k846さんが投稿した日本橋橘町 都寿司(東京/馬喰横山)の口コミ詳細

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移転日本橋橘町 都寿司馬喰横山、東日本橋、馬喰町/寿司

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2011/08 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

堪能 感動 杉田World!

都営新宿線馬喰横山駅A3出口を出て、目の前の信号を渡り、直進最初の道を左へ折れると右に見えます。
予約時間5分前に到着 まだ、前の方々が楽しんでいらっしゃいます。暫し、テーブル席でお茶をすすり、待ちます。いよいよ着席。
『大変お待たせ、申し訳ございません。』と杉田さんの丁重なお詫びからスタート。この杉田さんの何故か人懐っこい笑顔も居心地の良さを引き出します。 初めて入るお寿司屋さんの、板さんと自分の間に張り詰める緊張感、過去最大に感じたのは、高橋さんでしたが、杉田さんの笑顔は、緊張感を保ちつつ安心感も与えてくれます。(本人曰く:ハの字の眉が要因)

鶴齢(おそらく純米吟醸)を注文、枝豆と先付も登場。
先付は、「白海老と秋刀魚刺し」、海老はワサビとしょうゆで、秋刀魚(今まで、お目にかかったことのないサイズ)は、別添の薬味(生姜・浅葱)の入ったしょうゆでいただきます。思わず、顔がほころびます。お酒は、吟香が強くない物の方が良かった気がします。

続いて「蒸し鮑」山葵でいただきます。大きなサイズの緑鮑です。大きめにカットされたものが2塊。口に運ぶと、磯の香りと独特の甘みと旨みが広がります。こんなに美味しい蒸し鮑は、上野毛以来です。 お酒が進みます。

「帆立礒辺巻」登場。海苔の香りと、醤油たれと火加減の良いホタテの甘みが、口福にしてくれます。

「鮟肝煮付け」 鮟肝を甘く煮付けたのをいただいたのは、初めてでした。『これでもか』っと言うほど出汁の効いたタレと、濃厚な肝の旨さが、お酒のピッチを早めます。残ったつゆも飲み干してしまいました。「季節外れ」と思った先入観をものの見事に打ち壊してくれた、呑兵衛殺しの、一品でした。

焼き物「太刀魚」 口に入れると一瞬鰻の白焼きとオーバーラップする、塩加減・魚自体の脂加減・焼き加減三方よしの逸品です。

ここで、『もう、握りますか、もう少しつまみますか?』にもう一品お願いすると
「平貝味噌漬」を出してくれました。漬けることで、程よく水分が抜け、歯触り、歯ごたえ、旨みが増しています。

今度は、大好きな新政六號酵母を追加投入。ここから、にぎりへ移ります。

本日は、新子(季節はギリギリセーフかなぁ)の納得できるものが、河岸で手に入らなかったそうなので、ナカズミ(鮗の手前くらいのサイズ)でしたが、新子の重ねてにぎった、ような食感は全くないのですが、鰊科の魚の旨み成分は、はるかにこちらのほうが多いような気がします。赤酢のシャリと相性バツグンなの嬉しい裏切りの一品です。

「スミイカ」 ネタの上にほんのひとつまみの塩、これがイカの甘みを引き出します。

「大トロ」 ラッキーなことに、カマに近い部分の斜めに骨が入った卸しにくい部位ですが、脂と触感が同時に楽しめる、牛肉で言えば、ミスジのような大好きな部位でした。

「アジ」 若干プリプリ感の残った、旨み、透明と思えるほどの濁りのない鮮度感たっぷりの一品です。秋刀魚と

「真鯛」 松皮造りのハラ上で、砂ずりに近い部位。これも、鯛の白身の旨み・脂・食感がたのしめました。

「いくら軍艦」 真水を飲んでいない鮭のいくらは、皮が口に全く残らず、ストローで飲みたくなります。(俺って、下品なやつ!)

「蒸し海老」 特大車海老 頭の味噌を残し、色目も鮮やかな期待通りのものです。

「金目鯛 松皮」 辛子がトッピングされています。島寿司風です。皮際の脂と炙った香ばしさが…、僕の少ないWord Boxでは、言葉での描写が難しいのですが、上品さとワイルドさを兼ね備えた「美味」なる一品です。

「雲丹」は手渡しでいただき、口へ直送。言葉なし。頭の中は『うめぇぇぇ』が文字数オーバー状態。

「まぐろづけ」は、薄目のスライス2枚重ねです。王道の一品ですが、僕の今日イチです。

「玉」は、単品で、ふんわり、すり身の旨み、甘さ加減、楽しめます。

「穴子」は、口の中で、秒殺? 『アレ』っというほど早く溶けて、美味しい余韻だけが残ります。

「平目昆布〆」は連れが、絶賛していました。昆布のグルタミン酸が、効きすぎず、ヒラメの淡白な旨みを絶妙に残したものだそうです。
食べなかったことを後悔してます。

最後に、浅利のお椀。心が洗われます。

『日本人に生まれて良かった』を実感できた一日でした。
いつまでも、杉田さんの笑顔と『美味しい・楽しい・居心地の良い橘町 都スタンダード』を楽しませてください。

本当にご馳走さまでした。

  • 先付 :秋刀魚 白海老

  • 白海老 & 秋刀魚

  • 肉厚 特大秋刀魚

  • 蒸し鮑 

  • 帆立礒辺巻

  • 鮟肝 煮付け

  • 焼き物:太刀魚

  • 平貝 味噌漬

  • 鮗 (ナカズミ)

  • 墨烏賊

  • 大トロ (カマに近い部位)

  • アジ

  • イクラ

  • 蒸し海老(特大車海老)

  • 金目鯛 (松皮)

  • 雲丹

  • 平目昆布〆

  • まぐろ づけ

  • アナゴ

  • お椀:浅利

2015/11/11 更新

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