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火 胃 俗 皇 の 『 た べ も の 見 聞 録 』
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火胃俗皇・K (40代後半・男性・東京都) 認証済
この口コミは、火胃俗皇・Kさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
夜の点数:4.5
2012/11 訪問
肉の「終着駅」でした。
【12年11月再訪】 その後も何度か定期的に訪問した。肉の質は全くもって問題ない。肉に関しては終着駅であることは疑いはない。だが、新たな客と常連客をあまり不公平に扱う(扱っているように見える)のは良くないかもしれない。同じことも聞き飽きたぜ(笑) 色んな客がいることはわかるが。ということでしばらくはいざ、サラバ。―――――――――――――――――――――――【12年7月再訪】 今年2回目の訪問。レバ刺し規制の余波が気になるところだったが、微妙に刺し盛りに海鮮系が加わったりしていた。それも美味かったが。それとステーキの肉質が相変わらず申し分なし、であった。果たして、個人的にこの店を超える店があるのかどうか。刺身の写真はもう撮りません、ので。―――――――――――――――――――――――【12年2月再訪】 12年になり初めての訪問。もうこの店の凄みを語るべき言葉は見当たらないようだ(笑) これまでも、今回も、そして今後もこの店の肉のレベルは、私の想定など軽くぶち壊すだろう。今回は初めて「ステーキ」を食したわけだが、食べて噛んだ瞬間に「はい。わかりました。私、今、間違いなく、超一流の肉を食べてしまいました」と口走ってしまったような具合(笑) ひそかに断言したいのだが、多分あの日、どこかほかの日本の店でこれ以上の質の牛肉はどこにも置いていなかったのではないか。置いていたとしても、それは同水準で括られる筋合いの肉だろう。決して大げさではなく、普通に考えてそう思った。 そして、新メニュー?なのか「ローストビーフ」に初お目見え。写真を見て頂ければと思うが、言うことなし。言うこと、書くこと全くなしだ。店内は相変わらず混乱している。普通の飲食店のような接客は今後も無理だろう。私は一切、期待していない。期待する人は来なくてもよいと思うのだが、それはわがままなのだろうか。どうかこの店に来たら、おじさん達をそっとしておいてほしい。店の御三方を自由気ままに働かせてほしい。ここはとっても大切な「肉の終着駅」なのだから。―――――――――――――――――――――――【その後、再々々訪】 初めに訪問して以降に定期的に再訪中。いつ、何を食べても美味いから驚く。やはり特筆はレバであろう。なぜこんなにフルーティーなのか。そして、たかが煮込みの美味さよ。生肉を取り巻く環境は厳しいが、絶対に負けないで欲しい。生でこそ輝く肉があるのだから。まだ見ぬステーキに挑戦する日も近い(かも?)―――――――――――――――――――――――【11年3月再訪】 再び訪れたこの店。原則的にどれを食べても「美味い」のが基本線(苦笑) かなり美味い、凄く美味い、とんでもなく美味いで終始した。恐るべき1時間半。ややオーバーに言うなら、自らの人生においてある意味で有史的な時間を過ごした。ここまで客に悟らせるとは。これぞ超一流の証である。今回は裏メニューとして名高い「焼ユッケ」「握り寿司」などを注文。どちらも独創性豊かで味はもう何も言うまい。ただし、もっと美味く個人的に既存の価値観が嬉しく弾けまくったのは、「煮込み」であった。こんなの出しちゃ他店は己との差におののき、皆泣くだろう。私はもう他店では満足できないのではないか。―――――――――――――――――――――――【11年2月】 東京都中野区江古田地区にあり、鉄道の駅が近くにはない場所に立地。長い間一度行ってみたいとは思っていたが、営業日と我が仕事との曜日相性などもあり訪問できずにいたのだが、先日ついに念願かなって訪問できた。そして、私はついにこの店で、一流を文字通り上回る“超一流”と遭遇することになる。それ位、この店の訪問前と訪問後では私の中で何かが変わった。まさに今の我々のレベルにとって千載一遇、食べることだけにとどまらない“出会いのダイナミズム”を味わったのだった。 書き始めから異様に盛り上がってしまった(苦笑)ので、料理を振り返ることにする。まずは刺身盛り合わせを注文したが、驚愕したのはレバ刺し。これまで色んなところで色んなレバ刺しを食べたが、決して大袈裟ではなく(むしろ私は大袈裟なことが大嫌い)、一番美味かった。口に入れた瞬間にフルーツにも似た良い香りがしたのは何故だ。