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雑貨屋さんのような入口
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じゃじゃ～～ん麻婆豆腐♪
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♪麻婆は濃いめの茶色がいい～魚は炙ったイカでいい～
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ライスはお代わり自由です～
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ランチ価格の棒棒鶏
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豚の薄切り辛みソースかけ
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セットのスープと鬼しょっぱい搾菜
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お願いして出して頂いた山椒
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雰囲気抜群の濃いめの中国茶
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外に出ているめにゅ
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らんちめにゅ①
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らんちめにゅ②
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らんちめにゅ③
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麻婆豆腐行脚【６２】
３月の終わり、学生時代の友人達に半ば強制と言う形にて京都旅行に連行された際
本来ならご当地麻婆よろしくって感じで好きなように京都の気になる麻婆豆腐を食い荒らす予定だったのですが
何とまさかのツアー！友人に手渡されたパンフレットを見れば
旅館にて京都の美味しい湯葉と湯豆腐を堪能して頂きます♪
なんて書いてある…
でも自分が食べたい豆腐って湯豆腐じゃない…
麻婆豆腐、麻と婆がついてる方の豆腐…
そんな叫びにも近い心の声を友人たちに発しようもんなら
「だってあんたが予算幾らでとかいうからでしょ！こっちはね○△×□×△！！！！」
なんて感じに一刀両断されるに決まっているのだ。（長年の経験から導き出した答え）
そこで無い脳みそを蟹味噌に変えて…いや、ゆず味噌に…（しつこい！！）
一生懸命絞って考え出し訪問した美齢で食したランチの余りのレベルの高さに
感動した友人が「本生、こんなに美味しい店ほかにもあるなら明日帰る前に行っても良いよ♪」
なんて思いもよらない発言、これはまさしく美齢マジック！！
http://u.tabelog.com/000364069/r/rvwdtl/3982749/←そんな美齢マジックレビューはこちら
引田天功もびっくり！思わず引田天功人形をだして喜びたい程です！！
思いもよらない友人の発言に行けないと思って萎れ切っていた本生麻婆豆腐魂に火が付き
もう湯豆腐なんてそっちのけ、美齢の時同様、他の友人をおばんざい催眠術にかけ見事脱出♪
（前回の美齢レビュー同様、これを読んだ友人ども苦情はJAROまで）
京都麻婆豆腐事情から厳選に厳選をかさね今回はこちらへ訪問♪
土地勘など一切ないので今回もタクシーの運ちゃんに丸投げしてお店まで♪
もう嬉しくって移動中も鼻歌止まりません、大好きな永ちゃんの「東京」を京都に居ながら歌っちゃいます
ルンルン気分の自分に「麻婆豆腐がそんなに嬉しいの？？」とかなり冷めた意見を述べる友人に
「当り前ですよ、あんたがチャングンソクを好きなのと一緒です」と言うと友人
「グンちゃんと一緒にしないで！！」
（ああぁそうですか、グンちゃんですか、麻婆ちゃんのほうが２０００万倍素敵やちゅーねん）
こんな非常に下らないやり取りをしてる間にタクシーはあっという間に店頭へ
中国風と言えば中国風、でもなんだかモンゴルっぽい感じもある入口から店内へ入って行くと店内は非常に狭く
まるで鰻の寝床のよう、案内されるがままに奥の席に腰かけ目の前にあるランチメニューに目を通すと
サービスランチは一律１０００円（全てにライス、スープ、搾菜、お代わり自由のライスが付きます）
更にオプションで春巻きや焼売などを付け足していける構成。
美齢にてすっかり美味しい棒棒鶏に魅了された友人はここでもあの時のような感動が味わえると思い
サービスランチの豚の薄切り辛味ソースかけにオプションでミニ棒棒鶏（５５０円）付ける事に。
自分は勿論、麻婆豆腐（でも実の所メニューのそこかしこで見られるミニフカヒレ海鮮丼も気になっていました）
注文を終え暫くすると趣のある茶器にて中国茶のサーブ。
茶をしばきつつ、洗脳に近いグンちゃんネタを聞かされているとまずは期待の棒棒鶏から。
満面の笑みで一口食べると蒸し鶏部分はふんわりと柔らかく美味。
しかしながらタレ、こいつが中々独創的で香醋の味わいがかなり強く濃厚なゴマのうまみよりも香醋の一人勝ち
美齢の優しやわらかい、乙女の素肌のような棒棒鶏を想定していた友人は想定外の味わいにすっかりなで肩。
（旨い事は旨いんですよでもこれが５５０円となると、う～～～～んどうなんでしょう～～って感じ）
まぁ棒棒鶏はメイン料理ではないし、こっちの豚塚に期待しましょう♪って事で
友人のなで肩を骨接ぎの大先生のように軽く修正し豚パラダイスを一枚剥がすと衝撃のビジュアル！！！
豚の下はまさかの胡瓜塚！！カッパだったら鼻血が止まらなくなる程の興奮のビジュアル！！
麻辣白肉や蒜泥白肉って料理自体、確かに美しく盛り付ける為に下に胡瓜を敷いたり
皿の周りに胡瓜を花に見立てて飾り付けたりしますが、これは流石に胡瓜のビックウェーブ…
上からかかるタレも先ほどの棒棒鶏よろしく香醋がスゴイ…
紅甜醤油の旨味も勿論感じるのですが紅辣椒油と花椒の辛みも中々に強く豚の旨味を味わう以前に
優し柔らかい中華料理を愛する友人は完全敗退、ごはんのおかずには不向きだ！とまで言い出す始末
（確かにご飯のおかず向きではなく酒のつまみに合うでしょうね）
心の中で「ごめんね、間違いなく麻婆豆腐は美味しいから」なんて
悪魔のような事を思いつつ期待の麻婆豆腐を一口食べると…
んんん？？？醤の味と必要以上に濃いめに炒めたひき肉の味しかしない…
配膳された瞬間、彩りの良い葉大蒜と大き目にカットされた豆腐と全てにおいて満点太郎な気分だったのに…
辣油が多いだけなら個人の好みもあるので一概に否定はしないのですが、無駄にひき肉が多いので
辣油以外にだらしなく脂が流れでてしまい、塩気は強いのに油で味がぼやけてしまってる印象
見た目を何とか本場の麻婆に近づけようと必死で考案したけどしょっぱくなって終わっちゃったよみたいな。
麻婆豆腐と言うよりも肉みそ豆腐辣油和えみたいな…
ただこれも勿論好みです。
この醤が濃くてご飯がすすむ辣油多めの味が好きって方も多くおられると思います
自分はこちらの麻婆豆腐と今回相思相愛になれなかったのですが十人十色と言うように麻婆豆腐も
十種十麻婆（ちょっと強引か（笑））色んな味と表情があり、こちらはこれで良いと思います。
でも参考までに辣油が多くても美味しいと自分が思った麻婆豆腐店は天然居
同じく辣油が多くてもいまいちだなぁと感じたのがロンアールと楊
気になる方は是非食べ比べしてみてください♪（麻婆豆腐って奥深い❤）
ごちそうさまでした！