火胃俗皇・Ｋさんのマイ★ベストレストラン 2015

札幌駅より徒歩10分くらいに立地。駅からまっすぐ歩き、大通り沿いに面した大型ビルの地下１階にこの店はある。久しぶりに札幌を訪れ、とても強く印象に残ったのがこの店だった。

この店はガイドブックによく出ており、特にウニ丼の写真をよくみかけていた。当初はこちらもミーハー気分でウニ・イクラ丼を食べたわけだが、実物は想像を膨らませていたのに比べ小ぶりだった点は否めないが（苦笑）、「ウニの質」という点では、素人でもわかるくらいの代物だった。ウニ自体が固体としてぴんとしているほか、磯の香りがほのかに漂う。舌触りはねっとりしており且つ味は濃いがくどくなくて好ましい。さほどウニ好きではない私でも思わずうなるほどのウニであった。

この勢いで、長くない滞在中の夜にも訪問したのだが、その時の方がこの店の良さを理解できた気がする。というのもウニ以外に頼んだ、貝刺し盛り合わせや鮭（確か結構珍しい類の鮭、名前は失念した）の焼き物、アスパラガスやじゃがバターなど北海道ならではの食材の質もとてもナイスだと思え、満足度高しだったためだ。特に貝刺しは北寄貝など異様なほどみずみずしく興奮してしまった。要するにこの店、ウニだけではなかったということだ。そして、肝心のウニについても、その時はやや感情の高ぶりを抑えることができず、箱入りの刺身を食べたのだが、こりゃーこの店でしか食べらないナと思える出来だった。安くはなかったが（苦笑）、良い思い出になったな。

【再訪何度か】
15年も毎月に近いペースで行ったような気がするな。いつも、早い、旨い、安いが揃っており、満足度高し。ここよりも満足度が高い串揚げ屋ってあるのだろうかね。串揚げの一押しは「肉巻きにんにく」であり、少なくとも10本以上はぺろりと食べたナ（苦笑）

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綾瀬駅より徒歩5分に立地。飲食店などが立ち並ぶ小道を少し歩いた先にこの店はある。地元では古くから有名らしい串揚げ・串かつの店であるらしく、13年に嫁氏に教えられたのであったが、14年に入ってからも既に何度か行ってしまった。この界隈に住んでいるわけではないのだが、近いうちにまた行くだろうと思う。

また行く理由は複数ある。串揚げの質がスバラシイのが筆頭の理由。にもかかわらず、大量の串揚げが400円位だったりとかなり安い。加えて店内の雰囲気が大衆的で、騒いでも黙っていてもオッケーな感じで妙に居心地が良かったりするなど、要するに使い勝手が良い訳ですよ。

それにしても、この店の串揚げはかなり質が高いのではないだろうか。
具材は肉、魚、ソーセージ、ちくわ、野菜など様々あるのだが、衣が軒並みカラリと軽く揚がっている。どうすればこんな風に揚がるのか。油なのか粉なのか時間なのか。それはわからないが、何本食べても胃にもたれない感じだから不思議（笑）　それは確かだった。

先日訪問した時は、串揚げ７本のＢコース（カツ、えび、モンゴイカ、ちくわチーズ、なす、ししとう、ウインナー）をペロリと食べて、５本の山賊コース（カツ、肉巻にんにく、しいたけ、うずら卵、ウインナー）もペロリ。これだけ食べれば相当満腹にはなるのだが、価格は１千円いかないんでね。まあ、男なら10本以上は食べたいところだ（苦笑）　おまけに刺身も新鮮だし、飲み物も安いし。塩キャベツはとてもうめーし（苦笑）　

他料理を含めて店出た時の満足感は他店に比べ高めだが、値段は極めて良心的だろう。その日も店内は人があふれかえっていたし、店前に人が並んでもいたが、それも頷ける。繁盛しないわけがないよナ。

箱根登山鉄道「宮ノ下」駅より少し歩いたところにこのホテルはある。箱根の宿泊施設のなかではかなり有名だろう。少し前に旅行した時に、ある人の厚意でこのホテルに寄る機会を得たのだった。外観や内容なんかは古き良き時代の建築様式をそのまま残しているような感じで、文化財的な印象を受けた。

この中のレストランで食べたのだが、さすがに質高い印象。その分、値段も張る訳だが、コンソメスープ、カレーライス、アップルパイ自体は表現が難しいが軒並みホンモノな出来であった。

特にコンソメスープはとてもキレイな上に、ひと口飲んでみると様々な旨味が凝縮されており、手間暇コスト作り方を想像してみても素人（特に私）には作れない出来。ハッキリとした味を感じるというよりも、旨みを凄い勢いで感じる出来で、まったく飲み飽きなかったナ。この店では、それを皿におさまる量であれば、客が自由に入れられる仕組みになっておりこれは嬉しかった。もちろん私はなみなみと注いでしまった（苦笑）
　
このコンソメスープが使われているか、使われていないか、それはわからないがカレーの出来も同様でぺろりと平らげてしまった。不思議とこのホテルに宿泊しようという気は起らなかったが、このレストランでまたコンソメスープを飲めたらいいなと思ったのは確かだった。

日光駅より専用バスで１時間弱の場所にこのホテルはある。中禅寺湖に面したホテルで木々が豊富。先日行く機会を得たのは冬だったが、紅葉シーズンになれば、相当興奮しそうなロケーションであった。温泉は硫黄泉質で山小屋ロッジ風の作りで客室を含めてなかなか楽しい。金谷ホテルというのはもうブランド化されているが、こういうホテルもあったんですね。

そして、宿泊してみて思うだが、このホテルのメインは温泉でも部屋でもなく料理だろう。そう思った。野菜、肉など地元の食材をふんだんに使った料理はどれも優れもので質高く、素人には作れない料理の数々が並んでいたように思えた。

特にステーキの肉と調理技術は今年１番だったと思えて嬉しかった。地元のマスやコンソメスープ、都内でも売っているホテル自家製のパンが食べ放題だったりと、食べることが好きな私にとっては、とても良いホテルと思えた。外食はやはりこうでないとね。

神田駅より徒歩５分に立地。大通り沿いに面した場所にこの店はある。昼時は行列しているか、鬼の看板があるのですぐにわかるだろう。

この店出来て数年たつはずだが、世の中に色んなラーメン屋が数多く出ているが、オリジナルで且つ美味いラーメン屋は都内ではこの店が結構、最高峰なのではないだろうか。最近そう思い始めている。

辛くて痺れるだけでなく、味噌スープ自体が美味いほか、ほろほろと煮てあるチャーシューの出来はナイスだし、収穫時期だかに行った時にはパクチーを山のようにのせて食べられたことがあり嬉しかった。ラーメンと言うよりも香辛料が効いたエスニックな麺料理という感じがしないでもなくなってきたが、「何がラーメンなのか」という問いは、個人的にはどうでもいいので（苦笑）、美味ければそれでいいのだと思う。