レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2013/10訪問 2013/10/29
(2013年10月再訪)
日曜日の夜に再訪。
レビューするのは久しぶりですが、実際には既に5回ほど通ってます。
今回は新たなメニューに挑戦したことと、数回通った結果の再評価のためレビューします。
◆ 選り抜きロースとんかつ定食(1,600円)
特上ロースとんかつは、この日は直前で売り切れてしまいましたが、正直なところ、ふつうの選り抜きロースとんかつでも十分です。
肉の旨み、脂の甘み、柔らかさ、味の繊細さなど、この価格帯のとんかつとしては群を抜く肉質ではないでしようか。
上質な肉を邪魔しない薄い衣や火の通りも素晴らしいです。
また、定食に付いてくるご飯や味噌汁も美味しいです。
米が甘みがあって美味しく、味噌汁も作り置きではなく、必要な分だけ、その都度手鍋で仕上げているので、味噌の風味が失われていません。
◆ 選り抜きヒレとんかつ定食(1,800円)
肉の旨み、脂の甘みはロースに劣りますが、味の上品さと繊細さはこちらが勝ります。
こちらも素晴らしいとんかつだと思います。
◆ 自家製クリームコロッケ トマトソース(900円)
とんかつがあまりにも素晴らしいので、いつもとんかつばかり頼んでいましたが、今回は二人居たので、単品で気になっていたこちらの料理を注文し、シェアしていただきました。
クリームコロッケもやはりとんかつや定食の味噌汁などと同様、仕事が丁寧で、ベシャメルソースが滑らかで舌触りが良いです。
ただ、とんかつが美味しすぎて、それと比べると満足度は劣ります。
クリームコロッケとしては高いレベルなんですけどね(^^;;
◎ 総評
相変わらず素晴らしいとんかつでした。
そして、素材の質、調理の所作、シミや汚れのないピカピカの厨房や、同じくシミや汚れのないシェフの服など、プロ意識や料理へのこだわりには敬意を覚えます。
唯一の難点は、こだわりのあまり、料理の提供に時間を要することですが、待つだけの価値はあります。
これまで満点の評価は付けてきませんでしたが、価格と料理の質、何回も通った結果の満足度、同価格帯のいくつもの他店でいただいた結果を踏まえて、私の中では初の5点とさせていただきます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
(10年1月16日訪問)
口コミでの評判をみて以前から気になっていたお店。機会があって、ついに行きました。
土曜日の夜8時頃に行きました。行った時間が時間だったので、特上ロースカツは売り切れでした。
なので、選り抜きロースカツ定食(1,600円)と選り抜きヒレカツ定食(1,800円)を注文し、追加で味噌ダレ(100円)も注文しました。
定食にはご飯(大盛も選択可)、味噌汁、小鉢1品に香物がついてきて、ご飯とカツに添えられているキャベツは1回おかわりができます。
料理が出てくるのを待っている間に(カウンターに座っていたので)厨房のほうを見ていましたが、シェフが黙々と丁寧に、そして無駄のない動きで肉を叩き、衣をつけ、油で揚げ、味噌汁を作っています。そしてときどき「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と穏やかな口調でご挨拶をされ、また黙々と作業に入ります。なんか淡々としているのに存在感と「できる」雰囲気が出ているような気がします。
まずはヒレカツをいただきました。
ヒレカツはサイコロ状に一口サイズに切ってありましたが、その切り口は美しい薄ピンクで、衣はキツネ色。絶妙な揚げ具合、火の通り具合です。
衣は評判どおりの薄さの衣で、また、きめの細かめのパン粉を使用しており、主役の肉の邪魔をしないよう主張しすぎない軽くサクッとした食感です。
