁は脂身であり、そして甘みが広がります。
『キセキ食堂』さんのものは低温熟成肉由縁の旨味成分が広がります。
ほんのり岩塩をつけるだけで十分なんです。
もしかしたらそのままでもいけるのかもと岩塩なしでもいただきます。
からしのみのとんかつを食べた経験は初めてです。
旨味成分が強いカツはそのままでも美味しいです。
キセキ定食のステーキです。
いわゆる「トンテキ」です。
こちらはブラックペッパーと塩で味付けされています。
私たちはレモン汁をかけていただきました。
同じ熟成肉を使用されていますが、
カツは甘みを感じます。
そしてステーキはさらに旨味が強いです。
どちらにしても一般的なものに比べて
旨味成分が強いです。
お客さんの好みで使い分けできる調味料が常備されていますが、
個人的には極力少量、控えめに。
どっちも美味しい。
とってもボリューミーなお肉です。
脂身が少なく、赤身が多いのは個人的に嬉しいです。
そして肉食な方が求めるしっかり噛みごたえもあるのも◎。
ただ本当にボリューミーです(笑)
店内を見渡すと食べきれなくてお持ち帰りされている女性も多いです。
ボリューミーながら後味はよく、しつこさはありません。
とんかつ好きな私たちもカツとステーキをシェアしてよかったと思いました。
お腹いっぱいでもごはんが進みます。
この日はお腹いっぱいで夜ごはんは食べられませんでしたが、
至福感で満たされていました(*´Д`)
美味しかったです!ご馳走様でした。
年の瀬にキセキ食堂で食事が出来た奇跡に感謝です♫
キセキ定食(ステーキ)
キセキ定食(ステーキ)
キセキ定食(カツ)
キセキ定食(カツ)
上キセキ定食(カツ)
上キセキ定食(カツ) 筋はほとんどなく、甘みを感じます
牛タンステーキ定食
牛タンステーキ定食 歯茎で噛み切れる柔らかさ
2019/01/05 更新
2018/02 訪問
薄い衣はサクッとしながら、口の中でふんわりとろけるカツに極上の旨味を堪能♬
2018年2月に伺いました。
レビュアーさんのコメントを拝見してから…ずっとBMしていたお店。
距離もですが、平日のみの営業なのでハードルが高かったです。
予約をしてから訪問しました。
注文内容は夫にお任せしました。
コインパーキングはお店の近くには無いようです。
上尾市役所を挟んで駅よりの方角にコインパーキングがありました。
しっかり歩いて「キセキ食堂」さんに挑みます♪
楽しみなことがあると足取りも軽くなります(笑)
お店に着くと、既に入店待ちのお客さんが数名いらっしゃいます。
ちょっと申し訳ない気もしますが、
予約をしてくれた夫に感謝です♪
注文したもの
■キセキ定食230g(カツ)¥1,000‐
■ヒレカツ定食230g ¥1,200‐
お店自体も小道を挟んだ場所にあります。
また席数も少ないです。
そう考えるとかなりの人気っぷりを食べる前にも実感できます。
「どっち食べる~?」と夫が言うので
やっぱりシェアしていただくことにしました。
私の「ヒレカツ定食」から3切れと
夫の「キセキ定食」の3切れを交換していただきます♫
配膳された定食は
「艶々したごはん」に「香り豊かなしめじのお味噌汁」。
「瑞々しく千切りのきゃべつの横にカツ」と「お漬物」。
極めてシンプルながらシンプルだからこそそそられます(*´Д`)
そう言えばごはん少なめに注文すればよかったかも~。
ちょっと後悔もありつつ…。
ごはんも艶やかで美味しそう。
まずはお味噌汁をお口に含むと(/ω\)
凛としたお味です。
だし汁の優しい味わいがいいですね。
塩加減がちょうどよくて品があります。
カツはまず岩塩をつけていただきます!
私も夫もカツを口に運んだ瞬間、無言になります。
そして眉毛が下がってしまう…。
美味しいものを食べると究極何も語れない。
そして困ったような顔になる。
自分もきっと同じような顔(表情)なのに
そんな顔を眺めると微笑ましいです。
ヒレカツは肉なのにふわふわ食感。
ほんのり甘みが口の中を広がっていく。
そして肉の旨味を堪能。
薄い衣のカツはサクッとしながら
ふんわりとろけるヒレカツ、ごはんが進みますw
柔らかいけど弾力もあり、
肉質をしっかり感じられる不思議な食感。
キセキ定食のロースカツも逸品です。
カツの断面が薄紅色でステーキみたいです。
すっと箸でもちぎれる柔らかさ。
筋っぽいところや脂身(塊)が見当たりません。
ヒレに比べると若干噛みごたえはありますが、
ふわ~っとしている。
ヒレよりも甘みが濃いです。
きゃべつも瑞々しくて。
私たちはべジファーストなので先に食べましたが、
カツを食べている間のお口直しに最適だと思います。
カツは岩塩が1番だと思います。
ただ230gはかなりボリューミーです。
味の変化をつける意味で調味料類も便利です。
最後にとんかつソースをつけていただきました。
でも極力かけすぎずに皿のソースに添えるくらいでちょうどいいです。
ごはんが多いと思いながら
カツが美味し過ぎてごはんがどんどん進んでしまう。
気が付いたら完食です(笑)
「キセキ食堂」さんの定食をいただいてしまうと
いつものごはんの量よりも進んでしまうこと間違いなし。
本当に美味しかった!
