カケスタ★たかひろさんが投稿したひまわり食堂(富山/富山)の口コミ詳細

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<kakesta★カケスタ>

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カケスタ★たかひろ (40代後半・男性・静岡県) 認証済

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移転ひまわり食堂荒町、中町、西町/イタリアン

1

  • 夜の点数:4.1

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.2
1回目

2015/06 訪問

  • 夜の点数:4.1

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

「ひまわり食堂」富山の食通がこぞって足を運ぶ炭火焼がお勧めのイタリアン


富山の中央通り出口、いたち川にある延命地蔵尊がある石倉町に、
イタリアと東京の各所で修業を積んできたシェフ田中穂積くんが
全国区で通用するイタリアンを展開し、故郷の富山にて一旗あげたいと、2013年5月にオープンされた「ひまわり食堂」さん。
ビール樽にベンチが並び、スローフードのシンボルマークのかたつむりに葡萄とそのつるに見立てた
ワインオープナーのスクリュー部分がデザインされたアイアンサインがひまわり食堂さんの目印です。
このサインは、オーナーシェフの穂積くんが、以前に働いていたお店から譲り受けたものだそうで、
とても思い入れのあるサインとのこと。
実家である富山に帰省する際には、必ず足を運びたいイタリアンです♪


店内は、シンプルに白壁と木ですっきりとした空間。
入店して目の前に飛び込んでくるのは、整理され綺麗に掃除された広々としたキッチン。
ガラス越しに眺めることができます。カウンター席4席、キッチン奥手には、テーブル席が10席。
メニュー構成は、前菜からパスタ、メイン、デザートなどすべてアラカルトでオーダーでき、
特に炭火焼の野菜・魚・肉料理がお勧めです!
コペルト代は御1人様300円かかります。


「浅野プレゼンツ!クイックで回る熱き富山Night!」の6軒目で〆に選んだのは、
わたし達と今回のナビゲーターを務めてくださった「cave l’onde カーヴ・ロンド」浅野さんを繋いでくれたひわまり食堂さんです!
思い起こせば、2年前の夏にこちらで出会ったご縁で今があるのです♪


「バタール 2011 クエルチャベッラ」
イタリア/トスカーナ/白/シャルドネ50%、ピノ・ビアンコ50%/辛口

初ビンテージの1988年から1991年まではバタール・ピノ(Bâtard-Pinot)と記載しており、
それまではピノ・ビアンコとピノ・グリもブレンドしたワインでした。
シャルドネをブレンドし始めた1992年~1994年まではバタール(Bâtard)と記載していましたが、
ブルゴーニュAOCからの指摘で名前をバタール(Batàr)に改めています。
現在の品種構成はシャルドネとピノ・ビアンコ50%ずつのブレンド。
収穫されたブドウは別々に醸造し、
丁寧に搾られたモストはフランス産の新樽比率30%のバリックでの発酵とマロラクティック発酵が施され樽熟成されます。
ステンレスタンクでのブレンド後瓶詰め、樽熟成期間は12ヶ月。
ビターアーモンド、レーズン、熟れたメロンを思わせる香りとリッチなミネラル感、
そして、レモンのような爽やかな酸味を伴った厚みのあるボディで飲み応えがあります♪


こちらが田中穂積シェフ。
穂積シェフは、20代の頃は、バックパッカーで世界各国を渡り歩き、さまざまな国の料理に触れ、
そして北イタリアで味わったイタリアンに興味を持ち料理人の道へ進みます。
その後、東京各所の有名店で10年ほど修業されて富山に戻り、現在があるそうです。
個性的で大胆な一面とナイーブな一面を併せ持つものの、性格は至って穏やかな穂積シェフ。
彼の作る料理は、温もりがきちんと伝わります。


「子羊とアーティチョークのラグー・トロフィエ」 1,400円

「こすりつける」という意味のイタリア語を語源とする「トロフィエ」は、
リグーリア州で生まれた伝統的なショートパスタです。
子羊の柔らかい肉質とアーティチョークの食感が楽しめるパスタは、おつまみに最適です♪