そしてお肉です。とにかく美味しい。ものすごく柔らかいです。しかも柔らかいだけでなく、旨みがしっかり詰まっていて、噛めば噛むほど甘みと旨みが出てきます。
次にロースをいただきました。
これがまた絶品!いや、ヒレよりもっと美味しいですね。
ロースなので、ヒレに比べて脂身があるわけなんですが、この脂身が美味しいです。
甘みと旨みがじわじわ染み出してくる感じです。
私自身、豚肉の脂身が昔から苦手だったんですが、最近になって今まで脂身が不味いと思っていたのは、美味しい豚肉を食べてなかったんだと、本当に美味しい豚肉は脂身こそ美味しいんだなと気づきました。
これは紛れもなく美味しい豚肉です。
ふつうのロースでこんなに美味しいということは特上ロースはさらに美味しいということなのでしょうか。
とんかつには岩塩とソースとカラシがついてきて、追加注文でさらに味噌ダレも頼んだんですが、店も薦めているとおり岩塩で食べるのが美味しかったです(もちろん味噌ダレをつけて、ご飯と食べるのも美味しかったですが)。
岩塩という最低限の味付けとすることで、薄い衣と同様、主役の豚肉の味を引き立て、豚肉の甘みと旨みを前面に出させてくれます。
これが千円台でいただけるなんて素晴らしいです。
それから、とんかつ以外ですが、ご飯が美味しかったです。
ふっくらとしていて、甘みがあります。
相方がお米にうるさいのですが、美味しいと褒めてました。店員に聞いたところ、北陸のお米だそうですが、何という銘柄なのか気になります。
そして味噌汁についてですが、これは料理が出てくる前に厨房を見ていて気づいていたのですが、ここは作り置きをしていません。
大きくない鍋で、1組分ずつ作っています。(出汁は先に従業員の方が鍋に用意しますが)
1組分の完成に合わせてシェフ自身が味噌を加え、味見をして確認して出しています。
丁寧なお仕事で、シェフのこだわりを感じます。
これでこのお値段は大変お得だと思います。また行って、今度はぜひ特上ロースを食べてみたいと思います。
とんかつ部門はあまりいろいろなお店に行っていないので、それほど比較対象がないですが、なんか他のお店のとんかつが食べられなくなりそうで怖いですね。
皆様の口コミのおかげで良いお店に出会えました。
2位
1回
2009/12訪問 2012/02/19
(12月13日訪問)
東京旅行の際の日曜のランチで行きました。
池尻大橋の駅から歩いて5分ほど。
中に入ると、左にテーブル席8席、右に厨房に沿ってカウンター席が4席あり、さらに店の奥の方にテーブル席が8席(4×2)があります。
お昼は2,500円のランチコースと4,000円のシェフお任せコース。
2,500円のコースをいただきました。
2,500円のランチコースは、前菜、スープ、メイン、デザートという構成です。
スープは2種類、それ以外は3種類の中から選べます。
相方と2人で行ったので、2種類ずつ選びました(メニューを撮り忘れたので、名称は正確でないかもしれません)。
そして注文するとパンとビンに入ったリエットが出てきます。リエットは取り放題のようです。
リエットはなめらかであっさりめです。パンは固めのバケットと柔らかい生地のバケットの2種類が出てきました。パンも美味しいです。これは好評価。
◆ 前菜
「パテ・ド・カンパーニュ サラダ添え」
店の看板メニューとされているだけあって、流石の一言です。お持ち帰りしたくなります♪
訪問したときは知らず、後でHPをチェックして知ったのですが、パテ・ド・カンパーニュはテイクアウトできるそうです。
「カキと山菜のベニエ オレンジバルサミコソース」
カキを包むふわふわ、サクサクのベニエ生地の衣の食感が良いです。そしてなんといってもオレンジとバルサミコのソースです。このソースの酸味と甘みがマッチしてます。やはりフレンチはソースですね。
