こきゅーんの気まぐれサラダさんが投稿したハッコウ ルパン(大阪/昭和町)の口コミ詳細

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すぐ太るけど食べるの大好き♡

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閉店ハッコウ ルパン昭和町、文の里、松虫/ダイニングバー、居酒屋

1

  • 昼の点数:4.6

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 3.6
      • |酒・ドリンク 3.6
1回目

2022/01 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.3
    • | CP3.6
    • | 酒・ドリンク3.6
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

発酵が織りなす 感動をくれる、粋 な店と出会う。

クオリティも味も雰囲気も創作感も最上級のお店を見つけてしまった。

見つけたと言っても・・もともと以前、蕎麦屋さんがあった有形登録文化財:寺西家町家。
私が昭和町を好きになるきっかけになったこのエリア!

あんなに素敵なお蕎麦屋さんだった『やまなか』が閉店したのを知ったのも、町歩きの途中だった。
 
**
また散歩で通りがかって、新しい名前がついているのを年末に見る。

エー 発酵屋さん!?
流行ってるなぁ、発酵。

流行りにノリノリまくるのは好きじゃないけど、この粋な素晴らしい建物で“発酵”推しで。敢えて。
ルパンて何よ!と店名にもツっこむ。(心の中で)

“発酵が織りなす料理とパンとお酒が楽しめる料理店”・・・とな。パン??

とりあえず 興味を持ちそうな女友達を1人つかまえた。
ココはなんていうか… 
1人飯じゃなく誰かと共有したい店だと、直感がささやいた。
 
**
ランチも予約のコースのみ。
普段の私には敷居がやや高いけど、どうしても行きたいので2800yenのコースで予約。
 
ずいぶん以前に この建物でお蕎麦を頂いたことがある。
それは昼食時 慌てて食べて、2階だった。

今回、1階のカウンターに座ったところ、
お庭も見え、お料理してる感じや 器や
建物の持つ重厚感や梁や空間の拡がりを感じる。
ゆとりのある素敵さで、ちゃんとお店の息吹を感じ取った。
この建物がバブル期には超高層マンション建てるために潰されかかってたなんて、ソラおそろしい。
 
**
店主が謳うとおり、先付でいきなりカンパーニュが出てくる。酸味のあるドイツパンみたいな。
発酵ですもんね。
ええっ。そこに酒粕と奈良漬のバター…?!
(バターには見えないが、ごくごくワインや日本酒と合う“塗り物”)

ええっ!おいしいな!

*
豚肩ロースと味噌のパテ+春菊とカッテージチーズと林檎のサラダ。
この2皿目がとっても美味しくて、ドレッシングの酸味がよい。
パテはお酒に合い過ぎてつい、ちびちび食べる。

ランチなのにお酒を誘う誘う・・
山梨 デラウェアの自然派ワインを投入。
*
風味で春を彷彿とさせる 豊かな生青のりの茶わん蒸し。卵の下からは、ぷりぷりんの牡蠣がごろりんこ。
このビジュアル。
お連れ様がはしゃぎ出す。
*
伝助あなごと 噛むと春の香り拡がる芽キャベツが、美しい彩りでやってきた。
春 さ き ど り \(•ㅂ•)/
私、伝助あなご好きなこと、言いましたっけ?(←酔っ払い)

併せておすすめ日本酒 茨城の武勇。
*
西京焼きが最強。これは友人様の洒落フレーズを拝借。
確かに。味噌は、日本最強の発酵調味料。
でもね、私は付け合わせの紫色になったニンジンの甘さにも驚いた。
甘いんです。
*
ごぼう、ふき? 具のたっぷり入った、ほんとに美味しい香りのごはんを、大根ゆず味噌のお汁と。
炊き込みご飯の美味しさったら。
*
デザート、〆はまたパンがキタ!
黒豆と奈良漬と和三盆と酒粕のシュトーレン。シュトーレン!!
みりんレーズンのジェラート。
この甘みは発酵の甘み・・・。じんわり。

**
先付でパンなんかも初めましてだし、
次々と織りなされる意外さの連続に、二人とも感心と 感激の声と 阿呆みたいに「おいしい」しか出ない。
(これがまた、どれもこれもうまいのだもの)

発酵の甘みと素材の甘みとを、季節のお料理に折り重ねて“作品“にしてる。

なんか、芸術作品のようなありがたさと
美しさがあって、
私はこのお店、お料理、コンセプト、大好きです。
ランチにしては ちょっと贅沢になってしまったけど、この出会いに感謝だから、いいや。(5,000yen/人)
 
私、このお店にはちょくちょく来て、季節を感じながらお庭が見たいよ。
そんな大人でいたいよ。
ほんとにそう思いました。

ほんま 出会いに感謝だなあ。
 

  • 大根+ゆず味噌、ごはん

  • 伝助あなご

  • 生青のりでふたをした牡蠣の茶碗蒸し

  • ナチュラルワイン

  • 春菊サラダと豚肩ロースのパテ

  • ワイン&茶碗蒸し

  • カンパーニュと、酒かすと奈良漬のバター

  • 伝助あなごと芽キャベツ

  • 西京焼き

  • ふきとごぼうのごはん

  • デザートのシュトーレンとみりんのジェラート

  • 入口

  • 夜のメニュー

  • “ルパン”がいます

2022/01/25 更新

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