4回
2018/04 訪問
JR飯田線船町駅:『福島屋』 16:00の開店時間を待つお客さまが並ぶという大人気の居酒屋であります
(2018.04.03)
今、飲食店経営者の最大かつ共通の悩み事といえば人材の確保なのでありまして…
その悩みを解決するための第一歩として、退職率を下げること目的としたスタッフアンケートとその分析をやってる会社さんとの打ち合わせ
根っこにある問題点が改善できないと、いくら新人を採用しても〝ざる〟のようにこぼれ落ちてしまいますからね
そんな打ち合わせを終えて向かうのは『福島屋』
住宅街の真ん中にあるにも関わらず、開店時間である16:00を前にお店の前で並んでいる人がいるほどの人気店へとお邪魔することにいたします
新鮮なお刺身がいただけることで人気なのですが、今日使う分だけを仕入れているとのことで、遅い時間にはそのほとんどが売り切れてしまうことも少なからず
だからこそ、そんな時間からお客さまが並ばれるのでありましょう
ということでお刺身から…
今が旬である「とり貝」は艶々と光り輝いていまして、それはまさに新鮮さの証でありましょう
素材そのものにほのかな甘みがありますので、お醤油は最低限にとどめワサビの香りでいただきます
そして「アジのたたき」は生姜の香りで…
本当においしいものには余計な調味はいらないってことですよね
そして季節限定で提供される「湯豆腐」
こちらのお店の名物商品でありまして、注文が入ってからすりおろした大和芋をすり鉢で泡立てるという手間がかかる商品であるために、忙しい時などには提供されるまでに時間が掛かってしまうこともしばしばでありますから、今回も入店してすぐに注文しておいたのであります
そんな大和芋のおいしさを引き立てるのがタレでありまして、提供されましたらまずその全体を混ぜ合わせてからいただきましょう
ふっくらとした身がおいしい「キスのフライ」
新鮮で良質なキスだからこその食感なのでありましょうが、それを引き出すのが大将の技でありまして…
細かなパン粉のサクッとした歯触りとともにいただくことができます
手土産にとケーキを持って行っていたお返しと言うことでありましょうか
女将から「野菜の天ぷら」をサービスしていただけまして…
春の香りであるタラの芽を堪能させていただきました
2018/04/08 更新
2017/02 訪問
JR飯田線船町駅:「福島屋」 この時期にだけいただくことが出来る「湯豆腐」が食べたくて…
(2017.02.28)
20年くらい前に知り合っていたのですが仕事で絡むこともなく、最近ではFacebookを通じて会話する程度になっていた方と会食をすることと成りまして…
ならばお互いのお気に入りであるお店でと『福島屋』
知る人ぞ知る、豊橋三大居酒屋のひとつとしても知られる歴史あるお店なのであります
16:00に開店する居酒屋であるのですが、とにかく常連さまで賑わうお店でありまして…
予約を取ることが許されないために、開店時間を狙ってお邪魔することといたします
若い大将に世代交代をし、お店もリニューアルされたのですが、今も変わらず昔からのお客さまも多く利用されているようですね
大将自らが市場へ出かけ、自分の目に適ったものだけを仕入れるというこだわり
当然その日に使うであろう分しか仕入れないために、遅い時間になるとその多くが売り切れてしまうこともしばしばでありまして…
だからこそ、まだ明るい時間であるにもかかわらず多くのお客さまで賑わうのでありましょう
薄衣を纏ってあげられたフライや煮付けをいただくとご飯が欲しくなったりするのだけど、こちらのお店にはそういった炭水化物系の商品はなく…
これほどの品数をテーブルに並べるお客さまは珍しく、多くの方が2品ほどのお料理をツマミにお酒を楽しんでおられるようででもあり…
そういった意味では、ココは生粋の“飲み屋”なのでありましょう
お魚系の商品が多い中、こちらの名物として君臨しているのが「豚足」
上品にスライスされることなく新聞紙で握ってかぶりつくようにいただくのでありますが、そうすることで旨みを逃がすことなくいただけるのであります
蒸されただけの豚足は苦手なワタシではありますが、こちらではタレを塗しながら丁寧に焼き上げられていることで抵抗なくいただけるのです
そして、そして…
この時期だけに提供されるのが「湯豆腐」
