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joey.and.the.city (男性) 認証済
この口コミは、joey.and.the.cityさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
昼の点数：4.7
2004/12 訪問
追憶（閉店後に思い出す）
小樽を旅行した知人を千歳空港まで送った後、いい天気の36号線を走りながら「折角千歳に来たのだから」と思い立った。午前11時過ぎ、あまり空腹ではなかったが気になっていた「一平」に立ち寄った。店先に駐車スペースが３台ほどある。道路を挟んだ向かいにも車を停められそうなスペースが沢山あったが店頭に停めることにした。店の外観は最近の商業かぶれしたラーメン店と違い、ちょっと田舎っぽい作りでメニューと値段が壁の看板に書かれている。入店すると、外からは解らなかったが沢山の人が。左手に厨房とカウンター、右手に座敷（だったか）。厨房に店主とおばちゃん、もう一人女性が働いていた。カウンターに座り注文すると「おみそ一つで～す」と声が飛ぶ。すぐにおばちゃんは麺を茹で機に投入。店主は我々に背を向けスープや具の管理をしているらしい。麺と盛りつけはおばちゃんの役割のようだ。厨房の真ん中に、丼とその上に段ボールでふたをしたものが積み上げられていたが何だろうか？すでに丼の中にタレが入っているのか？邪魔じゃないのかな。 こんな事を思う間もなく、カウンター越しにラーメンが手渡された。麺をあらかじめ茹でておいたのかと思えるほど速い提供である。吉野家並みである。ここまで速かった店を他には知らない。…炒め野菜のジャーという豪快な音が聞こえなかったものの、見た目は炒め野菜が目立つ札幌ラーメンです。スープをすするとまず感じるのがニンニクのいい風味で、これ程上品で旨いニンニクの風味はあまり感じたことがありません。豚骨こってりといった訳でもなくサラッとしたアツアツスープには甘みも含んだコクがありました。ラードを使わずサラダオイルを用いるらしく・・あまり空腹ではなかったのにどんどん食べられてしまった。炒め野菜はどれも良い食感です。玉葱など柔らかくされすぎやすいものも絶妙な歯ごたえ。もやしのひげが取られていないのは気になりましたが・・チャーシューは小ぶりですが、ビターな味付けが旨い・・それを口に含んでスープを飲むとこれがまたスープの甘みを際だたせ旨いんだ！麺は若干細目で縮れあり。特に問題無いです。結果、最近の味噌ラーメン界ですみれ・純連系の店がどんどん増える中で、比較的あっさりした味噌ラーメンの中ではトップクラスの出来だと感じました。食べている間もどんどんお客が入って来て一瞬行列状態に。しかし目を見張る速さでの提供で回転は良く、普通のラーメン店ならば外まで並ぶ勢いでしょう。またほとんどのお客が味噌を注文しておりました。店主は終始無言でしたが、おばちゃんの笑顔など気持ちのいい店でした。90(2003/12/14)ついに・・ついに長い東京一人暮らし生活を乗り切り、正月帰省する時期がやってきた。どれほどこのときを待ち侘びただろうか・・新千歳空港に着き、建物を出ると東京とは比較にならない澄んだ冷たい空気に包まれる。すばらしく晴れた日だった。友人に迎えに来てもらい、訪問したのはこの店だった。忘れられない味だったのだ。懐かしい冬の北海道、懐かしい味の一平の店舗の雰囲気に浸るのもそこそこに入店する。嗚呼この雰囲気・・都会ではあり得ないこの空間に居ることの幸せ。相変わらず店内は混雑しており、少し待って3人で座敷に着いた。待つ場所が無く、店内の通路に立って店員の女性がラーメンを運ぶのをよける。寡黙な主人に、女性店員が4人おり、以前見たような高く重ねられた丼が厨房に見える。女性店員はよく気が行き届き周りが見えている。さてラーメンが目の前に・・早速写真を撮影。撮影媒体が違うだけでかなり以前に撮ったものと違って見えるなあ？熱々のスープを口に含む。ふわっと甘みが広がる旨い味噌スープは健在だった。西山の麺も密度が高くプリッとしている。今回は、シャキシャキした白菜が少しの甘みを含んでおりこれが特に旨かった。以前に食べたときほどの驚きは無かったが、帰省ラーメン第一杯はとても満足できた。平日は夜の営業を中止してしまったのだろうか？営業時間が変わっていた。90(2004/12/25)
