3回
2024/07 訪問
日本酒の最右翼ではなかろうか…。
さて、バタバタのこの1週間は終わりとなり、やっと安らかに週末を迎えることができたのだった…。
お陰様で慌ただしい時間も去り、やっと飲み比べを楽しめる段となったので有る。悪友殿から頂いた還暦祝い、なかなか難しい問いかけである。その禅問答に如何に返答するか、暫し腕組みをし、思案にふけったのは間違いない…。
芳醇辛口奥播磨純米吟醸生である。普段は山廃吟醸やレアな白影泉に慣れている。日本酒の中でも最右翼と思う。無茶濃くてクセが強い。慣れてしまうと病みつきになる…。
慣れとはすごいもので有る。一口含んでその爽やかさに驚いた。自分からすれば、奥播磨らしからぬ奥播磨と言えよう。良い意味で期待を裏切ってくれたのである。自分の中で奥播磨は自己主張の塊で有る。それが好青年の様な爽やかさで迫ってくるのであるから、驚くこと大なのだあった。が、後味はやはり奥播磨の伝統を失っていない。やはり、系譜は受け継いでいるのは間違いない…。
最初に味わったのは令和4年醸造品の方で有る。生で2年の熟成、やはりこれに惹かれたのであった。同じ蔵元の白影泉も然りだが、下村酒造の熟成品は秀逸で有る。で、5年醸造品もグラスに注いで比べてみた。悪友によればおりがらみが少し有るとの事。が、瓶詰めのタイミングによるのか、比べてみても大きな差がない。で早速5年を試飲。お味はこちらの方が気持ち爽やかで有る。と言っても差は僅かでは有るのだが。いずれにしても、どちらも美味しいのは間違いない。熟成が好きな呑兵衛としては、4年醸造品の方が少しだけ好みだろうか…。
とは言え、日本酒は、飲む時の体調やつまみによっても、その味わいは結構異なる。同時に頂いての感想で有るが、日を変えて味わうことにした。冷蔵庫のスペースを暫く確保する為、シュークリームなぞ進呈したのは言うまでもない…。
お酒が好きな輩は皆同じなのではと、推察するのであった…。
しかし、爽やかなれど、後味が奥播磨というのは楽しい。下村酒造店の作品に間違いないと、改めて納得するのであった…。
昨日は最高の金曜日なのであった…。
あー、美味しかった!
2024/07/13 更新
2024/03 訪問
日本酒の最右翼、これに並ぶ酒は無し…。
酒蔵のモットーは、「手作りに秀でる技はなし」…。
全くもって納得である。もう10年以上前になるが、酒の先達さんである悪友から、奥播磨山廃スタンダードを進呈頂いた。その力強さは飲む人を選ぶ様だった。日本の4大杜氏としては、岩手県の南部杜氏、新潟県の越後杜氏、兵庫県の但馬杜氏、そして石川県の能登杜氏とある。が、個人的にはいずれにも属さない、下村酒造店独自の醸しと認識している。もちろん、但馬杜氏の流れはあるのだろうが、近隣の醸しとは一線を引く。失礼ながら、嗜む人を選ぶ酒とも言えよう。
で、当然ながら、一般的なラインナップであれば、我らがご推薦は山廃スタンダードなのは間違いない。力強さとアクの強さと、そして何よりも奥播磨らしさは山廃スタンダードを超えるものはない。もちろん、生酒は別だが…。
ところがである。今少し時間は必要だが、それらのタンク熟成となる白影泉は通常のラインナップとは一線を画す。
飲めば明白なのだが、その深みと後味は驚く限りである。本来、日本酒はノンエイジが標準である。が、本田酒造さんの秋津ではないが、越年熟成の日本酒が、これほど旨い物であることに驚いた。確かに古酒と言うジャンルはあるが、酸味が勝り、旨いとは言い難かった。が、秋津もそうだが、驚くことしかりである。どちらを選ぶかは、飲み手次第だが、自身は下村酒造店を推す。やはり、あの強い推しは奥播磨譲りといえよう。もちろん秋津も素晴らしい。ま、言い換えれば好み次第なのだが。笑
しかし、庭田神社のお膝元とは言え、味わいは実に沢山ある。播但地方は酒蔵の宝庫なので、ご予算が許せばタクシーで回ることをお勧めする。僭越ながらルートを申し上げれば、最後に下村酒造店を訪問し、納得のいくところで購入されることをお勧めする。それぞれの酒蔵のご推薦の一本を購入し、最後に播但地方の推の様な奥播磨を購入されることをお勧めする。
実は順番が逆だが、自分は常に下村さんを買ってから、播但地方の他の酒蔵を訪問し購入することにしている。やはり蔵元を複合させることで、地方の特色を味わうことができると思っている。小旅行だが、これが楽しい。
今回も、悪友のおかげで小旅行の連続となり、その連日連夜の酒屋飲み屋探訪となったのであった…。やはり、持つべきともは、酒飲みの悪友と言えよう…。
なんと、昼前なるも、次は壷坂酒造に訪問するとの事。そのアグレッシブさにいつもながら驚嘆するのであった…。
あー、早く帰ってお味見したい!
味見の権利は悪友に譲り、我が身はドライバーに徹するのであった…。
2024/04/07 更新
もちろん、奥播磨である…。
が、貰った予告電話によれば、奥播磨らしからぬスマートな立ち振る舞いらしい…。
さて、どんなものか…。
早速お味見となったのは言うまでも無い。まず、口に含むと、確かにいつものキッとしたパンチは弱い。が、じわじわと沁みてくる、なんか柳の枝の様な、しなやかなタイムラグを感じるのであった…。
総括すれば、やはり奥播磨の系譜に従っているといえよう。とは言え、限定品との位置付けもあるのか、普段と異なる味わいには間違いない。先に前振りをもらっていたので、これはこれで美味しい!と頂けたのだが、知らなかったら期待と違う味わいに困惑したかも知らない…。
で、試しに燗をつけてみたら、これが意外に美味い。押し相撲の様に、体全体でグーっと喉から胃の腑まで押されている感じがする。で、香りは柔らかな感じで奥播磨の底力を感じる。常温より燗の方が向いているかも知らない…。
ふむ、同じ山廃純米でも限定品は大分違う味わいなのであった。最初に目にしたときは、いつもと同じ味わいかと思い込んでいたが、実態は大分違っていた…。
さて、味わった呑んべい殿たちは何と評するのか、興味津々である…。
まずは悪友と限定品を世に出した下村酒造店さんに感謝である…。
あー、やっぱり奥播磨はこたえられない逸品で有るのは間違いない…。
美味しい秋の夜長であった…。