jazzymasaさんが投稿した植月(兵庫/大倉山)の口コミ詳細

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植月大倉山、湊川公園、湊川/寿司、日本料理

1

  • 夜の点数:4.4

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 3.9
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク -
1回目

2013/03 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気3.9
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

類無き白身魚の桃源郷

【本日の独り言】

次郎並み?のスピード握り

- - - - - - - - - - - - -

13/03 再訪問

時期的に白身があまり揃わない時期だったけど、いかなごやメバルなどの魅力的な魚も入っていた。

この日は二十五貫。
ご主人は握るスピードがスゴく速い。
早い時間だったので、一対一の真剣勝負。
帰りの新幹線の時間もあったけれど、滞在時間は約45分。
内容は下記の通り。

• 鱸
• 鯒
• 皮剥
• ツバス
• 平貝
• 目板鰈
• ひいか
• あぶらめ
• 平目
• 平目えんがわ
• 真鯛
• 名古屋河豚
• 皮剥えんがわ
• いかなご
• 蛸
• 舌平目
• 本メバル
• マナガツオ
• 鰤
• 白みる貝
• 平目昆布締め
• タモリ
• はりいか
• 穴子(ツメ)
• 由良うに

いかなご、メバル、あぶらめ、平目あたりが良かったかな。
逆にマナガツオや白ミル辺りはいらなかったかも。
あと、昆布締めと穴子は好き嫌いあるかなと。

真剣に一つ一つ味わって食べると、細かな香りや食感の違いが分かる。
逆にただ口に入れて食べるだけだと、せっかくの魅力を味わえず損することになる。

神戸には生粋などの江戸前もあるけれど、やはりせっかくならこういうところで地物を楽しむ方がいいかなと思います。

11/09

地方に住む人間にとって、江戸前鮨は何か特別な存在であるような気がする。
それは「憧れ」という言葉で表現してもいいかもしれない。
地元福岡では、近松や安吉。隣の佐賀では、つく田。
これらの店は、ファンがとても多い。
神戸にも江戸前鮨のお店は多くあり、中には生粋のようにミシュランまで獲得しているお店もある。

でも、僕は思う。
地方での江戸前も悪くはないけれど、折角であれば、その土地の旨い魚貝を職人さんの仕事と共に楽しみたい。
それは別に必ずしも江戸前でなくてもいいと思う。
小倉の天寿しやもり田、江戸前ではないけれど、それぞれには特徴がある。
こういう面白さを地方のお店には求めたいという想いが自分の中にはある。
もちろん、地方の江戸前鮨に興味がない訳ではない。
事実、安吉もつく田も好きな鮨屋なのだから。

今回は友人にこの店を紹介してもらった。
瀬戸内海ものを中心にその日の昼網で状態の良い白身魚を多い時は30種類以上仕入れる。
鮪などは一切置いていない。
白身の他に揃えているのは、由良雲丹ぐらい。尋常じゃないほど、白身にこだわり抜いている。
この日は関西に大きな被害を与えた台風が過ぎた2日後だったため、通常よりは魚の種類が少なかったけれど、それでも18種類揃えられていた。ネタケースには、その日仕入れた魚を捌いた後の頭がいくつも並べられていた。
これを見ただけでも、これから始まる握りを期待せずにはいられなかった。
つまみ等は注文せず、ひたすら白身の握りを頂いた。

お通しはとらはぜの南蛮漬け。はぜという名前がついているけれど、キス科の魚。
鱚と変わりない、さっぱりした旨味に南蛮の酢が良く合う。

怒濤の白身ネタは下記の通り。

・目板鰈
・鰣
・鯒
・舌平目
・タモリ
・ツバス
・真鯛
・皮剥
・鯖
・しお
・丸鯵
・鱧
・平目の昆布締め
・蛸
・ベラ
・名古屋河豚
・由良雲丹
・皮剥縁側

タモリやツバス、しおなど初めて聞く魚も多い。
タモリは瀬戸鯛、ツバスは鰤の若魚で体長は40センチ以下のもの。もう少し大きくなると、ハマチになる。
しおはカンパチのことを指すらしい。
「こんなに白身ばかり食べて何が面白い?」なんて決して侮ってはいけない。
繊細な部分だけど、身の弾力や締まり、香り、甘さなどが個々に違う。
ご主人の魚の〆かたにも職人技があって、最高に旨い状態にするために、きちんとした技があるとのこと。
ある程度期待はしていたけれど、当初の期待の何倍以上の驚きを与えてくれた。
友人曰く、一番種類が多い時は35種類近くあったらしい。
握りの大きさは小ぶりなので女性でも15貫ぐらいは全然いける量。
秋口が一番種類も多く、白身が美味しい時期だとご主人が言っていた。
個人的にはベラを寿司で食べさせてくれるところは、恐らく日本中探してもここぐらいしかないのではないかと思った。

追加でいくつか。
特に丸鯵は脂のバランス、身の締まり、そして皮の部分と身の間の甘みが最高。
関鯵などと比べても決して引けをとらないんじゃないかと感じた。

・目板鰈
・丸鯵

滞在時間は僅か一時間程度で約20貫近く食べた。
お会計はお酒を2合入れても、一人9千円ぐらい。とても満足な内容。
次に何が出てくるんだ?という食べていてワクワクする気持ち、知らない名前の魚は未知の生物との対面のような心をくすぐるものがある。
いやー、凄いお店を紹介してもらった。
神戸に行った際、外せないお店がまた一つ増えた。

次の訪問が今から待ち遠しい。
新しい出会い、いい響きだ。

  • 皮剥

  • 平貝

  • 目板鰈

  • ヒイカ

  • アブラメ

  • 平目

  • 真鯛

  • 名古屋河豚

  • 皮剥えんがわ

  • いかなご

  • 舌平目

  • 本メバル

  • 真魚鰹

  • 白ミル貝

  • 平目の昆布締め

  • タモリ

  • ハリイカ

  • 穴子

  • 雲丹

  • 目板鰈

  • 舌平目

  • タモリ

  • ツバス

  • 真鯛

  • 皮剥

  • しお

  • 丸鯵

  • 平目の昆布締め

  • ベラ

  • 名古屋河豚

  • 由良雲丹

  • 目板鰈(追加)

  • 皮剥縁側

  • 丸鯵(追加)

  • とらはぜの南蛮

  • 植月

  • 植月

  • 植月

  • 植月

  • 植月

2013/06/16 更新

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