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[2013.10]ベジタブルビリヤニ。3種のお米、様々な具材、そしてヨーグルト。凄く新しい
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[2013.10]ベジビリヤニ中身。ドライフルーツ、松の実やカシューナッツに加えてカルダモンシードが形のまま入ってます
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[2013.10]モモ。早くも人気メニューなんだとか。写真はベジモモ。
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[2013.10]夜のメニュー。ビリヤニは現在夜限定です
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六本松から赤坂方面に進む道の途中、「インド食堂」の看板が目印です
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普通のインドカレー屋とちょっと雰囲気違う、いい感じの外観
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午後3時までのランチメニュー。午後3~5時はカフェタイムでお菓子風のナンなどが味わえる模様です
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カウンターの側の縦に長い席。奥にも席があります
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[2013.9.22]カウンターには開店のお祝いの花束が飾ってありました
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単品メニュー。ネパールのモモなどもあります
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チチル&シシリ定食\890+チキンティッカ\200
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カレー2種(ダール、チキン)、アチャール、チキンティッカ拡大図
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ラッシー。コースターがアートです
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※再訪2013.10.16 夜に訪問してビリヤニを食べて改めて感動しました
■初訪問 2013.09.22昼
六本松の駅から地上に出て赤坂方面に進むと「インド食堂」の看板が出ています。
それが、9月14日にオープンしたばかりのこのお店です。僕は22日に訪問いたしました。
店内に入ると、インド風のアートがお出迎え。
福岡にはインドカレー屋が多いですが、こちらのお店は、ちょっと雰囲気が違いますね。
インド「食堂」と付けるあたりがいいですが、メニューを拝見すると、インドカレー以外の料理があります。
それが、フライライスと、ネパール風焼きそば「チョウメン」。
これらは、インド料理屋でもたまにメニューの隅に書かれていることがありますが、
このようにランチメニューの1セットとして書かれているのは結構本気が伺えます。
なお、メニューを拝見すると、ビリヤニ(インド風チャーハン)もありました。こちらも結構こだわっているそうです。
開店直後とあって、店内はお祝いの花で飾られていましたが、それ以上にお客さんで早くも繁盛している。
日本人も多いのですが、海外の人も多く、早くもいろんな常連さんに人気が出ているようです。
僕はインドカレーのセットを注文することにしましたが、近くのお客さんはネパール風焼きそばのチョウメンを注文されており、
親しみやすそうな麺からほんのりとたちこめてくるスパイシーな香りに、普段は「麺類よりご飯やナンが好き」の僕も、
ちょっと試してみたい誘惑に駆られましたね。
注文したのですが、ガラス張りの厨房では現地の人と思しき人が調理していましたが、接客は皆日本人。
繁盛していて、料理が出てくるまでに時間がかかっている間、ご主人が僕に話しかけてきてくれました。
それで少しお話させていただきましたよ。
なんでも、ご主人は、インドに1ヶ月以上滞在して、そしてあちこち食べ歩いた末、こちらの料理人をスカウトしてきたんだそうです。
料理人はネパールの人らしくて、それでネパール料理のモモなんかがあり、こちらが早くも人気になっているとか。
インドカレーの他に、フライライスが人気とのこと。
オープン直後ということもあり、かなり手探り状態とのことです。
そのため、まだメニューも細かく変わっているとか。特に、「ラッシーを付ける」というのは、お客さんの要望で出て来て
実現したそうです。
それで、僕も要望を出しておきました。今回、僕はカレーセットに加えて、チキンティッカを追加で注文したのですが、
タンドリーチキンなども一緒に付けるセットを準備したらどうか、ということ。
