2回
2025/09 訪問
北摂・海鮮丼ランチ王
北九州にて、とある鮨職人さんと出会いまして…
私に初めて握って頂いたのは2週間前くらいの話。
もし大阪北摂エリアでマグロや海鮮を食べるなら
ここへ一度行ってやって欲しい♪
と言われてやって来ました。
場所は大阪府高槻市。駅前ですが戦国時代には
豊臣秀吉が陣を張ったという場所にほど近いところ。
表通りから一本筋に入ったそのエリアは
実は飲食店のプチ激戦区でもありまして
行列が出来るゾーンになっていたりします。
ナナメ向かいにも海鮮で行列が出来るお店があるが
初志貫徹で一番乗りの先頭に並ぶわたし。
11:30のランチオープンを待つことにします。
ディナータイムは居酒屋さんですが
ランチタイムは「海鮮丼」オンリー
ジャストタイムに開店とご案内。
開店と同時に満席となるくらいの人数。
注文はQRコードでオーダー形式ですが
臨機応変に対応されてました。
シニアには不慣れな方も居ますからね。
私がいただきましたのは
中トロ炙り丼 1550円(税込)
マグロの仕入れには、昔から定評があるお店のひとつ
だそうでして、マグロのいろんな部位を食べるように
前店主が、研究に研究を重ねたらしいです。
いまでは一般的なカマを食べるという習慣
ウチがやったのが始まりなんじゃない?って
仰ってたと聞きます。
中トロ炙り丼、、、抜群です!!
赤だし付で、別皿にワサビが盛られています。
また青い小坪みたいな容器に入ったお出汁で
途中からは味変が楽しめます。
お出汁にはほうじ茶が入っているそうで
お茶漬けと、出汁漬けの真ん中みたいな風味です♪
オーダーにおいてはご飯の量を選べたり
普通のご飯か、酢飯を選択出来たりします。
中トロ炙り丼においては、タレがご飯にかかって
いることもあるので普通のご飯が合うと思いました。
接客サービスもキビキビして明るくて良いです♪
またあたたかい雰囲気のコミュニケーションです。
こじんまりした店内ですが、空間は確保されて
そのぶん目が行き届く感覚がありました。
大行列店は、早く食べないと…みたいな
追われる感覚がありますし、大切にされてないような
印象を持つことがありますが、適度な行列店こそが
バランスがいいと個人的には思っています。
とっても美味しいマグロの丼をいただきまして
店主からのお見送りを受け、気持ちよくお店を
あとにしたのでした♪また夜にも来たいですね✨
2025/09/23 更新
9月の半ばにランチで訪れた「希SAKU」さん。あまりにも海鮮丼が美味しかったことから、夜の居酒屋タイムへ行こうとご予約させていただきました♪
外は小雨の降りしきる金曜日でした。少し気温が下がって食欲も増す季節が近づいてきたのを感じます。
少し早めに着いたのですが満席状態です!私の予約席だけがぽっかり空いていてニヤっとしました。テーブルにはこんな立て札が・・・
「〇〇様 本日はご来店頂き"ありがとうございます"ごゆっくりお過ごしください~」とキレイな筆書きです♪
飲み物だけ口頭で告げたあとはQRコードからのネット注文です。注文後にピロロロンと伝わると店員さんから「ありがとうございます!」の発声が気持ちいいですね。
お通しは5~6種類のバリエーションの中から、2つを選択するのですが、ここからすでに目移りして迷います。
私が希SAKUさんを訪れるきっかけになったのは、先代のオーナーシェフからの進言によるものでした。私が予約したことを報告すると、是非これを食べて欲しい!というメッセージが到着。
・自慢のおでん
・まぐろのお造り
・まぐろ希少部位
・まぐろほほ肉のユッケ
・里芋の唐揚げ
ハッキリと申し上げます!
めちゃくちゃ美味しいです!!
もともとマグロに絶対の自信がある居酒屋さんだと聞いていましたが、食べた瞬間に一瞬止まるほどの感覚が何度も訪れました。さらに感覚的に注文を・・・
・マグロ炙りおろしポン酢
・とうもろこしの天ぷら
・スルメイカの天ぷら
・自家製 希SAKUのポテサラ
お酒も進みますし、お腹いっぱいが近づいて来ても、また食欲が呼び覚まされて味変と食感の移り変わりと風味が抜群です!
・炙り肉厚エイヒレ
・希SAKUの大海老マヨ
・ネギ鉄火巻
久しぶりに、あらゆる種類のアルコールを飲みましたね。また飲みたくなりましたね♪お手頃なお値段でありながら、この値段でここまで美味しいの!?と思えるお料理の数々でした。まだ食べてないメニューにも魅力的なものがたくさんありましたね。その候補となるお料理は次回以降にとっておきます。
「世代交代」というのはどの世界にもあります。先代が築いた歴史や伝統、価値観や感性というのはとても大切なものです。その大切なものを渡すことも受け取ることも、とても意味があり重いものです。引き継ぐことをプレッシャーにも感じることがあるのではないでしょうか。
こと飲食店におきましては、子孫へ2代目や3代目以降に継いでいくお店もあったりします。ところが・・・家族ではないお弟子さんや同志の方に引き継ぐこともあったりします。これにはやはり信頼関係がないと実現しなかったり、上手くいかなかったりするのかもしれません。それもまたドラマです。
先代からバトンを受け継いだのは、若手のSさんKさんの2名での共同経営だと伺いました。お料理にも接客の中にも先代から引き継いだものと、独自に発展させようとするものとが上手くリンクして交錯している空気感も感じました。お店の一体感ある雰囲気が良いのでしょう。お客様が入れ替わっていても常に満席状態が続いてました。
東京から来ていた私の連れがこう言ってました「美味しいしこんなに忙しいのに、少ない人数なのに、きっちりお客さんと丁寧に会話してお見送りもして、やっぱり大阪はいいね。」私達がお店をあとにした時には雨足は強くなっていたのに、雨に濡れながら見えなくなるまで見送っていただきました。
ご馳走様でした!本当に有り難う御座いました!!