ジェフィー88さんのマイ★ベストレストラン 2009

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1位

Restaurant27 (立川南、立川、立川北 / フレンチ、ヨーロッパ料理、ステーキ)

2回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 ¥5,000~¥5,999

2017/02訪問 2017/04/23

立川のとっておきはやっぱりこの店

仕事多忙で更新がなかなかできないうちに、最近、品川方面へ引っ越しました。
立川の記憶が薄れないうちに、総括的なレビューを可能な範囲で残しておこうと思います。

一軒目はやっぱりこの店。
2003年に当時27歳だった大澤シェフが立川駅南口にオープンした本格フレンチです。
オープン当初は1,000円台の安いランチもあって気軽に使っていましたが、
徐々にグレードを上げ、今では特別な日のとっておきな店、という感じになってきました。

ランチもディナーもコースのみで、お勧めは、シェフ大澤のお任せコース。

季節感をとても大事にしており、そのとき一番良い食材を厳選して出してくれます。
最初から最後まで、シェフの気持ちや工夫が入った料理が登場し、飽きさせません。
季節毎に定番料理があるので、通い続けると楽しさが増す店と言えるでしょう。

最近では’17年2月に訪問。牡蠣のポッシェは、牡蠣のうまみを存分に楽しめる前菜の定番料理。
秋だとジビエのテリーヌが定番ですね。
魚料理もおいしい。寒い時期に出てくるブイヤベース仕立ては特に好物。
メインは、数種類から選べますが、王道は牛ヒレ肉のマデラソース。フォアグラ添えにすると完璧。
ワイン、パン、チーズ、デザートなど脇役もしっかりしています。

ソムリエ担当のマダムや数名のスタッフがてきぱきと対応。
料理と料理の間隔が長いので、時間に限りがある方は相談すると良いでしょう。
こじんまりとした店なので、予約は必須です。
名物料理を食べに、この店はこれからも使い続けるでしょう。
立川南口から徒歩数分。
店名どおり、2003年シェフが27才のときに始めたフレンチレストラン。
当初は1,000円台のランチメニューなどあって気軽に使えましたが、
今や、立川が誇るフレンチの名店に成長。
とっておきのレストランとして、安定した人気を集めています。

**New!**
久々に妻とランチで訪問。
・本日のコース2,268円(いずれも税込)
・季節のコース3,348円
・シェフ大澤のおまかせコース5,508円
おまかせコースをお願いしました。

この店には季節ごとにいくつも名物料理があり、毎回楽しみですが、
今回は自分が大好きな『牡蠣のポッシェ レモンクリームと牡蠣のジュレ』や、
ジビエのテリーヌが味わえて満足。
質の高い料理を肴にいただくワインの美味しいこと。
メインは、牛ヒレ肉のステーキマデラソースに、オプションのフォアグラを添えて(+\756)。
分厚いヒレ肉はどこまでも柔らかく、濃厚かつ意外に食感さっぱりとしたフォアグラが華を添えます。 
最後のデザート、コーヒーまで外さない安定感はさすが。

料理の出る間隔が長いので、あまり時間がない人には向きませんが、
ゆったり素敵な時間を過ごしたいなら、やはり立川では数少ないお勧めのお店と言えます。
とっておきの日にぜひ!

('14/12)
今回も早めにネット(Open table)で予約し、妻とランチで訪問。
人気店ゆえネットだと空いている日や時間帯がわかるのは便利です。
おまかせコースを注文しました。

アミューズのあと出てきたのが、前菜『ジビエのテリーヌ』。
毎年秋になるとここでいただける名物ですが、野趣あふれる肉の旨みを存分に味わえる逸品。
下ごしらえが相当手間がかるらしく、シェフの話では店員さん総出で頑張ったらしいです。見かけたら是非お試しを。

魚料理はパリッと仕上がった鮮魚のポワレ。ムール貝のコクあるスープがとても美味しい。

メインは、妻は蝦夷鹿のステーキ。自分は定番「牛ヒレ肉のステーキマデラソースフォアグラ乗せ」(追加料金)。
柔らかい牛ヒレ肉に贅沢なフォアグラ、上品な甘みのマデラソースは相変わらず素晴らしいコンビネーション。
妻の蝦夷鹿も、クセなくいただける上手な仕上げ。デザート、エスプレッソまで大満足。

店の内装に派手さはなくこじんまりしていますが、居心地良い雰囲気の中で、季節感ある上質の料理がいただけます。
立川最高の評価を継続します。

===========(過去のレビュー)==========
('14/4)
週末ランチで妻と訪問。

毎回興味深い食材を出してもらっていますが、
今回は、アミューズで出てきた香ばしい桜海老のキッシュ、前菜の太いアスパラガスが素晴らしかった。
アスパラガスなど、マダムが「見たら思わず笑っちゃいました」と語っていたくらいの太さ。
それでいて繊細な味わいで、とても美味しかったです。

定番マデラソースでいただく柔らか~い牛ヒレ肉では、濃厚な肉の味を堪能。
最後まで大満足のランチでした。
間違いなく立川を代表するレストランの一つ。高評価を継続です。

('13/11)
週末ランチで妻と訪問。
秋らしく、ジビエが選べる『シェフ大澤のおまかせコース(\5,250)』を注文。
・ニンジンのムース コンソメジェル添え
・ジビエのテリーヌ
・鮮魚のポワレ ブイヤベース仕立て
・北海道産鴨スノーホワイトチェリーバレーのロースト ブラッドオレンジのソース(自分)r
・フォアグラを詰めたフランス産ウズラのロースト(妻)
・季節のデザート
・コーヒー、小菓子
今回も、目も舌も楽しめるクオリティの高い料理を堪能。

アミューズなんて、えっ、ニンジン?など思ったのが恥ずかしいくらい。
ニンジンにこんな旨みが隠されていたか、と驚きましたが、
後でシェフに説明してもらったところ、純粋に旨み成分だけ取り出すために、
どれだけ手をかけているのか聞いて納得。うーん、美味しい訳です。

好物ジビエやブイヤベース仕立ては、相変わらず。この店に来たな~って感じ。

自分が注文した鴨のローストも上々。上質ビーフのレアステーキでもいただいているような
濃厚な肉の味を楽しむことが出来ました。

('13/6)
週末ランチで久々に訪問。
産休中だったマダムもめでたく復帰。シェフが急に痩せたのはちょっと心配なものの、
やっぱりマダムがいると店に安定感があります。
さて、注文したのは、シェフ大澤のおまかせコース(\5,250)。
・温泉卵とコンソメジュレ・ウニ添え
・香草と野菜の香りのサーモンマリネと季節野菜のグレック
・鮮魚のポワレ・鹿児島産ハマグリのブイヤベース仕立て
・鴨のローストフランボワーズヴィネガー風味のソース or
・仔羊のロースト タイムとニンニクのソース
・季節のデザート
・コーヒー、小菓子

大満足のコースでした。
この店は、旬の食材と地元の野菜を使うことに積極的で、一年を通じてバラエティに富んだ料理をいただくことが出来ます。
これからだと、そろそろ牡蠣のポッシェが始まるとか。 
初めてでも楽しめますが、是非、季節を変えて訪問してみることをおススメします。
自分達夫婦にとっては特別なお店。高評価を継続です。

('12/9)
夏の上海から帰ってきた後、「本当に美味しい西洋料理」が食べたくなってこちらへ。
立川にもいろいろレストランはあれど、自分たち夫婦にとって、この店への信頼感は極めて高いものがあります。
「本日のコース(\2,100)」にチーズを追加して楽しみました。
最初に出てきたヴィシソワーズの味付けに、曖昧さを感じて戸惑いましたが、それ以降の安定感はさすが。

肉の食感、旨さがしっかり感じられるテリーヌ、
そして黒豚肉としっとり煮込まれたシュークラウトやオクラとのコンビネーションが絶妙な、
「黒豚ばら肉のシュークルート仕立て」。
お代わりできる美味しいパンと合わせて、期待通りの完成度。

追加注文のチーズは、単品\420、3種盛り合わせが\1,260。
チーズは数多くの種類から好みのものを選ぶことができます。
コースのボリュームもあるので、二人なら単品一つでも十分。
枝付の干し葡萄やブリオッシュも添えられて、デザート前のワインがとても楽しい。
最後のデザートとコーヒーまで心地よく過ごし、気づけば3時間近く。
相変わらずこの\2,100の充実度は素晴らしいものでした。

マダムの産休で、何かが足りない感はどうしても出てしまいますが、
それでもトータルの完成度は大したもの、これまでの高評価を継続します。

('12/3)
シンプルで清潔感ある落ち着いた雰囲気のもと、創意工夫に溢れた料理をいただけるこちらのお店、
週末の昼、妻と訪問しました。
~~
ランチコースは、3種類。
①本日のコース(\2,100)
②季節のコース(\3,150)
③シェフ大澤のおまかせコース(\5,250) 
①と追加のチーズ(+420\)を楽しみました。

~本日のコース(\2,100)~
1.季節野菜のグレック
2.イベリコ豚のテリーヌとインゲンのサラダ
3.メインは3種類から選択
・イトヨリのポワレ ハーブのソースとバルサミコソース
・香ばしく焼き上げた鶏もも肉のコンフィ 日本一のこだわり卵の温泉卵添え
・真鯛と野菜のナージュ セミドライトマトをアクセントにして
5.デザート
6.食後のドリンク
相変わらず、安定してレベルの高い本格フレンチを堪能。
この\2,100は本当にお得と思います。

この店のテリーヌは相変わらず素晴らしい。
それぞれの料理でふんだんに使われる地の新鮮な野菜は、見た目、食感、味でいいアクセントに。
どれをとっても、繊細さと豪快さのバランスが良く、満足度が高いです。
チーズは各種揃えている中でカマンベールをお願いしましたが、
カリっと焼き上げたパン、ペースト状のピクルス、干しブドウ、ジャムなどがセットとなっていて、
思いのほか楽しめました。デザート前のいいオプションですね。

デザートまで大満足で終了。やはりこの店はレベルが高いです。
はや9年以上使ってきたことになりますが、いま、立川で自分たちが一番お気に入りの店として、
ランチ☆5.0の高評価を継続します。

なお、この店へ初めて行かれる方に1点だけアドバイスしておくと、
「料理が出る間隔は長い」です。
自分は、ワインさえあれば時間はあまり気にならないし、フレンチはそんなもの、と思ってますが、
いらいらする人もいるかもしれません。

後ろが決まっている場合、店員さんに申し入れればある程度対応してもらえるでしょうが、
やはり急ぐときは避け、カップルや家族、親しい仲間でゆったり食事を楽しみたいときに使いたい店ですね。

('11/11)
週末の昼、妻と訪問しました。今回のお目当ては、この季節ならではのジビエ。
予約時点でジビエをいただきたいとマダムに相談したところ、
②の内容を変更してup料金かかるくらいなら、③に盛り込んでもらう方が結局はお得、
という話になって、おまかせコースでお願い済。
 
~おまかせコース~
1.蝦夷鹿のテリーヌ
2.オニオングラタンスープ
3.鮮魚と白子のポワレ ブイヤベース仕立て
4.メインは3種類から選択
・エゾ鹿ヒレ肉のステーキ
・鴨のコンフィ
・牛ヒレ肉のステーキ
5.デザート
6.食後のドリンク コーヒー/エスプレッソ/紅茶から選択 小菓子付

相変わらず、安定してレベルの高い本格フレンチを堪能。
自分は蝦夷鹿を、テリーヌと、ステーキでいただきましたが、特にステーキは素晴らしかったですね。
レア度高く、とても柔らかい鹿肉は、食感も肉自体から溢れだす旨みも格別。
添えられたマッシュポテトとイチジクの甘酸っぱさ、そして濃厚なソースが見事にこの肉とマッチして
素晴らしい一品に仕上がっていました。
妻が注文した鴨のコンフィも、美味しかったです。

