虎太郎がゆくさんが投稿したまき村(東京/大森)の口コミ詳細

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この口コミは、虎太郎がゆくさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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まき村大森海岸、大森、立会川/日本料理

31

  • 夜の点数:5.0

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.5
11回目

2019/05 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

一生通い続けたいお店

「一生通い続けたいお店」

大袈裟かもしれませんが、今の時点でそう思えるのはここを含めてあと数店ですね。

素材、味付け、構成、料理の引き出しの多さ、お酒の種類、接客、人柄、料金どれを取っても非の打ち所がありません。

2019/06/24 更新

10回目

2019/01 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

ちょうど良い御料理

ここ4、5年定期的に通わせてもらっている日本料理店。

気づけば東京の日本料理屋で定期で通っているのは、訪問の頻度はそれぞれ違えど、ここ以外は銀座しのはら、晴山、新ばし星野、井雪、松川だけになってしまいました。

長く通っている店の共通点を探すのは難しいのですが、1つ言えるのは、素材の力だけに頼らない、手間暇をかけた後がはっきりと分かる料理を出してくれる店に惹かれるというのは間違いないです。

まき村さんの場合は、それに加えてご主人の持ってる料理の引き出しの豊富さも自分にとっては大きな魅力になっています。

いつも来る度に新しい発見があるというのは、次に対する期待につながりますから。

今回いただいた鰤大根や河豚雑炊などは、寒い季節にも何度も来てるのにこれまで一度もいただいたことがないものでした。

当然また次回も楽しみです。

2019/04/08 更新

9回目

2018/11 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

自分の感性に合ってる日本料理

2ヶ月ぶりのまき村さん。

11月下旬ということで蟹真っ盛り。〆のご飯に勢子蟹と松葉蟹の両方を使った贅沢蟹飯をいただきました。

あと変わったところだと鴨南蛮蕎麦が献立に入ってました。さすがに蕎麦は自家製ではありませんでしたが、本当に毎回毎回新たな発見がありますね。

2019/01/12 更新

8回目

2018/09 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

秋のまき村

東京で一番好きな日本料理店の一つ。

好きな理由ははっきりしていて、以下4つ。

①味つけ、料理の構成が自分に合ってる
②料理の引き出しの多さ
③非の打ちどころのない接客
④適正&明朗会計

①は、好みの問題なので、人によって異なるかもしれません。こちらの料理は典型的な東京和食とも言える出汁の引き方、味つけの仕方をされます。また、献立にかなりの確率で牛肉が入るのも特徴かもしれません。あとは、お造りの美味しさも特筆もの。

②は、1、2回しか行かれたことのない方には分からないかと思いますが、出てくる料理のバラエティには毎回唸らされます。例えば銀座しのはらにもこの傾向はありますね。

③は、ここの接客を悪く書く人がいないことからも推察できると思います。

④は、書いたまんまです。この逆の店が最近いかに多いかということです(笑)

2018/12/24 更新

7回目

2018/07 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

初めての鮎ご飯

7月のまき村。

かれこれ10回以上来てるけど、ようやく初めて「鮎ご飯」をいただくことができました。

塩をあてて、一夜干しにしたような食感で、単純に焼いた鮎よりも強く旨みを感じます。

また来年の夏もお目にかかれるといいな。

2018/09/19 更新

6回目

2018/03 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

引き出しの多い料理人

久々の大森まき村。

春の食材を堪能しました。

少し値上がりしたけど、相変わらずの料理の引き出しの多さには驚かされます。

お連れした同伴者にも喜んでいただけたようでよかったです。

【2018年3月のおまかせ】
★生雲丹、長芋、菜の花のおひたし、出汁ジュレがけ
★桑名産のハマグリのお椀
★豊後水道の天然虎河豚の刺し 余市のあん肝
★鮪のづけ 長芋と和えて
★河豚のから揚げ
★甘鯛の焼き霜、さわ煮仕立て
★鹿児島の天然車海老、鹿児島産筍
★但馬牛のローストビーフ
★鯛茶漬け
★デザート
(お酒)
★瓶ビール
★お酒2杯くらい

