1回
2017/11 訪問
大阪市 福島・熟成鮨 Rikyuで初体験の熟成寿司を食べてきました。 – THE ROAD AHEAD
2017/12/22 更新
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2017-12-22大阪市福島・熟成鮨Rikyuで初体験の熟成寿司を食べてきました。クライアントさんのご要望で福島の熟成寿司を食べに福島へ。
福島周辺って来たことがなかったけど、いろいろな飲食店があって面白いですね。今度この辺り攻めてみるかな。
福島駅から歩いて5分ほどの路地に、およそ寿司屋とは見えない倉庫か事務所の入口のようなドアが・・・これは通り過ぎちゃうよ。ドアを開けると割と急な階段があって2階へ。
2階はカウンターに6席。3階にも席があるようですが、テーブルかな？ 奥の壁にサインが貼ってあったのですが、中に「月曜から夜ふかし」でおなじみフェフ姉と多田さんのサインが（笑
程なくして前菜。
・海老芋団子
・あん肝生姜煮畳鰯
・バターナッツすり流し
とても丁寧な仕事をされていて、ひとつひとつの食感が異なる前菜が盛られていました。ホクホク、ねっとり、プチプチ、とろり。バターナッツのすり流しが濃厚で甘くて美味しいなぁ。
店名には「シャンパン＆ワイン」とありますが、もちろん日本酒もありますよ。まずは陸奥八仙ヌーヴォー特別純米生原酒直汲み。シャンパンのような微発泡と爽やかなマスカットのような酸味です。
お造りは、気仙沼カツオ、佐賀県産ヤリイカ、アワビ、真鯛。カツオは10日熟成で、余計な水分が抜けてネットリ感がUPしていて旨味倍増って感じですね。熟成ってこんな感じなんですね。これが寿司になるのかと、この時点でテンション上がりまくりです。
淡路島産の甘玉というタマネギととんぶりの茶碗蒸しです。ふわっと甘いタマネギと出汁の香りが濃い〜な。
シュワッとしたヌーヴォーの次は、高知県南酒造の南（みなみ）純米吟醸。華やかながら旨味のあるお酒でした。
ここから寿司が始まります。手書きのお品書きが出され・・・達筆すぎて読めないものもあるけど（笑 そして、まずは、皇室御用達の宮城県東松島産の海苔としゃりだけ。甘味と酸味のバランスのよい黒酢でしゃりを作っているんですね。
いよいよ熟成寿司。壱岐で捕れた140kgの本鮪の中トロを19日間熟成したもの。脂が程よく解け、マグロの旨味が引き出されている感じです。甘みとコクのある黒酢のしゃりのほどけもよく口中に美味しさが広がる。うんまっ。
青物好きのオレ歓喜なコハダ。こちらは熊本県天草産で10日間熟成。さっぱり酢締めなので熟成感はよく分からないけど、うまいもんはうまい。
金目鯛の丹波焼。上にかかっているのは丹波栗で、栗の甘みと白身魚のホクホク感が合いますね。
青森県八戸産の鯖の17日間熟成。先程のコハダと違い、酢締めしていないので熟成感はこちらの方がよく分かる。青魚特有の生臭さも感じなく美味い。
和歌山県産の鰆の19日間熟成。昆布締めされていて、更に濃厚な旨味がかぶさってきている。とにかくどの握りにも言えるんだけど、素材の味が濃いぃ。
そんな濃い旨味に負けないように旨味の強いお酒をリクエストしたら、秋田県刈穂酒造の刈穂山廃純米原酒を出してくれました。旨味が強いのにキレッキレ。
鱈の白子の網揚げをカラスミ塩で。美味しいもの×美味しいもののコラボでマズイ訳がない。
北海道苫小牧産の北寄貝の13日間熟成。熟成されていますが、北寄貝独特なサクッとした歯ごたえは残っていました。
雲丹は・・・どこ産だったか聞き忘れた。熟成期間は15日。あまりにもとろっとしているので、握ったとで更に置くと、改めて摘む時に崩れるからと手の上に置いてくれました。味は言わずもがな。濃厚！！！
お味噌汁は大阪では珍しく赤だし。東海地方育ちなオレには嬉しい。
兵庫県の明石浦で水揚げされるブランド穴子「伝助穴子」を13日間熟成してます。ただでさえプレミアムな穴子を熟成ですか。脂のノリもよく、とにかくフワフワな食感なんです。こんな穴子初めて食べた！
細巻きはかんぴょう。最初にしゃりだけで食べさせてもらった、あの海苔ですよ。すんごい香りが高い。
〆の玉（玉子）はクリームブリュレのようにキャラメリゼされている。どれも本当に手が込んでるなぁ。
正直言って安くはないです。でも、美味しいし楽しめるのでアリだなぁ。多分また行く。っていうか四季に応じた食材があるはずなので色々食べてみたいという衝動に駆られます。世の中にはいろんな美味しいものがありますね〜。
シャンパン＆ワインと熟成鮨Rikyu
大阪府大阪市福島区福島5-10-14
050-5589-9170
営業時間：17:30～24:00（2部制）
定休日：不定休