('11/7)
週末ランチで妻と訪問。おまかせコース(\5,250)を注文。

○小さな前菜 
1.夏限定 山梨県 むらまつ果樹園のももの冷製スープ
○こだわりの前菜
2.温度卵と海の幸のコンソメジュレ
○自家製パン
○魚料理
3.本日の鮮魚のポワレ ブイヤベース仕立て
○メイン
4.牛ヒレ肉のステーキ・フォアグラ添え・マデラソース ・・・自分
4.仔羊のロースト レモングラスと花山椒風味      ・・・妻
○デザート
5.季節のデザート
6.小菓子
7..コーヒー

・ももの冷製スープは、この時期、この店の定番。ひんやり爽やかな桃の甘みで、一気にクールダウン。

・次に出てきた前菜は楽しかったですね。
ちゅるるん、っとした食感と上品な味わいのコンソメジュレに、うに、アワビ、鯛など、多彩な魚介が
ちりばめられて。何よりもとろ~り濃厚な温度卵がたまらない。
オレンジ色にすら見えるこの鮮やかな色は、エサにパプリカを与えているからとか。
味も見た目もこだわるこちらのお店らしい料理でした。

・魚料理は鮮魚のポワレ。パリパリに焼き上げた皮が美味しい。ソースは甲殻類の濃厚なお出汁が
しっかり感じられるブイアベース風。

・肉料理、妻は仔羊のロースト、自分は定番の牛ヒレ肉のステーキ。
牛ヒレ肉のステーキは、いただくたび、ああ贅沢だなあ、ってしみじみ感じる一品です。
分厚くて柔らかくて、添えられたマッシュポテト、フォアグラ、少し甘みのあるマデラソースとの
組み合わせが抜群。もちろん、仔羊のローストも美味しかったですよ。

・デザート、食後の飲み物、小菓子
デザートは夏らしく、白ワインのジュレと果物の組み合わせ。最後を爽やかに〆てくれました。

~~総評~~
やっぱり満足度高いです。とっておきのお店という表現がぴったりなんじゃないでしょうか。

予約は必須とはいえ、すごく美味しいものを食べたい、って思った時に、
立川でこれだけの料理をいただける、というのは本当にありがたいことです。
味はもちろん、見た目も華やかで、お祝いなどにはぴったりですね。
この内容でランチ\5,250というのも、決して高いと感じられません。
ランチに関して、☆5.0の最高評価を継続します。

('11/1)『立川ランチNO.1(1月現在)はダテじゃない!気持ちいいフレンチです』

今回も、『シェフ大澤のおまかせコース(\5,250)』をチョイス。
この店では高めのメニューですが、立川ランチNO.1(昼3.77:本レビュー時点)の評価が
決して間違いでないことを、このコースなら十二分に感じとることが出来ます。

---------------------------------
おまかせコース(\5,250)

1.牡蠣のポッシェレモン風味のクリームとガラムマサラ風味のジュレ
2.佐賀産ホワイトアスパラガスと鴨 サラダ仕立て
○自家製パン
3.鱈と焼いた白子 白菜のソース
4.北海道白糠町産蝦夷鹿ヒレ肉のステーキ
5.季節のデザート
6.小菓子
7..コーヒー

・牡蠣のポッシェは、以前から大好きなメニュー。
牡蠣らしい旨さはそのまま、生ガキとは違う、+αを上手に引き出した料理。
今シーズンはそろそろ終わりということで、お願いして出していただきました。

・前菜、前回はジビエのテリーヌでしたが、今回はホワイトアスパラガス。
これも良かったですね~。
缶詰のアレとは似ても付かない心地よい食感に繊細な甘さ。
添えられた鴨肉やトリュフとの相性も抜群。
シェフの話では今年はアスパラの入荷が遅めとのことで、これから本格的に出てくるそうです。

・鱈と焼いた白子 白菜のソース
白子をですね、香ばしく焼き上げているわけですよ。添えられる魚は、鱈。
これが、甘さすら感じられるとろっとした白菜のソースの上に、ほうれん草とともに泳いでいる、と。
表面のサクッとした食感と、中のねっとりとした濃厚な旨み、たまりませんね~。

・北海道白糠町産蝦夷鹿ヒレ肉のステーキ
早いもので、ジビエのシーズンもそろそろ終わり。何とか間に合いました。
肉厚の鹿肉は、かなりレア度の高い焼き上がり。
とても柔らかく、肉自体の旨みを存分に味わうことが出来ました。
シェフの話では、名人に撃ってもらった美味しい鹿肉とのこと。なんと、撃つ人によって、味が変わるという
興味深いお話でした。

・デザート盛り合わせは、春を感じさせてくれる華やかな盛り合わせ。最後にコーヒー、そして
小さなお菓子が出てきます。

~~総評~~
店はこの日も予約で満席でした。

外目には、「えっ、こんなとこ?」って感じですし、テレビに出るような派手な演出や内装はありませんが、
気持ちよく、美味しい食事がいただけるという意味で、とても良い店だと思います。
研究熱心なシェフや、ソツない対応のマダムも好印象。

記念日に、またちょっと美味しい料理やワインがいただきたくなったときに、
立川なら間違いなくおススメのお店。
特にランチについてはCPも素晴らしく、☆5.0の評価を継続します。

('10/10)『ランチは☆☆☆☆☆を付けちゃいます!』

シェフ大澤のおまかせコース(\5,250)、それに赤ワインをデキャンタで。
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おまかせコース(\5,250)

1.グージェールと林檎
2.ジビエのテリーヌ
○自家製パン
3.真鯛のポワレ・セミドライトマトのソースと酢橘のバルサミコソース
4.牛ヒレ肉のステーキ・フォアグラ添え・マデラソース(←自分)
4.フォアグラを詰めたウズラのロースト キノコのジュのソース(←妻)
5.季節のデザート
6.小菓子
7..コーヒー

相変わらず、最後まで満足度の高い料理でした。
主なところをピックアップすると・・・

◎クージェールと林檎
 クージェールは、チーズ味のプチシュー。そこに絶妙な食感の林檎が加わった一品。

◎ジビエのテリーヌ
 秋のお楽しみ、ジビエ。
 そんなジビエをたっぷり使ったテリーヌは、シェフの気合いが感じられる一皿でした。
  まず材料が豪華。スコットランド産のライチョウのほか、森鳩、山ウズラ、青首鴨、エゾ鹿など
 野趣溢れた多様な味が勢ぞろい。
  これを丁寧に熟成させて仕上げていますが、今回特徴的なのは、少し温めて出してくれること。
 そのおかげか、口に入れた瞬間、舌にじゅーんと旨みが広がり、それが次々と変化していく楽しさ。
 いや~、美味しかったです。添えられた茸のマリネも口直しにぴったり。

◎真鯛のポワレ
 皮のパリパリ感が楽しい、上品な味付けの真鯛。

◎.牛ヒレ肉のステーキ・フォアグラ添え・マデラソース
 何度かこの味付けのステーキはいただいていますが、相変わらず美味しいです。
 柔らか~く分厚い牛ヒレと、フォアグラの濃厚さ、これにマデラ酒の少し甘く上品な香りが
 実に良く合っています。

◎フォアグラを詰めたウズラのロースト キノコのジュのソース
 妻が注文。
 ウズラって、丸々一羽分出てきても、どこかこじんまりとユニーク。
 少し食べさせてもらいましたが、丁寧に焼き上げたウズラと、ねっとりとしたフォアグラが
 いい組み合わせでした。 

◎デザート、小菓子、コーヒー
 最後まで手抜きなし。見た目も味も楽しませてくれました。 


~~総評~~
 やっぱり満足度が高いお店です。
 料理のクオリティーが高いのはもちろん、マダムを中心にした丁寧な接客、
 シンプルで清潔感ある店内、など、さすがなかなか予約の取れない人気店だけのことはあります。

 食事のあと、シェフと少しお話をする時間がありましたが、
 秋田へ食材探しに行ってきたときの様子など、本当にうれしそうに語られていて、
 改めて好きなんだなあ~って。
 こういう熱心さやチャレンジ精神が、美味しさにつながっているんでしょうね。
 比内地鶏や牛肉など、とっても良質なものを仕入れてきたそうなので、
 これからのシーズンも楽しみです。

 そんなわけで、改めてこの店のクオリティと伸びしろを感じましたので、
特にお得感強いランチタイム限定で☆5.0付けちゃいます。
 なんといってもこのクオリティが、\2,100~というのは素晴らしい。
 あ~、また予約取りづらくなるかな~。


('10/6)[ランチ]
季節のコースを注文。ただし、好物のパテが①のコースに入っていたので、前菜だけ変えてもらうことにしました。

---------------------------------
季節のコース(\3,150)

1.カリフラワーのロワイヤル
2.パテ・ド・カンパーニュ 鶏レバーのムース添え
3.フランス産仔鴨の黒胡椒とはちみつ焼き(←妻)
3.ニュージーランド産牛ヒレ肉のステーキ 粒マスタードのソース(←自分)
4.季節のデザート
5.自家製パン
6.エスプレッソ
---------------------------------

カリフラワーのロワイヤルや、パテ・ド・カンパーニュ(テリーヌ)は、この店では良く出てくる定番料理。どちらも好きですが、特に後者は大好物。肉の旨みだけ凝縮して味わえ、たまりませんね~。添えられた鶏レバーのムースも、ねっとり濃厚な味わい。白ワインで始めていましたが、思わず赤ワインを追加注文。メインは、妻が仔鴨、自分が牛ヒレ肉を選択。牛ヒレ肉は、レア感が高く、柔らかい肉の食感と旨みが味わえる一品。これに粒マスタードをあわせてきているところが見事。

妻の注文した仔鴨を少しもらいましたが、これがまた美味しくて!仔鴨の絶妙な味わいと歯ごたえに、たっぷり添えられた牛蒡などの野菜が、とても良く合う。やさしい味付けのソースがまたいい感じでした。これにしっかり手の込んだデザートと、お代わり自由な自家製パン、〆のエスプレッソ(コーヒー、紅茶も可)がついて\3,150は、相変わらず満足度が高いです。ちなみに、\2,100のランチも基本的な皿数は同じで、こちらになると、CPの良さは抜群といっていいですね。週末など、いつも予約だけで満席になっているようなので、早めの予約をおすすめします。

高評価☆4.5を維持します。
PS.
この店では、国分寺の神山農園産野菜をふんだんに使うのがひとつの特徴になっていますが、HPでこんな面白い情報を発見!
神山農園の野菜を使っているレストラン。
Restaurant 27(立川)
シエル・ドゥ・リヨン(国立)
ナチュラルフードレストラン シェいなば(立川)
Restaurant27はもちろん、それぞれ野菜に特徴を持つ名店ぞろい。私のお気に入り店に、こんな共通項を見つけて興味深かったです。
なお、Restaurant 27のシェフのブログを拝見すると、自ら自転車で農園の直売所に買いにいっているそうで、そんな手間がこの美味しさにつながっているんですね。


『('09/11)この人気は納得!小さいけども立川NO.1フレンチ』
ランチ。季節のコース(\3,150)をいただきました。詳しくは写真を!