お会計:約27,000円

2018/04/08 更新

5回目

2017/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

まき村の松茸づくし

時期的に松茸シーズン真っ盛りだったので、期せずして松茸づくしの献立を堪能することができました。

中でも面白かったのは松茸コロッケでしょうか。すりつぶしたじゃがいもなどと一緒に刻んだ松茸を練りこんで油で揚げる。

この食べ方だと松茸の風味を残すが難しそうだけど、食べたらしっかりと松茸の香りが口の中に広がるのは流石の調理技術です。

その他にも茶碗蒸し、鱧松鍋、松茸ご飯など定番の松茸料理に舌鼓。

さすがあれだけの国産松茸を使っているので代金はいつもよりやや高めだったけど、満足度はいつも以上。

やっぱりここの料理は、自分の味覚にとても合ってる気がしますね。

【2017年9月のおまかせ】
★天然車海老、帆立の酢ゼリーがけ
★松茸の茶碗蒸し
★平目のお造り
★大間鮪と剣先烏賊のお造り
★八寸(松茸コロッケ、かますの幽庵焼き、新銀杏、無花果)
★鮑の柔らか煮
★鱧松鍋
★宮崎牛のイチボと加茂茄子
★松茸ご飯
★フルーツ
(お酒)
★ビール
★日本酒(2合ほど)


お会計:約25,000円/人

2017/11/17 更新

4回目

2017/05 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

引き出しが多い料理人/まき村

今年に入って3回目のまき村さん。

この日は鯛の良いものが入らなかったこともあり、最後の食事は鯛茶漬けではなく、毛蟹御飯が出てきました。

それ以外も初夏を感じさせる料理の連続。穴子と茄子(隠れて見えませんが)の炊き合わせなどは穴子のふわふわ感と茄子の甘みが一体となったこれ以上しみじみ美味い料理があるのか?というくらい絶品な炊き合わせ。

前菜のとうもろこしのかき揚げ、タコの土佐酢ジュレがけもこの時期の定番だけど安定の美味しさ。

何度来ても、次来た時は何が出るのかな、と楽しみになる日本料理店です。

【2017年5月のおまかせ】
★とうもろこしの手毬揚げ、蛸の土佐酢ジュレがけ、いんげんの胡麻和え
★真子鰈、アオリイカの御造り
★鰹のはさみ造り
★煮鮑と山芋、雲丹乗せ出汁ジュレがけ
★マナガツオのつけ焼き
★金目鯛のにぎり
★茄子と焼き穴子
★近江牛サーロインの柳川鍋仕立て
★毛蟹御飯
★デザート
(お酒)
★ビール
★日本酒(鄙願1合)


お会計:約25,000円

2017/06/29 更新

3回目

2017/03 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

素朴さと華やかさが同居する日本料理/まき村

京味松川星野などと並び、自分の中で最高と思える日本料理店の一つ。

味付けは、鰹出汁メインの東京風の日本料理ながら、そこまで主張の強いものではなく、素材感とのバランスが絶妙。

コースの構成もよくて、旬の素材がふんだんに使われるのはもちろんのこと、魚介だけでなくお肉(牛肉)もしっかりとコースに含まれるのは案外嬉しい。

こちらの名物にも〆の鯛茶漬けは鯛の質もさることながらゴマだれとの相性もよく、毎回おかわり必至。

また、女将さんの接客も心地よく、ご主人の人柄もまたこの店の魅力。

もちろん、好みの問題なので相対的にここが一番だとは思わないけど、間違いなく言えるのは何度か来た方が良いですよ、ということ。

自分も初めて来た時はそこまでの評価じゃなかったのですが、訪問を重ねる度にこちらの料理とサービスが自分に合っていると感じるようになりました。

【2017年3月のおまかせ(18,000円)】
★雲丹と山芋の出汁ジュレがけ
★毛蟹の真薯椀
★お造り(本鮪、墨烏賊、平目)
★桜の葉寿司(さより、春子鯛)
★鯛のカマ焼き
★八寸(イイダコ、海老、赤貝、蛤など)
★蕗の薹と筍の天ぷら
★蟹味噌
★牛サーロインのすきしゃぶ仕立て
★鯛茶漬け
★デザート
(お酒)
★ビール
★日本酒1人1合ほど