アーティチョーク

日本の食材としては、あまり馴染みの無いアーティチョークですが、ヨーロッパやアメリカでは広く食用とされています。
また、インドやベトナムでは乾燥させてお茶として飲む習慣があり、二日酔い防止、頻尿防止、防臭などの効果もあるそうです。
総体積に占める可食部の割合は少なく、若いつぼみを食用とします。


「シッカーニョ 2012 アリアンナ・オキピンティ」
葡萄品種:ネロ・ダーヴォラ

シチリアを代表する生産者コスのオーナーの1人、ジュストの姪、アリアンナ・オキピンティのワイナリー。
畑では無施肥による有機栽培を実践し、醸造面でも、野生酵母で温度管理を行わずに醗酵を行い、
二酸化硫黄はボトリング時に若干添加するのみ。
自然なアプローチで、豊かな個性のあるワインを造っています。
今最も大きな注目を集めるシチリアの造り手の1人です!
シッカーニョはネロ・ダーヴォラ100%で造られる赤ワイン。
黒みがかった濃い色合いですが、凝縮感があり、生き生きとしたフローラルな香りが楽しめます。
果実味、タンニン、酸、全てが高いレベルで充実し、ネロ・ダーヴォラ本来の力強さをしっかり備えつつ、
自然な造りのワインらしい、すっと身体に馴染むような飲み心地良さがあります♪


「山羊汁フォー」 1,000円+フォー代

メニューにある山羊汁にフォーを追加し、「ここはこれで〆ましょう!」と浅野さん。
フォーは大好物ですが、実は山羊汁は、わたし達2人とも苦手です(笑)
ですが、浅野さんがお勧めするならば!と頂いてみると!?
驚くほどに山羊汁の嫌な癖も臭みもなく、上品であっさりと美味しい!
まさに〆にぴったりの一品です♪


山羊汁フォーは、ライムをギュッと絞って唐辛子をお好みで加え、味に変化を付けても楽しめます♪


6軒目ということで、浅野さんもかなりのほろ酔い具合ですが、
パートナーの伊藤さんは流石に深夜のはしご酒は辛かったようですね(笑)
お付き合いありがとうございます!
丁度、仕事を終えた「L’évo レヴォ」の谷口英司シェフと、
「松井機業」の6代目見習い松井紀子ちゃんと、
作家アーティストの「釋永岳」くんが賑やかに勢揃いしてくれました!


オフタイムの浅野さんと谷口シェフの貴重なリラックスされた一枚の写真。
御2人がこの富山を今後も盛り立てて行く第一線で活躍してくれることでしょう!
また夏に帰省する際にご一緒できれば幸いです。
浅野さん、素晴らしいプレゼンテーションと共に過密なナビゲーターありがとうございました!
夏は、まだまだ行けてないお店もありますが、先ずは「カーヴ・ユノキ」さんでお会いしましょう♪


いつも茶目っ気たっぷりで愛くるしい穂積くん。
また必ず顔を出しますから追い返さないでね(笑)


2015/04/20 「ひまわり食堂」富山食材を活かし炭火焼料理を楽しむ絶品イタリアン
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/itarian/24252/

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富山の中央通り出口、いたち川にある延命地蔵尊がある石倉町に、
イタリアと東京の各所で修業を積んできたシェフ田中穂積くんが
全国区で通用するイタリアンを展開し、故郷の富山にて一旗あげたいと、2013年5月にオープンされた「ひまわり食堂」さん。
ビール樽にベンチが並び、スローフードのシンボルマークのかたつむりに葡萄とそのつるに見立てた
ワインオープナーのスクリュー部分がデザインされたアイアンサインがひまわり食堂さんの目印です。
このサインは、オーナーシェフの穂積くんが、以前に働いていたお店から譲り受けたものだそうで、
とても思い入れのあるサインとのこと。
実家である富山に帰省する際には、必ず足を運びたいイタリアンです♪


「白えび・きゅうり・大麦のサラダ」
富山といえば白えび。


「手長エビズッキーニリングイネ」
新鮮な魚介のパスタ。


「馬肉の炭火焼き ヒレ」
肉の炭火焼がお勧めです!

