11回
2022/12 訪問
進化止まない新屋敷
四ツ谷駅四谷口伸道通りの行列の源、かつれつ四谷たけだの店主との忘年会が3年ぶりの開催された。お声をちょうだいし訪店。
先ずはお造りからスタート。鰆」の藁焼き、塩で齧ると藁スモーキーに鰆の柔らかいけどジュンワり溢れる脂がステキに楽しめる。本マ大トロ、丁度中トロとの境目のスジがない部位。
気落ちよくトロけて酒が進むススム!
続いては鰯の塩焼き。こいつ只者ではない。鮮度感も脂も申し分ない。
ホッキ貝、トッピングの岩海苔と旨味汁がこりゃ悶絶!
真打ち登場!アジフライ!サックリ衣食感に真綿のようにふっくらした身、美味さは言うを俟たない。塩でよし、ソースでよし。
間髪入れずにカキフライ。大ぶりの牡蠣は旨味の宝庫!
鯔の白子。卵がボッタルガに変身するのは小学校の家庭科で習った(笑)が白子はなかなか登場してこない。利尻昆布の上で蒸され、ポン酢を一振り。こりゃぁ菊子に優るとも劣らず。
日本酒がススムススム!呑兵衛&痛ファー殺しだ!
きりたんぽの汁がチョイ甘目でホッとする。そこに麺を投入して締める。
ソルベで口直しして本日の宴終了。
ごちそうさまでした。
2022/12/24 更新
2022/10 訪問
毎回進化を感じさせてくれる!
メディア露出度高く、人気も高まる一方で予約が取りずらくなってきてしまった。
この日は会社の仲間と訪店。
先ずは生ビールでカンパァ~~イ!
最初のお造りは真鯛と岩魚のF1(だと思うが名前失念)の藁焼き。これが脂もキツ過ぎず程よいくちどけ、藁の燻香もいい塩梅で呑兵衛のテンションが一気に上昇!
焼き物は秋刀魚、決して丸々太ったとは言い難い今年の秋刀魚だが、良い塩加減と脂が堪らない。
一緒に出された銀シャリがピカイチすぎる。後に店主から送られてきたLINEの画像で確認したのだが、店主自ら田植え、刈り取り、天日干ししたお米。収穫の際には何と蝮に噛まれ救急搬送までされた武勇伝付のご飯。香り、食感、食味値どれをとっても100点満点を超えている。
今や日本イチと賞されるアジフライもこの日だけはこのご飯には劣った気もした。
秋刀魚をペロリと平らげたら真打ちアジフライ登場!
う~~む、やっぱり美味過ぎる!塩、スプレーの昆布塩、弓削多の梅醤油、ソース、どれで食べてもゼツのピン!
続いて牡蠣フライ!新物牡蠣フライは今シーズン初、涙モノ!小ぶりと言われる今年の牡蠣でこのサイズには脱帽?脱毛?
海のミルクを堪能!
菊子も濁りなしのトッロォ~ンで日本酒が進むススム!
最近定番になってきた茶わん蒸しも素晴らしい!
食事は鯵バーガーではなくカジキバーガー。生メカと思われるしっとり感と程よい脂っ気もイイ!
青魚2品出たので考えてくれた食材だと推しはかれる。
水菓子平らげて終い。
ごちそうさまでした。店主の探求心と真摯さにより毎回進化とを感じさせてくれる!
次回の訪店が待ち遠しい!
2022/10/28 更新
2022/07 訪問
人気も味もパワーアップ!
呑兵衛仲間と訪店。
茄子の煮びたしでスタート。出汁もシッカリ効いている汁まで美味く飲み干してしまった。
枝豆、ギッチりとぷっくらグラマーな実が詰まった枝豆。指先まで美味しく感じる。
お造りは鰹の藁焼きに天然鯛、藁焼きのスモーキーな香りに包まれたネットりとした鰹は正にこの時期にタリピツ!天然鯛も素直で深みのある旨味が楽しめる。
自家製真ホッケの干物、シマホッケのようなギットリ脂ではなくさらりっとした上品な脂が美味く皮目は最高!
名物アジフライ、マツコの世界で紹介された食べ方、塩、ソース、弓削多の梅醤油、どれで食べてもマチガイナシ!
太刀魚のフライ、これはスンゴいものを出してくれた。大振り肉厚の太刀魚を丁寧に骨抜き処理したフライ。旨味がガッツり詰まっている。一同、アジフライに続いて絶賛!