お会計:約23,000円

  • 先付:雲丹と山芋、出汁のジュレがけ

  • 椀物:毛蟹の真薯椀

  • 向付:お造り(本鮪、墨烏賊、平目)

  • 御凌ぎ:桜の葉寿司

  • 焼き物:鯛のカマ

  • 八寸

  • 八寸

  • 八寸

  • 八寸

  • 揚げ物:蕗の薹と筍

  • 強肴:蟹味噌

  • 牛サーロインのすきしゃぶ

  • 淡路鯛のお造りとゴマだれ(お茶漬け用)

  • 御飯

  • 御飯

  • デザート

2017/04/18 更新

2回目

2017/02 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

目下一番好きな日本料理店/まき村

今年最初のまき村さん。

今年は、市場の移転で予定がバタバタしておせちを作れなかったというので、代わりにということで八寸を出していただきました。彩りも美しく食べても当然美味しい八寸でした。しれっとフォアグラのテリーヌなんかも入ってて、相変わらずの引き出しの多さにビックリしてしまいます。

この日は、他ににも天然の虎河豚のお造りと白子の炭火焼きもあって、とても豪華なコースに。お勘定を見たら料金はいつもと変わらずでした。ありがとうございます。

今夜もこちら初訪問の方と一緒でしたので、定番の鯛茶漬けもいただき大満足。また今月も伺わせていただきます。

【2017年1月のおまかせコース(17,000円)】
★車海老と長芋 梅酢のジュレがけ
★大根餅と自家製唐墨のお椀
★豊後水道の天然虎河豚刺し
★壱岐の鮪お造り
★特製鰤大根
★八寸
★筍とワカメの煮物
★天然虎河豚の白子炭火焼き
★薄切り和牛と白菜のしゃぶしゃぶ仕立て
★淡路産鯛の鯛茶漬け
★豆乳プリン、甘夏のゼリー、いちご
(お酒)
★ビール
★日本酒(3人で7~8合ほど)


お会計:約25,000円/人

  • 2017/2_先付

  • 2017/2_大根餅のお椀

  • 2017/2_ふぐ刺し

  • 2017/2_鮪のお造り

  • 2017/2_鰤大根

  • 2017/2_八寸

  • 2017/2_八寸

  • 2017/2_八寸

  • 2017/2_八寸

  • 2017/2_フォアグラ

  • 2017/2_筍とわかめ

  • 2017/2_虎河豚の白子炭火焼き

  • 2017/2_牛しゃぶ

  • 2017/2_淡路鯛

  • 2017/2_ご飯

  • 2017/2_ご飯

  • 2017/2_鯛茶漬け

  • 2017/2_鯛茶漬け

  • 2017/2_デザート

  • 2017/2_豆乳プリン

  • 2017/2_甘夏のゼリー

  • 2017/2_いちご

2017/03/13 更新

1回目

2016/11 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

ほんわかと幸せになれる空間とお料理の数々/まき村

品川区南大井にある日本料理店。最寄駅は京浜急行の大森海岸もしくはJR大森駅で駅からもそこそこ離れてますので、決してアクセスの良い場所ではありませんが、最も大好きな日本料理店の一つです。

料理は、一見オーソドックスですが、毎回訪れるたびにその印象が変わるのがこちらの特徴。実際出てくるものは後から見てみるとそんなに変わってなかったりするので不思議なものです

定番は、最後の鯛茶漬けとメインのお肉料理でしょうか。これまでずっとおまかせ(以前はもう少し安価なコースもありましたが、今はおまかせ(16,000円~)1本のようです)でいただいていますが、料理の品数もそれぞれのボリュームもたっぷりで、いつも大満足で店を後にします。

また、お造りなど生の魚介の質が寿司屋レベルなのもこちらの特徴。どんなに有名な日本料理店でもお造りだけはイマイチという店は本当にたくさんありますからね。

そして、通うたびに自分の好みにあった料理を出してくれるのも嬉しい限りです。本当によくよく見てみると微妙にゲストによって出てくるものが違うんですよね。また、料理のペースもお酒を飲む人、飲まない人で変えてくれるし、今時こんなお店なかなかないと思います。

