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夜の点数:4.5
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス -
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|雰囲気 4.5
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.0
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| サービス-
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| 雰囲気4.5
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク- ]
ワンコイン以下でこの満足度!
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火・金のサービスラーメン400円と無料の半ライス
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正油ラーメン
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ライスをドボン!
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2011/05/19 更新
新宿にラーメン店数多あれど、ワザワザ十二社界隈まで足を延ばす者はそういまい。それもコダワリの新進気鋭ならいざ知らず、ロードサイドの旧態依然とした煤けた佇まいとくればなおのこと。
今は節電で、店内から漏れる明かりだけが頼りだが、以前は黄色い電球が明滅する、ド派手なラーメン定食屋然とした外観だった。
それでも、無造作に積まれたオシボリのプラカゴや灰皿が、ここはどんな店なのか、語りかけてくれる。その横には火・金曜ラーメン400円サービスの看板。価格も驚きだが、デザインが悉く昭和なのに改めてビックリさせられる。「金」の文字の貼り付け処理がなんともグッと来る。
店内隅にクタビレた感じの券売機が。上部に半ライス無料の張り紙がしてある。一応食券を渡すときに告げるが、でなくともラーメンを出すときにいるか大抵は聞いてくれる。
壁に掲げられた手書きのメニューをみると、ラーメン以外に炒め物やチャーハンのセットもある。どれも800円くらい。
J字のカウンターの中ではオヤジさんとオバチャンのコンビが調理・配膳している。長時間営業店なので人は入れ替わるらしい。この手の店独特のアンニュイな空気は、多分内装や照明の、経年変化のクタビレ加減でそう見えるだけなんだろうけど。
(正油)ラーメン¥400(通常550)+サービス半ライス
この値段にしては貧相でないフェイス。フツーワンコインラーメンというと、チャーシューが小さくてカチカチで臭みのあるものだったりするけど、ちゃんとしたチャーシューにネギにワカメにメンマと、ひと揃え、それも結構な量乗っている。あと、この手のラーメンは油分が低いことが多いのだけど、珍しく背脂が確認出来るほど、油が乗ってるし、丼も大きく、スープもタップリ入っている。
麺は黄色く波打ち、やや硬めの茹で加減で、適度な歯ざわりさえ感じられる。これという特徴のある麺ではないが、ヘニャヘニャのヘボ麺ではない。量もそこそこある。
醤油ダレの立ったスープと油のバランスが非常に満足感を与えている。ダシの素材感は当然感じらないのだが、ペラい感じは全くない。適度な醤油と油の香ばしさを楽しませてくれる。
このスープにネギの苦甘さがよく合う。そしてチャーシューが驚きで、脂身もプリプリで赤みもトロトロ。
これだけでも十分満足なのだが、スープと無料のライスが実によく合う。単体では正直、カチカチライスなのだが、残ったスープにドボン!することで、適度にスープと油を吸って、丁度いい硬さになるのだ。全く偶発的なのだろうが、計算されつくされたとしか思えない!?
これまで、いくつか安いラーメンを食べたことはあるが、そのどれもがあっさり味だったが、こちらは油が適度に効いて、400円で十分、成人男性の食事として満足できるものを出してくるのだから、驚きとしか言いようがない。
まぁ実際どーってことない醤油ラーメンだが、昨今のラーメン屋に疲れた身にはグッとくるかもしれない。昔の自分を考えても、ちょっと若い兄ちゃんにはこの店の良さはわかんないかもなぁ。