昨日は成人式。1月15日から、連休のハッピーマンデーへ移動してからもうずいぶん経つ。
すべからく祝日は無理に連休にすることなく本来の日に固定した方が良いようにも思うが、成人式なんかは連休に置くのが帰省だの準備だの宴だのを考えると便利なのだろうか。
各地で「荒れる成人式」なるニュースを見かけるが、本当のところどれくらい荒れているのか?
そもそも暴れる輩は、取り上げるから暴れるのであって、カリカチュアしないで無視するに限ると言うこちら(下記リンクのブログ)の意見には一理ある。確かに、その通りだ。
http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=24553昼過ぎにたまたま息子(再来年が成人式)と、腹が減って近所の区民会館近くまで出かける。
晴着、スーツ姿の新成人がどっと吐き出されてくるものの、この辺りでは「あばれる君」は見かけない。
白い紋付に金色の袴のEXILE風が一人と、クリムゾンレッドのような色でアップに結った振袖が一人。共に、同行の仲間は「普通君」だから荒れる軍団と言うわけではなさそうだ。
と、我が家の近所で見る限りは、荒れる=メディアの脚色によるところも大、という説もそうかもしれないと思わせられる。
で、昼ごはんは
松波ラーメンで、ワンタン麺と餃子。正月以来、無性にワンタン麺が食べたかったのがようやく叶った。ぷりぷりで熱々で旨い。
息子に、「成人式出るつもりある?」と尋ねると「わかんない。ダルそう、あんまり地元に友達もいないし、めんどくさいや」と答える。
「まあ、一生に一度なんだから出ておいてもいいんじゃないの?スーツ買ってやるよ」と言ったのだが、果たしてそうか?
自分の成人式を思い出すと、まさに「つまらねえや、こんなの虚礼じゃないか、地元に友達もいないし、スーツ?アホらしい・・・」と、若者らしいある種の反骨とへそ曲がりで、チラッと覗いて帰ってきてしまったんじゃなかったか。
出た方がいいんじゃないかなんて言えた柄か。
そうだ、そうだ、好きにしろ。そもそも何だかわからない惰性のイベントだ。
自分の思うようにしたらいい。盲目的に慣習に流されて生きることなかれ、だ。
でも、その前に大学入ってね、頼むわ。