女将の接客も素晴らしく、本当に居心地の良い空間です。本当にずっと通い続けたい日本料理店の一つです。

【ここのウリ】
★お造りなど生の魚介
★鯛茶漬け


【こんな人におススメ】
★他のミシュラン三ッ星レストランにガッカリしてる人
★ハートフルな接客に飢えてる人


【予算】
★おまかせコース+お酒で20,000円~25,000円

【訪問回数】
★4回(これからもずっと通います!)

【2016年11月のおまかせ】
★柿、人参、大根、きゅうりと水前寺海苔のごまクリーム和え ピーナッツ添え
★下関産天然虎河豚の白子の炭火焼き
★車海老の真薯椀
★大間鮪と舞鶴のクエのお造り
★津居山の松葉蟹と勢子蟹 外子 内子 味噌
★柳鰈と風呂敷大根
★小ヤリイカと里芋のみぞれ煮
★三重県産A5和牛のシャトーブリアン炭火焼き 焼き茄子
★鯛茶漬け
★新潟産の洋梨(ルレクチェ)、苺(越後姫)とラフランスのゼリー
(お酒)
★ビール
★日本酒(鄙願1合)


お会計:約22,000円

【2016年9月の「おまかせ」コースの献立】
★生雲丹と豆乳豆腐、茎わさび添え
★軽く炙った蒸し穴子、下に胡瓜の酢の物
★新銀杏
★鮎の一夜干しと冬瓜のお椀、オクラ添え
★千葉竹岡の真子鰈お造り
★中落ちを挟んだ大間の鮪のにぎり、山口産の剣先イカのお造り
★千葉大原の蒸し鮑 芋茎の煮物
★淡路産鱧の梅紫蘇揚げ、玉蜀黍の天ぷら
★かぼちゃ、焼き茄子、枝豆と赤ピーマンを加えた出汁ジュレの冷やし炊き合わせ
★佐賀牛のランプと豆腐(肉豆腐風)
★鯛茶漬け お新香
★豊水、シャインマスカット
★くず餅


お会計:約22,000円
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【過去のレビュー】
2カ月ぶりのまき村さん。この日は大好きな焼肉店のオーナーとの会食。

確かに初夏の食材をふんだんに使った季節感溢れる料理でしたが、前回いただいた時の印象とはガラッと違う料理でビックリ。次は9月の松茸の時期に予約を入れたのですが、今からメッチャ楽しみ。

仲良し夫婦の接客も本当に心地よく、前回に続きほっこりとした気分でお店を後にしました。

ご馳走様でした。

【この日のおまかせコース(16,000円)】

★蛸と長芋 豆の胡麻和えミョウガ乗せ トウモロコシの手毬揚げ
★帆立のしんじょ椀 ミニメロン 木の芽
★真子鰈のお造り、あさつき、塩昆布
★堂ヶ島のサザエに北海道の雲丹を詰めて
★琵琶湖の稚鮎塩焼き イチジク 刻み青唐辛子
★羽田沖の穴子と焼きナス
★仙台牛サーロインのしゃぶしゃぶ アスパラガスを敷いて
★蒸し鮑と雲丹 鮑の肝のソース
★魚沼産コシヒカリ 鯛茶漬け
★マスクメロン、イチゴ、スイカ、ワインゼリー
(お酒)
★生ビールx1
★日本酒x2合


お会計:約22,000円/人
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ミシュランガイド東京2015、2016で三ツ星を獲得している日本料理店。他の三ツ星レストランが都心に店を構える中、ここだけは品川区南大井(最寄駅は京急大森海岸駅)という都心からは少し離れた住宅街の中に店を構えています。

美味いもの好きの間では以前から高い評価を得ていたこちらですが、三ツ星が付いたことでその人気に火が付いたのか今や都内でも指折りの予約困難店です。予々行きたいと思っていたのですが、自力予約はもはや不可能と考え、周りに「行きたい、行きたい」と言いふらしていたら、心優しいマイレビュアーさまからのお誘いが。お誘いがあった時は「持つべきものは良き食べ友さんだな」と痛感した瞬間でした。