ひわまり食堂さんのお料理は、どれも美味しいですが、特に炭火焼料理がお勧めです!
個人的には、「馬肉の炭火焼」を頂いた時の衝撃は今でも忘れません♪

今回の帰省で、こちらでも食事する予定だったのですが、スケジュールが合わず断念しました。
顔出しだけでもしようと、お店のオープン前に立ち寄ってみると、
店内で仕込みをされていた穂積くんと暫し歓談タイムを取ることができました。
相変わらず忙しくされているようですが、
今、穂積くんが気になっている鹿児島のイタリアン「CAINOYA カイノヤ」さんに
今度一緒に行こうとお誘いいただいたので、近々、鹿児島ツアーを組むことになりそうです!
穂積くん、計画立てて必ず行きましょう♪


2014/09/17 「ひまわり食堂」で贅沢な一夜。富山にもこんなイタリアンがあるんです!
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/itarian/24252/

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富山の中央通り出口、いたち川にある延命地蔵尊がある石倉町に、イタリアと東京の各所で修業を積んできた若きシェフ田中穂積さん(39歳)が全国区で通用するイタリアンを展開し、故郷の富山にて一旗あげたいと、2013年5月にオープンされた「ひまわり食堂」さん。スローフードのシンボルマークのかたつむりに葡萄とそのつるに見立てたワインオープナーのスクリュー部分がデザインされたこちらが、ひまわり食堂さんのアイアンサインです。このサインは、オーナーシェフの穂積さんが、以前に働いていたお店から譲り受けたものだそうで、とても思い入れのあるサインだそうです。旦那様の実家である富山に帰省する際には、必ず足を運びたいお店ランキングNo.1のイタリアンです。駐車場は店脇の小道を入り宮崎餅店向かいの1.2.6.18.19番の計5台を用意されています♪


店内は、シンプルに白壁と木ですっきりとした空間。入店して目の前に飛び込んでくるのは、整理され綺麗に掃除された広々としたキッチン。ガラス越しに眺めることができます。カウンター席4席、キッチン奥手には、テーブル席が10席。この日は、事前に予約するも「20時以降でしたらお席をお取りできます」とのこと。お腹を空かせておよそ1年振りの来店となりました。メニュー構成は、前菜からパスタ、メイン、デザートなどすべてアラカルトでオーダーでき、特に炭火焼の野菜・魚・肉料理がお勧めです!コペルト代は御1人様300円。


「Franciacorta Brut Emozione Millesimato Villa」イタリア ロンバルディア

自社畑100%のビオロジックの栽培に取り組むヴィッラのフランチャコルタ。葡萄品種:シャルドネ80%、ピノ・ビアンコ10%、ピノ・ネーロ10%。このスタンダードなフランチャコルタ・ブリュットも単一ヴィンテージで瓶詰めされています。フランチャコルタでは完熟度合と酸とバランスが大切と考え、酸度を見ながら収穫。空気圧で軽くプレスしたのち、18度以下で一時発酵。瓶熟30カ月以上。きめ細かい泡立ち、繊細な酸といったフランチャコルタらしさに加え、葡萄本来の旨みがしっかりと感じられる、自然な栽培による葡萄の力が活きたフランチャコルタです♪


「ゼッポリーネ・ブラック」 500円

イカ墨のゼッポリーネ。香り良し、塩の塩梅良し、揚げ方カリッと中はもっちりの食感良しの三拍子揃ったゼッポリーネ。卵のように見立てた演出が可愛いです。気軽におつまみとしていただけるので、おかわりをたくさんいただいたら品切れにしてしまいました。後程いらした方々に申し訳なかったですね(汗)


「白えび・きゅうり・大麦のサラダ」 1,400円

富山といえば白えび。白えびのコクと甘みを贅沢に、胡瓜のシャキシャキとした食感と大麦の甘みと香りが漂い、もちもちとした食感が面白くさっぱりとしたヘルシーなサラダ。昨年もいただきましたが、やはり絶品です♪


「自家製パン」

セモリナ粉と全粒粉を使用したパーネシチリアーノ。こちらは、イタリアはシチリアのパンで、穂積シェフが1番好きなパンだそうです。香り、弾力、食感、水分量、塩加減、甘み、何をとっても文句なしの1品で料理に良合います♪


