2回
2024/05 訪問
息をするのを忘れたくらい!の やさしい衝撃。感極まりました
帝塚山から西田辺駅に向かう道すがら。
15時を過ぎても昼食が摂れそうだという理由で赴く
小さな小綺麗なマンションの1階
コンテンポラリーさとグリーンのナチュラルが同居したような入口。
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やんわりしたキュートな女性が1人で営んでおられるよう。
とりあえず昼食にありつけそうでほっとする
・【肉】豚肉とインカのめざめとゴボウのロースト
・【魚】さごしのソテー ラヴィゴットソース
お肉主菜にそえる玉ねぎライスが切れてしまった ということなので、お魚主菜+黒米ごはんにする。
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ほどなくして木箱にお行儀よく並べられた前菜がやってくる。 う わ あ
えっ こんなにちゃんとしたのが来るの!美しいうえに、懐石料理みたいに丁寧にきちんとしている。
(私は それまでわかっていなかったのだ。
偶然たまたま来たこのお店のことが。)
口に含んでさらにびっくり
「おいしい」とかの上の上をいく。胸が熱くなる。
ダイコン(?)のゼリー寄せ。←最高。最高。最高。
ややかために巻いた卵焼き。
しめじと青菜の和え物。
焼き豆腐の木の芽味噌添え。木の芽味噌 !!
この木箱だけでお正月がきたかのような 、
ていねいに手の込んだ前菜がどれもこれも、本当に優しい味付けがおいしくて
まじまじと見てしまって
私はしばし、息をするのを忘れていた!←ほんと
お味噌汁は 抜群においしい大豆粗挽きのお味噌に、
ぬるりと主張するモロヘイヤと シャキッとえのき
さごしにかかったラヴィゴットソースというのは、仏料理の色とりどりの野菜のみじん切りで仕上げた香り豊かなソースだった。調べた。
懐石料理のあとは仏料理ソース!!
こんなきれいな…
かために仕上げた黒米ごはんとの抜群のペア
ふと 本棚を目にして、この店主さんが、かつて西区新町でお店を出していて、定食の豊かさで本まで出されている人だと知る。料理研究家のかただった。
あああ プロ中のプロだった…!(いや お料理屋さんはみんなプロなんだけど)
やっぱりな。
ちがうもん。
ふつうの美味しいお料理屋さんと一線を画している。
きれいで、野菜がふんだんで、栄養バランスもあり。
ソテーの上に、なにげにアイスプラントとか乗ってるのだもの。新鮮しゃりしゃり。歯ごたえの粋。
こんなの ふつう ランチで出てこない野菜よ。
きくと、お母様と畑で野菜を育てているという。
そうだよなぁ 農家からの仕入れだけで揃うお野菜たちじゃないよ。
そうだよなぁ 普通じゃないよ。これが『ロカの定食』
おいしいを超えて、
感動とかも超えて、
目を見張るほどのていねいなお料理のランチに あたまがクラクラした。1300yenで。これが『ロカの定食』
阪南町ブラボー。
こういうお店の近くに住みたい。
このお店のごはん食べにだけに、また西田辺に来ると思う。
ほんとう。
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離れがたく、思わずチーズケーキとブルーベリーケーキのおやつを衝動買い。(私って意志弱いなぁ…)
*チーズケーキ 酸味などが少ないマイルドな味、だけど生地はぎゅっ。の濃厚さがある優等生的なクリームチーズケーキ。/500yen
*ブルーベリーのカップケーキ
割ると大粒ブルーベリーがほこっほこっと出てくる。
この素朴な荒さが好き。
生地もほっくり。甘さはよい感じで控えめ。
このケーキ・食感、だいすきなやつだ。/380yen
2024/05/30 更新
夏でも猛暑でも、そろそろ行きたくてたまらなく、西田辺の『ロカ』さん。
土曜はやってて日曜はお休みの店が多いなか、
土曜は休みで日曜にあいている 嬉しいお店。
今回は2人で。
*
寄せ合うグリーンが以前よりしげっていて、
日よけのオーニングの布に、グリーンの影がゆらゆら映る、この感じも私は好きだ。
ロカの定食
私は魚:かますのゴマ唐揚げ・ズッキーニの香味だれ
おつれ様は肉:豚肉と野菜のロースト 大葉味噌だれ
そして、お店の人気の “ロカの春巻き”を、2人で分けることに。
なんだかわかってきたなぁ。
今日セレクトされた食材に、それぞれご飯と、
たれ(ソース)もそれぞれこだわりのものが添えられてるんだな。
*
最初に、やっぱりお正月みたいにていねいな、小箱/
今日はなんだか イエローとグリーンで夏らしい!
金柑かしら?と思った湯むきされた まん丸さんは、黄色のミニトマトだった。
酸味で かえって、トマトの持つ甘みが生き生き。
固めに焼かれた玉子焼き。
彩りも担当している元気なオクラ。
はんぶん透き通った冬瓜が冷たくておいしく、お連れ様が感動している。
私はきゅうり?ズッキーニ?の酢漬けの味付けがとっても気にいった。
本来の魚の献立は鯖だったらしいが、鯖がなくなったらしく、主菜のかますのゴマ揚げ。+黒米ごはん
こんなに贅沢にゴマびっしりのお魚のゴマ揚げ。
絶対に家で作ら(れ)ないタイプのきれいなお料理。
かますの白身があっさりで 香味だれとよく合う。
“香味だれ”はネギかな?ネギの香味が大好きなのだ。
それと、お連れ様の豚のローストに添えられた、“大葉味噌”も、少しもらった。これ、持ち帰って毎日おにぎりに乗せたいくらい好きだった。
春巻き。おおお、ひとり半分でちょうどいい。
白菜、春雨、じゃが芋?ほんのり味付けした、具材ギッシリボリュームの春巻き。そら人気だろうな^^
この時期だけの赤しそのジュースをいただいた。
この時期になると少し自慢気に仕込む家があるよね
懐かしくて 甘酸っぱい。
水割りは ほの甘く感じ、ソーダ割はサッパリ感じて、汗がひく。うん、暑さを忘れたよ。これ本当。
おいしいけど、ふつうのおいしい店と一線を画している。きれいなお料理もやすらぎもあるお店。
〜〜〜
1900yen/1人