新緑の季節、空は雲ひとつなく青く、陽射しは早くも夏を思わせるものの風は穏やかに初夏の香りを乗せる最高の条件。
たまたま午後所用があり、なんと本日は仕事休みと重なると言う僥倖。
午前、砧公園へ。素晴らしい木々の緑、深くそして鮮やか。
幼稚園生の遠足が輝いて溌剌として何とも可愛い。
遠くにその嬌声をBGMとし、ビニールシートを広げてごろり天を仰ぐ。高く青い初夏の空に吸い込まれるような心持ち。
まさに、爽快。このひと時に気持ちが高まらずしていつそうなるのだろうか。
病後の身体が、花に水を与えるがごとく元気になっていくのが感じられる。
言葉にするのがわずらわしい気持ちの良さ。
大きく呼吸を繰り返すと全身が浄化される。まさに良い気が巡るのがわかる。
至福の時を経て空腹の昼時へ。
取って返し、本日は三軒茶屋の、ちゃんぽんと皿うどんの人気店
来来来。
細麺の皿うどん。パリパリの細い揚げ麺に野菜たっぷりの餡が絡まって実に美味しい。
長崎で皿うどんを頼むとテーブルトップの定番はウスターソースをタラり。これは不思議だよなあ、本場の方々の食習慣。
東京のこちらにもウスターソースが置かれているが、やはりたっぷりの酢と辛子でいただく。
オバマは広島を訪問するそうだが長崎までは足を伸ばさないのだろうか?
平和を祈念したら広島ではあのお好み焼き、長崎ではちゃんぽんか皿うどんでも食べたらどうだろう。
きっと、恒久平和の思いが身体に定着するのではないだろうか?
それぞれ実に平和で穏やかな一品ではないか。