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悠々のグルメ旅
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悠々☆ (40代前半・男性・愛知県) 認証済
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1回
昼の点数:4.5
2010/12 訪問
ご主人の食材へのこだわりが生み出す良質な鮨
野々市町にある「すし処 めくみ」野々市町役場の近く、通りから一本入った住宅街のなかにひっそりとあります。店の造りも表からみると民家と変わりません。1週間前に予約をして日曜のお昼に行きました。開店10分前の11時50分ごろに到着。車内で2,3分待ってると奥様が出てこられて、少し早めに入れていただきました。入り口には「本日は予約で満席です」の案内。ドアを開けると暖簾がかかっており、そこをくぐるとL字のカウンターがあり、そこに椅子が7脚。全部で7席のみの店内です。余計な装飾はなくシンプルにすっきりした店内は気持ち良さと適度な緊張感がありました。お昼はおまかせで8,000円(税込み8,400円)です。この日のおまかせは、1貫目:平目2貫目:白イカ3貫目:甘海老4貫目:白子(鱈)5貫目:馬ふん雲丹6貫目:マグロ(赤身)7貫目:ブリ8貫目:ブリの大トロ9貫目:しめ鯖10貫目:赤西貝11貫目:香箱蟹ちらし12貫目:蛤13貫目:穴子14貫目:玉子焼きこれらに海苔の吸い物がつきました。これらの中で印象に残ったものを紹介すると、【白イカ】細かく包丁が入れられています。柔らかく、ねっとりとしていて、そしてとても甘いです。今までで食べたイカのなかで一番美味しいと思いました。【白子(鱈)】口に含み、歯でほとんど使わないうちにトロリと溶け出してきました。口の中いっぱいに濃厚で甘い液体が広がっていきます。初体験の幸せな味でした。この日出たネタの中で一番でした。【ブリの大トロ】甘く脂が口の温かさでとろけました。良いブリでした。【穴子】溶けるような柔らかさ。ちょっと酒っぽさが気にはなりましたが、口いっぱいに広がる穴子の味が良かったです。【玉子焼き】ふんわりとしていて、ほのかな甘みがありカステラのよう。海老の香りが最後に残ります。車海老を1時間ぐらい丁寧にすりつぶして練りこんで、焼き上げて、作るのにトータルで3時間ぐらいかかるそうです。シャリは他の方も書いているとおり、硬めに炊き上げられています。そして最初はやはり温かめで途中からちょうどよくなってくる感じがあります。独特の存在感のシャリですが、徐々にしっくりきて美味しく感じてきました。ご主人は素材にすごくこだわりを持っていらっしゃる様子が話の端々から伝わってきます。市場からではなく、漁港や漁師から直接仕入れているそうです。マグロ、雲丹以外は能登島や七尾湾など地物を使っていおられました。神経質そうな印象を受けますが、それも食材や手仕事へのこだわりからくるものなんでしょうね。でもけっこう初心者向けにいろいろ説明してくれてご親切でした。奥様は笑顔が素敵で、さりげなく目を配ってくれていて良い印象でした。そして帰りは店の外まで見送りに来てくれ、車が数百メートル先の交差点を曲がるまで、姿が見えなくなるまで見送り続けていました。さすがの名店でした。奮発して食べに行ってみましたが、その価値は十分にあり、満足度の高い味でした。たまにはこういう食事もいいなと思いました。
2018/05/26 更新
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夜10時以降入店OK
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家族・子供と
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女子会
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一人で入りやすい
知人・友人と
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喫煙可
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日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
野々市町にある「すし処 めくみ」
野々市町役場の近く、通りから一本入った住宅街のなかにひっそりとあります。
店の造りも表からみると民家と変わりません。
1週間前に予約をして日曜のお昼に行きました。
開店10分前の11時50分ごろに到着。車内で2,3分待ってると奥様が出てこられて、少し早めに入れていただきました。
入り口には「本日は予約で満席です」の案内。
ドアを開けると暖簾がかかっており、そこをくぐるとL字のカウンターがあり、そこに椅子が7脚。
全部で7席のみの店内です。
余計な装飾はなくシンプルにすっきりした店内は気持ち良さと適度な緊張感がありました。
お昼はおまかせで8,000円(税込み8,400円)です。
この日のおまかせは、
1貫目:平目
2貫目:白イカ
3貫目:甘海老
4貫目:白子(鱈)
5貫目:馬ふん雲丹
6貫目:マグロ(赤身)
7貫目:ブリ
8貫目:ブリの大トロ
9貫目:しめ鯖
10貫目:赤西貝
11貫目:香箱蟹ちらし
12貫目:蛤
13貫目:穴子
14貫目:玉子焼き
これらに海苔の吸い物がつきました。
これらの中で印象に残ったものを紹介すると、
【白イカ】
細かく包丁が入れられています。柔らかく、ねっとりとしていて、そしてとても甘いです。
今までで食べたイカのなかで一番美味しいと思いました。
【白子(鱈)】
口に含み、歯でほとんど使わないうちにトロリと溶け出してきました。
口の中いっぱいに濃厚で甘い液体が広がっていきます。初体験の幸せな味でした。
この日出たネタの中で一番でした。
【ブリの大トロ】
甘く脂が口の温かさでとろけました。良いブリでした。
【穴子】
溶けるような柔らかさ。ちょっと酒っぽさが気にはなりましたが、口いっぱいに広がる穴子の味が良かったです。
【玉子焼き】
ふんわりとしていて、ほのかな甘みがありカステラのよう。
海老の香りが最後に残ります。
車海老を1時間ぐらい丁寧にすりつぶして練りこんで、焼き上げて、作るのにトータルで3時間ぐらいかかるそうです。
シャリは他の方も書いているとおり、硬めに炊き上げられています。
そして最初はやはり温かめで途中からちょうどよくなってくる感じがあります。
独特の存在感のシャリですが、徐々にしっくりきて美味しく感じてきました。
ご主人は素材にすごくこだわりを持っていらっしゃる様子が話の端々から伝わってきます。
市場からではなく、漁港や漁師から直接仕入れているそうです。マグロ、雲丹以外は能登島や七尾湾など地物を使っていおられました。
神経質そうな印象を受けますが、それも食材や手仕事へのこだわりからくるものなんでしょうね。
でもけっこう初心者向けにいろいろ説明してくれてご親切でした。
奥様は笑顔が素敵で、さりげなく目を配ってくれていて良い印象でした。
そして帰りは店の外まで見送りに来てくれ、車が数百メートル先の交差点を曲がるまで、姿が見えなくなるまで見送り続けていました。
さすがの名店でした。
奮発して食べに行ってみましたが、その価値は十分にあり、満足度の高い味でした。
たまにはこういう食事もいいなと思いました。