7回
2017/12 訪問
都心で驚愕のコスパ!質の良いシビエとワインを愉しんで
あれから数度となく訪問し、特に今回は満足度が高かったので、改めて投稿。
初回に思った方向性のブレは、全く感じなくなった。
こちらのお店は、こう。
食
・牛肉は多品種で、ボリューム感しっかり。肉山譲り。
・その他の肉、これが肉友さんの特徴!
冬の時期は住友オーナーシェフが自身で狩猟したジビエを含む、様々な種類の肉が楽しめる。
この日はハト中心で、適切な火入れのジビエ群に舌鼓。
ドリンク
・ワインの質が、この価格帯のレストランで比較すると良質。
・飲み放題でも、ワインのラインナップは手を抜いていない。
¥10,000+税で、これだけ質の良い料理とワイン(を含む様々なドリンク)を"開店~閉店まで時間無制限で"楽しめるお店を、僕は知らない。
今後も一人の時、少し話たい時、そして食事会の皆様とで、ご訪問したいお店である。
シェフ、有難うございました!美味しかったです。
また伺いますね。
2017/12/07 更新
2016/06 訪問
ワインが美味しく会話のしやすい、肉主体のコース仕立てのお店
とある方よりこちらのご紹介を受け、何とか予約が取れたことから、伺う事に。
肉中心のコース仕立てながらも、食べ手を飽きさせない創意工夫が、それぞれの品から見てとれる。
品を選ばすとも良く、適度な距離感のサービスだったので、会話は進めやすい印象を持った。
豚の尾の肉は食感柔らかで、見た目ほどの脂っぽさは無く、スターターに持ってこい。
蒸し鶏のサラダは、出来れば一番初めの一皿目で頂きたかった。
肉はそれぞれ焼き方よく、質もよく、好感が持てた。
但しその後の丼、そしてその後のデザートは、その品数・質/量共に再考頂く必要があろう。
なぜなら、糖質を増やせば満足度が上がっていた時代は、過ぎ去りつつあるから。
これらの味自体は悪くなかっただけに、もったいない。
例えばそぼろ丼を豆腐のそぼろ掛けにしたり、2皿あったデザートを1皿にまとめ、それぞれの分量は半分程度に抑える等の工夫があると、良さそうに思った。
ワインの質は、金額比で良い印象を持った。
男性中心でガッツリ食べさせる店にしたいか、女性客中心でおしゃれにディナーを供する店にしたいか、またはもっと違ったコンセプトがあるのか。
初回の訪問ではよくつかめなかった為、何度か伺って確かめてみたい。
2016/07/06 更新
過日の、厚切り。
この日は尾長鴨 オスメス双方を持ち込んでの味比べ。
アミューズのハムには、まるでいぶりがっこか?と思わせんばかりに分厚いトリュフが鎮座。
香りもさることながら、シャクシャクとした食感を楽しむ。
程なくして、尾長鴨 オスメスのローストが。
これもオスメス双方、厚く切られて盛られている。
どうやったらこんなに美味しくできるの?と不思議になるくらい、独特の風味を丁寧に旨味に変えていた。
尾長鴨を食べたことのある方なら理解できるだろうが、この鴨にはある程度の魚臭がある。
とあるシェフは、尾長鴨を魚介と合わせることで、魚肉のように扱って一品を作るらしい。
そんな小技は脇に置き、王道の仕上げ方で作り上げたこの逸品。
独特の風味の中のえぐみ系は抑えられ、良い部分は旨味に変わっていた。
尾長鴨、シェフの手にかかれば、マガモ同等に美味いじゃないの!
その後は定番の豚、そして牛の厚切り。
豚ロースト、これは自身で切り開く行為もまた旨さの秘訣なんだろうな。
赤牛のロースト、これはまるで「赤こんにゃく」
焼いた表面のメイラード反応と、内側のこんにゃく部分とを交互に楽しむ。
これはワインも進むというもの。
途中、尾長鴨を出汁に使って味付けは塩だけのスープを頂く。
あの魚風味が、絶妙な後味を醸し出していた。
魚介をベースとして、肉の香ばしさが前面に出る逸品。
これは単体でも美味しいし、ラーメンスープにも使えそうだ。
甘さの抑えられた大人のプリンを頂き、この日もすっかり満腹。堪能。
シェフ、ご馳走様でした!
美味しかったです。
尾長鴨をあの様に美味しく扱えること、素晴らしいと思います。
また伺いますね。折を見て。