3回
2021/12 訪問
やっぱり王者
シャリに関して
塩を強めに効かせてる為、
次郎さんのところのように感じる酸っぱさは全く
むしろシャリだけでも物凄く強い旨味を感じる。
たった1種類の米酢白菊がこれほどまでに
圧倒的なものを作り上げてるとは唯一無二である。
特に感動したのが
小肌
見た目はクロムハーツのようなシルバーで荘厳
そして〆め具合がバチコンと
ハートブレイクショットを撃たれたかのよう
小肌はマイルールとして、
おかわりしないようにしている。
ただ、青空のシャリと小肌の〆め具合の塩梅に
あまりにも感動してしまい、
人生で初めて小肌のおかわりをしてしまった程。
逆に鮪はとってもおいしかったけれども、
銀座のお客さんが好きそうな鮨
という印象を受けた。
高橋親方は本当にキリっとかっこよく、
客あしらいも絶妙で、
客層も非常によかった。
銀座の看板という風格が
ビンビンとオーラとして発しており、
美しい白衣は眩く、
目がつぶれそうであった。
王者 青空
2023/10/23 更新
世界で最も良い魚をバチバチに揃えているのは
銀座 青空(はるたか)。
好みでも神格化でもない。これは事実だ。
安い時も、高騰した時も、
同じ仲買から買い続けてきた時間が違う。
相場に日和らず、縁を切らず、約束を積み重ねた結果、世界一の個体が季節ごとに、当然の顔で集まる。
今回いただいたお料理は以下の通り
ツマミ
河豚白子
鮑
珍味セット
ニギリ
鮃
墨烏賊
細魚
鮪3
小肌
小柱
車海老
赤貝
いくら
蛸
鯖
穴子
鰤
雲丹
追加
縁側
素巻
高橋親方が主張する「産直は信用できない」は強がりじゃない。
流通・目利き・責任の現実を知り尽くした者の、冷静な結論だ。
器も真似できない。
皿やグラスの話だが、金を出せば揃う類じゃない。もう世に出ない、数が揃わない、背景ごと失われたもの。
希少性そのものを掴み続けてきた結果が、さりげなく使われている。
カウンター12席+個室。
おまかせ一択でもない。
このレベルで好き・嫌いの追加調整が効き、
客一人ひとりの癖、酒量、間を把握しつつ、
客あしらいは銀座トップレベル。
すきやばし次郎からの修行時代の昔の客筋には今でも好きな魚を焼いてあげたりと何処よりも客を大事にするアティチュードも。
しかも王者でありながら、毎日市場に通う。
頂に座って胡坐をかくどころか、
今日も現場で牙を研ぎ、更新を止めない。
親方本人、ベロベロになるまで飲みながら
毎日500貫前後を握る体力と狂気。
アフターで飲みに付き合ってくれたりもする。
なお、握りの技術については日本で最も鮨を食べている側の一人であるイラマチ男が言うのも、正直烏滸がましく比較や評価の次元にいない。神としか言いようがない。
こんな鮨屋、
他で追随できるわけがない。
世界一の鮨屋は
世界一狂気である。