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昼の点数:5.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味5.0
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.5
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク- ]
凛とした老舗の潔いつけそば
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つけそば並
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つけそばのつけ汁
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スープ割り
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2011/06/16 更新
町に埋もれた系の老舗店ながら、つけ麺の元祖とされる東池袋大勝軒の大元となる丸長のれん会の元祖に近しいポジションにあたるそうで、地元に愛され続けた歴史ある丸長系つけ麺を堪能すべく、中野ブロードウェイから足をちょっとだけ伸ばしてみた。
区役所そばの交通量の多い交差点の角。フレッシュネスバーガーの横のフツーのビルの1Fに、和風つけめんの看板と白い暖簾がはためいている。みると昼ピークは過ぎているというのに店内は一杯。
奥の厨房との仕切りに小じんまりとしたカウンターがあるが、基本テーブル席で、ビッチビチにお客さんが詰まっている。
真新しい内装ながら、ピンと張り詰めた空気で満ちている。といっても怖いオヤジが眼光鋭く睨みを利かせるわけではなく、家庭的な従業員の振る舞いながら、テキパキとした接客と隅々まで行き届いた清潔さが、心地良い緊張感を与えているのだろう。
つけそば並¥750
噂通り、麺が皿盛でやってきた。ドカ盛りっぽく写るが、盛りに厚みがない。それでも250gは確実にありそう。
この麺が、もう、実にもっちもち!! ニュルっと啜って、モチモチと噛みしだくと、麺の形容しがたい味わいがじんわりと感じられてくる。
つけ汁は透明感のある醤油スープで、みると結構ラードが層を成している。タレの味わいがつけ汁としては控えめながら、酢の味わいとラードが適度に麺に絡み、食感よくスルスルと麺が運ばれる。辛味もアクセントが効いてるし、節系の適度な苦味もある。
大ぶりのメンマと細切りのチャーシューもあくまで添え物。単体でも美味しいが、麺と一緒に口中に運ばれると、全体のバランスとしての味わいを感じる。
スープ割りをお願いする。タレ自体が苦めながらそんなに前に出てないので、割るとかなり味が薄くなる感は否めない。濃い目が好きな方は、割らずに完飲されるのがいいかもしれない。
インパクトではない、スルリと何の気なしにミゾオチにハマるような、優しくも忘れられない味。これこそが、町場で長らく愛される味なのだろう。
特別なものを期待せず、ふらりと訪れて、表面的な味とは別な滋味深さにノックアウトされたい。