2018/12/02 更新
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焼酎あり
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小樽を旅行した知人を千歳空港まで送った後、いい天気の36号線を走りながら「折角千歳に来たのだから」と思い立った。午前11時過ぎ、あまり空腹ではなかったが気になっていた「一平」に立ち寄った。
店先に駐車スペースが３台ほどある。道路を挟んだ向かいにも車を停められそうなスペースが沢山あったが店頭に停めることにした。店の外観は最近の商業かぶれしたラーメン店と違い、ちょっと田舎っぽい作りでメニューと値段が壁の看板に書かれている。
入店すると、外からは解らなかったが沢山の人が。左手に厨房とカウンター、右手に座敷（だったか）。厨房に店主とおばちゃん、もう一人女性が働いていた。カウンターに座り注文すると「おみそ一つで～す」と声が飛ぶ。すぐにおばちゃんは麺を茹で機に投入。
店主は我々に背を向けスープや具の管理をしているらしい。麺と盛りつけはおばちゃんの役割のようだ。厨房の真ん中に、丼とその上に段ボールでふたをしたものが積み上げられていたが何だろうか？すでに丼の中にタレが入っているのか？邪魔じゃないのかな。 こんな事を思う間もなく、カウンター越しにラーメンが手渡された。麺をあらかじめ茹でておいたのかと思えるほど速い提供である。吉野家並みである。ここまで速かった店を他には知らない。
…炒め野菜のジャーという豪快な音が聞こえなかったものの、見た目は炒め野菜が目立つ札幌ラーメンです。スープをすするとまず感じるのがニンニクのいい風味で、これ程上品で旨いニンニクの風味はあまり感じたことがありません。豚骨こってりといった訳でもなくサラッとしたアツアツスープには甘みも含んだコクがありました。ラードを使わずサラダオイルを用いるらしく・・あまり空腹ではなかったのにどんどん食べられてしまった。
炒め野菜はどれも良い食感です。玉葱など柔らかくされすぎやすいものも絶妙な歯ごたえ。もやしのひげが取られていないのは気になりましたが・・チャーシューは小ぶりですが、ビターな味付けが旨い・・それを口に含んでスープを飲むとこれがまたスープの甘みを際だたせ旨いんだ！麺は若干細目で縮れあり。特に問題無いです。
結果、最近の味噌ラーメン界ですみれ・純連系の店がどんどん増える中で、比較的あっさりした味噌ラーメンの中ではトップクラスの出来だと感じました。食べている間もどんどんお客が入って来て一瞬行列状態に。しかし目を見張る速さでの提供で回転は良く、普通のラーメン店ならば外まで並ぶ勢いでしょう。またほとんどのお客が味噌を注文しておりました。店主は終始無言でしたが、おばちゃんの笑顔など気持ちのいい店でした。90(2003/12/14)
ついに・・ついに長い東京一人暮らし生活を乗り切り、正月帰省する時期がやってきた。どれほどこのときを待ち侘びただろうか・・新千歳空港に着き、建物を出ると東京とは比較にならない澄んだ冷たい空気に包まれる。すばらしく晴れた日だった。友人に迎えに来てもらい、訪問したのはこの店だった。忘れられない味だったのだ。
懐かしい冬の北海道、懐かしい味の一平の店舗の雰囲気に浸るのもそこそこに入店する。嗚呼この雰囲気・・都会ではあり得ないこの空間に居ることの幸せ。相変わらず店内は混雑しており、少し待って3人で座敷に着いた。待つ場所が無く、店内の通路に立って店員の女性がラーメンを運ぶのをよける。寡黙な主人に、女性店員が4人おり、以前見たような高く重ねられた丼が厨房に見える。女性店員はよく気が行き届き周りが見えている。
さてラーメンが目の前に・・早速写真を撮影。撮影媒体が違うだけでかなり以前に撮ったものと違って見えるなあ？
熱々のスープを口に含む。ふわっと甘みが広がる旨い味噌スープは健在だった。西山の麺も密度が高くプリッとしている。今回は、シャキシャキした白菜が少しの甘みを含んでおりこれが特に旨かった。
以前に食べたときほどの驚きは無かったが、帰省ラーメン第一杯はとても満足できた。
平日は夜の営業を中止してしまったのだろうか？営業時間が変わっていた。90(2004/12/25)