('09/11)
秋といえば、ジビエ。先日、こちらのお店でランチをいただいた際、マダムに相談したところ、12月上旬くらいまでならディナーでもランチでもジビエを準備できます、と聞いていて。ディナー予約時、改めて確認し、「季節のコース(\6,500)」のメインに鹿肉を使った料理を入れてもらうことになりました。

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季節のコース(\6,500)

1.雄勝産牡蠣のポッシェ レモン風味のクリームとガラムマサラ風味のジュレ
2.ジビエのテリーヌ トリュフ添え
3.鴨と松茸と野菜のココット
4.白甘鯛のポワレ サフランのソース
5.蝦夷鹿ヒレ肉のステーキ
7.スフレ仕立てのショコラショー
8.お茶菓子
9.自家製パン
10.コーヒー
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◎雄勝産牡蠣のポッシェ
 氷の上に、立派な殻付きの大きな牡蠣。スターターとしては申し分ない華やかさです。肉厚な身を一口いただくと、牡蠣の芳醇な旨みが舌に感じられ、とろけるようなおいしさ。全部で3切れですが、ソースやジュレの絡み方が一切れごとに変化。3通りの味わいを楽しみました。「やめようと思っても、お客さんからリクエストがあってやめられないんですよ」とはシェフの弁ですが、それが納得できる、素晴らしい一品です。

◎ジビエのテリーヌ
 テリーヌはこの店の定番ですが、ジビエのテリーヌは初めて。店のブログによると「フランス産青首鴨、森鳩、蝦夷鹿を主に、フォアグラやくるみなど」をあわせているとのこと。手がかかっているのに見合った出来栄え。ジビエの野趣を十分に感じることが出来ました。

◎鴨と松茸と野菜のココット
 ほぼ同時期に似たようなコースをいただいた「森のコロちゃん」さんは、松茸があまり感じられなかったようですが、私のには立派な松茸が。もちろん香りも十分。しっかり味あわせていただきました(笑)。

◎白甘鯛のポワレ 
 この店は魚料理も上手です。ポワレの火加減が絶妙。

◎鹿のステーキ
 待ってました!鹿のステーキです。色々な部位を使い分けているのか、牛ヒレみたいに感じる部分もあれば、レバーのような味わいも。濃い目のソースで上手に処理したジビエを堪能しました。

<<その他・総評>>
 お気に入りの定番デザート「スフレ仕立てのショコラショー」もいただき、大満足で終了。
 最初から最後まで料理もサービスの質も高く、これで6,500\(ワイン別)は、CPもかなり高いと言えます。☆4.5を継続します。


【('09/10)ランチ】
本日のコース(\2,100)と赤ワインをグラスで。
------------
<<本日のコース(\2,100)>> ※他に\3,150、\5,250のランチあり
○小さな前菜 
○本日の前菜
◇主菜(いずれか1品)◇
 ・真鯛のポワレ ポーチ・ド・エッグ添え トマトフォンデュとセミドライトマト
 ・総州古白鶏もも肉のロースト ソースディアブル27 柳松茸添え
 ・柔らかく煮込んだ霧島豚のシュークルート仕立て 
○パン(お代わり可)
○季節のデザート
○食後の飲みもの
------------

◎小さな前菜
 丁寧に味付けされたラタトゥイユに、濃厚さを加えるうずらの半熟たまご。これに豚(アグー豚だったか?)のパテで塗されたパンが添えられ、視覚的にも立体感を出しています。
 
◎本日の前菜 
 サーモンに、季節野菜を添えたマリネ。ここは、国分寺・神山農園の野菜を特徴にしており、この料理でも、ふんだんに野菜が使われています。一見、平凡なメニューに聞こえますが、新鮮な野菜とねっとりとした旨みあるサーモンが上手にマリネされることで、食べ応えある一品に仕上がっていました。

◎主菜
・霧島豚のシュークルート仕立て
 シュークルートは、ドイツ語で言うところの所謂、ザワークラウト。程よい酸味が加わったキャベツ煮込み、という感じです。丁寧に柔らかく煮込まれた霧島豚がおいしく、特にスープを吸ったジューシーな脂身が特に良かった。途中で、粒マスタードを追加すると、また別のおいしさが楽しめました。
 
・総州古白鶏もも肉のロースト ソースディアブル27 柳松茸添え
 妻が注文。表面を上手にローストした鶏もも肉と柳松茸に、程よい辛味が加わった上品なソース。

◎デザート、食後の飲みもの
 カボチャのムースに、キャラメルのアイスクリーム。飲みものは、コーヒー、エスプレッソ、紅茶、ハーブティーから選択可能です。

※マダムを中心にした接客は相変わらず安定感あります。これで、\2,100は、抜群のCP&満足感ですね。

【('09/06)ランチ】
季節のコース(\3,150)、そして赤ワインをグラスで注文しました。

<<季節のコース>>
◎小さな前菜
 初夏らしく、さっぱりしたズッキーニのポタージュ。

◎季節の前菜
 イベリコ豚とレンコンのテリーヌに、ほろほろ鶏の白レバー乗せ。これは絶品!絶妙な味と食感が楽しめるテリーヌはこの店の得意とする料理ですが、ねっとりとした白レバーがコクを加え、赤ワインと良く合います。バルサミコソースやイチジクの甘さと、粒マスタードの淡い辛さが味に変化を加え、最後まで飽きさせません。

◎メイン
・香ばしく焼き上げた鴨モモ肉のコンフィ
 妻が注文。表面をパリパリに焼き上げたボリュームたっぷりの鴨モモ肉。シンプルながら、素材の味を上手に引き出しています。

・岩中(いわちゅう)豚ロースのグリエ ソースラヴィゴット
 自分が注文。「岩中豚」とは、岩手産のブランド豚らしい。 マリネにしたという、じっくり味が染みた豚肉は、適度に脂が乗り、柔らかくて、とてもおいしい。 さっぱりとしつつコクがある、スープ状のソースがまたおいしくて、 肉や付け合せの野菜だけでなく、パンにもつけて楽しませてもらいました。

◎デザート、コーヒー
 チョコレートアイスクリームと、ハチミツ風味のアメリカンチェリーのパイ。 最後のコーヒーまで、外れなし。

【('09/02)ランチ】
2,100円のランチ。
今回のメインは、霧島豚のロースト ポーチドエッグ添え。表面を香ばしくローストした霧島豚と野菜を、絶妙な塩加減で柔らかく煮込み、ポーチドエッグの濃厚な黄身とともにいただく一品。霧島豚、地元野菜、煮込み、ポーチドエッグ、と、この店らしい組み合わせを満喫。デザートのサツマイモプディングも、シンプルながら尾を引くおいしさ。

【('08/12)ランチ】
すっかり立川の人気フレンチとして定着し、早めの予約は必須です。店が成長するのを見るのはうれしいことですが、予約が取れなくなるのは痛し痒し・・・・。今回注文したのは、3,150円のランチ。それに赤ワイン。

◎小さな前菜:カリフラワーのロワイヤル
 ロワイヤルって、フランス風茶碗蒸しというか、玉子豆腐というか、チュルっとした心地よい食感と凝縮した旨みが楽しめる調理法。
これが渡り蟹で取ったコクのあるクリーミーなソースに沈み、とてもおいしい。胃に優しく、スープ代わりにもなる、素敵な前菜。

◎本日の前菜:青森産鴨のテリーヌ
 この店では豚のパテ・ド・カンパーニュ(田舎風パテ)を見かけることが多いですが、今回は、青森産の鴨を使ったテリーヌを、サラダ仕立てで。濃厚な肉の味がワインを引き立たせ、さらに蓮根でしょうか、サクサクした口当たりの野菜が、テリーヌらしからぬ面白い歯ごたえを与えてくれる逸品。

◎メイン:牛フィレ肉のステーキ 牛蒡のマデラソース レンズ豆添え
 この店のスペシャリテ、牛フィレ肉のステーキ・フォアグラ添え、牛蒡のマデラソースはその濃厚な組み合わせが魅力になっていますが、それをもう少しさっぱりと仕上げています。ソースをたっぷり吸ったレンズ豆が、柔らかいフィレ肉に良くあってますね。

◎デザート:スフレ仕立てのショコラショー バニラアイス添え。
 おおっ、これが出てきたか!という感じ。自分の大好物であります。詳しくは過去のレビューをご覧あれ。コーヒーとあわせていただきました。今回も、大満足。やっぱり、良いお店ですね。

【'08/09:ランチ:「いまノッている」本格フレンチ】
2,100円のランチ(写真参照)をいただきました。
◎小さな前菜:じゃがいもとポロネギと冬瓜の冷製スープ
 基本は標準的なヴィシソワーズ(冷製のポタージュ)。 これに少しだけ入った、コンソメ味の冬瓜がトロっといいアクセント。
◎本日の前菜:ホタテのオリーブ乗せ グレープフルーツサラダ
 酸味のあるオリーブペーストとホタテ。これにグレープフルーツの甘酸っぱさが、絶妙。
◎メイン:軽く燻製にした仔羊の肩肉の煮込 レモングラスと花山椒風味
 時期により味付けは変わりますが、仔羊+煮込の組み合わせは、 この店では定番的にいただけるランチメニュー。 軽く燻製にする ことで、肉が引き締まり、独特の風味が楽しめました。
◎デザート:パンナコッタ+アイスクリーム+ぶどうなどフルーツの盛り合わせ
 フルーツをふんだんに使い、見た目華やかでボリュームもあるデザート 
◎コーヒー

味、ボリューム、アイディア、とても充実した内容で、値上げ後の\2,100が割安に感じたほど。5年ほど前にオープンして以来、結構な回数利用してきましたが、最近の充実ぶりはめざましく、シェフとマダムが自信をつけてきたんだろうな、と感じます。物価高という世間の荒波に対し、価格を上げても、しっかり客を納得させているのは見事。この水準をキープしつつ、新しいチャレンジを続けていってもらいたいものです。

【'08/07:小さい店ながら、立川では珍しい本格フレンチ】
ランチで再訪。写真を追加しました。今回は珍しく男女の友人6名で訪問。味にうるさい面々なので、何だかこの店の人になった気分で反応が気になったのも最初だけ。そのうちそんなことも忘れ、リラックスして楽しむことが出来ました。

【'08/06】ディナーで再訪(写真追加)。今回も「季節のコース」を注文。相変わらず、ゆったりと質の高い本格フレンチが楽しめるお店です。前回妻が頼んでうらやましかったショコラショーを独占できたのが今回一番の話題。相当濃厚ですが、甘いもの好きにはたまらない。7月から価格UPとのこと。ランチは、 \2,100/3,150/5,250。ディナーは、\4,200/6,500/8,900。今回いただいたコースは、500円ほどUPということになります。

【'08/05】ランチ編
立川にあって、お値段お手ごろで、味も外れのない貴重なお店。地元の野菜をふんだんに使った料理に特徴があります。
今回は、1,890\のランチと、グラスワイン(赤)を注文。

前菜は、定番のパテ・ド・カンパーニュ。数種の豚、フォアグラなどが練りこまれたテリーヌで、濃縮された肉の旨みにグリーンペッパーや胡桃のアクセントが加わり、ワインのお供にぴったり。添えられた野菜、ピクルスと組み合わせ、味に変化をつけながらいただけるのがいいですね。

メインは、霧島豚の煮込み。
巨大チャーシューのような、肉厚でこってりとした柔らかい豚肉をたっぷり野菜で丁寧に煮込んだもので、塩加減がとても良い。
尾を引くおいしさで、食べ終わるのが惜しいほど。
味見した妻の頼んだ鯛の料理は塩加減がとても良く、パリパリの皮がおいしい。
デザートは、苺たっぷり。バニラアイスと、アーモンド風味のババロア付き。カプチーノでフィニッシュ。
この店でいつも気持ちよく迎えてくれるマダムの気配りが、相変わらず心地良い。
行くと必ず満足して帰れるお店です。

