4回
2018/09 訪問
温と冷の間で揺れて揺れて、冷と決別の時
2018/09/22訪問
初訪問日から一日二回、昼も夜も大地のうどんで食べさせてもらいました。
早くも3回目、他に何の用事もなくここに来るために馬場まで出向く程度にはファンです。
初回の夜に温かいうどんを食べて感動したのに飽き足らず、基本的にはうどんは冷やしがいい!と思っているぼくはどうしても、「温かいうどんのあの味わいを冷たいうどんでも」という思いにとらわれて離れられません。
ここのお店の方は食券を買う客の様子を見て「分からないことがあったら聞いてくださいね」と声をかけてくれるので、「冷やしのかけうどんはあるか」と聞いてみたところ、ないとのこと。
であればぶっかけを試してみるかとなるのは自然な流れ。
・冷やし大根おろしぶっかけ 650円
かくして今日も見た目は素晴らしく美味しそう。
でもやっぱりつゆは…ざるうどんの時と一緒なのかな?徳利に入って出てきた黒い濃いつゆは少なくとも温かいうどんのかけつゆとは味の方向性が異なるもので、期待した味ではなかった。
いや、十分おいしいんですよ?ですけど、一度ここの温かうどんを知ってしまうと、もうね。
ここまでおいしいのに物足りないってぇのも、稀な経験ですな。
寄り道しないと分からないこともある。
そして寄り道したからぼくはもう分かった。
ざるや冷やしかけは別のうまい店を探せばよろしい。
この店は温かいかけうどん最強。それだけで値千金の素晴らしいお店。
ここにはあのマーヴェラスなかけうどんを食べに来ればそれで良いのだ。
2018/10/28 更新
2018/09 訪問
昼間の「予感」は正しかった!
2018/09/17訪問(昼営業に続き1日2度目)
この日午前中11時に最初の訪問。ざるうどん550円を食したぼくにビビッと走る予感。
「あったかいうどんも食べてみた方がいい」
かくしてその後、ツレを伴って新宿三丁目の焼肉「長春館」で遅めのランチ(15時)
その後ツレと別れて西新宿で用事を済ます。
東西線ユーザーなので、また歩いて馬場に戻り、歩き通しの脚を休めようとカフェに入る。
作業を片付け、さて帰るか…とカフェを出ると、土砂降りのゲリラ豪雨!
うわー、たまらん!とばかりに逃げ込んだのは…
大地のうどん・・・
お店の方にも「お昼にも来ていただきましたよね?」とお声がけいただく。恐縮です。
「いやー、雨がすごくて。逃げ込んで来ちゃいましたハハハ」なんて言い訳したけど、間違いなく昼間の「予感」に吸い寄せられた結果です。
大雨で体が冷えてたのもお誂え向きです。満を持してオーダーは、
夜限定の「肉ごぼう三昧 880円」
(温か肉うどん×三種のごぼう天)
当然ですが夜も盛況です。しかし行列覚悟という程ではないと思われます。
10分、幸せな気持ちで待ちます。着丼したのはそびえ立つごぼう。こりゃあすごい。
さて最初はつゆをひと口。
!!!!!!!!!!
これです、これなんです。ぼくが求めていたうどんのつゆに出会いました!
以前、父がやっていたうどん屋で出していたつゆの味と寸分違わぬ風味、かもしれません!
父のうどん屋でも宮崎からしょうゆを仕入れていたのですが、こちらも豊前うどんですからね、当然九州しょうゆを使用しているのだと思いますが、独特のやさしい甘みと旨味が最高です。
それに肉の脂と天ぷら衣の旨味が溶け出して得も言われぬ幸福感。
単純にうどんつゆとしての高い完成度に、個人的に「懐かしい味」が加わって何も言えねぇ…
麺も温かいかけうどんの方がより適合しています。
ざるうどんでは若干麺同士がくっついていたのが、温かいかけつゆの中でほぐれて美しい。
また、冷やして締めてナンボのコシ礼賛讃岐系と比べて、温かいつゆに浸されていても柔らかさの中に芯を失わない豊前うどんはこの食べ方「温か・かけ」が正解なのでしょう。
ごぼ天は見ての通り、三者三様の歯ごたえを楽しめます。どれもサクサク、ホクホクで美味しいですが、うどんの量に対してこのボリュームは要らないなと感じました。
肉は良い。つゆに絡んでホッとする味でとても良い。
個人的見解ですが、このお店で食すなら温かいうどん。
ぼくの予感が見事的中し、と同時にそれは素晴らしいうどん屋の発掘を意味します。
再訪…もとい、何度でも来たい名店です。この出逢いにありがとう。奇跡、乾杯。
2018/11/08 更新
2018/09 訪問
噂の透き通るうどんを体験
2018/09/17訪問
以前は父がうどん屋を営んでいたものですから、うどんには思い入れがあります。
実はシャバに出てから、これまでうどんは一度も口にしていません。
どうせなら出所後初のうどんは評判の店にしようと決意していたのです。
こちらはおとなの週末2018年3月号で取り上げられ、チェックしていたお店。
新宿方面に用ができたので、チャンスと思って開店と同時にアタック。
11時3分前、既に家族連れを含め数組の先客。人気店!