素晴らしい前菜です。次の料理への期待が高まります。
◆ スープ
「鶏肉と角切り野菜のクリームスープ」
やさしい味。肉や野菜の旨み、クリームのコクがGOODです。
「人参のポタージュ」
濃厚で人参の甘みや香りがしっかり出ています。これも美味しい。
これも素晴らしい。メインを迎えるための舞台が整った感じです。
◆ メイン
「蝦夷鹿の赤ワイン煮込み」
最初は鹿肉のクセが少し感じられたのですが、食べていくうちに肉の旨みがどんどん出てきます。そして煮込んでいる赤ワインソースのコクも良いです。しっかり煮込んであるので、肉がほろほろと崩れナイフが必要ないほど柔らかいです。荻野シェフは野生のお肉にこだわりを持っておられるそうで、これもそのメニューの1つかもしれません。他の口コミを見ていると、もっと珍しいお肉を使った料理を出しているときもあるようで、次行ったときはどんなものを食べられるんだろうと楽しみになります。
「豚のロースト 自家製ソーセージを添えて」
豚はしっかりとした肉の歯ごたえ、味が出ていて脂も美味しいです。量はしっかりあってがっつり食べられる感じです。
前菜、スープに比べるとメインは少し落ちる感じです。ただ、あくまでハイレベルな中で比べているだけなので、美味しいことに違いはないです。
◆ デザート
「半生チョコのテリーヌ 生クリーム添え」
これがまた絶品でした。甘くてビターで濃厚です。
相方は時を忘れてとろけてました(笑)
「紅玉リンゴのタルト 紅茶アイス添え」
紅玉のリンゴの食感と酸味がちゃんと残っていて、かつ甘くてとても美味しいです。けっこうサイズがあったのですが、飽きが来ず、ぺロリと食べられます。
デザートがまた素晴らしいです。最初から最後まで抜かりがありません。さすが評判のお店です。
◆ 総評
最初から最後まですべてハイレベルです。こんな料理が2,500円で食べられるなんて素晴らしいです。予約でいっぱいになる理由がよくわかります。
前菜、スープ、デザートに比べるとメインで少し落ちたので、4.5点にしてますが、限りなく5点に近いです。
全体の味の特徴としては、味付けはしっかりめで、前菜もメインもデザートも量がしっかりとあります。シェフをはじめ、スタッフの方みなさんの年齢が若いからかもしれません。男性でも十分に満足できる量です。
また行きたいお店になりました。
3位
1回
2011/01訪問 2012/02/19
JR・地下鉄鶴舞駅から10分ほど歩いたところの住宅街の中にひっそりとある人気のビストロ。
料理の質の高さと驚異的なCPが光るお店です。
【2011年1月】
2度目の訪問です。
2~3週間前に予約して日曜日のランチで行きました。
当日、店に行くと予約で満席の札・・・さすがの人気です。
この日のメニューは次のとおりでした(一部のメニューは名称が不正確ですが)。
(前菜)
「具だくさん“サラダ ル・ボル”」
「春菊のスープ」
「とり白レバーのムース」
「田舎風お肉のパテ」
「マグロとアボガドのタルタル仕立て」
(メイン)
「スズキのポワレ トマトと焦がしバターのソース」
「牛肉とマッシュポテトの田舎風グラタン“パルマンティエ”」
「地鶏のムネ肉の軽いコンソメ煮(ポッシェ) いろいろきのこのリゾットとカプチーノソース」
(デザート)
「バナナの温かいタルト ラムとライムのキャラメルソース 紅茶のアイスクリーム添え」
「クレームブリュレ」
「アイスクリーム盛り合わせ」
「フレンチトースト りんごのキャラメリゼ キャラメルアイス添え」
今回初めて食べたメニューのみ感想を書きます。
「マグロとアボガドのタルタル仕立て」
さっぱりとした前菜です。アボガドは甘みやねっとり感が少し足りませんでしたが、塩気など味付けがちょうど良かったです。