【('08/02)ディナー】
 アミューズに始まり、前菜が2品。この店の定番パテ・ド・カンパーニュや、ホタテとアスパラガスなど、ワインを楽しむためにあるような、見た目に美しく、手の込んだ料理が出てきます。特に印象に残ったのが2つ目の前菜。
 南仏料理とのことですが、肉や豆の煮込みの上に、歯ごたえあるパニス(フライ)と、ポーチドエッグ。見た目にも鮮やかなトローリとしたポーチドエッグが、コクのある煮込みと、パリパリ刺激的な食感のフライへ絡む見事さといったら、思わずワインが進む、素晴らしい仕上がりでした。
 魚料理は、ヴィヤベース。白身魚と野菜に加えて、濃厚な白子という組み合わせが面白い。蟹系の旨みが効いて、おいしくいただけました。

 メイン。自分は、牛ヒレ肉のステーキ・フォアグラ添え・牛蒡のマデラソースを選択。王道とも言える、柔らかーい牛ヒレ肉とフォアグラの組み合わせに、上品な甘さと程よくコクあるマデラソースが、見事にマッチ。添えてある茸やマッシュポテトが、肉の旨さをさらに引き立て、とても楽しめる一品でした。
 妻の頼んだオーストラリア産仔羊のローストもおいしかった。羊らしさを残した野趣あふれる逸品で、食感も面白かったです。

 さー、デザートだ、という前に、チーズのお誘い。ちょうど、そんな気分だったこともあって、思わず追加注文。いくつか並んだチーズから、ノルマンディー産カマンベールを選択。すぐに、パン、ブリオッシュ、イチジクを添えて出てきました。
満腹の妻がうらやむ中、食後酒の甘さとともに、チーズを堪能。

 デザートは、モンブラン2007。コーヒー風味のアイスクリームを、サクサクとしたパイ生地とともに楽しめます。ホットチョコレート付き。妻が頼んだスフレ仕立てのショコラショーは、フランボワーズの酸味が上手に絡んだボリュームたっぷりの温かいチョコレートスフレ。バニラアイスとともにいただく豪華版です。エスプレッソをのんびり味わっていると、プティシューなど、軽くつまむお菓子が3種類。ごちそうさまでした。

【'07年度のレビューより・・・('07/08)】
お気に入りの「27」、久々に行ってきました。
本場フランスへ行ったことで、これまでの好印象が変わらないか心配もありましたが、やっぱり良い店でした。
店では、いつも通り、知的な印象のマダムが迎えてくれます。
こじんまりとしたスペースですが、席と席が適当に離れ、あまり他人が気になりません。
外の喧騒が嘘のような落ち着いた雰囲気で心が安らぎます。
HPでは、\1,890~のランチしか紹介されていませんが、メイン(+コーヒー)のみ\1,260のセットもあります。
赤ワインを味わいながら待つと、本日のメイン、仔羊肩肉と野菜の煮込みが登場。
以前も書きましたが、ここは肉の煮込み系料理が特にお気に入り。肉、季節の野菜、スープがバランスよく味わえ、満足度が高いです。今回の野菜はキノコ2種、茄子、オクラなど、秋らしい組み合わせ。頃合を見てお代わりを運んでくれるアツアツのパンとも良く合います。最後は砂糖を多めに入れたエスプレッソで、ふーっ、満足!
ユーロ高もあって、パリの食事はおいしいけど高かった。量(向こうは無茶苦茶多い!)も内容も違うので単純な比較は難しいですが、この価格で、このレベルの食事をゆったりと楽しめるのは、十分、合格レベルと感じます。強いて言えば、ハウスワインでもっと安いのを置いてくれると、うれしいかな。
カップルや友人数人で、まったりと過ごすのに良い店ですね。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • ('14/4)牛ヒレ肉のステーキ マデラソース

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2位

神谷バー (浅草(東武・都営・メトロ)、浅草(つくばEXP)、田原町 / 居酒屋、ビアホール、洋食)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2009/06訪問 2016/01/03

浅草らしい、楽しいお店。洋食屋としても、おススメ!

関西から上京してきた妻の家族と浅草界隈を散策することに。
昼の富士絶品天丼に続き、夕食はこちら神谷バーへ。

神谷バーといえば電気ブランが有名ですが、
昔、仕事仲間との打ち上げに、使わせていただいたことがあって。

そのときは、勧められるまま、
「電気ブラン」→「生ビール」→「電気ブラン」→「生ビール」・・・という
ハードな飲み方をしたのち、
他社の先輩方に両脇抱えられて家まで送っていただくという、
情けない羽目に。若かったなあ・・・。

ただ、この日、ここを選んだのは、そんな懐かしさからではなく、
妻の家族から、「タンシチュー」が食べたいという、
具体的なリクエストがあったから。

浅草ならいろいろあるだろう、と思って探してみたのですが、
浅草の洋食屋でタンシチュー、ってなると、結構高くて。

どうもピンと来る店がないまま、神谷バーを見てみたら、
コース限定でタンシチューを発見!、という次第。
コースで2,500\なら、値段もまずまずでしょう。

結論として、これはとてもいい選択でした。

~~
店は、有名な雷門にも近い、とても目立つ場所にあります。
まだ5時まえというのに、列が出来ているのにはびっくり。
やっぱり予約しておいて正解でした。
ちなみに、予約しておくと、まるで旅館のように、札に名前が書かれて
掲示されます。宴会向け?

1Fがバー、2Fがレストランになっていて、予約可なのは2Fのみ。
壁際のテーブル席に案内されました。
周囲を見渡すと、どことなく落ち着きがあり、レトロな印象を受けます。

メニューは、洋食を中心に、結構、豊富。

お目当てのタンシチューが入った「下町洋食(\2,500)」を一つ、
あとは、アラカルトで、好きなものを頼むことにしました。

飲みものはもちろん電気ブラン、そして、生ビールを。
印象に残ったところを、レビューすると・・・

◎電気ブラン(\260)、生ビール(中ジョッキ\750)
 やっぱり電気ブランは外せません!
 電気ブランを一口飲んで、チェイサーに生ビールをグイっといけば、
 すこし甘く、キューっとした刺激とともに、懐かしい想い出が・・・。

 ところが、そんな思い入れは、自分だけだったようで、
 みんなは、「きつい」「薬みたい」っていう反応。
 一口味見すれば十分ってところか、あとは生ビールだけを楽しんでいました。
 何となく、そんな予感がして、電気ブランは1杯だけにしていましたが、大正解。
 初心者の場合は、ビールは人数分、電気ブランは1杯で
 試してみるのが良さそうです。

◎下町定食(\2,500)
・食前酒(蜂ブドー酒)
・季節のスープ
・自家製カニコロッケ サラダ仕立て
・牛たんのシチュー
・パン
・コーヒー

 みんなで適当にシェアしながらいただきましたが、
なかなかお得なコースと思います。

・スープは、インゲンだかグリーンピースだか、豆系のポタージュ。
 結構、ボリュームあり。

・カニコロッケは、単品(\710)でも頼みましたが、カニの風味と、
 クリームがしっかり味わえる一品。
 サクサクの衣、やさしい味付けのソースも良く、これはお奨めです。

・牛たんのシチューは、柔らかーく煮込んだ牛たんをメインに、
 濃厚なシチューがソースのようにかかった一品。
  シチュー部分が少ないので、最初は??と思いましたが、
 とにかく、トローっとした牛たんがおいしい!
 コクのあるシチューとあわせて、完成度が高かったです。

・セットについてきたパンが、柔らかく、思いのほかおいしかったです。
・カニコロッケ、コーヒーは、単品で注文するよりも少量なので注意。

◎メンチカツ(\680)
 これぞ洋食!という感じで、おススメ!
 肉の旨みが味わえる、おいしいメンチカツです。

◎ビーフシチュー(\1,000)
 これも牛たんシチューと同様、具がゴロゴロ入ったシチューです。
 ただ、やはり、どちらがおいしい、といえば、やっぱり、牛たんシチューの方。
 材料入手の事情などあるのでしょうが、
 たんシチューを単品でも選べるようにして欲しいところ。

◎ピザなど
 その他、スモークサーモン(\680)、ピザ(\780)、コーヒーなど、
 どれも良い水準でした。

【総評】
 いやー、とにかく満足、満足。
 もちろん、自分だけでなく、みんなご機嫌!
 楽しい気分で店を出てきました。

 以前も来たときも思いましたが、ここは、理屈抜きに楽しい気分になる、
 不思議なお店です。

 それが、浅草という土地、その中でずっと人気を集めてきた、
 神谷バーという店の魅力なのかもしれません。

 C/Pの高い洋食屋としても、評価出来ますね。

 味以上に、ここの独特の雰囲気を高く評価し、☆4.0とします。 

  • タンシチュー
  • ビーフシチュー
  • 電気ブラン(拡大)

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3位

キャノン (牛久 / フレンチ、カフェ)

1回

  • 昼の点数: -

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2009/08訪問 2016/01/03

歴史的建造物(重文)で、「お得な」ランチ

['13/08:採点基準見直しにより☆4.0→3.6]

自分でタイトルを付けながら、思わず笑ってしまいましたが、
「重文(重要文化財)」と「お得なランチ」っていうのは、普通、相容れない言葉ですよね。
同じように、「牛久」と「本格フレンチ」というのも、私のイメージでは
かけ離れた言葉(失礼!)。

ただ、本当に、牛久にあるんです。
国の重要文化財に指定された歴史的建造物で、お得な本格フレンチのランチを
いただけるお店が。

興奮のあまり、つい写真の枚数と文字数が増えてしまいましたが、
お時間あれば、以下の詳細レビューにお付き合い下さい・・・。

~~
JR常磐線「牛久駅」から徒歩8分という便利な場所に、シャトーカミヤはあります。
ここは、名前から想像付くように、あの浅草の名店神谷バーのルーツとも言える場所。
そう、神谷バーを作った神谷傳兵衛が、それに先立って、
国内最初期の本格ワイン醸造所施設を創設(明治36年)したのが、こちらの場所なのです。

ここの素晴らしいところは、当時の醸造場施設がほとんどそのまま残っていること。
中でも歴史ある事務室、醗酵室、貯蔵庫については、2008年6月に、国の重要文化財に
指定されました。
今回食事をいただいたキャノンは、その重要文化財に指定された旧貯蔵庫を使用して
営業していて、まさに「歴史的建造物でいただけるレストラン」となっています。

・・・前置きが長くなりましたが、レストランの紹介に入りましょう。
夜の部はともかく、こちらのランチは意外にお得。
次の3種類のコースが設定されています。
①レザン(\2,000):前菜、スープ、メイン(肉or魚)、サラダ、パン、デザート、コーヒー
②アミュゼ(\3,800):メインが肉+魚のフルコース
③ドゥスール(\6,000):同。さらにグレードアップ

内容を見る限り、アミュゼでも相当にお得感ありますが、
\2,000でどこまで出てくるのか興味津々で、①レザンを注文してみました。
また、せっかくワイン醸造所に来たので、リュリーシャトーカミヤ2007(白ワイン)を
グラス(\600)で。

◎ワイン
 シャトーカミヤで瓶詰めされた白ワイン。すっきりとした飲み口で、この日のような
 暑い日にはぴったり。

◎前菜
 完熟トマトと季節の魚介の冷製ブイヤベース風。
 ひんやりとした食感とともに、素材の旨みを上手に味あわせてくれる一品。
 見た目の美しさもあって、「この店は外さない」と確信しました。

◎スープ
 レットビーツと夏大根のスープ。
 涼しそうな見た目に反し、温かいポタージュです。
 前菜もスープっぽいので、かぶらないようにしたのでしょう。

 あっさりとした味付けで、すっと喉を通っていく感じ。おいしかったです。

◎メイン(肉料理を選択)
 3種の鶏肉料理。
 胸肉、ささみ、腿肉?と説明があった気がしますが、いずれにしても
 3種3様の味付けで楽しませてくれます。

 中央にツルッと存在感あるのは、半熟たまご。
 割って、ソースとともに適当にまぶしながら食べると、
 一段と濃厚な味付けになって美味しい。
 もう少し黄身は柔らかい方が好みでしたが。