食券購入にやや時間がかかるため最初不安になりますが、実際はさほど待たずに着席できました。1回転目が即埋まる…というほどの身構えは必要なさそうです。
最初なのでオーソドックスにざるうどん550円で。
人気店ですがあくまで注文が入ってから茹でてくれるスタイルのようで、10分少々の後着丼。
なるほどこりゃあすごい、雑誌で見たのと同じように透き通るようなステキなツヤツヤの麺です。
讃岐系より幾分細めで、コシはあるけど押し返してくるような弾力ではなく、絹のような喉越しで自然にスルスルっと吸い込まれていきます。
ざるで食べる限りは稲庭に近しい感覚があるかな。
つゆは思ったより黒く、かえしの味が濃く主張してきます。
麺は好きだけど、うどんにおいてこのつゆは決して好みとは言えないのが正直なところです。
しかし、ぼくの中に
「あったかいうどんも食べてから判断せよ」
と直感が働きました。予感めいたものがしたのです。
再訪確定でございます。
2018/10/22 更新
-----訪問4回目:2018/09/25-----
梅あっさりうどん(温)+わかめトッピング 750円
ごぼ天三昧や野菜天ぶっかけなど、おそろしくボリューミーな天ぷらが人気のようですが…
温かいつゆ、やさしい歯応えの細めのうどんには当然あっさり系トッピングも合う合う。
梅干し、大根おろしときたら追加でわかめはマストといっても良いかも知れないくらい好相性。
もはや何を言うまでもないけど、いやー…旨い。
-----訪問5回目:2018/10/08-----
肉うどん(温)+わかめ+丸天 980円
かしわおにぎり 200円
博多系うどんのマストアイテム、丸天。そうだこれを食べなきゃ!
着丼してびっくり、なんだこれデケぇw麺が見えないほど一面を覆う丸天まさに「丸天」
もっとこう、いわゆる普通のさつま揚げ的な色合いを想像していたら赤茶色い濃い色なんすね。
ほわっとしていて、熱っ!と言いつつもハフハフッと夢中で頬張ってしまう味。
丸天の下に隠れるようにしていた肉とわかめ、この両者の相性も素晴らしい。
個人的には天ぷらを乗せるより前回と今回のようなトッピングのほうが合うと思う。
天ぷら別盛りでもらう分には良いと思うけどね。
おにぎりは不味くはないけど200円出してまでってほどじゃなかったかな。
-----訪問6回目:2018/11/03-----
あまりに美味いので普段地元西葛西から遠出しない母を誘って連れていきました。
僕:天ぷらうどん 800円
母:丸天うどん 600円
あのでかい丸天うどん600円か…いつも色々乗っけてたけどこう見るとほんと安いな…
天ぷらうどんは、ほんとは温かいかけうどんと野菜天を食べたかったんだけど、野菜天ぶっかけを温かいかけうどんに変えられるか?と聞いたらできない、とのこと。
野菜天とうどんは個別に対応できると思うから正直もう少し融通を利かせて欲しいとは思う…
聞き方が悪かったのかな?「野菜天盛りと温かけを一緒に食べられますか?」で次回は聞くか。
それはともかく天盛りも美味いね。800円、この値段で海老天が2本乗ってるってのも凄い。
天ぷらは塩で食べられるようになってます。もちろんうどんつゆを天つゆにしても美味い。
特にじゃがいも・大葉・茄子の天ぷらは旨かった!
普段いも天と言えばさつまいもと思い込んでたので、馬鈴薯は意外で特に驚きの旨さ。
そして天盛り別盛りで出てくるということで、何気に何も乗ってない素うどんとして食べるのは初めてかな?やっぱり、最高に美味いうどんはシンプルに食べるのが一番中毒性があるね…
地元でもなく職場付近でもなく特に行く用事はない、自分にとってそんな場所にありながらも、短期間にここまで通いつめた店は今までにありませんでした。
文句なくぼくが今までの人生で食べたうどん屋の中でも3本の指に入ります。大好き。
お店の方、ほんと、大ファンですからね。