3回
2019/10 訪問
気取らない居心地の良い空間で、美味しさテンコ盛り!
世の中はグルメブームで、日本でも有名店の予約は数年後という状況が当たり前の世に中になってきた。ところが、人の胃袋の大きさには限界があり、懐にも限界があるというのが常だ。私自身、昔は予約が取れない有名店に行ってみたいという欲求が強かったが、まあ、そのような店を訪問しても、確かに料理は美味しく、最高のサービスであることは理解できるが、私のスタンダードなお店になるということはあり得ない。何といっても私の気分は毎日変わり、その日の気分で食事をするということが、最も重要だと感じているからだ。
この店はフランス料理の名手が、フツーの家庭料理を作っているお店だ。しかし、何といっても、フランス料理の名手が作ると、それは家で主婦が作る家庭料理とは似て非なる料理となる。見た目はフツーの料理に見えても、まるで別物だ。つまり、どれでも異次元の美味しさなのだ。
このお店の面白さは、まず、素晴らしいスープをあれこれ提供していることだ。これは家庭料理では不可能だ。美味しいワインと美味しいスープで胃袋はスタンバイ状態に入る。大盛りの前菜はあれこれ美味しし、一皿に盛ってあるので、一皿だが、フレンチであればそれぞれの具材がそれぞれ一皿として通用する内容だ。カニクリームコロッケは、まあ、素晴らしいフレンチの一皿だし、羊のハンバーグはこれまた素晴らしい一皿だ。うん、美味しいし、値段は格安なのだ。願うことは、私の予約が何時でも入ることだけだ!
2019/10/15 更新
2019/09 訪問
定番の洋食屋メニューをフレンチの達人が作ると、こうなるんだ!
さて、御馳走にはいろいろあるが、家庭料理には家庭料理の良さがあり、洋食屋さんには洋食屋さんの良さがあり、高級フレンチ料理店には高級フレンチの良さがある。この店は、超高級フレンチを作るシェフが、洋食屋というよりは、家庭料理を作ると凄いことになってしまうということを体感できる店だ。前菜は見た目はフツーだが、味が素晴らしいのだ!ガスパチョもカリフラワーのポタージュスープも同様だ。よく知っている筈の味が、滋味深く洗練された味わいに昇級しているのだ。魚フライやエビフライも同様で、一見、フツーの家庭料理なのだが、食べてみると別物だ。うん。最近は食べたことの無い、新しい何かがもてはやされる傾向があるが、知っている筈の定番料理がここまで美味しくなるとは!シェフの腕は大したものだ!
2019/09/10 更新
土曜日は東京から先輩が名古屋までやってきた。剣道の昇段試験があったのだ。その後、我が家で飲んでからMALCON・Bにやってきた。私の家で既にシャンパンとワインを空けているので、それなりに酔っ払っている状態だ。こういう状態ではかしこまったフレンチで前菜から戴くという訳にはいかず、最初からワイワイ騒げる?フランクな店が望ましい。そういう意味では、この店の存在はありがたい!魚フライやグラタンなどの家庭料理をアテに、またまたワインが進んだ!