川井 潤さんが投稿した六寛(東京/築地)の口コミ詳細

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ほぼ毎日食天国

この口コミは、川井 潤さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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六寛築地/日本料理

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  • 夜の点数:4.7

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.7
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2020/11 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

【また来れた】

先々月にお邪魔して感動した店に再度訪問。写真撮影禁止ゆえ文章で。

片岡料理長がいらっしゃらなくなる前にもう一度、と思っていたところにチャンスをもらった。有り難い。

シャンパンで乾杯後、アミューズ。
前回同様「揚げた蕎麦生地シートに乗せたスッポンのレバーペースト」。パリパリ生地に柔らかなスッポンのレバーペースト、その上にキャビア。
前回と違ってスッポンの玉子を6粒の入った皿が添えられている。玉子には出汁による味付けが施され美味しくプチっと口の中で弾ける。

前菜で「鱧の飯蒸し」…下は餅米、上に鱧。冷凍保存して使っている花山椒が結構のアクセント。

「スッポン茶碗蒸し」……前回同様、出汁がとにかく美味しい。熱々。

「お造り」…ヒラメ、水蛸。ヒラメは山葵醤油、水蛸は塩でいただく。

「スッポン春巻き」…春雨やスッポンの身が入った春巻をねぎ味噌を付けていただく。絶品。ネギ味噌を少し付けていただく。好きだな、これ。

「スッポン唐揚げ」…コラーゲンの塊のエンペラを薄い衣で揚げたモノと腿の部位を揚げたもの。ぷるんぷるん食感。前回同様、めっちゃ美味しい。

「油菜、煮浸し、油揚げ」…少しペースチェンジ。ほっとする美味しさ。

「焼きスッポン塩とタレ」…塩とタレの2種でいただく焼きスッポン。塩もタレ(前回同様絶妙な甘辛)も丁寧な味付け 。塩は腿部、タレは別部位。これもメインディッシュのひとつ。

丸鍋…いよいよメインの「丸鍋」…土鍋にグツグツ煮えたぎったスッポン鍋が登場。鍋の中にある京麩やら白ネギ。別添えされた細かく千切りされた青ネギ、擦った生姜を加えるとまた一段と美味しくなる。

〆は今回も両方食べたいと、前回同様少量づつスッポンラーメンとスッポン雑炊をいただく。
前回と順番は逆に雑炊、ラーメンの順で出てきた。
グツグツ煮込まれたいる熱々のスッポン雑炊。刻まれたスッポンの身と滋味深いスープが印象的。半分に切ったうずらの玉子、ネギ、生姜が添えられ好みで加えていただく。
ラーメンは塩味ベース。麺は少しだけ太さを感じる中細麺。うずらの茹で卵が半分切られてここでも用意されている。黒胡椒を加えて途中で味変も楽しむ。

最後に水菓子に「黒豆入りのわらび餅」…甘さ控えめで食べやすい。前回も書いたが黒豆のコリっとした食感がユニーク。

今回も前回とほぼ同じコース料理。もちろんとっても美味しくいただいた贅沢な時間。
 でもやはり初めて食べた時のぶったまげ衝撃があまりにも強すぎた。

とは言え、最高レベルの食事であることには違いない。ハードルが高くなるかもしれないが、後を継ぐお弟子さんの料理も楽しみにしたいと思う。

2020/12/06 更新

1回目

2020/09 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

【ぶっ…!ぶったまげた!】

2015年オープン以来、話は聞いていたが、ひょんなきっかけで訪問出来ることに。
住所も電話番号も内緒の非公開のお店。OMAKASEでは予約可能なようだが、看板もなく、行っても場所に迷うこと必定。場所は築地。

ちろん料理写真撮影も禁止。なので入口のみ撮影。

基本、料理はスッポンづくし。京都ではスッポン料理を食べる機会も多いが東京では案外少ない。好き嫌いのある素材ゆえスッポンを食べたい人向けに作った料理店。
店主はたん熊や京味で修行した方であり、あの井雪のオーナー。
シャンパンで乾杯後、料理スタート。
アミューズは「揚げた蕎麦生地シートに乗せたスッポンのレバーペースト」。パリパリ生地と相性抜群。放っておいたらいつまでも食べられそう。

前菜で「鱧の飯蒸し」…下は餅米、上に鱧。

「スッポン茶碗蒸し」……出汁がとにかく美味しい。

「茄子田楽の上に雲丹」…とにかく上品な味で優しい。

「お造り」…鯛と水タコ。鯛はわさび醤油をほんの少しだけ付けていただく。水蛸は想像よりも多分下処理のおかげで肉質柔らかく、塩でいただき美味。

「スッポン春巻き」…春雨やスッポンの身が入った春巻をねぎ味噌を付けていただく。絶品。
「スッポン唐揚げ」…コラーゲンの塊のエンペラを薄い衣で揚げたモノと腿の部位を揚げたもの。ぷるんぷるん食感で明日の朝の肌艶しっとりが期待できる。って言うか、ホントに翌朝体調が良かった。

「芋茎(ズイキ)、松茸のお浸し」…これまた染み込む出汁が美味しい。参りました。

「塩とタレの2種でいただく焼きスッポン」…塩もタレ(これ絶妙な甘辛)も本当にこれ以上の味付けがないと思われるほど。いやぁ、スゴい。塩は腿部、タレは別部位。

メインの「丸鍋」…土鍋にグツグツ煮えたぎったスッポン鍋が登場。鍋の中にある京麩やら白ネギに出汁を十分に染み込みご馳走となる。青ネギ、生姜を加えるとまた一段と美味しくなる。

〆は本来2択のようだが、どうしても両方食べたいと、スッポンラーメン、とスッポン雑炊。
ラーメンは塩味ベースに黒胡椒を効かせたモノ。麺は少しだけ太さを感じる中細麺。うずらの茹で卵が半分切られて入っているのも見栄え良し。もちろんスープは美味しく完食。
ラーメンを食べ終わるタイミングでグツグツ煮込まれた熱々のスッポン雑炊登場。
これまたスープが甘味を感じさせつつ美味。刻まれたスッポンの身と滋味深いスープのコンビネーションがホントに最後の一滴まで魅了する。

最後に水菓子に「黒豆入りのわらび餅」…キナコ、黒蜜が掛けられているが甘さ控えめで食べやすい。黒豆のコリっとした食感が不思議だが記憶に残る

総じて最高峰の味。ぶったまげるほど美味しい。また訪問できることを願う店の一つが出来てしまった。知らないで済めばそれで良かったが、知ってしまうとまた来れないと不幸。
あー、罪な店。

2020/10/10 更新

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