「Quorum Barbera d’Asti クォーラムバルベーラダスティ 1999 HASUTE ハスタエ」イタリア ピエモンテ州

アスティ地区のバルベーラの品質向上と認知度UPのために、1997年ビンテージからスタートしたハスタエ・プロジェクト。コッポ、ブライダ、ミケーレ・キャルロ、ヴィエッティ、プルノット、そしてグラッパの名門ベルタと6つの生産者達が共同プロジェクトでリリースされているクオルム。ベルタを除く、各生産者がアスティ地区に所有するバルベーラの畑から選りすぐりの葡萄がコッポの醸造所に集結しています。醸造は、あのリカルド・コッタレラという贅沢な超バルベーラ。各生産者が1haあたり35hlに収穫を抑えた豪華なバルベーラの競演は、15日間のスキンコンタクトと、発酵の前に撹拌することで香り、旨味を引き出します。そしてバリック内でマロラクティック発酵が行われ、ガンバ社製のアリエ産フレンチオークの新樽100%で14ヶ月の樽熟成、12ヶ月の瓶熟成を経たワインです。バルベラの枠を超えた、驚くほどの出来栄えとロバート・パーカー氏も95点と好評価しています。膨大なフレーヴァーと絹ごしのタンニンを感じられ、フル・ボディでリッチ、凝縮感、豊かさに満ち溢れています♪


「トマトと水牛モッツァレラチーズのサラダ」1,400円

水牛のモッツァレラはミルクの香りが鼻を抜けていき、しっとりとした食感と濃厚な味わいが広がり、トマトとの程好い酸味との相性も抜群です♪


「野菜の炭火焼き」1,600円

茄子、とうもろこし、ズッキーニ、チコリ、人参、赤ピーマン、キャベツなど。炭火でじっくりと野菜の甘みを存分に引き出す最良の調理法でしょう。香ばしさとジューシーな甘みが最高です♪


「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ・ソルデラ 1993 カーゼ・バッセ 」イタリア トスカーナ

現在イタリアで最も重要な存在であり明らかにトップの存在であるカーサ・バッセ。葡萄品種:ブルネッロ(=サンジョヴェーゼ・グロッソ)。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの最高峰の造り手ジャンフランコ・ソルデラが造るソルデラは、今や至宝とも言える存在で、2012年12月にカーゼ・バッセが不幸な事故に遭いその多くのワインを失ってしまった悲しい事件があり、世界で最も入手困難なワインとなっています。こちらは1993年の希少なバックヴィンテージです。凝縮感とパワー溢れる最高峰のブルネッロが楽しめます。そして、このワインを空けた後、もうこちらより先の年代(古酒)は無いとのことで、2000年代のバローロをもう1本いただきました。美味しい料理に美味しく貴重なワインたち。このような贅沢な夜をしかも富山で迎えられて幸せですね♪


「魚津産カジキマグロのグリル」2,000円

富山県の東部に位置する魚津市で漁れたカジキマグロの旨みを逃がさずしっとりとグリル。香り良し、中はふわふわの食感が楽しめます。富山の新鮮なお魚をグリルでいただくとは贅沢ですね♪


「秋刀魚のブジアーテ」

生地を編み棒(ブーザ)に巻き付けて作ったところからこの名が付いたパスタです。メニューボードにはない、穂積シェフお勧めの一品。初もの秋刀魚を使用し、クルクルと巻かれたブジアーテと一緒に食べ応えのある手打ちパスタです♪


「白エビとブロッコリーのオレキエッテ」1,600円

オレキエッテとは「小さな耳」という意味でイタリア南部のプーリア州の郷土料理です。プーリア州では、ブロッコリーやチーマディラーパという野菜と食べるのが定番で、ブロッコリーの色鮮やかなグリーンが食欲をそそります♪


「トマトソースのスパゲティ」1,200円

トマトの甘さと美味しさを素直に堪能できるとてもシンプルなパスタをいただきます。まるでメーンの肉料理のための口直しの如く(笑)