玉蜀黍の茶わん蒸し、カリップチンッと噛んで破裂した玉蜀黍の食感と自然体の甘みに、出汁の効いた茶わん蒸しのハーモニーを楽しむ一品。老若男女全方向でこれを嫌いな日本人は滅多にいないと思う。
倶利伽羅の手巻きご飯、この日は土用丑の日、店主の粋な計らいに思わず悦ぶ。山椒もピリリっ。うなぎの脂もじゅんわりッ!海苔の風味も邪魔するところか為虎添翼といったところ。
トリは天然鼈のそうめん、エンペラも身もしっかり、何よりスープの旨味の濃さは流石スッポン!。添付されたレモンを絞ればエスニック寄りに変化。島唐辛子は強烈な辛さを放つのだが、これが満足度をクラウド9まで押し上げる。
火照った舌を水菓子で冷やして終い。
ごちそうさまでした。メディア露出度も高まり人気もパワーアップ!比例して味もパワーアップ!
次回の訪店が楽しみだ!
2022/08/01 更新
2022/04 訪問
間違いなしの居酒屋百名店!
約2年ぶりに夜の部に会社の同僚と訪店。
先ずはMyジョッキでカンパァ~~イ!
スタートはお造り、スズキの藁スモークとイサキ。
スズキのワイルドさを実に上手く藁のスモークがデリシャ臭となって鼻腔を悦ばせてくれる。
イサキは相当な魚体と推測される。濁りなく上品な白身として楽しめ、酒もマッハで蒸発!
お椀は筍とわかめ、胸がすくような透明感に筍の仄かな甘みと僅かなエグみが美味い。
焼き物はカマス。これはお見事!肉厚の身を三枚に卸し、クルリっと撒いて焼き上げたもの。
旨味がギュッと濃縮されているようで、見栄え以上の美味さに感動!
海苔がトッピングされた茶わん蒸し。この海苔只者ではないと思い店主に聞いたら、有明一番という極上品。茶碗蒸し単体でも美味いのに、この海苔のお陰で、蓋を開けた瞬間は花巻かと思うほどに素敵な香りに脳まで占拠されてしまった。
官能的な逸品だ!カマス・スズキに同じく次回もリクエストしたい。
店主の師匠のかつれつ四谷たけだ店主直伝の牡蠣バター!うめぇんめぇ!と皆絶賛!
真打ち鯵フライ登場!塩でよし、弓削田梅醤油でよし、ソースでよし!多く語る必要なしの至極のアジフライ!
〆の食事は久しぶりのアジバーガー!もう一切れアジフライを食べたいと思う欲望を見事に満たしてくれる。ゼツのピン!
水菓子で〆て終い。
ご馳走様でした。お見事!間違いなしの居酒屋百名店!
また来ます!
2022/05/19 更新
2022/03 訪問
久しぶりの訪店 更なる進化に感激!
定期の通院後、予約通りに口開けで入店。
店主に無沙汰の詫びの挨拶。
本日のランチはサイドなしのアジフラ定食一本のみ。
黒ラベルで喉湿し。
アジフライ登場を予告するご飯とみそ汁着椀。
みそ汁をひと啜り、アラ出汁が見事上品に仕上がっている。
ご飯をひと口。余計な香りはなく、気持ち硬めの僕好み。食味値も高いに違いない。
真打ち着皿。皮目は銀色混じり、身は黄金色、先ずは立った衣を愛でる。
そのまま齧る。金属的なクリスピーな食感に真綿のようなふっくらした鯵の身。
海の生き物であることをギリギリの線で伝えてくれる。塩パラリでのそ輪郭線は際立つ。
続いて、大根おろしと生姜に、弓削田の梅醤油をたらし、ひとつまみ乗せてガジッ!
梅酢がアジライから衣を纏った刺身へと導くようだ。その皮目は刺身では味わうことのできない快感をもたらしてくれる。白飯をぱくりっ、何とも上品。
続いてレモンを一滴たらし、ソースをドバとかけて齧る。
コレだコレ!カラダが欲していたアジフライの醍醐味。
白飯にワンバンさせてガジガジュっと齧ったところへ白飯を頬張る。これ口福以外の何物でもない。
ごちそうさまでした。旨味の引き出し方にさらなる進化を感じた渾身のアジフライ!
次回は夜の部でまったりしたいものだ!
2022/03/11 更新
2020/06 訪問
ディスタンスを保って濃厚摂酒食
自粛に痺れを切らした同級生から、「解除されたので行こう!」とのことで僕が予約したのは当店。
店主隼人君ともだいぶご無沙汰。手短に近況報告をして早速カンパァァ~~イ!
突き出しの3種盛り、出汁バッチのおひたし、安心感のある厚揚げ煮、
時期外れだけど河豚白子のサプライズまである。速攻でポンシュへスイッチ吞み放題を最大限に活用し、大いに荒んだ心のアルコール殺菌消毒を実行。
刺身3種、大トロ・中トロ・青鯛。こりゃまたポンシュススムクンが大手を広げて待ち構えている。
鮎は頭からガジガジ丸齧り!んめぇぜっコリャァッ!そしてグビグビッと盃は重なる。
名物アジフライに足した頃には自粛をガッツリ取り返すほどにド・ヨッパ!