とり白レバーのような驚きはありませんが、ふつうに美味しいです。
「スズキのポワレ トマトと焦がしバターのソース」
前回の魚料理の感激が大きかったので、これはふつうに感じました。
ソースがもう少し強めでも良かったかなと思いました。
「牛肉とマッシュポテトの田舎風グラタン“パルマンティエ”」
牛肉のほほ肉、スネ肉、アキレス腱の煮込みにマッシュポテトを載せて焼き上げたグラタン。
これは文句なしに美味しかったです。
ホロホロと柔らかいほほ肉や旨味のあるスネ肉、コラーゲンたっぷりのアキレス腱のそれぞれ違う食感が楽しめ、それぞれの旨味がグラタンに詰まっていました。マッシュポテトとの相性も抜群です。
「フレンチトースト りんごのキャラメリゼ キャラメルアイス添え」
ブランマンジェの代わってこの日のメニューに入っていたデザートです。
他のデザートに比べあまり手の込んでいないと思われるシンプルなデザートですが、ここはさすが人気のビストロ。
絶妙な漬け込み具合。全体がしっとりとして素晴らしい食感。フレンチトースト自体はあっさりと甘みをあまり加えず、りんごのキャラメリゼやアイスと合うようにしてありました。りんごのキャラメリゼはラム酒がよく効いていて大人な味でした。
相変わらず素晴らしいレストランでした。
お気に入りのお店です。
【2010年5月初訪問】
食べログ上で評判のル・ボル。ついに伺うことができました。
予約をして日曜のランチで行きました。
場所は鶴舞駅から歩いて10分ほど。住宅街の中にあり、店もマンションの1階にあります。
ランチは1,200円で前菜+メイン+パンという内容です。
そして+100円でコーヒー又は紅茶、+500円でデザート&コーヒー又は紅茶がつきます。
前菜は5種類、メインは4種類の中から選ぶことができます。
この日は
(前菜)
「具だくさん“サラダ ル・ボル”」
「15種類のお野菜と帆立のミネストローネスープ」
「とり白レバーのムース」
「田舎風お肉のパテ」
「マグロとアボガドのタルタル仕立て」
(メイン)
「若鶏ムネ肉のファルシ(詰め物)春キャベツ包み トマトとクレソンの2色のソースで」
「豚スペアリブの炭火焼き トマトとケッパーのブラウンソース」
「本日の鮮魚料理(黒鯛のポワレ ブイヤベースソース)」
「地豚骨付ロースの大きな炭火焼き 粒マスタードソース(1人前350g +900円)」
というメニューでした。
相方と2人だったので、前菜とメインから2つずつ注文しました。
「田舎風お肉のパテ」
クセのあまりないパテです。比較的あっさりめです。東京の「OGINO」や京都の「ガーニッシュ」「スリージェ」のパテのほうが好きでした。とはいえなかなかレベルが高いです。
「とり白レバーのムース」
これが最高でした。レバーは濃厚でありながら、嫌な臭みはほとんどなく、きめ細かく滑らかな食感が素晴らしかったです。
パンにつけて食べると最高です。ワインが飲みたくなりますね。
これはレバーはどんなことがあっても絶対無理ということでなければ、頼んだほうがいいと思います。
オススメです。
「黒鯛のポワレ ブイヤベースソース」
魚料理で感激することってあまりないですが、これは驚きました。
口に含むと身から魚の脂がジュワっと染み出してきます。
よく脂がのっていて、その脂の旨みを巧みに閉じ込めてました。
皮もカリッと焼かれていていい焼き具合でした。そしてソース。
魚介の味が濃厚で、とくに甲殻類のダシがよく出たソースでとても美味しかったです。
ブイヤベースをいただいたらきっと美味しいでしょうね。
「若鶏ムネ肉のファルシ(詰め物)春キャベツ包み トマトとクレソンの2色のソースで」
これはかなりのボリュームです。とても1人分とは思えません。
でもムネ肉なのでくどくなく食べれちゃいました。