味自体も濃厚でまったりとしておりかなりのコク。でも、臭みは全くない。思わず、「どうなっているのか」――とつぶやき、レバ刺しのみを単品オーダーせざるを得ない状況に。他生肉(ハラミ、モモ、センマイ、豚ガツなど)や自家製ハムも含めて文句なし。 そして、串焼きで頼んだ「ハラミ」「豚の上舌」「地鶏」、単品で頼んだ「煮込みハンバーグ」、「つくね」などは他店であれば、それだけで1つの名物商品となり得る質があると判断。しかも、それらを200円位で出すのだからひっくり返る(苦笑) 特に豚の上舌などは、その辺の焼肉屋の牛舌をはるか、はるか下に見据える出来栄え。むしろ、あのサックリとした歯応えは滅多にお目にかかれない。ハンバーグ化したつくねのダイミックな肉汁も凄まじい。それが本当に160~200円だからね。私か店のどちらかが「狂っている、のか?」と呟かざるを得ない(苦笑) まだ、終わらない。メインの一品でもある「煮物の盛合わせ」に触れなければ。そう、あのテール肉やハチノスなどの内臓、ジャガイモ、にんじん、トマト、丸ごとニンニク、こんにゃくなどが一気に煮込まれ、大皿で出てくる煮物に触れなければ、この口コミを書いている意味がない(笑) 詳細は写真を見て食べてもらうしかないが、煮込まれたテール肉はかつて「名店基準を持つ店」(他口コミ参照)で出会った一品を凌ぐ出来栄え。美味し美味し。ただ、それだけ。 ここまで書いて分かったことは、この店と出会ったことで、私の中で「今までに有り難がって、時には歓声を上げて食べてきた料理とは一体何だったのか」と、根本から問い直すことができる新たな評価軸を得られたということだ。多分、今まで喜んできた店でも部分的にはかなりボッタくられていたか、間違っていたのだと思う。その経験自体を全否定はしないが、満足度は全体的に低下した。つまり、一気に色褪せたのだ。この経験こそ冒険の醍醐味。我々は一流の終わりと、超一流の始まりを同時に経験したのだった。
2013/02/24 更新
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【12年11月再訪】
その後も何度か定期的に訪問した。肉の質は全くもって問題ない。肉に関しては終着駅であることは疑いはない。だが、新たな客と常連客をあまり不公平に扱う(扱っているように見える)のは良くないかもしれない。同じことも聞き飽きたぜ(笑) 色んな客がいることはわかるが。ということでしばらくはいざ、サラバ。
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【12年7月再訪】
今年2回目の訪問。レバ刺し規制の余波が気になるところだったが、微妙に刺し盛りに海鮮系が加わったりしていた。それも美味かったが。それとステーキの肉質が相変わらず申し分なし、であった。果たして、個人的にこの店を超える店があるのかどうか。刺身の写真はもう撮りません、ので。
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【12年2月再訪】
12年になり初めての訪問。もうこの店の凄みを語るべき言葉は見当たらないようだ(笑) これまでも、今回も、そして今後もこの店の肉のレベルは、私の想定など軽くぶち壊すだろう。今回は初めて「ステーキ」を食したわけだが、食べて噛んだ瞬間に「はい。わかりました。私、今、間違いなく、超一流の肉を食べてしまいました」と口走ってしまったような具合(笑)
ひそかに断言したいのだが、多分あの日、どこかほかの日本の店でこれ以上の質の牛肉はどこにも置いていなかったのではないか。置いていたとしても、それは同水準で括られる筋合いの肉だろう。決して大げさではなく、普通に考えてそう思った。
そして、新メニュー?なのか「ローストビーフ」に初お目見え。写真を見て頂ければと思うが、言うことなし。言うこと、書くこと全くなしだ。店内は相変わらず混乱している。普通の飲食店のような接客は今後も無理だろう。私は一切、期待していない。期待する人は来なくてもよいと思うのだが、それはわがままなのだろうか。どうかこの店に来たら、おじさん達をそっとしておいてほしい。店の御三方を自由気ままに働かせてほしい。ここはとっても大切な「肉の終着駅」なのだから。
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【その後、再々々訪】
初めに訪問して以降に定期的に再訪中。いつ、何を食べても美味いから驚く。やはり特筆はレバであろう。なぜこんなにフルーティーなのか。そして、たかが煮込みの美味さよ。生肉を取り巻く環境は厳しいが、絶対に負けないで欲しい。生でこそ輝く肉があるのだから。まだ見ぬステーキに挑戦する日も近い(かも?)