アジフライをガジンッ、真綿を挙げたかのようなサックリ衣に包まれたフンワカ鯵に濁りはない。
間違いなくレベルを維持かそれ以上のフライに店主に一同拍手!
その後も色々出してもらったけど、3人で12合にビールに焼酎!
大満足でした。ディスタンスを保った配席で濃厚摂酒食!
次回の訪店が待ち遠しい!ごちそうさまでした。
2020/06/30 更新
2018/12 訪問
目利きも確か味も確か!
二度目の夜の部、行列の絶えない四谷しんみち通りの名店の巨匠と訪店。先ずはビールでカンパ〜イ!
本日の目玉は2品、真鱈の頬肉のフライとアナグマのすき焼き鍋とのこと。
生マグロを摘み始める前にHoppyにスイッチ!
生本マは食感しっとり、鉄っぽい旨みとくどくない脂が旨し!
続いて角煮、適度に脂の抜けたホロッと崩れる食感と絶妙な甘辛バランスの味付けに箸が止まらない。七味パラリで呑兵衛万歳!
アナグマのすき焼き鍋がスタート。牡丹かと思うよウナ綺麗な肉、鍋がグツグツし始めると肉の白かった油は透き通り始める。溶き卵にちょいとつけてガブッ!
しつこくない脂身は普段口にする肉とは全く異次元、臭みも全くない。肉の下に潜んでいた芹の根っ子がジビエに負けず劣らず美味過ぎる。
こりゃぁ、いい鍋に出会えた。
フライの部へ進む。いきなり丸いフライが出てきた。
真鱈の頬肉、しかも大きい!魚体の大きさが推し測れる。店主!奢ったなー!
冬の真鱈は菊子が珍重されるが、この独特な食感と素直な白身の美味さを兼ね備えた頬肉は隠れた珍味!
続いてカスベのフライ!これは食べた人しか判らない大人のフライ!飲めまっせー!
そしてこの新屋敷さんを有名に押し上げた真打ちの至極の鯵フライと絶品牡蠣フライ!
こりゃぁ堪らないよ!
ごちそうさまでした。目利きも確か味も確か!
次回が楽しみだ!
2018/12/21 更新
2018/09 訪問
至極のアジフライ
四谷しんみち通りの行列の絶えない名店の店主竹田氏からMSGが届いたのは、半月ほど前。
当店のアジフライを食べてみて!との内容だ。
鯵の入荷次第でアジフライの出来ない日もあるとのことで、確認をしてから訪店。
先ずはフライ前を楽しむ。昼の部では酒肴は少ないとのことで、お任せで2品出してもらい、麦焼酎ボールを楽しむ!地元高田馬場の和泉屋阿部豆腐店の冷奴と本鮪と鱸のお造り。冷奴は豆腐の甘みシッカリ、お造りは、鮮度感たっぷりで、どちらも丁寧な仕事ぶりが伺える。
【至極のアジフライ】
厚みのある三枚に卸された半身を更に半分にカットされ衣を纏っ身の軽やかさはフワッフワ無垢な真綿を噛んだようだ。その身に濁りは微塵も感じさせない。弓削多醤油で食べれば、極上の白身のしゃぶしゃぶを食べているかのようだ。特製ソースをかけて、米粒の独立感が楽しい天日干しの白飯と一緒に頬張れば正に口福!このアジフライは罪作りかもしれない。いつもの何処でも食べられる扇型のアジフライを口にしたくなくさせてしまう。
何か凄いものに出会ったランチだった。
ごちそうさまでした。
今度は夜の部で、ゆっくり一献傾けてみたい!
2018/09/18 更新
久しぶりの訪店。会社の呑み友との訪店。
いつも通りのバチャバチャと楽しむ。
イサキや鯛といった春らしいお造りで始まる。いつも感心するのが刺身の鮮度感!
この日も全く濁りをかんじることのない鮮度感とチョイ熟成の旨味を堪能。
焼き物は山女魚と新物のたけのこ。山女魚は背からガブっと噛り付く。
純白な白身と振り塩の絶妙な加減は正にいい塩梅!たけのこの食感と仄かな甘みも実に良い!
真打ちのアジフライ、美味いに決まっているのにまた今日も美味い!
シーズン最終章に近い新屋敷のカキフライも黄絹幼婦!4月に会えてうれしく思う!
茶わん蒸しにアジバーガーと安定的なメニューも間違いなく美味い!
ごちそうさまでした。
進化を続ける中にも安定感も出てきた!
次回の訪店が早くも楽しみだ!