5回
2020/02 訪問
食材の持つ力を存分に引き出す天ぷら
他でも書きましたが、たきや、蕎ノ字、にい留、そしてここ成生が現代天ぷらのトップランナーだと思ってます。なので、この4店については定点観測を怠らないようにしているのですが、如何せんここだけは自力予約ができません(笑)
食べ歩きを趣味にする人間としては、こういう店は人気が爆発する前に押さえておかなかればならなかったのですが…
この日は名古屋の友人の席にお呼ばれ。貸切でしたので、お酒も持ち込み大いに食べて飲んで盛り上がりました。
そして、この日の白眉は蛤、次点は軽く油通しした伊勢海老でした。
秋には別の場所に移るそうですが、席数が増えるわけではないので、引き続き予約は友人にお願いしないとなりません…。
2020/06/07 更新
2019/07 訪問
永遠に食べ続けたい天ぷら
3年連続3回目。
自分にとっては行きたいのになかなか行けない、数少ない訪問難易度のとっても高いお店(予約取れなくて、行きたくもないお店は多数w)
この2日前がにい留さんだったので、期せずして今をときめく地方天ぷらの二大巨頭食べ比べというこの上もない贅沢をさせてもらいました。
今回の訪問はちょうど1年ぶりくらいだったので、前回とだいぶネタは被っていますが、それでも鮮烈な記憶を今回も残してくれました。
魚も野菜も地物に拘り、その素材に合った揚げ方を徹底する、なので成生の天ぷらには何が主役というのはなく、言ってみればすべての天ぷらが主役級の働きをしてくれます。
過去3回とも夏の訪問なので、次回こそは別の季節に訪れてみたいですね。
ここだけはいつでもお誘い待ってます(笑)
2019/10/04 更新
2017/08 訪問
てんぷらの概念を覆してくれる/てんぷら成生
静岡市にある今や全国から客が押し寄せる天ぷら屋。
アクセスは静岡駅からタクシーで1,000円以内、徒歩でも歩けない距離ではありません。
店内はカウンターのみ7席ほどで、今は18時と20時30分の2回転制のようです。8月下旬の訪問時点で年内の予約は埋まっており、2018年の予約はまだ受けていないとのこと。
いやはや、すごい人気です。店はオープンして10年ほどですが、年を負うごとに口コミで評価が広まり、特にここ最近の加熱ぶりにはご主人もやや戸惑っておられるようでした。
料理はおまかせ1本で、時間的制約もあり追加注文は基本難しそうです。
食材は、静岡産のものを可能な限り取り入れており、この日も一部を除いてすべて静岡産でした。その中でも野菜に関しては、鮮度や甘みに相当拘っておられます。
使っている油は胡麻油メインなので、東京で天ぷらを食べ慣れている人には馴染み深い香りだと思います。
そして、この店の天ぷらの最大の特徴とも言える揚げ方、というか天ぷらの食べさせ方はある意味天ぷらの常識を覆してくれます。
じゃがいもやかぼちゃなど火の入りにくい野菜は、薄く切ることなく大きな塊のままかなりの長時間、じゃがいもに至っては1時間程度をかけてじっくりと揚げていきます。
それも単に弱火で揚げるのではなく火、加減を調節しながら余分な水分を飛ばしつつ、素材のもつ甘みをじっくり引き出していきます。
旬を迎えた鮑も天ぷらで揚げるのですが、火が入りすぎると硬くなるので、食感を損なわないようにさっと揚げて、後は余熱を使って中心にまで熱を入れていきます。
天ぷらというと、揚げたてを食べるものという固定観念がありますが、この鮑の天ぷらに至ってはしっとりと熱が回って衣も柔らかくなった状態で食べさせるというやり方です。
なお、それ以外のネタは他の天ぷら屋同様に揚げたてを食べさせてくれます。
確かに他にはない天ぷらが食べられることは事実で、全国からお客さんが集まるわけも良くわかりました。
場所柄頻繁には訪れることできませんが、また機会があればお邪魔したいと思います。
【2017年8月のおまかせ】
★メイチ鯛のお造り
★大葉で挟んだ太刀魚
★おくら
★丸茄子
★メゴチ
★ヤングコーン
★浜名湖産の天然車海老
★甘鯛
★栗かぼちゃ
★鮑、鮑の肝のせ
★万願寺唐辛子、削り節のせ
★穴子
★穴子の骨
★じゃがいも(メークイン)
★天丼
★葛餅
★煎茶(香煎)
(お酒)
★ビール
★日本酒1合
お会計:約17,000円
2017/10/13 更新
旧店舗最後の訪問となりました。
年明けの寒い時期でしたので、静岡の冬の食材を思う存分堪能させていただきました。
特に根菜が素晴らしかった。どれも生命を感じずにはいられない天ぷらたち。こんな天ぷらを揚げられるのは日本広しといえど本当に志村さんしかいないでしょう。
根菜以外だと最初の白メバルと蛤が特に印象に残りました。白メバルは磯魚特有の身のきめ細かさと白身のホクホク感に、蛤は熱を入れることで滲み出てくる甘みとレアめな食感にそれぞれ悶絶卒倒しそうになりました(笑)
次回は春に新しい店舗に参ります。