さて、当日。予約の15分前にJR大森駅で待ち合わせ、タクシーでお店まで向かいます。約5分ほどで店に到着。店は集合住宅の1階部分を使っていて、外壁は白で統一されています。この時点で既にこの住宅街には似つかわしくない雰囲気なのですが、店内も白い壁で統一され(後で聞いたら、すべて漆喰塗りだそうです)、とても明るいのですが、ここかしこにゲストのプライバシーが確保される造りになってます。

この日はカウンター席を取っていただいていたのですが、カウンターは全部で6席、あとは個室のようです。ただ、カウンターといっても目の前で調理されるわけではありませんので、常にご主人と会話が楽しめたり、調理しているところを見ることができるということではありません。

料理は、予め料金が決まったコースとその日の仕入れによって料金が変わる「おまかせ」の2種類があるようなのですが、この日は「おまかせ」でいただきました(2016年11月現在、今は「おまかせ」1本のみです)。

いただいた料理の構成は、特に奇をてらうようなものはなく、至極ベーシックなものばかり。敢えて少し変わっているなと思ったのはメインのところでお肉を出してくれたところくらいでしょうか。もちろん、牛肉といっても和牛(仙台牛)のサーロインを出汁にくぐらせたもので、日本料理には違いはないのですが。

あと、この日が特にそうだったのかもしれませんが、お造りに使う魚介はかなり品質の良いものを揃えておられるようです。最近は、日本料理のお店に行ってもお造りに感動することはほとんどなかったのですが、こちらのお造りはどれも大変素晴らしかったです。

中でも店主も「今日は特に良いのが入りました」とおっしゃっていた真鯛は本当に状態の良いもので、お頭のから揚げだけでなく、最後の食事でも鯛茶漬けにして出してくれました。その日の素材の良し悪しによって、作る料理を変えているのでしょうね。お誘いいただいた方に伺ったところ、毎回料理の印象、構成が変わってるということなので、こちらのご主人は色々と”引き出し”をお持ちなのかもしれません。

全体の印象としては、もちろんどの料理も美味しかったのですが、インパクトの濃淡が比較的はっきりして、似たところで言うと三田にある晴山と個人的には料理のイメージが被りました。何と言うか良くも悪くも「もう1回来て確かめたい」と言わせる料理ですね、こちらも。

また、こちらはサービスも大変心地よく、特にご主人と女将のコンビネーションが素晴らしく、ほんわかと幸せな空気に包まれるようでした。単に丁寧な接客というだけではなく、料理の説明、お酒の注文を取るタイミング、料理を下げる間合いなど、なかなかここまでサービスに感心することって最近なかった気がします。

ということで、ちゃっかり次回の予約も入れさせていただき、ご主人の女将さんに店の外までお見送りいただきお店を後にしました。

この日の「おまかせ」(16,000円)

★天然車海老と菜の花、山芋に出汁のジュレがけ
★熊本産白魚と玉子豆腐のお椀
★北海道産黒雲丹、対馬の本鮪、佐島の墨烏賊、平目、香川の赤貝
★淡路鯛のお頭のから揚げの出汁がけ
★さよりと春子鯛の桜の葉寿司
★豊後水道の天然ふぐの白子炭火焼き、みぞれあんかけ
★仙台牛のサーロインと京都の筍のすきしゃぶ仕立て
★魚沼産のコシヒカリ、淡路鯛の造りの胡麻ダレ和え、鯛茶漬け
★いちごとムース、ぜんざい仕立て、パイナップルとりんご