◎パン、サラダ
 食べ応えあるパンは、お代わり自由。
 サラダは標準的。

◎デザート、コーヒー
 デザートは、パイナップルのシャーベット(クリーム添え)、オレンジのケーキ、
 クッキーの盛り合わせ。カシスのジャムも登場し、なかなかにぎやかな
 フィナーレです。
 コーヒーは、小さめのもの。お代わりの可否は不明。

【総評】
 「歴史的建造物で」という付加価値は除いたとしても、
これで2,000\なら十分に満足出来る水準のランチです。

 園内には、旧事務所(現本館)、旧醗酵室(傳兵衛記念館)といった、
重要文化財の建物が点在し、中でも後者は見ごたえたっぷり。

 地下の醸造庫など、真っ暗な中にずらっとワイン樽が並ぶ様は壮観!
是非、ゆったりと時間を取って、食事のあとに見学することをおススメします。

 そんなわけで、いろいろな楽しみ方が出来て、ランチならお得感も素晴らしい。
総合評価☆4.0と高評価しました。

  • 肉料理(半熟たまごを開いたところ)
  • 完熟トマトと季節の魚介の冷製ブイヤベース風
  • レットビーツと夏大根のスープ

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4位

高田屋 (倉敷、倉敷市 / 焼き鳥)

2回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2023/05訪問 2023/05/06

倉敷の夜に絶対外せない

倉敷美観地区の夜に絶対外せない店。14年ぶりの訪問だったが改めてそう思った。

以前は二人だけの予約は受け付けていなかったが今はOK。超人気店なので絶対予約した方がいいが、その場合はお任せコース1,980円がマスト、あとはお好み注文となる。

お任せコースは串7本、突き出し2種の構成で、まさにお任せしておけば焼き立てのバラエティ豊かな焼き鳥が続々と出てくるのでありがたい。

一番人気は元気の出る串か。いずれも塩系がおすすめだ。〆のとりたれ丼まで楽しみ会計したが、お値段はやっぱりリーズナブル。きっとまた来るだろう。
倉敷美観地区の本町通りにある焼き鳥屋です。
食べログの高評価も納得の、素晴らしいお店でした。

阿智神社へ上る階段の脇。
目立つ場所に立派な建物なので、迷うことはありません。

その日の午後、ちょうど近くを通ったので、今のうちに予約を・・・
と思ったのですが、2名だとカウンター席になり、予約不可とのこと。
早めに来てくださいね、という話だったので、18時10分頃に訪問しましたが、
最後の2人でした。ぎりぎりセーフ!!

それにしても、活気ある店内です。
絶えず注文が入り、2人いる焼き方はフル稼働。
ご主人が絶えず全体に目を配り、目も手も口も動かして、
殺到する注文と次々来店するお客さんを見事にさばいています。

まず生ビール、そして「おまかせコース(付き出し2品、串7種類 1,600\)」を注文。
それからは、適当に気に入ったものを注文してみました。

◎突き出し2品
 とうふと枝豆。
 とうふは、冷奴にきざんだネギ、海苔をまぶしたもので、甘めの醤油だれがおいしい。

◎串7種類
 2~3本ずつ、順々に出てきました。
 写真を見てもらえば分かりますが、どれも肉厚で立派!
 それでいて、火の入り方は申し分なく、表面こんがり、中ジューシーという、
 素晴らしい仕上がりです。

 タレより塩が、特においしく感じました。
 酔った中で聞いたので記憶あやふやですが、確か、ご主人の奥さんは塩分きついのがダメで、
 塩控えめにしているとか・・・。塩分きつく出来れば、おいしくするのは簡単だけどね、
 なんて言われていましたが、いえいえ、実に絶妙な塩加減! これでいいです。

 あと、ご主人が力説されていたのが、「元気が出る串」の食べ順。
 元気が出る串は、ニンニクの芽にベーコンを巻き、塩味で焼いたもので、
 レモンを絞って食べると、これがおいしいのなんのって。
 ただ、ニンニクが強すぎるので、この後に食べる串の味が鈍ってしまう。
 だから、最初にアスパラ巻きを食べてから、「元気」を食べなさいね、というアドバイス。
 
 食べれば確かにその通り。
 「ありがとう!」って伝えたら、何とも満足そうな表情が返ってきました。
 決して押し付けがましくなく、手があいたら、ぱっと会話に入ってくる感じが
 心地よかったです。

◎もつ煮(\200)
 普通のもつ煮とは違い、しぐれ煮のように、味が濃く、ポソポソした感じ。
 個性的過ぎて、これだけは、あまりおいしいと思いませんでした。

◎生しいたけ(\130)
 生しいたけが、目の前に山盛りになっていれば、もー誘惑には勝てません。
 「生しいたけ」とはいえ、もちろん焼いて出てきます。
 醤油かポン酢か予めかかっており、肉厚のしいたけがツルッと口に入ってきて、
 とてもおいしい。

◎手羽先(三個\330)
 肉もたっぷり付いて、アッツアツ。塩加減が良く、思わずしゃぶりついてしまうおいしさ。
 これはお奨め。

◎その他、串の追加
 ・キャベツ(\200):焼き鳥に粗く切った生キャベツが良く合います。思わずお代わり。
 ・ちそ巻き、焼き鳥、皮、牛バラ塩焼きなど:
  追加した串はどれもおいしい。やはりタレより塩、牛より鶏の方が、
  この店の特徴が良く出ている気がします。
 
◎元気丼(\650)
 「元気が出る串」の身だけを、丼にしたもの。
 やさしい味付けのたれがかかり、海苔やネギともよく合って、絶品!!
 最後、これで締められるのは、何とも贅沢な話。

◎お酒
 こういうお店にしては、焼酎の種類が少なめ。
 注文したそば焼酎は、癖がなく、飲みやすかったです。

【総評】
 思う存分、食べましたが、アルコール4~5杯入れて、6千円ちょっと。
 内容を考えると、抜群のCPと思います。
 一品一品が安いので、気になるものをどんどん頼めるのは、とても楽しい。

 ご主人との会話もさることながら、二人の職人が上手に串を焼き、高い位置から
 大胆に塩を振るのも見もの。
 美観地区でも有数の人気店で、なかなか入れないのだけは残念ですが、
 風情ある建物は雰囲気も良く、倉敷に来たら、一度は訪ねてみたい名店といえるでしょう。

 味、サービス、雰囲気、CPいずれも☆4.0。この総合力を高く評価して、
 総合☆4.0を付けさせていただきます。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

RIGOLETTO WINE AND BAR (東京、二重橋前、大手町 / イタリアン、スペイン料理、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2009/09訪問 2016/01/03

おいしく、バラエティ豊富な500\タパスは文句なし!

東京駅前、新丸ビル7Fにあるカジュアルダイニングレストラン。

今回、初めて利用しましたが、
\300が4種、\500が16種用意されたタパス(おつまみ、小皿料理)の
充実度が抜群!
ワインは\2,500均一で豊富な選択肢を準備。
高い天井にお洒落な雰囲気、店員さんも過剰なほど気が利く感じで、
うーむ、これは人気が出て当然でしょう。