といっても、その辺で目にするようなものとは一線を画したものでありまして、注文が入ってから丁寧にすりおろされた山芋がたっぷりと乗せられているのであります
時間的になかなかお邪魔することが出来ないのですが、これをいただくためにとスケジュールを調整してお邪魔していると言っても過言ではないのです
ご一緒していただいた方とも話が弾み…
なにか新たな展開も見えて来そうであります
2017/03/06 更新
2013/10 訪問
JR飯田線船町駅:「福島屋」 肌寒さを感じ始めたら思い出す湯豆腐と旬の美味しさが味わえる隠れ家であります
(2013.10.28)
業界関係者との会食であります
ワタシの都合で20:00という遅い時間のスタートとなってしまいましたが、楽しい話で盛り上がりあっという間に時間が過ぎてしまいました
豊橋市街から離れた住宅地の一角 それもこの辺りに住んでいる人しか通らないであろう細い路地を入ったところにある「福島屋」ってお店
ご近所の方に気を使っておられるのか看板に明かりを灯すこともすことも無く、ひっそりと営業をされていますので、たまたまお店の前を通りがかって入るなんてことは皆無に近いようなところなのでありますが、16:00の開店から満席になると言う人気店なのであります
2年ほど前に改装されたのですが、これまでの雰囲気を無くすことなく新しいお客さまにも快適に過ごしていただけるようにと苦労されたことでありましょう
そのおかげで、3代続く歴史を感じながらも居心地好く利用することが出来ます
提供される商品は20品ほどとかなり少なめなのですが、大将が毎朝市場へ出かけ自分の目利きで選んだ、その日の美味しいモノだけを仕入れていると言うお刺身が中心でありまして、何をいただいてもそのこだわりを感じることが出来るようなものばかりなのであります
角がピンと立った切り口から技術の高さが窺える鰹や秋刀魚にはたっぷりと脂がのっていまして、とろけるような舌触りから旬を味わうことが出来るモノであります
本当に美味しいモノを仕入れているという自信からか、薄造りの食感では無く、ふぐの旨みを堪能して欲しいとあえて厚めに切られたふぐ刺し まだ、小ぶりなんだけど… と提供してくれた茹で牡蠣は旨みが凝縮したモノ
その時期に一番美味しい食材を選び、その美味しさを最高に引き出せる調理を施しお客さまに提供する そんな姿勢を感じることが出来る品々ですね
肌寒さを感じるようになってきたら、ココの湯豆腐が食べたくなるのでありまして…
と言っても、こちらのモノは他のお店でいただくようなシンプルなモノでは無くて、たっぷりと大和芋のとろろが掛けれているのであります
注文入ってからすりおろすと言うとろろは、メレンゲのようなフワフワ感があって香り高いモノ もちろんお豆腐やお出汁も美味しいのですが、このとろろが堪らなく美味しくて癖になってしまうほどのモノなのです
こだわりのあまり一日限定10食ほどだと言うことですし、かなりの人気商品でありますから、早い時間で売り切れてしまうこともしばしばでありまして、なかなかコレにあり付けるってことが出来ないと言う幻の逸品なのであります
そしてもう一つの看板商品がコレ 豚足であります
豚足と言えば多くのお店が茹でただけのモノを提供しているのでしょうが、ココではそれにもうひと手間が掛けられていまして… ニンニク醤油で焼かれているのです
この芳ばしい香りのおかげで、豚足がそれほど得意ではないワタシにも美味しくいただくことが出来るのであります
美味しさを残すために細かく切り分けることなく、一足そのままの形で提供されるソレにかぶりついていただくことがこちら流なのでありますね
こんなお店を知っているってことは幸せなことでありまして…
今日のように業界の人間を連れて行っても、間違いなく喜んでいただけるのであります
21:00過ぎには閉店してしまうようですので、なかなか伺う時間が取れないのでありますが、また季節の内に湯豆腐をいただくに伺いたいものであります
(2012.10)
研修会を終え、豊橋へ戻ったのが19:00近く
もちろんこだまで帰るって手もあるのだけど、次のひかりまで2時間弱の時間がある
ならば、久しくご無沙汰しているあのお店へ行ってみようか・・・
いつも混んでいるお店だけに、ふらっと訪ねて満席だとちょっと困ってしまうってことで、先ずは電話確認をいたします
すると、「今日は暇ですよ テーブルが3つも空いてますから・・・」とのこと
駅からタクシーで10分ほど、速攻でお店へ向かいます