「シャラン産鴨胸肉」3,300円と「熊本県産馬ヒレ肉」3,300円

前回こちらで馬肉をいただいてから夢中になってしまいましたが、今回は、馬肉よりも鴨肉がお勧めですと穂積シェフに伺ったので、馬肉と鴨胸肉の両方をお願いしました。馬肉の中でも、最も柔らかく脂肪を抑えた上質なヒレの部分だけを贅沢に炭火焼きしています。肉質は、きめ細かく驚くほど柔らかで、色は濃く艶やかな赤色。味はあっさりとしながらも奥深い甘みが感じられます。そして鴨胸肉は、今日一のお勧めというだけあって、味の濃厚さと弾力さが素晴らしく、繊細な肉質でありながらも芳醇で野性味溢れる味わいを堪能。じっくりとローストされた玉葱もしっとりと甘みが凝縮されていて最高の一皿です♪


「自家製ニューサマーオレンジのリキュール」

食後に、穂積シェフより自家製リモンチェッロをサービスしていただきました。静岡県産のニューサマーオレンジを使用されています。こちらのリモンチェッロは、95度のスピリッツをベースに作られているので、飲み易い味わいですが、調子づいていると危険なアルコール度数です(笑)富山に帰省し1日目の贅沢な夜。希少価値の高いワインに美味しい料理をいただくことができました!穂積シェフ、また5年後に伺いますね(笑)

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2013/08/17 「ひまわり食堂」の看板は、かたつむりと葡萄と蔓のアイアンが目印
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/itarian/12983/

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この日は、1日目の夜に衝撃を受けるほど美味しいコースをいただき、翌日にも予約するという2夜連続皆勤賞での入店です(笑)


「ノンアルコール スパークリングワイン」 1,200円

この日は、車があるので2人してノンアルコールのスパークリングワインをいただきました。アルコールを生成しない、特殊な製法によるワイン品種の白ぶどう発酵果汁(ヨーロッパ産)を使用。きちんとした発酵の工程を経ているので、ぶどう果汁を発酵させることによってのみ得られる、ワイン特有の酸味やコクなど本格的な味わいが楽しめます。とは言っても、やはりアルコールでない分、物足りなさは否めませんが、運転手や妊婦さんなど、アルコールを摂取することが不可能な方には、嬉しい飲料かもしれませんね♪


「カラスミのスパゲティ」 1,200円

意外にも乾麺も非常にお好きだという穂積シェフ。メニューには、乾麺も生パスタも取り揃えられています。乾麺とは思えぬほどのもっちり感が味わえるパスタは、トスカーナのもの。カラスミのシンプルな味わいのパスタです♪


「手長エビとズッキーニのリングイネ」 1,600円

フレッシュトマトの酸味と夏野菜のズッキーニで彩られ、手長エビの出汁をソースに移したリングイネです。断面が短径1ミリメートル、長径3ミリメートルの楕円形をしているリングイネは、通常のスパゲッティと平麺パスタの両方の食感が味わえます。麺の表面がザラザラとしているため、ソースが良く絡み味わい深いです♪


こちらが穂積シェフ。パスタを乳化する際も、炭火焼でお肉の状態を手で触れチェックする際も、料理と向き合う姿勢は、まさに真剣そのもの。しかし、ある程度の料理が出終わると、対話も東京で培った話術でジョークを交えながら楽しませてくれるバランスの良いシェフです♪


「熊本県産 天草梅肉ポーク肩ロース&岩手県産 短角和牛の炭火焼き」 4,200円

今回は、前回オススメで馬肉をいただいたので、メニューにある豚と和牛をいただくことにしました。ゴロッと塊で出してくれるお肉は、カットする瞬間が楽しみでなりませんね♪


見事なまでの色合い。短角和牛とは、”赤べこ”の愛称で親しまれていた牛の品種改良型であり、その赤身は、深い旨みに包まれる逸品です。赤身に含まれるアミノ酸の含有量は、黒毛和牛の数倍にもなるのだとか。希少な短角牛を炭でじっくりと焼き上げることで極上の薫りが燻され、旨味を全て閉じ込め、柔らかな食感と芳醇な口当たりが癖になります♪