次来て良かったら☆4.5付けてもいいくらい気に入りましたが、
とりあえず今回は☆4.0ということで。

~~~
週末の夜、妻の両親と4人で訪問。
1週間前に予約を試みましたが、すでに一杯。
ただ、予約席は全体の1/3で、早めに来れば入れます、ということだったので、
17:30頃に伺ったところ、何とか入ることが出来ました。

店内は、すでにほぼ満員状態で賑やか。
席と席の間はあまり離れていませんが、
上手にレイアウトされており、天井が高いこともあって、
あまり詰め込まれ感はありません。

豊富な\2500メニューの中から白ワインを1本選び、
あとは、タパスを色々頼んでみました。
どれもおいしかったですが、主だったところを・・・

◎イイダコのトマト煮込み(\500)
◎牛トリッパとひよこ豆のカジョス(\500)
 どちらもグツグツ煮こまれた状態で登場。
 それだけで、テンション上がっちゃいます!
 どちらも独特のコクがあって、柔らかい具とともに楽しめました。

◎米ナスとモッツアレラのグラタン(\500)
 見るからに美味しい組み合わせ。期待通り。

◎小海老のアヒージョ(\500)
◎3種きのこのアヒージョ(\500)
 アヒージョは、ニンニク風味ということらしい。
 それぞれの具を、たっぷりのガーリックオイルで
 アツアツに煮込んで出てきました。おいしい!
 小海老の緑は、イタリアンパセリでした。

◎北寄貝[ホッキ貝]と白菜のセヴィーチェ(\500)
 セヴィーチェって、いわゆるマリネ。さっぱり。
  
◎グリーンアスパラガスとバケットのグリュイエールチーズ焼き(\500)
 バケット+とろけるチーズは、チーズフォンデュを連想させる味。

◎ハモンセラーノ(Mサイズ \1,400)
 店の目立つところに飾られる、お馴染みハモンセラーノ。
 しっとりおいしかったですが、タパスの水準に比べると、やや高めか。

◎ガーリックトースト(\300)
 4人分に切っていただきましたが、思ったより大きいです。
 ただ、どのタパスにも良く合うので、すぐに無くなって、追加注文。

◎ズッカ(レギュラーサイズ \1,500)
 ボリューム感あるピッツア。カボチャの甘さがユニーク。

◎ミックスグリーンサラダ(レギュラーサイズ \600)
◎アイスクリーム(\400)
 
よくも4人(若者でもない・・・)でこれだけ食べたものですが、
これでワイン込み1万ちょっと、というのも驚異的!
東京駅からも近いし、いや~、いい店でした。

  • 3種きのこのアヒージョ
  • 小海老のアヒージョ
  • ハモンセラーノ(Mサイズ)

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6位

THE ORCHARD (立川、西国立、立川南 / レストラン、カフェ、喫茶店)

1回

  • 夜の点数: -

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: -

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999

2011/03訪問 2013/08/14

大ショック! レストラン営業は3/31で終了(以降はティーラウンジに)

('11/4)帝国グループ「クレストホテル」のお店。
    今年の3月末でレストラン営業を終了し、4月からティーラウンジとして営業開始しました。
    その内容が公式HPに掲載されましたので追加しておきます。

◎営業時間 朝食7:00-10:00 ティータイム 10:00-18:00。

◎メニュー  
 朝食:コンチネンタルブレックファースト(パン・コーヒー・紅茶・ジュース)\700
 ティー:コーヒー(お替り自由)・紅茶 \500
      ケーキ各種 \600
      ケーキセット \1,000
      生ビール \700 

※営業時間が短縮になってますね。
  そのうちランチメニューが出てくることを期待しましょう。
  ここはカレーが美味しかったので、それだけでもいいんですけどね・・・・。


('11/3)
立川南口にある、帝国ホテルグループ「クレストホテル」1Fの洋食レストラン。
ホテルレストランらしい落ち着いた雰囲気とサービス、美味しい料理、そしてそれにしては
格安な洋食ランチがいただける、とあって、私も月一で通いつめてきた「特別なレストラン」

今回も普段通り、週末のランチでうかがったところ、入口にこんな通知文が(写真3)。
『当洋食レストラン「ザ・オーチャード」は、誠に勝手ながら本年3月31日をもって、
レストラン営業を終了させていただきます。
今後は、ティーラウンジとして下記の通り営業しますので・・・(略)』


要は、「4月以降、食事は出しません」、ということらしい。

お馴染みの店員さん数人の話を合わせると、こんなことのようです。
・レストラン機能は3月いっぱいで、4月以降はティーラウンジとなる。
・ティーラウンジではサンドウィッチなどの軽食も出す予定はなく、せいぜい、ケーキくらいらしい。
・宿泊者向けの朝食は出すが、簡単なもののみ。
・隣の日本料理「花翠」は残るので、食事ならこちらを使って欲しい。
・店の改装はしない。
・従業員は、基本的に今のまま残る。

店員さんも、レストラン機能が終了することは、残念そう。
馴染み客の多いレストランらしく、あちこちで終了を残念がるお客さんと店員さんの会話が
行われていました。

毎月送られてくる「3月のランチメニュー予定表」にも「レストラン機能終了」の話は一切なく、
むしろ「オーチャードでは、引き続き15周年謝恩ディナーを3,400円にてご用意しております」
なんて支配人からののんきな挨拶文が入っていたところから見ても、
今回の決定が突然なされたことが推測されます(公式HPにも本日現在、記載なし)。

「帝国ホテルグループの」を売りにした料理をこの料金で出していれば、
以前から採算性が良くなかったことは想像がつくところ。
小麦粉、コーヒーなどの食材高騰に加え、今回の震災や計画停電が重なり、
一気に方針が決まったのかもしれません。

長年愛用してきた私から見ると残念で仕方ないですが、
店の内装や見慣れた店員さんはいまのところ維持されるようなので、
雰囲気を味わいたくなれば、ティーラウンジへ行くという選択が残ったのは、まだマシかも。

いずれにしても残念です。
結婚式やパーティーなど積極的に行っているホテルでなので、フルタイムではなくても、
洋食を調理する機能は残すはず。
いずれ環境が変わり、洋食が復活することを期待して、ティーラウンジや日本料理「花翠」は
たまに使ってみようと思います。


('11/2)『帝国ホテルグループのレストランで、満足度高いランチ』

立川駅南口から徒歩7~8分。
帝国ホテルグループ「クレストホテル立川」1Fにあるレストランです。

ホテル内には、この「THE ORCHARD」のほか、日本料理「花翠」があります。
この「THE ORCHARD」は唯一の洋食レストランということになりますが、メインダイニングというよりも、
ラウンジ的な位置付けのようです。

おかげで、やたら格式ばることもなく、サービス料込のお手軽料金で、質の高い料理をいただけるのは、
とてもありがたいこと。従業員の対応も、概して丁寧でフレンドリーで、洗練されています。

初めてこのページを訪れた方は、あまり写真の量に驚いたかもしれませんが、まあ、そのくらい
重宝して使わせていただいている、ということです。

'07年11月に初めてレビュー、そして'08年7月からの2年以上にわたり月1回のレビューを続けてきてますが、
まだ飽きない貴重なお店。
最近、込むことが多く、自業自得という気もしていますが、引き続き応援していこうと思います。

~('11/2)★New!★~
本日の洋食ランチは、ビーフストロガノフ。なかなか外で食べる機会もないので選んでみました。
が、いつものレベルの高さに比べると、普通な感じで少し残念。
たまごスープ付きだったのは、レストラン側もメインがパワー不足と感じていたのかも。
とはいえ、ホテルらしい美味しいコーヒー(お替り可)やサービスが付いて\1,150は、
相変わらず満足できます。


~('11/1)~
週末のランチで妻と訪問。

この日の洋食ランチは、白身魚のグラタン。
グラタンは『THE ORCHARD』で良く見かけるメニューですが、
こうした普通の料理こそ、この店の実力が良くわかります。

ホワイトソースの塩加減が絶妙で、最後まで飽きさせない。
特に魚が入っていると、こういう当たり前っぽいことが案外できない店が多いですよね。

この店の料理はどれも、見た目もきれいで、食欲が一層かきたてられます。

サラダ、パン、コーヒー(お替り可)付きで、\1,150。
相変わらずおススメです。


~('10/12)~

年末に訪問。平日限定のスペシャルランチに初挑戦しました。
・特製サラダ&特製パン(お替りは、通常のパンになるとのこと)
・スープ
・メインの3種盛り
・デザート
・コーヒー
のセット。

普通の洋食セットに100\足しただけで(税サ込\1,250)、サラダとパンのグレードが上がり、スープ、デザートも付いて
メインも3種盛りに、というお得感あるメニュー。

とはいえメイン3種盛りは、日替わりメニューのダイジェスト版という感じで、メインをしっかり食べたいなら、
通常の洋食ランチの方が良いかもしれません。

初めてこの店に来た方が、店の雰囲気を知るには、良いメニューでしょうね。
平日の10食限定というなので、機会があればどうぞ。


~('10/11)~

今回、自分は日替わりのカレー、妻は洋食ランチを注文(いずれも\1,150)。
本日のカレーは、メンチカツ、海老フライと野菜の素揚げ。
ちょっと甘酸っぱく、コクの深いカレーと、これだけ盛りだくさんな具、美味しくいただくことが出来ました。
サラダ、コーヒーが付いて\1,150は、相変わらず価値を感じますね。

~~~~~~~~

('10/10)
この日の洋食ランチは、「若鶏もも肉の煮込み カチャトーラ風」 。
カチャトーラ風とは、猟師風とか訳されるようですが、要は、鶏肉とたっぷり野菜のトマト煮込み。
上にはとろーりチーズもかかり、見た目も味も楽しめる料理になっていました。
これでサラダ、パン/ライス、お代わり可能な美味しいコーヒーが付いて\1,150は、
やっぱり価値を感じますね。☆4.0を継続です。


('10/9)
今回は「本日のカレー(サラダ、コーヒー付 \1,150)」。
何度か書いたことあるように、ここのカレーはなかなかレベルが高いです。
洋食ランチがいまいちのときは、カレーを頼むことが多くて。

日によって具が変わりますので、店員さんに聞きましょう。
この日は、野菜のカレー。ご飯の上にもルーの中にも、たっぷりの野菜。
見た目も含め、相変わらずこちらの料理はセンスが良いです。


('10/8)
今回の洋食ランチは、「衣焼きハンバーグ ピッツァ風」。

ハンバーグの表面を、チーズ?それともチーズを混ぜた衣?
ちょっと不思議な食感と濃厚な旨みのチーズ系食材で覆っていて。

基本はドミグラスソースですが、このチーズの中からは、
ピッツァ風トマトソースがじゅっと。

美味しい!レギュラーメニューに加えてもらいたいくらい気に入りました。

これに、サラダ、パン/ライス、美味しいホテルコーヒーが付いて
\1,150は、相変わらず満足度高いですね。


('10/7)『カレーも魅力的!帝国ホテルグループのレストラン』
 
今回は、「カレーレストラン」としての『THE ORCHARD』の魅力を紹介
しちゃいましょう。

なんでも、日本におけるカレーライスの普及に帝国ホテルが一役買ったという説が
あるそうで、あの「2・26事件」が起きた際、警備にあたった兵隊さんたちに、
帝国ホテルのスタッフが提供したのが、手早く大量に出せるカレーだったとか。
今でもカレーは帝国ホテルの名物のひとつと聞きます。

そんな「伝説の」帝国ホテルのカレー、残念ながら食べたことがないので、
どこまで似ているかは分かりませんが、
系列店であるこちら『THE ORCHARD』のカレーも
かなりレベルが高いです。

具は日替わりですが、ルーは基本的に同じ。
このルーが、「帝国ホテル風」ということなのか、辛さはほどほど。
むしろりんごやチャツネなのか、甘酸っぱさの要素を強く感じます。
トロッと粘度が高く、旨みたっぷりの上品なカレーで、
ご飯とともにいただけば、「これぞ日本のカレーライス」という魅力に
溢れています。

この日のカレーは、カジキマグロだったか?身の引き締まった魚のフライに、
夏野菜が添えられて。具も盛りだくさんで、食べ応えも十分。
たっぷり出てくる福神漬けやらっきょも美味しい。

これで洋食ランチと同じく、サラダ、コーヒー付き\1,150は、お見事!と
言っていいのではないでしょうか。

日替わりの洋食ランチがいまいちだったとき、かなりの確率で頼んでいる
メニューです。おススメ!


('10/06)『華やかな炎の演出も楽しめる帝国ホテルグループのレストラン』 

この日の洋食ランチ(\1,150)は、サーモンのグラタン。
しっとり感を上手に残したサーモンに、コクのあるホワイトソース。
セットのフランスパンとも相性は上々です。

通常の洋食ランチよりも原価が安く上がったのか(?)、
珍しくデザートのおまけ付き。
サラダ、お代わり自由のコーヒーも付いて、相変わらず満足度の高い
\1,150ですね。

そうそう、朝食、昼食時間については、ついに全面禁煙になったとのこと。
タバコを吸わない私にとっては、ありがたい改定です。

落ち着いた雰囲気と、質の高い食事。
総合☆4.0継続とします。


('10/05)
この店のランチは、日替わりの洋食ランチ、和食ランチの他に、カレー、スパゲッティ、
ハンバーグ、サンドウィッチといったレギュラーメニューがあります。
この日いただいた海老フライのランチもそのひとつ。

海老フライが3尾。大きさ、太さを売りにする店が多いなか、こちらの海老フライは
帝国ホテルグループらしく(?)お上品(笑)。
海老の味がしっかり感じられ、美味しかったです。
ただ日替わりランチ(\1,150)に対して、やや割高(\1,400)かな?パン/ライス、コーヒー付。


('10/04)
この日の洋食ランチは、「チキン唐揚げ&シーフードサラダ」。
今日は外れかな?なんていうメニュー名称でも、しっかりきちんとしたランチが楽しめるのが
ここの良さ。ソースが染みたジューシーなチキンは、ボリュームもたっぷり。
シーフードサラダは前菜っぽい仕上がり。
パン、サラダ、お代わり自由のコーヒー付きで1,150\はお得感強し。

あ、そうそう、この3月で15周年を迎えたそうです。
若い店の多い立川ではもはや老舗の部類かも?

('10/03)
今回、自分は日替わりのカレー(\1,150)。妻は帝国ホテル伝統のハンバーグステーキ(\1,400)。
今回のカレーの具は、ビーフカツに野菜の素揚げ。チャツネでも入れているのか、
甘酸っぱいコクが感じられるカレーは、エスニック系インドカレーとは異なる美味しさで、
結構、お気に入り。舞茸の素揚げやビーフカツとも良くあってました。サラダ、コーヒー付き。

('10/02)
週末の昼利用。
この日の洋食ランチ(\1,150:サラダ、パン/ライス、ドリンク付き)は、
若鶏のトマト煮。相変わらず安定度高い洋食に舌鼓。☆4.0を継続です。

('10/01)
今月は珍しくディナーです♪
ディナーだと、ランチより一段とホテルレストランらしい演出。
・各テーブルには、感じのいいランプ(写真)。
・本格的な布のテーブルクロス
・きちんとした布のナプキン
・パンのバターはプラスチック入り既製品→バターがたっぷり皿に盛られて

これでありながら、CPは上々。
ハーフコースなら2,200\~用意されています。(写真参照)
今回は、コースA(\3,000)を注文しました。

◎前菜
 海の幸、野菜の盛り合わせ。クリーミーなソースも美味しかったですし、
何より小海老、つぶ貝、いくらなど、それぞれ素材の味がしっかり楽しめました。

◎スープ
 ジャガイモのクリームスープ。身も心もほっこりしますね。

◎メイン、フランスパン
 柔らかいフィレビーフステーキ 赤ワインソース。
「炎の演出」と銘打ったこちら、お昼でもいただけるようですが、
いただいたのは今回が初めて。
 写真を見てのとおり、フランベサービスの瞬間、ウェイターさんの身長を越える
豪快な炎!
音、匂い、目で楽しめる華やかな演出で、記念日などでは特にお勧めデス。
もちろん、お肉は柔らかく、とても美味。
付け合せのポテトが、表面サクサク、中はクリーミーで、これも印象的。
焼いて持ってくる温かいフランスパンも○。

