結局猛暑である。梅雨明けが遅れ、この夏はやや冷夏かもという予想も事前にはあったが結局何のことはない、例年通りの熱帯化進行の東京である。
今年は酷暑の下で休みをアクティブに楽しめる体調にはなく、静養の年なので仕方はないというものの突然湧いた「山の日 8月11日」なる祝日、結局リオのオリンピックと甲子園の行ったり来たりとなる。やはりまだまだTVか。
昼は所用を済ませがてら下北沢でぶらり。前日までの35度超が幾分和らいでいるだけでも随分違う。何だ、気安く35度だの36度だの言ってくれるな。
下北沢駅周りは再開発の工事が延々と続き、駅舎、旧地上線路跡地、駅前の市場、そしてひしめき合う小さな店店、その虫食いの様はまさにカオスか。
今だけの姿を覚えておくべし。数年内には、まったく違う駅周りの姿になっているはずなのだから。
パンコントマテ下北沢駅前店 まさに工事現場と虫食いの市場跡の脇にある。ビルの1階奥にある入り口への通路はいわゆるテラス席としてテーブルが並べられている。
逆光になった店内は意外と広くゆったり。お一人様はカウンターへと案内される。悪くない。
ランチのピークを過ぎた店内はゆったりとしていて、何より開けられた入り口扉から風が入りエアコンと混じり合ってなんとも心地よい空気が渡る。ちょうど良いエアコンディショニングだ。
イタリアンから和風からオリジナル諸々のランチスパゲティメニューが実にたくさん。
百花繚乱、日本のスパゲティ食文化の面白さを改めて認識する。
せっかくなので、
たらことウニの和風スパ。もちろん上には刻んだ海苔。
パスタはもちもちとして太く、これはこれでソースと良く絡んで似合いといえる。
ランチセットでドリンクとデザートを選んで1220円也。このくらいなら納得。ちなみに、デザートのクレームブリュレもちょうどいい頃合で。
会計を済ませると、いつの間にか外のテーブル席はワンちゃん連れとスモーカー客で賑わっていた。これまたなんともカオス。
この店の辺りもどんな姿になっていくのかしら。やはり楽しみだな。