(お酒)
★グラスビール
★飛露喜 特別純米
★手取川 大吟醸
★澤屋まつもと 純米大吟醸


お会計:約22,000円/人

  • 2016/11_胡麻和え

  • 2016/11_天然虎河豚の白子

  • 2016/11_車海老の真薯椀

  • 2016/11_車海老の真薯椀

  • 2016/11_お造り

  • 2016/11_クエ

  • 2016/11_大間鮪

  • 2016/11_勢子蟹

  • 2016/11_松葉蟹と聖子蟹、蟹味噌

  • 2016/11_大根と柳鰈

  • 2016/11_

  • 2016/11_小ヤリイカのみぞれ煮

  • 2016/11_小ヤリイカのみぞれ煮

  • 2016/11_シャトーブリアンの炭火焼き

  • 2016/11_シャトーブリアンの炭火焼き

  • 2016/11_シャトーブリアンの炭火焼き

  • 2016/11_淡路鯛

  • 2016/11_ご飯

  • 2016/11_鯛茶漬け

  • 2016/11_鯛茶漬け

  • 2016/11_鯛茶漬け

  • 2016/11_デザート

  • 2016/9_生雲丹と豆乳豆腐

  • 2016/9_穴子と胡瓜の酢のもの

  • 2016/9_新銀杏

  • 2016/9_鮎の一夜干しと冬瓜のお椀

  • 2016/9_真子鰈のお造り

  • 2016/9_真子鰈のお造り

  • 2016/9_鮪のにぎりと剣先烏賊のお造り

  • 2016/9_剣先烏賊

  • 2016/9_鮪のにぎり

  • 2016/9_蒸し鮑

  • 2016/9_鱧と玉蜀黍の揚げもの

  • 2016/9_冷やし炊合せ

  • 2016/9_お肉と豆腐

  • 2016/9_鯛茶漬け用の鯛

  • 2016/9_土鍋炊いたご飯

  • 2016/9_鯛茶漬け

  • 2016/9_フルーツ

  • 2016/9_葛餅

  • 2016/5_先付

  • 2016/5_豆の胡麻和えミョウガ乗せ

  • 2016/5_トウモロコシの手毬揚げ

  • 2016/5_蛸と長芋

  • 2016/5_帆立のしんじょ椀 ミニメロン 木の芽

  • 2016/5_真子鰈のお造り、あさつき、塩昆布

  • 2016/5_堂ヶ島のサザエに北海道の雲丹を詰めて

  • 2016/5_堂が島のサザエ

  • 2016/5_琵琶湖の稚鮎塩焼き イチジク 刻み青唐辛子

  • 2016/5_羽田沖の穴子に焼きナスを敷いて

  • 2016/5_仙台牛サーロインのしゃぶしゃぶ アスパラガスを敷いて

  • 2016/5_蒸し鮑と雲丹 鮑の肝のソース

  • 2016/5_魚沼産コシヒカリ

  • 2016/5_魚沼産コシヒカリ

  • 2016/5_鯛茶漬け

  • 2016/5_魚沼産コシヒカリ 鯛茶漬け

  • 2016/5_マスクメロン、イチゴ、スイカ、ワインゼリー

  • 2016/3_天然車海老と菜の花、山芋の出汁ジュレがけ

  • 2016/3_熊本産白魚と玉子豆腐のお椀

  • 2016/3_お造り

  • 2016/3_天然平目と香川産赤貝

  • 2016/3_対馬の本鮪と佐島の墨烏賊

  • 2016/3_北海道産黒雲丹と自家製海苔

  • 2016/3_淡路鯛のお頭のから揚げとふきのとうの天ぷら

  • 2016/3_桜の葉寿司と食用ほうずき

  • 2016/3_さよりの桜の葉寿司

  • 2016/3_春子鯛の桜の葉寿司

  • 2016/3_豊後水道の天然とらふぐの白子炭火焼、みぞれあんかけ

  • 2016/3_仙台牛のサーロインと京都の筍、すきしゃぶ仕立て

  • 2016/3_淡路鯛と胡麻だれ

  • 2016/3_お新香

  • 2016/3_お茶漬けの海苔

  • 2016/3_魚沼産コシヒカリ

  • 2016/3_ご飯は最初はそのまま

  • 2016/3_淡路鯛の鯛茶漬け

  • 2016/3_お焦げも出汁茶漬けに

  • 2016/3_いちごのムース、ぜんざい仕立て

  • 2016/3_パイナップルとりんご

  • カウンター

  • 調理場だけは黒漆喰

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2016/12/20 更新

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