6回
2025/12 訪問
豊岡市・ふじわら|タグ付き活蟹を1.5杯使ったフルコース
この日は
「【特大】1kg以上の大蟹/活カニフルコース・100%タグ付き1.5杯使用(柴山港・香住港直送)」を注文。
まずは「ゆでセコカニ」。11〜12月限定のサービスとのことだが、身入りも良く、内子と外子のバランスがきれいで、食べ始めとしてちょうどいい。
続く前菜は控えめながら丁寧な仕立て。
「地魚のお造り」は「ヨコワ炙り」「ヒラメ」「赤バイ」「鬼海老」。
脂の甘み、歯切れ、香ばしさとそれぞれに役割があり、カニ前の箸慣らしとして完成度が高い。
「活カニ刺し」は透明感のある身質で、噛むとじわっと甘みが広がる。
「活カニみそ甲羅焼」は、この日の白眉。火入れで香りが立ったカニ味噌がとにかく濃厚で、ここだけで酒が進み続ける。
みそシャブまで含めて、満足度が非常に高い一品。
「活焼カニ」は陶板焼と炭火焼から選べるが、甲羅酒を楽しみたくて炭火焼を選択。
水分が飛びすぎず、香ばしさと甘みのバランスが良い。
「活カニ足天麩羅」は衣が軽く、身の甘さが前に出る仕上がり。
「活カニしゃぶ」「活カニすき」と続くが、いずれも火を通しすぎないでいただくと、身の繊維感がしっかり残る。
締めの「活生カニみそ入りの雑炊」は、最初から最後まで使われてきたカニの集大成のような味わいで、余韻が長い。
デザートは「柚子ゼリー」。
重くなりがちなコースの最後をきれいに切ってくれる。
今年から漁師もされている料理人の方に代わったとのことで、盛り付けや彩りに変化があり、全体に華やかさが増していた。
印象に残る晩ご飯になった。
ゆでセコカニ(11月、12月の限定サ-ビス)
前菜
地魚のお造り(ヨコワ炙り、ヒラメ、赤バイ、鬼海老)+活カニ刺し
地魚のお造り(ヨコワ炙り、ヒラメ、赤バイ、鬼海老)+活カニ刺し
熱燗
活焼カニ(炭火焼)
活焼カニ(炭火焼)
活カニみそ甲羅焼(みそシャブ付き)
活カニみそ甲羅焼(みそシャブ付き)
活カニみそ甲羅焼
活カニみそ甲羅焼(みそシャブ付き)
活カニみそ甲羅焼
勝手に甲羅酒
活カニ足天麩羅
活カニしゃぶ
活カニすき
雑炊
雑炊用海苔
雑炊
香の物
柚子ゼリー
勝手に甲羅雑炊
2025/12/15 更新
2024/12 訪問
豊岡市・ふじわら|1.3kgの大蟹を堪能!豪華すぎる活カニフルコース
ついに念願の蟹とのご対面!
目の前には 1.3kgの立派なタグ付きガニ。
この贅沢な活カニフルコースに胸が高鳴る。
コースは 活カニ刺し からスタート。
透明感のある身をひと口頬張ると、ねっとりとした甘みが口いっぱいに広がる。
さらに ゆでセコガニ(期間限定サービス)で蟹味噌の濃厚な旨みを堪能。
次は 活カニみそ甲羅焼。
香ばしく焼き上げられた味噌に、カニ身を絡めて食べる「味噌シャブ」は至福のひととき。
活焼カニ は炭火の遠赤外線でじっくり火を通すことで、旨みが凝縮。
香ばしい香りが鼻をくすぐり、甘みが際立つ最高の焼き上がりに。
さらに 活カニ足天麩羅 はサクッと軽やかな衣に包まれ、カニのプリプリ感が引き立つ逸品。
そして、メインの 活カニしゃぶ&カニすき へ。
出汁にくぐらせた蟹は、甘みと旨みが最高潮に。
カニすきのスープには蟹のエキスが溶け込み、思わず笑みがこぼれるほどの美味しさ。
〆は 活生カニみそ入り雑炊。
濃厚なカニの旨みを余すことなく楽しみ、最後まで感動の連続だった。
最高の蟹尽くしで心もお腹も大満足の夜。
まさに至福の食体験だった。
活魚のお造り(鯛、平政、蟹、鬼海老)・活カニ刺し
ゆでセコカニ
活焼カニ(炭火焼)
活焼カニ(炭火焼)
活カニみそ甲羅焼(みそシャブ付き)
活カニみそ甲羅焼(みそシャブ付き)
香住鶴 山廃 大吟醸
活カニ足天麩羅
活カニしゃぶ
活カニすき
活生カニみそ入りの雑炊
香の物
デザ-ト
2025/03/14 更新
2024/04 訪問
豊岡市・潮騒と木もれびの宿ふじわら|海の幸満載の贅沢な晩御飯
竹野の海沿いにある宿でいただいた、海の幸たっぷりの夕食。
この日の献立は、豪華なラインナップ。
造り盛りには、ヒラメ、石鯛、ブリ、鬼エビが並び、新鮮な海の幸を満喫。
立派なサイズの「のどぐろ塩焼き」は、脂がのっていてふっくらとした仕上がり。
さらに、「紅ズワイガニの茹で」はシンプルながら甘みが際立つ一品。
天ぷらには、鮑、河豚、山菜と、海と山の恵みをバランスよく楽しめる内容。
そして、「鮑と烏賊の肝焼き」は濃厚な旨みが凝縮され、日本酒と合わせたくなる味わいだった。
締めの炊き込みご飯と汁物まで、大満足の食事。
竹野の美しい海を眺めながらの贅沢な時間を堪能できた。
2025/03/14 更新
宿泊の朝食として提供される和朝食。
席に着いてまずお櫃の蓋を開けると、「セコカニご飯」が主役として現れる。
「セコカニご飯」は、炊き込み過ぎない白めのご飯に、ほぐした蟹身がたっぷり。
香りは穏やかで、蟹の甘みが前に出る仕上がり。
11月と12月のみの提供という季節感もあり、今年も食べられたこと自体が素直に嬉しい。
「えてがれいの干物」は皮目が香ばしく、身はふっくら。
朝食らしく塩は控えめで、ご飯を邪魔しないバランス。
「いかのお造り」は透明感のある切り身で、ねっとりとした舌触り。
量は控えめだが、朝にはちょうどいい。
「蟹入り蓮根饅頭」は今回印象に残った一品。
やわらかく揚げた蓮根饅頭の中に蟹の身がしっかり入り、優しい餡が全体を包む。
蓮根の食感と蟹の旨味がきちんと分かれていて、昨年はなかったので変化を感じた。
「小鉢」は野菜や和え物が中心で、全体の流れを整える役割。
派手さはないが、一品ずつ丁寧。
「茶碗蒸し」は出汁が前に出るタイプで、朝でも重くならない。
最後に「柿、キウイ」。
甘さは控えめで、食後を静かに締める。
冬の竹野らしい素材を使いながら、朝食としての重さを超えない構成。
派手さよりも、宿の姿勢が伝わる朝食だった。