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昼の点数:4.5
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 3.2
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|雰囲気 3.2
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス3.2
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| 雰囲気3.2
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| CP3.0
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| 酒・ドリンク- ]
麺は麺屋と言われるが…?
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特製中華そば
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2021/01/02 更新
平日の10時45分着で15人待ち。千代田線が綾瀬で止まっておかしいなと思ったら、電車が遅れていた模様。もう少し早く着いていれば…隣のタワマンを超えるくらいの列。
こうなると早めに開いてくれる事を期待するしかない。
亀有の商店街に流れるクリスマスの音楽を虚しく聴きながら待つ。開店時には後ろに8人並んだ。
前の客が食券を買って戻ったら食券を購入するよう、店員女性に促される。
この日は人間ドックから半ドンのコース。ドックを1時間半で終わらせてはるばる葛飾区へ。バリウムが少し苦しいが、北千住で処理したので問題ない。
入店は11時45分。着席してラーメンが出たのは12時。途中で食券の回収はあったものの、開店後人数×4分のペースだ。鉤型カウンターのみ、6席に減席されている。
入口近くに製麺機、麺棒がある。音楽はChristopher CrossのSailingのR&Bなカバー曲等。
注文したのは「特製中華そば」(1,200円)の醤油。塩と醤油の選択で、塩が先に書いてあるのだが、九段の斑鳩出身の店主との事で醤油を選択。
店主と女性の2名体制。店主の対応は柔らかい。朝から麺を打っていた激しさを物語るように、両手が紅潮している。
トレーに用意された麺を少し揉んでテボへ。茹で機にお碗があり、そこに味玉を入れ茹で機の湯をかける。茹で機の湯を少し捨てて調整。レードルでタレを入れ、小瓶からとても小さな小さじで何かを入れた。スープは手鍋から。チャーシューを切り出すような動作も見える。麺は一度に持ち上げて一つずつテボ湯切り。
…かなり丁寧に盛り付けされて出てきた特製中華そば。
鶏油だろうか、油膜がはっきりと張っている。これを攪拌してスープを飲むと、馴染みやすい醤油スープ。甘めとまでは行かないが爽やかな広がりで、さらりとして口当たり、喉通りも良く、これをキレというならキレのあるスープ。香りから魚介系の出汁も感じるが強くなく、それよりもまずワンタンやチャーシューの移り香がした。
麺は太強縮れ麺。加水が多く、単にもちもちというよりも、麺の芯までしっかりとした食感がある麺で、旨い。流石と言ったところ。
チャーシューは、豚チャーシューが2枚に鶏チャーシューが1枚。豚チャーシューはバーベキュー焼き立てであるかのように香ばしく、厚みの割に柔らかく、かなり旨い。東京のラーメン店では屈指の、いや1番旨いチャーシューかもしれない。2枚のうち1枚、筋が引っかかったのが少々気になるが…
鶏チャーシューはさくっとした食感、臭みもなく、柚子胡椒の香り付けがある。この柚子胡椒を味わってからスープに戻ると少し浮いているように感じてしまう。
味玉は割ると鮮やかな緋色。黄身がはみ出る事もない、絶妙な茹で加減。味玉の味付けは控えめであるようで、黄身は味の濃い卵の味わいそのものに近い印象。
ワンタンは、具材がぎゅっと小さく包まれていて控えめなのが好ましい。野菜の感触が強く感じられた。
細切りメンマの歯触りも小気味良く、海苔の風味も良い。
麺とチャーシューで東京都内にボコボコ出来たニューウェーブ・低温調理系東京ラーメンを圧倒している。旧くより餅は餅屋、麺は麺屋と言われるが、こちらは打ち立て自家製麺の大勝利。
あとは待ち時間を苦痛なく攻略出来る仕組みがあればなあ…!