天草梅肉ポーク(SPF豚肉)は、抗生物質や抗菌剤の入っていない安全でおいしい豚肉として、農林水産大臣賞を受賞し、商標登録及び特許を取得したブランド豚肉です。梅肉エキスを与えた豚は、豚肉特有の臭みが無く、きめ細やかな肉質になり、とてもあっさりとした上品な味に仕上がっています。梅肉エキスにこだわり続けた結果、梅肉ポークには、サシ(脂の霜)が良く入るようになったそうです。この脂身こそが、この豚の最大の旨味と言えるでしょう♪


「サラダ」

メインの炭火焼の付け合せのサラダ。2日続けて、肉汁溢れる贅沢な炭火焼をいただいて大満足です。馬肉、豚、和牛といただきましたが、やはり個人的には、馬肉が抜群に美味しかったです!富山に帰省する楽しみがまた1つ増えました♪

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2013/08/16 「ひまわり食堂」で富山にイタリア旋風を巻き起こす若きシェフの野望と絶品イタリアン

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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/itarian/12921/

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富山の中央通り出口、いたち川にある延命地蔵尊がある石倉町に、イタリアと東京の各所で修業を積んできた若きシェフ田中穂積さん(38歳)が全国区で通用するイタリアンを展開し、故郷の富山にて一旗あげたいと、2013年5月にオープンされたばかりの「ひまわり食堂」さん。先日伺ったイタリアンの「ワイニスタ」オーナーソムリエの松谷さんにこちらのお店を紹介していただきました♪


店内は、シンプルに白壁と木ですっきりとした空間。入店して目の前に飛び込んでくるのは、整理され綺麗に掃除された広々としたキッチン。ガラス越しに眺めることができます。カウンター席4席、キッチン奥手には、テーブル席が10席。営業は、夜のみと強気の姿勢で望む田中さん。それだけにわたし達夫婦の期待も大きく、この日はオーナーシェフ田中さんにおまかせコースをお願いすることにしました♪


こちらが奥のテーブル席です。ワインセラーの横には、田中シェフ自身が、気に入ったお肉が入ると熟成させるために保管するという、肉の熟成庫があります。これは、メインのお肉が期待できます。メニュー構成は、前菜からパスタ、メイン、デザートなどすべてアラカルトでオーダーでき、コペルト代は300円です。


「スパークリングワイン」 700円 まずはすっきりとした辛口の泡で乾杯し、喉を潤します♪


カウンター席の右頭上にオススメメニューボードがあります。どれも美味しそうですが、田中シェフ曰く、”うちでは炭火を使った料理を楽しんでください”とのこと、楽しみです♪


こちらが田中穂積シェフ。顔出しNGとのことですが、この写真はOKをもらいました。宣材用に使えそうなぐらい料理に真剣に向き合う表情の良い写真です(笑)田中シェフは、20代の頃は、バックパッカーで世界各国を渡り歩き、さまざまな国の料理に触れ、そして北イタリアで味わったイタリアンに興味を持ち料理人の道へ進みます。その後、東京各所の有名店で10年ほど修業されて富山に戻り、現在があるそうです。お話を伺っていると、田中シェフもB型ということが判明。最近、B型率高過ぎます(笑)


「ゼッポリーネ・ブラック」 500円

イカ墨のゼッポリーネ。香り良し、塩の塩梅良し、揚げ方カリッと中はもっちりの食感良しの三拍子揃ったゼッポリーネ。卵のように見立てた演出が可愛いですね♪


「白えび・きゅうり・大麦のサラダ」 1,400円

富山といえば白えび。白えびのコクと甘みを贅沢に、胡瓜のシャキシャキとした食感と大麦の甘みと香りが漂い、もちもちとした食感が面白くさっぱりとしたヘルシーなサラダ。絶品です♪


「自家製パン」

セモリナ粉と全粒粉を使用したパーネシチリアーノ。こちらは、イタリアはシチリアのパンで、田中シェフが1番好きなパンだそうです。香り、弾力、食感、水分量、塩加減、甘み、何をとっても文句なしの1品で料理に良合います♪


