三寒四温、夜道はまだまだ寒くて足早に家路を急ぎながら、
まだ固いつぼみをつけた桜をみあげ、その花開く日を心待ちにしている今日この頃。
帰って電気がついている。あたたかな台所に料理の湯気。
大きな背中がもくもくとフライパンで調理している。
こんな幸せがあっていいのかしら。
おいしい料理を作ってもらって、明かりがついていて…
って、一昔前のオトコの憧れじゃないですか。
最近、自分で料理することがめっきり減ってしまってそれはそれで心配だけど、
取りあえず、心からの感謝を伝えて今宵も「おいしい」といただこう。
食事、食卓のちから。
心が弱っているときにしみてきます。