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1回
昼の点数:5.0
2012/01 訪問
昼の点数:5.0
立ちそば味の極太麺と生姜の異色共演!
田舎そば+かきあげ
記事URL:http://blog.livedoor.jp/kekkojin/archives/51947038.html
2016/02/23 更新
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中野駅の北口はどうやら再開発をしているようで、ロータリーが丸ごとフェンスに覆われているが、そんな光景を眺めながら立ち喰えるのがコチラ。
男5人も並べないような狭いL字カウンターのみで券売機も当然無く、蕎麦と数種類の天種のみというストイックさを考えれば、過剰な接客を求める向きは暖簾を潜るはずもなく、ややツッケンドンな感じのする店側の接客も、無言で一杯たぐってつかの間の安息を得んとする輩に対する最適なサービスといえよう。
田舎そば¥280+かきあげ¥90
おおっ、これは田舎そばの名に恥じなく太い! しかし、いわゆる田舎そばのゴワッとした粉の感じ、風味が全くといっていいほどない。見た目にはエッジが効いて硬そうだが、実際はいわゆる立ちそばのソレで、ややムチとはいていてもかなりフニャっている。
立喰のこの価格に本格的田舎そばを期待する方が間違っているのだが、立ちそばの味然としたモソっとしていてムチっともする食感と味わいが、食べ進むに連れ異様なトリップ感を覚えてくる。
ツユはサッパリめでやや甘みがある。そこにカウンター上の壺に入っている生姜を入れると、麺とツユと天ぷらの油の甘み&コクとネギのニガ甘さが一気にまとまった独特のハーモニーを奏で出す。なんなんだこれは!? 一気に丼に引きこまれ、もう一匙、今度はこんもりと盛って入れると、さらに旨さが加速する(生姜は小匙スプーン2杯迄が決まり)。
気がつけば丼には何も残っていなかった。
天ぷら自体は正直、衣がモッサイのでフツーなのだが、トッピングを1品増す毎に10円ずつサービスされていくので、なんかいろいろ試したくなってしまう。
駅前にこんな個性的な立ちそばがあったとは。また一つ、中野に来る楽しみが増えた。