住宅街の一角
とってもこんなところに居酒屋があるとは想像しないところに、ぼんやりとお店の看板が光ります
居酒屋さんでありますから車で来られるお客さまも少ないのでしょうが、どこからやって来るのかいつも満席の繁盛店なんですよね
扉を開けますと・・・
な、な、なんと、そこには久しぶりに会う懐かしい顔が・・・
なんと言う偶然でありましょう 予期しない事態に戸惑いながらも、彼らのテーブルに同席させていただき、楽しいひとときを過ごさせていただきました
湯豆腐が始まったって聞きつけたことが、今日ココへ足を運ぶ気になったそもそもなのでありまして・・・
その湯豆腐がコレ
多分多くの方が想像する湯豆腐とは異なるのですが、コレがこちらの看板料理の一つでもあるのです
まぁ、ひと言で言ってしまえば、一般的な昆布出しでお豆腐を温めるスタイルの上に大和芋のとろろが掛かっているというモノなのですが、このとろろが抜群に美味しいのであります
注文が入ってから丁寧に大和芋を下ろし始めまして、それをすり鉢で泡立てる
まるで、大和芋のメレンゲのようなふわっとした食感が堪らないのであります
そして、キスフライ
コレがまた素晴らしいものでありまして・・・
細かいパン粉をまとっていてサックサクでありますし、その身はホックホク 当然の如くアッツアツでもありますし・・・
いやぁ、これは素晴らしいのひと言に尽きます
せせり焼き
鶏肉のせせりと呼ばれるところでありますが、コレがとってもジューシーで・・・
コレまでいただいたせせりとは別格でありますね
他にもお刺身などあれこれといただきましたが、どれも新鮮そのものの立派なモノ
朝獲れ、朝絞めの新鮮な食材にこだわるお店でありますし、それをお手軽なお値段で提供してくれるのでありますから、タクシー代を払ってでもお得に感じるものばかりですね
実はこちらのお店
豊橋の三大居酒屋の一つ称されるお店でありまして・・・
多分3代目となる若大将に世代が交代されたのでありましょう それを期にか、お店もキレイに改装されていまして、コレまでの常連でなくとも気軽に利用できるお店になりましたね
もちろん、昔の良さもしっかりと残したお店に仕上がってますから、そんな情緒も味わうことが出来ます
2014/01/19 更新
(2019.02.06)
顧客アンケートや製品アンケートだけでなく、アンケート内容を変更するだけで従業員満足度のアンケートなど様々に応用することができ…
その回収結果を入力作業もなくデータとして〝見える化〟することができるシステムが年間48,000円の費用で活用できるというから驚き
そんなビジネスミーティングを終えて会食へと移動いたします
昨年100周年記念のイベントが開催されたという『福島屋』
住宅地の中にありながらも16:00の開店直後から多くのお客さまが来店されるほどの人気店でありまして…
人気がある商品は売り切れてしまうこともしばしばであることから、まだ少し早いとわかっていながらもタクシー移動いたします
15分ほど前に到着した時点ではほかに待ち客はいませんでしたが入店後30分もしないうちにお店は満席に近い状況となりました
先ずは「ぬた」
わけぎやネギなどの野菜や魚介類などを酢味噌で和える料理でありますが、最近の居酒屋メニューからは姿を消してしまったようで…
滅多にいただくことができなくなってしまっているだけに、こちらへお邪魔した際には必ずいただく一品であります
お刺身を出すお店は数知れずあるのですが、こちらで提供されるお刺身は地物が中心であることから鮪やカンパチなどと言ったものが出されることはほとんどなく…
市場で〝もの〟が良かったネタだけを、その日使い切る分だけを買ってくることから遅い時間になると売り切れてしまうのであります
そんなお魚の中からいただいたのは「宗田かつお」と「茹でダコ」
舌に貼りつくほどに木目が細やかなかつおに惚れ惚れいたします
ふっくらと揚がったキスのフライも見事でありまして…
綺麗な油であげられていることでの美しいきつね色
そしてサクッとしたパン粉の歯ざわり
ソースなんかをかけていただくのがもったいないほどであります
そろそろ今季の食べ納めになるだろうと湯豆腐をいただきます
丁寧に出汁を含ませならがすりおろした山芋の滑らかな舌ざわりと甘みがあるお醤油が決め手となった他ではいただけない逸品でありまして…
これを目的にお邪魔していると言っても過言ではありません