ムネ肉の中にはアメ色になるまで炒められた玉ねぎとチーズが詰められています。
玉ねぎが良い味を出してました。
追加でデザートを注文。
「ブランマンジェ」
美味しいです。
けど、京都の「スリージェ」でアーモンドの味が濃厚な最高のブランマンジェと食べてしまったので、それと比べると劣るような気はします。
「バナナの温かいタルト ラムとライムのキャラメルソース 紅茶のアイスクリーム添え」
このお店の定番デザートで皆さんよく食べていらっしゃいますが、さすがに美味しかったです。
バナナの甘みとキャラメルソースの苦味が良いバランスです。
これはレベルが高い。
この値段でこのクオリティ。信じられません。店の利益はあるのでしょうか?そう思わせるぐらいCPの高いランチです。特にとり白レバーのムースは素晴らしくまた食べたくなるような一品でした。
またぜひ伺いたいお店でした。
4位
1回
2010/03訪問 2012/02/19
(10年3月27日訪問)
京都旅行の際に土曜の夜に2人で伺いました。
出町柳駅の裏にひっそりとあるビストロです。
席数は、カウンター席とテーブル席で合わせて20席に満たないぐらいですかね。
メニューはボードにその日のメニューが掲示されています。ジビエや内臓を使ったメニューなど、珍しい料理がいろいろありました。
2人だったので、前菜系から2品、主菜系から2品選びました。
「春野菜と豆のスープ」
具だくさんなスープでした。
野菜やベーコンから旨味がたっぷり出ていて美味しかったです。
香辛料も効いていて、少しスパイシーでした。
「自家製アンドゥイエットのグリエ じゃがいものリヨン風添え」
アンドゥイエットとは、フランス料理のメニューの一つで、豚の腸に、内臓やその他の肉を細かく切って詰めた腸詰のことだそうです。
腸詰めをナイフで切ると、ほんとにいろんな部位の肉が入ってました。
食感もそれぞれ違って面白かったです。まぁまぁでした。
「バスク風小イカの墨煮 バターライス添え」
これが当たりでした。
イカは柔らかく、何よりイカ墨のソースの旨味が良かったです。
バターライスをこのソースと一緒に食べるとまた美味しかったです。
「ペリゴール産ガチョウのコンフィ」
ガチョウ肉は初体験でしたが、これがまた美味しかったです。
鶏よりも脂と赤身がはっきり分かれていて、脂はぷるぷるとコラーゲン質です。
赤身は筋肉質で身が締まっています。
とくに相方はハマってました。
「ブランマンジェとキャラメルアイス」
デザートも手を抜いてなかったです。これが絶品!
ブランマンジェは甘さ控えめでアーモンドの風味がしっかりありました。
そして今にも崩してしまいそうな柔らかさでした。
キャラメルアイスも適度な甘さとビターな感じが絶妙で美味でした。
「タルトタタン」
酸味が強めのリンゴで甘さが控えめで、大人のデザートでした。
これもなかなか。
「パテ・ド・カンパーニュ」
黒板にパテ・ド・カンパーニュとリエットはテイクアウトできるとあったので、予約して翌日京都から帰る際にテイクアウトし、家に帰ってからディナーで、同じく京都のガーニッシュのデリと一緒に食べました。
これはかなり個性的でした。香草が多めで肉が粗挽きな感じでした。
今まで食べたことないパテで、好き嫌いは分かれると思いますが、私は好きでした。
まさにビストロの醍醐味が味わえるようなお店で、大満足でした。
5位
1回
2010/10訪問 2010/10/24
大阪靱公園の近くにある超有名(らしい)パン屋さん。
大阪旅行の際に立ち寄りました。お店には駐車場がないので、近くのコインパーキングに停めていきました。
お店の前には警備員さんが一人立っていらっしゃいました。
予備知識なく行ったので、驚きましたが、時間帯によっては行列するんですね。
この日は土曜の朝9時過ぎに行ったので、まだ行列まではしていませんでしたが、店内には朝だというのに客がたくさんいて、ひっきりなしにお客さんが出入りしていました。