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【11年3月再訪】
再び訪れたこの店。原則的にどれを食べても「美味い」のが基本線(苦笑) かなり美味い、凄く美味い、とんでもなく美味いで終始した。恐るべき1時間半。ややオーバーに言うなら、自らの人生においてある意味で有史的な時間を過ごした。ここまで客に悟らせるとは。これぞ超一流の証である。今回は裏メニューとして名高い「焼ユッケ」「握り寿司」などを注文。どちらも独創性豊かで味はもう何も言うまい。ただし、もっと美味く個人的に既存の価値観が嬉しく弾けまくったのは、「煮込み」であった。こんなの出しちゃ他店は己との差におののき、皆泣くだろう。私はもう他店では満足できないのではないか。
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【11年2月】
東京都中野区江古田地区にあり、鉄道の駅が近くにはない場所に立地。長い間一度行ってみたいとは思っていたが、営業日と我が仕事との曜日相性などもあり訪問できずにいたのだが、先日ついに念願かなって訪問できた。そして、私はついにこの店で、一流を文字通り上回る“超一流”と遭遇することになる。それ位、この店の訪問前と訪問後では私の中で何かが変わった。まさに今の我々のレベルにとって千載一遇、食べることだけにとどまらない“出会いのダイナミズム”を味わったのだった。
書き始めから異様に盛り上がってしまった(苦笑)ので、料理を振り返ることにする。まずは刺身盛り合わせを注文したが、驚愕したのはレバ刺し。これまで色んなところで色んなレバ刺しを食べたが、決して大袈裟ではなく(むしろ私は大袈裟なことが大嫌い)、一番美味かった。口に入れた瞬間にフルーツにも似た良い香りがしたのは何故だ。味自体も濃厚でまったりとしておりかなりのコク。でも、臭みは全くない。思わず、「どうなっているのか」――とつぶやき、レバ刺しのみを単品オーダーせざるを得ない状況に。他生肉(ハラミ、モモ、センマイ、豚ガツなど)や自家製ハムも含めて文句なし。
そして、串焼きで頼んだ「ハラミ」「豚の上舌」「地鶏」、単品で頼んだ「煮込みハンバーグ」、「つくね」などは他店であれば、それだけで1つの名物商品となり得る質があると判断。しかも、それらを200円位で出すのだからひっくり返る(苦笑) 特に豚の上舌などは、その辺の焼肉屋の牛舌をはるか、はるか下に見据える出来栄え。むしろ、あのサックリとした歯応えは滅多にお目にかかれない。ハンバーグ化したつくねのダイミックな肉汁も凄まじい。それが本当に160~200円だからね。私か店のどちらかが「狂っている、のか?」と呟かざるを得ない(苦笑)
まだ、終わらない。メインの一品でもある「煮物の盛合わせ」に触れなければ。そう、あのテール肉やハチノスなどの内臓、ジャガイモ、にんじん、トマト、丸ごとニンニク、こんにゃくなどが一気に煮込まれ、大皿で出てくる煮物に触れなければ、この口コミを書いている意味がない(笑) 詳細は写真を見て食べてもらうしかないが、煮込まれたテール肉はかつて「名店基準を持つ店」(他口コミ参照)で出会った一品を凌ぐ出来栄え。美味し美味し。ただ、それだけ。
ここまで書いて分かったことは、この店と出会ったことで、私の中で「今までに有り難がって、時には歓声を上げて食べてきた料理とは一体何だったのか」と、根本から問い直すことができる新たな評価軸を得られたということだ。多分、今まで喜んできた店でも部分的にはかなりボッタくられていたか、間違っていたのだと思う。その経験自体を全否定はしないが、満足度は全体的に低下した。つまり、一気に色褪せたのだ。この経験こそ冒険の醍醐味。我々は一流の終わりと、超一流の始まりを同時に経験したのだった。