◎デザート、コーヒー
 アップルパイとアイスクリーム。コーヒーはいつもの美味しいコーヒー。

そんなわけで大満足のディナーとなりました。
本日の食事分の支払い、会員値引き+1,000\/人引き(食事券)で、
結局一人2,000\以下というのも素晴らしい!
ランチで食事券を稼いで、こんなディナーもいいですよね。


('09/12)帝国ホテルグループ。大人がゆったり楽しむレストラン

本日の洋食ランチ(サラダ、パンorライス、コーヒー付 \1,050)は
「鶏肉のディアボラ風」。
そんなに辛くはありませんが、マスタードの香りが感じられる鶏肉は、
ジューシーで、焼き加減が良い。おいしくいただくことが出来ました。
これで、今年も月1回以上訪問の皆勤賞達成!
とりあえず安心感の高いこちらのお店、来年もお世話になることは確実です。

('09/11)
この日の洋食ランチ(妻注文)は、「カレー風味のカジキマグロソテー&ポークカツ」。
カジキマグロはカレー風味で下味されており、上にかかったトマトベースのソースが
美味しい。

自分は珍しく、和食ランチを選択。
実はこの店のランチ(\1,150)、洋食だけでなく、和食もあります。

この日の和食ランチは、「大海老・キス・野菜天丼」。
その名の通り、海老、キス、茄子やカボチャなど数種の野菜天が乗った天丼です。
お味噌汁、小皿、お新香、お茶が付くほか、洋食ランチ同様、おいしいコーヒーが
セットになっています。

天ぷら、及びご飯のボリュームは控えめ。
上品な味付けですが、あっさりしすぎで少々もの足りなさも。
海老はぷりぷりしてモノは良いですが、大海老というのは言いすぎ。
味噌汁はおいしかったです。

('09/10)
この日の洋食ランチ(妻注文)は、「帆立貝チーズ焼きとスズキのフリット」。
スズキのフリットはたまに見かけるメニューです。ここらしく、ソースがおいしい。

私が注文したのは、日替わりのカレー。この日は、チキンカツでした。
写真の通り、盛りだくさんで、食べ応えたっぷり。
辛くはありませんが、スパイスが効いて、上品。
ホテルらしく、おいしいカレーライスです。

('09/09)
今回の洋食ランチは、「すずきのマッシュルーム焼き&ポテトサラダ」。
すずきの上に乗っている黒っぽいのは、マッシュルームベースのパテ。
旨みあるクリーミーなソースと良く合い、おいしくいただきました。

---------以下、文字数の関係で、コメント欄に移動しました-----------

  • (タイトル)「帝国ホテル伝統の」炎の演出!
  • 【New!】本日の洋食ランチ(鯛のマッシュルーム焼き)
  • 【New!】これがレストラン営業終了を告げる通知文

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7位

スンガリー 新宿西口店 (新宿、新宿西口、都庁前 / ロシア料理、ビアバー、ワインバー)

1回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/11訪問 2016/01/03

週末Bランチもいいですよ~!!

新宿西口からすぐ、スバルビルの地下にあるロシア料理店。
これまで平日ランチだけでしたが、今回は妻を連れて、初めて週末の訪問です。

週末の営業は、土、祝日のみで、日曜日は休みなので要注意。
開店時間も平日から15分遅れの11:45~、メニューも週末メニューとなります。

この日、店に着いたのが12:15頃。
到着時間がわからなかったので予約していませんでしたが、
が~ん!ちょうど一組前で満席になってしまったとのこと。

平日と違い、全てコース料理のため、次に空くのは1時ころになるだろうと、申し訳なさそうに
説明してくれる店員さん。
空いたら携帯に電話をくれるということなので、席を予約して、街へ繰り出しました。

電話があったのが、1時ちょっと前。ちょうど、この辺で最初のお客さんが入れ替わるようです。
予約するときは覚えておくといいかも。

さて、ようやく店に入りましたが、もともと2種類しかない週末ランチのうち、
10食限定のAランチ(\2,730)はとっくに売り切れ。
ただ、いいんです。お目当ては最初からBランチ(\1,890)ですから。

Bランチは、ボルシチ、ゴルブッツィ(名物のロールキャベツ)、自家焼きライ麦パン、
サラダ、デザート、ロシアンティーorコーヒーという豪華版。

◎ボルシチ
 平日ランチよりも、美味しい・・・・?
これまでこちらで食べたボルシチよりも、ずっとコクがあって、具も充実しているように感じたのは
気のせいでしょうか。入ったお肉も柔らかくて美味しかったです。

◎自家焼きライ麦パン
 ボルシチが美味しいと、パンも美味しく感じますね。

◎ゴルブッツィ
 待ってました! 「ウクライナ風ロールキャベツの煮込み焼きトマトソース仕立て」。
平日ランチでは、限定20食ですぐ売り切れるこの料理が、週末だとレギュラーランチとして
食べられるのはうれしい限り。写真見てわかるように、内容も平日よりもさらにグレードアップしているようです。
 グツグツ煮込まれたグラタンのようなこの料理、何といってもロールキャベツを覆うソースが素晴らしい。
旨いんです・・・・!!!一度は食べてみる価値がある料理ですね。

◎サラダ
 さりげなくサラダまで出てきました。目の前で黒胡椒をかけてくれます。

◎自家製デザート
 このコースではデザートまで付いてきます。逆に、もっと高いAコースに付いてこないのが不思議。
本日の自家製デザートは、かぼちゃのケーキ。
おまけ的なものを想像していたので、思いがけず立派なデザートにびっくりでした。
 
◎ロシアンティー
 ドリンクは、ロシアンティーかコーヒーが選べますが、嫌いでなければロシアンティーがおススメです。
出てきたとき、思わず「うわっ」と言ってしまったくらい、華やかな器にたっぷり3種のジャムが付いてきます。
バラ、木苺、黒さくらんぼだったかな。
ジャムはそれだけで食べても、もちろん、紅茶に入れても。
最後を華やかに〆てくれてくれます。

~~総評~~
 大満足!!
 平日1,000円のランチも充実していますが、週末のBランチ\1,890は、さらに満足度が高かったです。
 どこか慌ただしい平日に比べ、アルコールを楽しんだり、ゆったりコース料理を楽しむ方が多い週末ランチは、
 店の居心地もいい。☆4.0の高評価を継続します。


('10/5)『ウクライナ風ロールキャベツ 激ウマ!』

実は今回までに2回、満席でフラれ、今回ようやく入れた次第。
周囲の企業に勤めるOLが、12:00過ぎに一斉に駆けつけるため、それより前に来れるかどうかが勝敗を分けます。
待つ時間が取れない場合は、絶対に12時前に来ることをおススメ!

~~
注文したのは今回も、ウクライナ風ロールキャベツのランチ(Cランチ)。

この、「ウクライナ風」、いわゆるロールキャベツとは一味違います。
ロールキャベツを旨みたっぷりのトマトソースで煮込んで、
たっぷりチーズをかけ、オーブンで焼いたアツアツが出てきます。おいしいですよ~!!

ボルシチ、サラダ、パンも付いて1,000\の大満足メニュー。再訪は確実です。

なお、Cランチは数量限定なので、くれぐれもお早めに!
(*写真は、携帯を使って撮影しています)


('09/07)
新宿駅へ着いたとき、時間は11時30分。おおっ、前々から狙っていたスンガリーへ行くチャンスだ~っ!!

はやる気持ちを抑えつつ、西口地下街をスバルビル内へ。
B1と書いてあったので、てっきり地下街と同じ階かと思ったら、そこはB2。もう1階分、上がった所にお店はありました。

幸い、まだ行列は出来ておらず、すぐに店内へ。3人分だけある、カウンター席へ案内されました。
この時点で、約9割の混雑です。

平日のランチは次の4種類。
Aランチ:マッシュルームとホワイトアスパラガスのつぼ焼きクリーム煮
Bランチ:ホワイトビーフストロガノフ
Cランチ:ウクライナ風ロールキャベツの煮込み焼きトマトソース仕立て
Dランチ:つぼ焼きビーフシチュー
※いずれも、ボルシチ、本日のサラダ、自家製ライ麦パン 付。
        ========
一番人気と評判の、Cランチを注文しました。限定20個ですが、何とか間に合ったようです。

◎サラダ
 酸味の強いコールスローサラダ。胡椒がいいアクセント。

◎ボルシチ
 久々に食べたボルシチ。
 もっと濃厚なイメージがありましたが、思ったより、あっさりとした仕上げ。
 ただ、柔らかく煮込まれた赤かぶ、キャベツ、玉ねぎ、牛肉などの具がおいしく、
 スープのコクと、チーズのようなサワークリームの酸味が、良く合っています。

◎ロールキャベツ
 これは、絶品!!
 何でロールキャベツが一番人気なのか、半信半疑で注文しましたが、
 食材が似ているだけで、「ゴルブッツィ(ウクライナ風ロールキャベツ)」という全く別の料理。
 上質のソースで仕上げられたグラタンのような料理で、これは人気が出て当然です。

 あれ、これだけ?と思ったのは最初の一瞬だけ。

 旨みたっぷりのトマトソースで煮込まれたロールキャベツ。
 これにトローりチーズがたっぷりかかり、アツアツ、グツグツにオーブンで焼かれて出てくると、それは神々しいまでの迫力。
 
 一口食べると、肉の、キャベツの、濃厚なソースの旨みがじわーっと広がり、うまいのなんのって。
 量的にも、思いのほか、食べ応えがありました。

◎パン
 食パン状のライ麦パンと白パンの組み合わせ。バター付き。焼かないで出てくるから、というのもありますが、
 やや淡白なボルシチと一緒だと、物足りない印象も。少し焼いた方がおいしいかも。 

◎その他
 +500\なので注文しませんでしたが、ロシアンティーはおいしそう。
 時間があるときは、是非、注文してみたいところです。
 13時以降?だったか、ランチセットを頼んだ人は、割安で付けられるということが書いてありました。

【総評】 
 ボルシチまでは、まあ、普通においしいかな、というとこでしたが、何しろ、ウクライナ風ロールキャベツが素晴らしかったです。
 味4.5点は、ほとんど、ロールキャベツ分。メインがこれ以外の場合でも、これだけおいしければいいけど。

 とはいえ、伝統店らしい落ち着いた雰囲気、サービスは快適度高く、ドリンク抜きとはいえ1,000\というCPも、
 立地を考えれば評価できるもの。総合☆4.0としました。

 今度は、別のメニューも食べてみたいですね。
 ちなみに土祝のランチは、1,800\~(その代わりロシアンティー付き)なので注意。

  • 【New!('10/11)】ゴルブッツィ(週末)
  • 【New!('10/11)】ボルシチ(週末)
  • 【New!('10/11)】ロシアンティーにはこんな豪華なジャムセットが・・・

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8位

富士 (浅草(つくばEXP)、田原町、浅草(東武・都営・メトロ) / 天丼、日本料理、天ぷら)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2009/06訪問 2013/08/14

お得なランチ上天丼!下町情緒が味わえます

['13/08:採点基準見直しにより☆4.0→3.7]

