jazzymasaさんが投稿した桜田(京都/四条)の口コミ詳細

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閉店桜田四条(京都市営)、烏丸、五条(京都市営)/日本料理

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.6
1回目

2012/09 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.6
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

お椀の極み

【本日の独り言】

京の言葉に癒しあり。

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12/09 再訪問

お盆の時期、京都は特に暑いので、一月ズラしてこの時期に関西を訪問することが最近多い。
まぁ、一月ズラしたことであまり暑さは変わらないんだけどね。

毎年恒例となりつつある京都、大阪、神戸のプチ旅行も今回二度目。
まずは、ここ桜田から。

今回は年配の方と同席だったこともあり、量的なことも考え、5000円のコースでお願いした。
前回は一万円。
感想としては、5000円コースでも十分に桜田を堪能できたこと。
値段をあげれば、素材、そして食器も高価なものが出てくる。
席は奥にある個室の座敷。

・梅酒
・百春
・八寸
・海老、鰻、舞茸の酢の物
・鱧と厚揚げ豆腐のお椀
・戻り鰹のたたき、烏賊、鯛
・素麺
・揚げ茄子、蓮餅、茗荷の炊出し
・鯛茶漬け
・デザート

相変わらず、お椀は秀逸。
鱧は関西の方のとっては、普通にスーパー等でも買うことが出来る食材だけど、圏外の人間にとってはやはり惹かれるところがある。
女将さんは去年と比べて若干お痩せになったように見えたけれど、立ち振る舞いはさすが桜田の女将という印象。

入り口には、火鉢で出来た風鈴。
残暑がまだまだ残る9月の京都。お腹と満たされた後、火鉢の風鈴の音にも心も癒された。

11/06

京都は高校の修学旅行で行ったのが最後なので、約10年ぶりの訪問になる。
当時の記憶は銀閣寺や京都御所などを観光した程度。
その他には、これと言った思い出は特にない。

今回は半日という短い滞在時間の間に目的が二つ。
一つ目の目的。
清水寺、そして僅かな時間ながら、京の街を楽しむこと。
恥ずかしながら、まだ京都観光の有名どころは未経験ゾーンが多い。
そして、二つ目の目的。
それは「食」。
京都には未在やなかひがし、ささきなどそうそうたる顔ぶれが揃う。
その中で京都初心者の僕は今回友人の勧めもあり、この桜田を予約した。
連れも去年京都に行った際利用し、とても良かったと言っていた。

朝一便で伊丹に到着し、リムジンバスで京都駅へ。
桜田の予約が11時半からだったため、京都駅に到着後すぐに清水寺へ向かった。
日曜日にも関わらず、修学旅行生の姿が目立つ。最近は日曜日まで修学旅行のスケジュールに組み込まれているのかとちょっとビックリした。
高校生に混じって見学し、東山、八坂神社を周り、祇園からバスに乗って四条烏丸で下車。
市営地下鉄の四条駅から少し歩いた路地裏にお店はある。

お店に入ると着物を着た女性が丁寧に挨拶してくれた。
予約していたカウンターの席へ。
入り口を入ってからすぐの場所のあるカウンターからは厨房は見えない。
見えるのは壁に飾られている舞妓さんの絵。美しさに暫し見とれてしまった。
席に着くと、冷たい梅酒が出てきた。
外は半袖でも汗をかくぐらいの気候になってきたので、この一杯はその火照った身体を冷やしてくれた。

昼は5000円から18000円まで数種類のコースがある。
今回は一万円でお願いしていた。

内容は下記の通り。
まずはご挨拶ということで女将さんが美濃の百春というお酒を盃に注いでくれた。
口当たりの良いお酒だった。
女将さんは貫禄がある立ち振る舞い。さすが桜田の女将さんといった印象。

【食前酒】梅酒
【先附】水無月の胡麻豆腐と海老
【お椀】鱧と焼き茄子のお椀
【向附】鮪、烏賊、鯛
【お凌ぎ】穴子と新蓮根の飯蒸し
【八寸】鱧の押寿し、八幡巻、きぬかつぎ、鯖、金時芋、ほおずき(白和え)、茶豆
【焼物】鮎の塩焼き
【煮物】賀茂茄子の白味噌仕立て 青唐辛子
【食事】万願寺唐辛子と新生姜の炊き込みご飯

経験値の少ない僕はあまり多くを語ることはできない。
しかし、食材に対する火の入れ方、出汁ひとつにしても基本を完璧にされているからこそ、これだけの完成度が出ていると感じずにはいられない部分が要所要所に見られた。
特に鱧のお椀は一点の曇りもない。非常に上品な出汁に鱧と梅肉のアクセント。そこに加わる焼き茄子の香り。
素晴らしいの一言。
焼き鮎も一見シンプルながら、蓼酢と内臓のほのかな苦味との計算。
蓼酢の見た目の鮮やかな色もこの季節には嬉しい。涼しささえ漂ってくる。
目にも鮮やかな八寸。
今回は6月の終わりだったため、お皿には茅の輪くぐりの飾りが。
こういう見せ方はとても好き。
料理を運んできてくれた女将さんの娘さんもとても可愛らしい。京都の言葉、イントネーションに癒される。
そして今回お椀と共に感動したのが、万願寺とうがらしと新生姜の炊き込みご飯。
口に含んだ瞬間、万願寺のあおい香りと生姜のフレッシュな香りのオーケストレーションの衝撃は心から幸せだと思えるものだった。
残った分は、おにぎりにして握ってくれた。
こういうお店でのこのようなサービスは普通のお店の何倍も嬉しいし、親近感さえ感じてしまう。
「おもてなし」という心遣いが本当に素晴らしいと感じた。

帰りには、ご主人の五十鈴さんと女将さんの三人で外で立ち話。
そして、路地を曲がるまで深々と見送って頂けた。
常連客、一見客関係ないサービス。
ぜひ、また京都を訪れる機会があれば、再訪問したいと思う。

ちなみにお昼に関して1万円のコースは量が結構多い。
男性の僕でもお腹いっぱいで炊き込みご飯の余った分はおにぎりにして頂いたぐらい。
ランチでは、5千円のコースを注文されている方が多かったように思える。
5千円でも十分に満足できる内容だったので、あとはお腹との相談かなと思う。
約二時間いい時間を過ごすことが出来た。

  • 八寸

  • 梅酒

  • 八寸

  • 海老、鰻、舞茸の酢の物

  • 鱧と厚揚げ豆腐のお椀

  • 戻り鰹のたたき、烏賊、鯛

  • 素麺

  • 揚げ茄子、蓮餅、茗荷の炊出し

  • 鯛茶漬け

  • デザート

  • 桜田

  • 桜田

  • 八寸

  • 梅酒

  • 百春

  • 水無月の胡麻豆腐と海老

  • 鱧と焼き茄子のお椀

  • お造り(鮪、烏賊、鯛)

  • お造り(鮪、烏賊、鯛)

  • 穴子と新蓮根の飯蒸し

  • 八寸

  • 八寸

  • 焼き鮎

  • 蓼酢

  • 賀茂茄子の白味噌仕立て 青唐辛子

  • 万願寺唐辛子と新生姜の炊き込みご飯

  • 万願寺唐辛子と新生姜の炊き込みご飯

  • 香物

  • デザート

  • 紫陽花

  • 抹茶

  • 桜田

  • 桜田

2012/11/22 更新

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