jazzymasaさんが投稿した小松 弥助(石川/野町)の口コミ詳細

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移転小松 弥助野町/寿司

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク -
1回目

2012/01 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

人徳

【本日の独り言】

ここは本当に特別。

- - - - - - - - - - - - -

12/01 再訪問

恋人に会いたい。
ある意味、自分の中で森田さんの顔を見て、会話する。
この行為は、そういった感覚に似たものがある。
会うことで日々の嫌なことも忘れ、心から安心出来て。
まさに森田さんの人徳だと思う。

初めて森田さんとお会いしてから、約一年半。
今回の旅の最後の食事はやはり小松弥助以外に思いつかなかった。
新年は1月7日から。
その翌日に伺った。予約をしたのは、11月半ば。

今年81歳にも関わらず、前回お見受けした時と変わらず、お元気だった。
お弟子さんも前回より貫禄が出てきたように見えた。

至福の時間はいつもの通り、赤烏賊から始まった。

• 赤烏賊
• 炙ったトロ
• 甘海老
• 雪紅葉(香箱蟹)
• 白山(漬け鮪、雲丹、山芋)
• うなきゅう巻
• 梅貝

追加

• 小肌
• 鯖
• 漬け鮪
• ねぎトロ

雪紅葉や白山という名付けも素敵。
ネタは賛否両論あるようだけど、ここはね、もう僕の中では特別なの。
その空間にいて、森田さんを見て、会話し、鮨を食べる。
最後の晩餐のお店を選べるのであれば、小松弥助か鳥重かというレベル。
それだけ特別なお店。

お土産として頼んでおいた弥次喜多は帰りの空港のラウンジで。
日本一のおむすびかも知れない。

本当は一年に一度は行きたい。
また会いに行きます。

10/09

夏休みなので、金沢へ。
お目当ての一つである寿司に関しては、小松弥助乙女寿司
まずは、小松弥助
ずいぶん前から金沢に行く際には、必ず立ち寄ろうと思っていたお店。
約一ヶ月前からの予約。

当日は小松空港からバスで金沢駅前まで移動し、駅前のホテルに荷物を預け、予約していたお昼の13時に訪問。
APAホテルの一階部分にお店は設けられていて、お世辞にも外観の雰囲気は良いとは言えない。
でも、店内に入るとそこにはご主人の森田さんの空間があった。
79歳とは思えないほどの肌の艶、そしてしっかりした眼差し、気さくなオーラ、そして笑顔が迎えてくれる。

「一通り握っていくからなぁ、嫌いなもんはないかぁ?」とこの言葉で始まる。
おまかせの構成は、ほとんど決まっている。
非常に繊細な包丁捌きから仕上げられた赤烏賊、絶妙な炙り加減の鮪、甘海老、うに漬け山かけ、鰻胡瓜巻、バイ貝は定番。
これらに蛤で一通り。決して量は多くないけど、量以上の満足感が得られる。

赤烏賊は3枚に切り分けられ、それらをさらに細く切って、シャリの上に盛られた様子は、もう芸術品。
塩と酢橘のみで頂く。素晴らしい。
炙りの鮪もほんのり表面だけに火が入れられており、上質な脂が滲み出てきていた。
うに漬け山かけ丼はご主人のお気に入りの器に入れられて。量も上品で器とのバランスがセンスを感じる。
鰻胡瓜巻は、写真用に見栄え良く切って頂けた。熱々の鰻にひんやりした胡瓜。そして海苔が旨かった。
バイ貝はおおぶりで、コリコリ感、そして磯野も香りも十分。
森田さんの「美味しいやろぉ?」と言う投げかけに、心底からうなずいて答える。
鮨の他にも瑞々しい水茄子や松茸の香りが素晴らしいお味噌汁にも笑みが。

一通り食べ終わると、追加へ。
この日のネタは蒸し鮑、アラ、ネギトロ、穴子、漬けが用意されていた。
僕は穴子、漬けとアラ、連れは蒸し鮑とうにを。
穴子は塩と酢橘の皮を擦ったもので。季節によって、酢橘が柚子に変わるみたい。
アラも身の締まりがいいし、漬けもさすが。

1時間半ぐらいの滞在だったけれど、森田さんと色々話すことが出来た。
東京には頻繁に来られているみたいで、寿司屋はもちろんのことフレンチがお好きのようでよく食べに行かれるとのこと。
フレンチだと恵比寿のモナリザがお気に入りのようで、ご高齢にも関わらず、フルコースを堪能するそう。
お寿司に関しては、さすが全国区の森田さんはすきやばし次郎の次郎さんとも親交が深いよう。
お店に食べにいくと、次郎さんもいつも以上に背筋をピンと伸ばすのだそう。
「いつまで経っても勉強せんとなぁ」という森田さんの言葉が心に響いた。
僕の地元の福岡ではどの辺りがお好きですかと尋ねると、小倉のもり田天寿し、福岡市内だとやま中吉冨寿しと教えて頂きました。
吉冨寿しは前から気になっていたし、今月福岡に帰る機会があるので、行ってみたいと思う。

東京や九州、北海道等から日帰りで食べにくるお客さんも多いらしい。
確かに、そこまでしてここのお寿司を食べにくる価値はあると思うし、ここで食べたことのある人は森田さんに会いにくるという方も多いと思う。
僕も少ない滞在時間だったものの、完全に森田さんの人柄に惚れてしまった。
100%全国の熱狂的な小松弥助ファンの一員になってしまった。
こういうお店に食べに行くと、本当に幸せな気分になれる。
ご高齢の森田さんだけど、お体には十分お気をつけて頂き、これからも長く頑張ってもらいたいと思う。

最後にもう一つ、森田さんの言葉。
「心でお寿司を握り、心でお客さんと会話する」
心にどしっとくる森田さんの生き様、そして人柄を表すかのような言葉だったと思う。


  • 赤烏賊

  • 炙りトロ

  • 甘海老

  • 雪紅葉(香箱蟹)

  • 白山

  • 鰻胡瓜巻

  • 梅貝

  • 小肌

  • 漬け鮪

  • 葱と

  • 寒鰤

  • 弥次喜多

  • 弥次喜多

  • 弥次喜多

  • うに、漬け、とろろ丼

  • 赤烏賊

  • 赤烏賊

  • 炙りトロ

  • 炙りトロ

  • 甘海老

  • 甘海老

  • 蒸し蛤

  • 水茄子

  • うに、漬け、とろろ丼

  • 鰻胡瓜巻

  • 鰻胡瓜巻

  • バイ貝

  • 松茸の味噌汁

  • 蒸し鮑

  • 穴子

  • あら

  • うに

  • 漬け

  • 漬け

  • がり

  • 小松弥助

  • 小松弥助

  • 小松弥助

2012/03/20 更新

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