「MAZZOLINO ’11 camara シャルドネ」 イタリア 白 3,500円

ブドウ品種は、ピノ・ネーロ種  シャルドネ種 リーズリング種  ソーヴィニョン・ブラン種。マッツォリーノのスタンダードタイプの白ワインです。薄く緑がかった黄金色でフルーティーな香り、爽やか且つ瑞々しい味わいで、ミネラル感も楽しめます。アペルティーヴォ、アンティパスト、魚をベースにした料理との相性が良いでしょう♪


「野菜の炭火焼き」 1,600円

ピュアホワイト(白とうもろこし)、万願寺唐辛子、黄ズッキーニ、茄子、チコリ、赤、緑ピーマン、ぺコロス(プチオニオン)と、旬の野菜がずらりと並び。炭火でじっくりと野菜の甘みを存分に引き出す最良の調理法でしょう。香ばしさとジューシーな甘みが最高です♪


「アニョロッティ・ダル・プリン」 1,800円

ピエモンテ州の郷土料理の1つ。ラビオリの一種で成形する時に両端をつまん(=plinプリン)で作ります。こちらはウサギの肉を使用し、ソースにも肉の旨味を移したブロードで仕上げています。淡白なウサギですが、甘みと旨味が凝縮されており、ぺろりと平らげてしまいました♪


「子羊のラグーソース ピチ」 1,400円

ピチ(ピーチ)とは、トスカーナ地方のシエナ市周辺の名物パスタです。パスタというと粉と卵で練ったものが普通かも知れませんが、このパスタは粉と水で練るうどんのようなパスタです。粉に水と少しの塩を加えよく練り、少し休ませた後、一本一本手で伸ばして麺状にしていきますが、とっても手間がかかるパスタです。もっちりとした歯応えで、濃厚な子羊のラグーソースにとても良く合います♪


「MONTE SECONDO ’11 ROSSO TOSCANO サンジョベージェ・カナイオーロ」イタリア 赤 4,200円

品種は、サンジョヴェーゼ80%、カナイオーロ20%。ジューシーで豊かな果実味、タンニンが穏やかで程好い酸味。そして旨味が綺麗に溶け込んでおり、中身はキャンティクラシコですが手軽な価格を実現するためロッソトスカーナになっています♪


「馬肉の炭火焼き ヒレ」 3,200円

お肉は、豚、和牛、馬肉とある中で、田中シェフは、迷わず馬肉を提供してくれました。この色合い、焼き加減を見ただけで美味しさを写真がすべて物語っています。馬肉の中でも、最も柔らかく脂肪を抑えた上質なヒレの部分だけを贅沢に炭火焼きしています。肉質は、きめ細かく驚くほど柔らかで、色は濃く艶やかな赤色。味はあっさりとしながらも奥深い甘みが感じられます。この味わいが富山でいただけるなら、もう他を探す必要がないくらい最高のメインです♪


「自家製ニューサマーオレンジのリキュール」 600円

食後に、自家製リモンチェッロ。静岡県産のニューサマーオレンジを使用されているということで嬉しくなり、オーダーしました。こちらのリモンチェッロは、95度のスピリッツをベースに作られているので、飲み易い味わいですが、調子づいていると危険なアルコール度数です(笑)チェイサーを一緒に嗜みましょう♪


「黒糖のクレームブリュレ」 400円

〆にデザートは黒糖のクレームブリュレを。まろやかな黒糖のコクと甘みが広がり、とろけるほどに滑らかなクレームブリュレ。バーナーでキャラメリゼされたカリカリ食感と一緒に楽しめます♪


「PACINA VINSANTO」1,000円

デザートに合わせてイタリアの食後酒を。ヴィンサントとは、”聖なるワイン”と呼ばれ、トスカーナ地方の代表的な食後酒のこと。干し葡萄から作られており、程良い甘さで〆の余韻を楽しめるデザートワインです。田中シェフのおまかせコースで絶品料理を味わえほろ酔い気分。あまりの美味しさに嬉しくなり翌日の予約も入れてしまいました(笑)それでは、また♪

2023/09/17 更新

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