ひょんなことで、関西から上京してきた妻の家族と浅草界隈を散策することに。

予め「江戸前の天ぷらが食べたい」、と聞いていて探した店ですが、
雰囲気も味も期待通り。

少々、場所が不便なので、万人向けとはいえませんが、
浅草~上野あたりを周遊するなら、ランチにぴったりの天ぷら屋さんです。

~~~
浅草寺までのにぎやかな参道を楽しんでから、予め調べておいたこちらへ。

浅草ビューホテルを超え、閑静な小道を歩くと、そこがお目当ての富士
外観は一見、地味ですが、独特の存在感を漂わせています。

土曜の昼どき。
評判の天ぷら屋さんなので混雑が心配でしたが、
中心から少し外れているせいか、意外に空いています。
奥の半個室に、4名分の席を確保することが出来ました。

小部屋の壁一面に個性的な筆文字が踊り、静かで落ち着いた雰囲気。
乃木将軍の大きな写真が、ちょっと時代がかった店の雰囲気に
妙に合っています。

ランチメニューは天丼のみで、次の4種類がありました。
・ランチ上天丼(900\)
・穴子天丼(1,800\)
・小柱かき揚げ天丼(1,800\)
・特上天丼(2,000\)

事前のリサーチ結果から、上天丼が絶対、お徳!、という結論に至っていたので、
揃って上天丼を注文。
車で来ていないこんな日は、ビールも欠かせません。

まずは、冷えたビールで乾杯。

んー、うまいっ!
この日は何しろ暑かったのです。

アテで出てきた煮魚は、やや甘辛い味付けで、おつまみにはぴったり。
一緒に煮た生姜が妙に尾を引く味でした。

そんな風に飲んでいると、壁に貼られた「玉子焼き」の文字が気になって。
店員さんに確認したら、「出来る」ということなので、追加注文。

玉子焼きは、関東風の甘い味付け。
あっさりとした仕上げで、おいしい。
普段は出し巻きに馴染んでいる妻の家族にも、好評でした。

添えられた大根おろしとあわせ、ビールをいただくと、もーたまらない。
これだけで、すっかりいい気分に。

・・・そして、いよいよ天丼が登場!

江戸前らしく、胡麻油で揚げた茶褐色の天ぷらは見た目にも迫力十分です。

海老は、やや小ぶりながら、3本。
そこに、大ぶりの穴子(半身)、存在感ある小柱のかき揚げ。
カボチャだったか、野菜の天ぷら。

イカや魚は入らないものの、盛りだくさんな天ぷらで、
いやー、これは満足度が高いです。

中でも、しっとり味わえる穴子と、食べ応えある小柱がおいしくて。
一緒に出てきた味噌汁も、天丼の味を邪魔しない。

あっという間に完食しちゃいました!
うーん、おいしかった!!

同行したみんなもとても満足してくれて、こちらもほっと一息。

これで900\は、どう考えてもお得ですよ!!

  • 上天丼(拡大)
  • 上天丼
  • たまご焼き(拡大)

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9位

うさぎ屋 (谷保 / 日本料理、豆腐料理)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2009/06訪問 2016/01/03

国立の奥座敷、静かに佇む懐石料理店

国立、というより谷保駅商店街の奥にひっそり佇む懐石料理店。
店の存在は知っていましたが、情報不足なまま行くには少し高い気がして、
今回が初訪問。

結論として、とても気に入りました。
味は好みが分かれそうですが、店の雰囲気、料理や食器の美しさなど、
かなり高レベル。
高尾の奥までいかなくても、こういう雰囲気で食事出来るのは魅力的で、
隠れ家的な使い方にはぴったり。
和食の定番店として、いろいろな季節に使わせていただこうと思います。

**

前日に席を予約したうえ、車で訪問。
懐かしさを感じさせる駅前商店街を抜けると、
向かって右側に5台分の駐車場がありました。
(店のHPでは10台と書いてありますので、別の場所にも 
 駐車場があるのかもしれません。)

駐車場の奥に、洒落た門。
そこを一歩くぐった瞬間に、「谷保商店街」はかなたへと消え去り、
「隠れ家 うさぎ屋」の世界が始まります。

店主設計という庭は品が良く、
緑と家屋を上手に配置することで、あまり広くないはずの土地を、
奥行きある広々空間に見せているのは見事。

メインの建物は2つあるようで、今回は奥の建物に案内されました。

中に一歩入ると、高い天井と、立派なカウンターテーブルが目に入ってきます。
このカウンターテーブルは、アフリカの樹齢1000年の木から切り出してきたとのこと。
腰掛けると、正面に庭がきれいに見えるよう、作られています。

今回注文したのは、花うさぎ(9品 3,800\)。

①先附・・・・・ごま豆腐 水無月風
②八寸・・・・・じゅんさい、いくらとオクラ入りなます、穴子寿司、
        名月寄せ(黄身の琥珀寄せ) 
③吸物・・・・・ハモ真蒸(しんじょう)
④焼肴・・・・・鮎の塩焼き
⑤酢の物
⑥強肴・・・・・ひろうす(飛竜頭)
⑦進肴・・・・・おぼろ豆腐
⑧飯・・・・・・・生姜ご飯、赤だし、漬物
⑨水菓子・・・黒糖わらび餅
※注:メニューの名称は、こちらの記憶で書いてますのであしからず。

平日ランチは2,500\から選べますが、週末はこの3,800\が一番安いコースに
なります。その他、4,500\、5,500\のコースがありました。
夜は、4,500\~。

写真を見ていただくと分かるように、どれも器に気を遣い、
盛り付けもきれいで、見た目も楽しめる料理でした。
印象に残ったところをピックアップすると・・・

◎ごま豆腐
 今の季節らしく、水無月(京都のお菓子)風に仕上げたごま豆腐。
 薄くあっさりとした味付け。

◎八寸
 見た目が華やかで、これだけでも来た価値あり。

 カエルを模したそら豆がユニークで、芸の細かさに目が釘付け。
 良く見ると、上手に口を削っていて、食べるのがもったいないくらい。

 全体に薄味。
 私には好ましかったですが、物足りなく感じる人もいるかもしれません。

 味の点で気に入ったのは、 黄身の琥珀寄せ。
 (店のHPでは「名月寄せ」と紹介されていました)
 卵の黄身をにこごりで固めたもので、黄身の旨みが引き立ち、
 とてもおいしかったです。
 ぷるぷるとした琥珀色のジェルに、丸い黄身が沈む様は、
 外観もおみごと。

◎ハモしんじょう
 この季節らしく、ハモを使ったしんじょう。
 全体的に、食材などは京都を意識したものが目立つようです。

 これは、つゆの醤油味が濃い目で、これまでの流れからは
 ちょっと違和感。しんじょう自体は、ふわっとおいしく仕上がっていました。

◎鮎の塩焼き
 こういうお店だと、やっぱり鮎が出てくれるとうれしいですね。
 たで酢は、あまり好みの系統ではなく、付けずに食べた方がおいしかったです。

◎ひろうす(飛竜頭) 
 いわゆる、「がんもどき」を使った料理。
 やや、ハモしんじょうと重なる部分もありますが、大根おろしの入った
 お出汁が好みの味付けで、おいしくいただけました。

◎手造りおぼろ豆腐
 お店のHPによると、「厳選された十勝産の大豆から豆乳を絞り、大豆の甘さを大切に、
水にさらさず器の中でにがり「海の精(伊豆大島産)」を入れたもの」だそうです。
この店ご自慢の料理らしく、ほとんどのコースに付いてくるようです。

 ただし、残念ながら、自分の好みの味ではありませんでした。妻も同じ感想。
食感は良いので、にがりの味が合わないのかもしれません。
 一緒に出てきたお塩と醤油も試してみましたが、うーん。
別の方のレビューを拝見すると、餡かけの時もあるみたいなので、それなら、
いけるか、な・・・・・?

◎黒糖わらび餅
 おぼろ豆腐の評価は???でしたが、もう一つのお店自慢、黒糖わらび餅は
文句なしにおいしかったです。京都出身で、さんざん食べて来た妻も太鼓判。
 モチモチしすぎず、口の中で切れる感触が心地よいうえ、
宮古島産の黒糖とうぐいす粉が上手に絡み、上品な甘さ。
 お土産で売っているのも納得の、おいしいわらび餅でした。

【総評】
 「うかいグループ」出身というご主人が、料理、食器、内装、庭にもこだわりぬいた、
という感じで、その心意気が感じられるお店です。

 比較的すいている時間帯だったこともあるかもしれませんが、店員さんの対応も
きちんとしており、一品一品、丁寧に内容の説明がありました。
 強いていえば、食べ物を下げるタイミングがやや慌しいきらいはありましたが、
気になるほどではなかったです。

 この店の評価が分かれるとしたら、味の部分でしょう。
全体に薄味で、ときに薄すぎるかな、と思えるところがあり、
関東風を好む方には、やや物足りなく感じる可能性があります。
 一方で、妙にストレートに濃い味付けがあったりして、この辺のぶれが偶然なのか、
良く分からないところがあって。

 何度か通ってみないと分かりませんが、この店の使い方としては、
一番高い料理をいただくのではなく、昼夜とも、3,000~6,000\台くらいまでの料理にして、
じっくりとここの雰囲気を満喫するほうが楽しめる気がしますね。

 個室などもあり、特に少人数でゆったり食事を楽しむには、とても良いお店です。
総合で☆4.0とします。
 何度か通ううちに、また新しい魅力が見つけられることを期待しています。

  • 八寸
  • カエルを模したユニークなそら豆(拡大)
  • 名月寄せ(拡大)

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10位

倉敷珈琲館 (倉敷市、倉敷 / 喫茶店、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2009/05訪問 2016/01/03

倉敷の名珈琲店で、名物「琥珀の女王」を!

倉敷美観地区の中でも、ひと際眺めが良く、川舟の乗船場や人力車が集まる
人気スポットに位置します。
とはいえ、観光客向けのいい加減な店ではなく、ネル(布フィルター)ドリップにこだわる、
本格的な珈琲店でした。

PM4:00過ぎに入店。
ゴールデンウィーク中ということもあり、この時間でも店は9割がたの混雑です。

店内の席に加え、奥に広がる庭にも席が用意されており、この日のように晴れていると、
そちらを選ぶお客さんも多いようです。

自分達は、店内の席を選択。
庭側は開放されており、たまに店内を風が通り抜け、気持ちいい。

自分は、お店の方が勧めてくれた「琥珀の女王」を、妻はソフトブレンドを注文しました。

◎琥珀の女王
濃厚なコーヒーにリキュールと蜂蜜を加え、表面にたっぷりと生クリームを落とした
この店の名物アイスコーヒー。

出てきたときは、「えっ、これだけ?!」というカップの小ささに驚きますが、
いろいろと楽しめる優れもの。

最初の一口は、クリームが強く、すぐにリキュールの香りと蜂蜜の甘みが加わって、
そう、例えればクリームのかかったコーヒーゼリーみたいなデザート感。

さらにクリームの奥に入っていくと、今度は濃厚な本格珈琲が強く味わえるようになって。
1個入った氷で薄めながら、濃縮された本格珈琲を、じっくりじっくり、ちびちびと。
まるでブランデーでも舐めているような、珍しい珈琲の飲み方を満喫しました。

万人が好む味ではないかもしれませんが、一度、試す価値は十分にあります。

◎ソフトブレンド
ネルドリップは、相当、手がかかるそうですが、それをきちんとやっているおかげか、
きちんとコクが感じられるコーヒーです。

【総評】
1971年開店。この地で40年近い歴史を誇るのは、ダテではありません。
観光地の人気店らしい、適度なにぎわいとともに、
長年やってきた自信と落ち着きが感じられ、快適な時間が過ごせます。

本格的なネルドリップコーヒーや、名物「琥珀の女王」など、
味にもこだわった珈琲が味わえる、倉敷の名喫茶店といえるでしょう。

※琥珀の女王は、10月~6月の季節限定らしいので注意。
 夏の間は、別のメニューが用意されるようです。

  • 名物「琥珀の女王」
  • ソフトブレンド
  • 店内風景

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