イラマチ男タコ蔵さんが投稿した鮨 一幸(東京/東銀座)の口コミ詳細

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グランメゾンからストリートのゴミまで食べるビフ

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鮨 一幸東銀座、銀座、築地市場/寿司

1

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2025/05 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0

銀座一幸 初訪之記

札幌にて赫赫たる名を馳せし「鮨一幸」、
此度、銀座にて初の口福。
共に卓を囲むは、仲卸「ウエケン」社長、
喜知次(きんき)、穴子など、
同社選りすぐりの魚種、贅を極む。

工藤親方は涼しき面持ちながら、
記憶力温かに、所作穏やか。
専用昇降機より美空間へ導かれ、
高天井のBARにてひと笑み交わす。

壁画は札幌のまま、舞台装束の趣き。
「つけ場」ならず「舞台」なる所以、
其処に立つ親方の姿、
語を呑み、ただ見惚れるばかり。

ウエケン社長の生誕祝いにて、
クリスタルにて開宴。

――
■つまみ
・鯛
・鳥貝
・喜知次
・子持ち槍烏賊
・ばちこ

■握り
・春子鯛
・細魚
・鰆
・中トロ
・剥がし
・雲丹
・喉黒丼
・小肌
・墨烏賊
・蝦蛄
・穴子
・玉子

■追加
・鬼鯵
・鉄火巻き
・干瓢巻き
――

春子鯛の名声を、今この一店が高めしと断言す。
また、道産の雌蝦蛄を今なお親方みずから仕込むこと、
唯一無二の姿勢なり。

ウエケン社の喜知次、穴子、いずれも極みの味覚。
これは「食」の域にあらず、
生を肯定されるような魂の供宴であり、
我が歩みのエヴィデンスとも言ふべし。

年を重ね、感動の希少となる中、
なお胸を衝く「食」が、ここにはある。

一幸、銀座にて、日本一の堂々たる“舞台”也。

2025/05/30 更新

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