適当にいくつか購入し、ブランチで食べました。
「クロワッサン」
ザクザクとした食感がよかったです。
個人的にはバターがジュワっと出てきそうぐらいのクロワッサンが好きなので、少し違いますが、それでもなかなかのおいしさでした。
「ペッパーシンケンとクリームチーズのブリオッシュ」
ブリオッシュは口当たりがふわふわで柔らかく、しっとりとしてきめ細やかですばらしい食感でした。
ペッパーシンケンとクリームチーズの具も良かったです。
「チョコレートと洋梨のクロワッサン」
パリパリの食感のクロワッサンにビターなチョコレートが入ってました。洋梨の感じはあまりなかったです。
「天然酵母のオリーブのパン」
一見硬めな感じのハード系のパンですが、中はしっとりとしていました。そして中にはグリーンオリーブが丸々何粒も入っていましたが、これがとてもジューシーでびっくり。今までいろいろオリーブパンを食べてきましたが、こんなにジューシーで風味豊かなオリーブの入ったオリーブパンを食べたことがありませんでした。これまでで最高のオリーブパンです。これだけでもわざわざ足を運んだ甲斐がありました。
どれを食べてもハズレがない感じです。どれもおいしいです。
中でもオリーブパンは最高でした。評判に違わぬ素晴らしいパン屋でした。
距離的な問題で、なかなか行けそうにないのが残念です。
機会があったら、ぜひまた行きたいお店です。
6位
1回
2010/11訪問 2010/11/27
竹富島にあるおやつとおみやげのお店。
おばちゃんが作るサータアンダギーが有名なお店で、2年前に行ったときはお昼過ぎで既に売り切れてましたが、この日は朝一番で行ったので、買うことができました。
開店前9時40分ごろに通りかかってみると、既に開いてました。
店の前に並んでいた方のために、早めに開けてくれたようです。
サータアンダギーを2パック購入しました。
すると「さんぴん茶飲める?」と聞かれ、飲めると言うとさんぴん茶のペットボトルをサービスしてくれました。
おばちゃんのうれしい心遣いでした。
サータアンダギーは6個入りで320円とリーズナブルで紅いも入りです。
できあがってまだ時間があまり経っていないのか、まだほんのり温かかったです。
店の外のベンチですぐいただきました。
食べてみると、よくありがちな口の中の水分を持っていかれるようなパサパサ感は全くなく、外はサクサク、中はしっとりやわらかかくて、そのバランスが素晴らしかったです。今まで食べた中で一番美味しいサータアンダギーでした。
また、店の外には竹富の集落が広がり、すぐ目の前を観光用の水牛車が通ったりして、最高のロケーションでした。
最高のロケーションに美味しいサータアンダギーと、おばちゃんの温かさで最高のひと時を過ごすことができました。
ちなみに残りは家に帰ってからいただきましたが、冷めてからトースターで温め直しても十分に美味しかったです。
八重山方面に行かれる方にはぜひおススメしたい島とお店です。
7位
1回
2015/08訪問 2015/09/04
(2015年8月再訪)
名古屋から紀勢道経由で串本、南紀白浜へ。
ということで、途中で立ち寄りました。
鈴焼20個入りが2袋入ったもの(750円)を購入。
ふんわりとして、パサつきの全くないしっとりとした食感、口に広がる濃厚な卵などの風味、上品な甘み。
やはり素晴らしいお菓子ですね。
新宮へ立ち寄る際は必ず訪れたいお店ですね。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
(2010年5月初訪問)
ゴールデンウイークに那智勝浦に旅行した際に、食べログで美味しいお土産はないかと探していて発見したこのお店。