低温で熟成させたお肉だからこそのこの旨味と食感。
私たちはドストライクで好みでした。
ただとんかつやお肉に対しての好みの肉質や噛みごたえは
異なる方もいるかも知れません。
2人で訪問したので
「キセキ定食(カツ)」と「ヒレカツ定食」をシェアしました。
良いどころどりでシェアすると楽しい♫
とんかつなのに後味すっきりしています。
美味しかったです!ご馳走様でした。
帰りはもっと足取りが軽くなってしまいました(笑)
またいつか再訪したいです!
2018/03/04 更新
2021年6月に伺いました。
キセキ食堂 上尾店 さんへ。
平日のみの営業になったものの、ホットペッパーで予約ができることを知りました。コロナの状況を静観しつつ、その時を待ちます。2年半ぶりの訪問する機会となりました。予約時間に入店です。増築した店舗の方に案内されます。そこには自動体温測定器まで設置されています。前に来た頃の記憶から一新ですが、お客さんが増えたこととコロナ仕様に変化されているようです。
そして事前に券売機で食券を購入するスタイルになっています。
カウンターは1人1人の間に大きなアクリル板を設置されていますが、お連れの方の場合は2人の間のアクリル板を外してくださいます。
注文したもの
■上キセキカツ定食(300g)
■上キセキさくら盛り定食(肉増し2切れ)
私は上キセキさくら盛り定食、夫は上キセキカツ定食です。
注文しておきながら女性で肉増し2切れを気にしていると、普通に女性客も注文している様子でした。肉好き、カツ好きが集うお店だから心配ご無用です!
ごはんにみそ汁、千切りきゃべつと豚カツ、お漬物のセットです。至ってシンプルな内容ですが、メインである肉厚のカツと薄紅色の肉質は存在感があります。以前の方がもう少し肉厚な印象はあるものの、やはりインパクトはありますね。
孤独のグルメの主人公でもある井之頭五郎さんも「俺の食に密は無い。がんばれ、飲食業界。」と発言されていたように、こちらのお店では比較的「黙食のススメ」が浸透されているご様子です♪
まずは何も添えずにパクッといただきます。さくら盛りのカツと上キセキカツは何やら少し違うようです。上キセキカツはキセキ食堂さんの定番のイメージです。こちらの方は脂身が少なく、赤身肉を熟成させて旨味成分が強いです。一般的な豚カツというよりもふんわりとした食感で良い意味でハムのような味わいなのかな(上手く説明できない…)。こちらはさくら盛りよりもそのものが旨味も強く、塩を添えてもよいけれどそのままでも充分に美味しさを感じられるものです。衣もこちらの方が粗い感じで衣の食感が強めです。
さくら盛りの方の豚カツは上キセキカツに比べると一般的な豚カツに近い気がします。こちらは適度な脂身があり、頬張るとお口の中で脂の甘みが弾けて広がる感覚があります。
好みによって選べる豚かつ屋さんなのですね。キセキ食堂さんならではの味わいのカツ、そしてキセキ食堂さんが作る一般的なスタイルのカツの印象を持ちました。どちらも別腹w(別のものを注文して半分ずつ味わうと楽しめる感じがしました)
私は何も添えずに、塩とレモンの組み合わせでいただきました。夫もいろいろ試したみたけれど、ソースをかけるのが勿体ないよねと話していました。
私たちは利用していませんが、ごはんとみそ汁も1回無料でお代わりができるようです。
以前より値上がりもしていますが、今までが尋常じゃないくらいサービス価格だったと思いますよ。他では味わえない熟成肉の旨味。そして300gでこの価格は他ではありえません。
岩槻店で利用できる無料カレー券も配布されていました。残念ながら私たちは使うことはないけれど、サービス精神豊富です。
増築し、店員さんも増えました。増えたことで感染症対策の声掛けもしっかりされている感じがしました。
はるばる来たぜ〜上尾へ♪いくつもの道を通り越して♪(函館の女のリズムで笑)
コロナ禍になってみると食の価値観がはっきり自覚できるようになりました。静かに食べると邪魔されず気が散らず、食べものと向き合えます。会話を楽しみたい方を否定はしませんが、私は今の食べ方が意外と好きです。これは何だろう?ふむふむ…と楽しみながら食べられるから好きだな。どんな状況でもどんな苦境でも美味しいものを素直に楽しめるお店が好きです。
キセキ食堂さんの定食は見た目は至ってシンプルです。今時のオシャレ系ではありません。しかしそれはメインである主菜(豚カツ)の美味しさを引き立たせる構成です。メリハリがあります。昔ながら豚カツは一汁一菜スタイルなのも理由があるのでしょうね。シンプルにすることで引き立つ感じ、あると思うな。久しぶりに訪問するとそう感じました。そういう感じも好きなポイントです。
なかなか通える距離ではありませんが、またいつか行きたいな♪
美味しかったです!ご馳走様でした♡