熊野速玉神社のすぐ近くです。店の前まで車で行くと、店の前に警備員が2名。駐車場に入れさせてもらいました。
店内に入ると人がたくさん。私たちが入ってからも次々と新たな客がきます。奥には取り置きと思われる紙袋が山のようにありました。予想以上の人気店です。
目的の鈴焼を購入し、すぐに食べてみました。形は鈴焼というだけあって、鈴の形をしてます。熊野速玉神社の鈴の形だそうです。
一見するとベビーカステラですが、口に入れてみたら、違いました。
口に広がる卵やミルクの風味、上品な砂糖の甘さ、良い材料を使ってるのか、上質の味がします。後味も甘ったるくなく素晴らしい後味です。
食べ始めると止まらなくなります。
あれだけたくさんの客が来店してたのも納得でした。もう少し買えば良かったと後悔したぐらいでした。
食べログのおかげで傑作の菓子と出会えました。レビュアーの皆さまに感謝です。
8位
1回
2010/09訪問 2010/09/16
休日ランチで行きました。
車で行きましたが、駐車場が店の目の前とすぐ隣の敷地にあり、便利でした(地下鉄原駅からだとかなり距離がありそうなので、公共交通機関だと不便です)。
店の前には予約で満席の貼り紙がされてました。
店内はテーブルが20席ぐらい(2〜6人掛けの席になってたかな)とカウンター席が4席ほどありました。カップルから、老夫婦、6人の女性グループ、カウンター席で1人食べる中年の男性客まで意外と客層が幅広かったです。
2人でランチコースの一つモンマルトルを注文。モンマルトルは1890円で、口取り、前菜、パン、メイン、デザート、ドリンクが付いてきて、前菜、メイン、デザートは4,5種類の中から選べました。
○前菜:豚の自家製ハムのサラダ添え(料理名うろ覚え)
ハムは余分な脂身がなくさっぱりとした印象ですが、パサつきもなく柔らかかったです。味のインパクトはそれほどないですが、悪くなかったです。
○前菜:鶏レバーとフォアグラのパテ
素晴らしいパテでした。レバーやフォアグラの旨みやコクがギュッと詰まったパテでした。香草などで消すようなことはしてないのでレバーの独特の臭みはありましたが、嫌な臭みではなかったです。食感も肉がゴロゴロし過ぎるわけでも、滑らかすぎるわけでもなく、ほど良い肉の食感でした。プラス料金(+300円)がかかりましたが、その価値以上のものは充分にあります。
○メイン:ソーセージ肉を抱いた三河鶏のロースト 野菜の軽い煮込み(料理名うろ覚え)
名前のとおり鶏肉の中にソーセージ肉が詰められていました。ジューシーでソースとの相性も良かったです。野菜はココットで煮込まれていて柔らかく、かつ野菜の旨みがぎゅっとつまっていました。これを選んで正解でした。
○メイン:クジメのポワレ バジルソース
バジルソースがおいしかったです。クジメは少しクセはありますが、柔らかくいい焼き加減でした。
○デザート:ガトー・クラシック・オ・ショコラ
どっしり濃厚なショコラでした。パサパサ感はなく、しっとりとしておいしかったです。
このお値段でこの内容。すばらしいCPです。ル・ボルより少し量は少ないですが、十分な量ですし、パテと肉料理はこちらのほうが好みでした。
また行きたいと思えるお店でした。
9位
1回
2010/11訪問 2010/11/07
ジェイアール京都伊勢丹で売られている焼肉の名店「はつだ」の『特選和牛弁当』。
予約をしないとすぐ売切れてしまうとのことでしたので、2日前に伊勢丹に電話して予約をしました。
日曜の夕方に受け取りに行きましたが、当然ながら当日分は売り切れてました。
プラスチックの容器を開けるとびっしりと薄切りの牛肉とご飯が敷き詰められています。
また、ご飯と牛肉の間には千切りのキャベツが挟まれています。
そして隅にはしば漬けが添えられています。
思っていた以上に美味しかったです。
炭火で焼かれた薄切りの牛肉を口に入れると香ばしい香りが口に広がります。
そしてお弁当で冷めているのにとても柔らかく、そして脂分が甘くてジューシーです。
お弁当の牛肉というと、パサパサでかたくなりがちですが、まったくそれがありません。
タレは甘口で、これがまたごはんや千切りキャベツと合ってました。
最後まで休むことなくペロリと完食しました。
予想以上の美味さでした。
お値段は1,680円と、決して安くはないですが、十分にその価値はあります。
また食べたいですね。
10位
1回
2010/03訪問 2010/12/13
(10年6月)2回目
再訪しました。
ブルーチーズのブルスケッタ。この前食べたドライトマトとバジルのブルスケッタに使っているバケットより少しソフトです。表面のカリカリと中の少しソフトな感じが良かったです。
ドライトマトとタマネギ入りフーガス。中のドライトマトががおいしかったです。
ハード系はハズレがないかもしれませんね。
パン自体もおいしいですが、ドライトマトやチーズなど具の素材の味や味付けがおいしいのが素晴らしいです。
どれもレベルが高いです。評価を3.5→4に変更です。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
(10年3月)1回目
粟津温泉総湯のすぐ近く、歴史ある昔ながらの温泉街のど真ん中。
粟津温泉のバス停の目の前に青と白を基調とした素敵なお店があります。それがメティサージュです。
フランス人のご主人と粟津出身の奥様で営業されているパン屋です。
店内も白を基調としており、床のタイルが南仏風の雰囲気を漂わせています。
奥ではご主人がパンを作っておられました(フランスの方なので、その後姿だけでも様になりますね)。
とても素敵な雰囲気です。
店内には所狭しとパンが並んでいます。種類としてはフランスパンが中心です。
ブルスケッタ(バケットにチーズ、トマト、バジルをのせたもの)、ラ・レンヌ ヴィエノワーズ(クランベリー)、クロワッサン、ラスク等を購入。
私はやはりフランスパンが好きなこともあり、総じて好きなパンでした。
とくにブルスケッタは、バケットがカリカリとした食感で香ばしく、トマトとバジルの味付けも良く、とても美味しかったです。バケットが美味しかったので、次回はバケット単品で味を確かめてみたいです。
またヴィエノワーズももちもちとした食感で美味しかったです。
今回はとりあえずこの評価ですが、4点になりうる味でした。次回は別のパンも食べて確かめてみたいです。
それにしても、堅いパンをあまり食べないような高齢者の多い地域でこんな本格的なフランスパンをいただけるとは新たな発見でした。
今後もがんばってほしいです。また行きたいお店です。
今年で食べログ2年目。タイトルどおり旅とグルメが大好きで、今年も全国あちこちを旅した1年でした。
その結果、名古屋、石川、東京、京都、大阪、和歌山に沖縄まで幅広いベスト10になりました。
良いお店にたくさん出会い、お気に入りになりそうな店も見つけました。
ジャンルとしては、好きなビストロ(カジュアルフレンチ)、パンが多いですが、意外とスイーツも2つ入ってきました(和歌山県新宮市の「香梅堂」さんの鈴焼き、沖縄県竹富島の「たきどぅん」さんのサータアンダギーともに予想を上回る美味しさでした)。
そしてそれらを抑えて、名古屋市緑区の「とんかつあさくら」さんのとんかつがナンバーワンでした。
今まで食べたことのないようなミディアムレアで甘くて柔らかいとんかつは感動でした(しかもリーズナブル)。
2011年もときどき旅をしながら、美味しい食べものと出会いたいですね。
新規開拓ばかりしていて、気に入ったお店のリピートをあまりしていないので、何度か通って気に入ったお店のいろんなものを食べてみるのもいですね。