あと、辛さの変更やナンのおかわりなど、インドカレーのほかのお店で人気のシステムを参考にしたらどうか、ということなどです。
皆さんも、入店した際には、要望をご主人に伝えてあげるといいんじゃないでしょうか。
ちなみに男性のお客さんに多いのは「ルウのお代わり自由」なんだそうですが、カレールウはインドカレー屋の命なので、
追加料金は払って、というシステムにしてあげてください、と僕は思いました。
そして、料理が来ました。
出て来たのは、ナンと2種類のカレー。カレーは、ダール(豆)カレーに、プラス1種類(僕はチキンを選択)、
アチャール(ネパール風お漬物)、ラッシー。そして、追加で頼んだチキンティッカです。
まず、チキンティッカ。ほんのり効いたスパイス、食感もあっさりしていて食べやすいです。
ただ、200円で一口サイズという設定なので、物足りない人はいるかも。
そしてサラダ。見た目は普通なのですが、ドレッシングが、多くのインドカレー屋で採用されているやつじゃなくて、
自家製らしく、スパイスが利いていて、一工夫されています。些細なことですが、既製品に頼らない姿勢、
僕はこういうところへのこだわりはしっかりと評価しますね。
ナンと2種類のカレー。こちらで、料理人のこだわりを僕はしっかりと感じ取りました。ご主人がスカウトした人選は間違っていなかった、と。
カレーは汁っぽい、現地っぽい感じのものです。あえて、日本人向けにどろっとさせていません。
しかし、味わってみて、驚きました。スパイスの使い方がすごく独特です。相当こだわりを感じます。
しかも、日本人の好みを研究して、バターなどをほどよくブレンドして、受け入れられる味わいにしています。
そう、スパイスのブレンドが、個性的です。究極にこだわりを突き詰めた系の味、とはまた違います。
しかし、他の最近増殖気味のインドカレー屋に漂うマンネリ感を払拭しています。
食べてみると、コリアンダーとクミン系の味わいがメインなのですが、よく見ると、コリアンダーの茎がそのまま入っていて、
タイ料理で食べたパクチーのそのまんまの味わいが出ています。インド料理でこういう使い方するのは、かなり異例です。
よって、タイ料理とか苦手な人は違和感を覚えるかもしれません。でも、それほど強くないので、
一度試してみる価値があります。とにかく、個性的。
ダールカレーは、豆の使い方が大変やさしくおいしいです。
そしてチキンカレーですが、チキンの骨も入っています。本場指向のお店ではマトンカレーのマトンを骨付きで出すのはありますが、
チキンは初めてです。しかし、これが凄くいい。骨の周りに、漬け込んだスパイスの味わいが凄くする。
皆さん、あの「骨の周りがうまい唐揚げ」思い出してください。あの旨みが、スパイスとともに詰まっているんです。
いやあ、感動しました!
ナンは柔らかくて食べやすいですが、薄くて大きくしてあるので、こだわる人は好みが分かれるかもしれませんね。
僕は食べやすくて大変高評価です。
アチャールも、こだわっています。ネパール料理のお店では結構出てくるアチャールですが、お店ごとに違うんですよね。
こちらのお店のは、人参、大根、きゅうりをゴマとともに漬け込んだものです。添え物ですが、こちらもこだわり感じました。
ごちそうさまでした。
料理人のこだわりに圧倒されましたよ、僕は。
とりあえず点数はカレーでの評価とさせていただきますが、こちらのカレー以外のメニューを試すと、
上方修正される可能性があります。
まだ、開店直後で、メニューの種類とかいろいろ混乱があるらしく、提供時間がかかることもあるそうですが、
それらの問題は徐々に解決して行くことでしょう。
最後に。会計前に、ご主人に言いました。こちらのお店は、絶対に繁盛しますよ、と。
実は六本松でインドカレー屋というと、強力なライバルがいます、サプラという。
現にご主人も視察済のようです。
しかし、僕はこちらのお店の独創性を高く評価しています。
もし、今後迷うことがあっても、決してサプラの真似をしようと考えずに、こちらのお店のこだわりを貫いてほしい、
そうすれば、きっと繁盛するだろう、と。
きっと、サプラとしっかり戦えるお店だと思います。
僕は、しっかりとこのお店に注目してまいります。
■再訪 2013.10.16夜 ビリヤニを食べる
初訪問ではカレーに圧倒された僕ですが、他のメニューを食べるために再訪しました。
時間は夜9時。この時間でも次々にお客さんが入ってきます。
向こうから「いつもアドバイスありがとうございます」と声をかけてくれました。
どうやら、いろんな人の声を聞いて、早速メニューに反映させる準備をしているんだとか。期待が持てますね。
今回は夜ということで、夜限定のビリヤニがあるとのこと。こちらを注文し、モモも注文します。
どうやらこちらのモモ、人気があるそうです。
ビリヤニはベジビリヤニ、モモはベジモモ。チキンなどのもありますが、野菜のものが店員さんのおすすめだったのです。
こちらのお店のスパイスの匂いからも、独特の調合を感じますが、やはり凄いと思いました。
まず、モモが来ました。
見た目は普通なのですが、食べてみると、スパイスの味がする。
日本の水餃子に比べると、すこし皮が分厚い感じなのですが、そこがネパール風でしょうか。
ベジモモだけあって、にんじんなどの味わいがおいしいですが、それ以上にスパイスの風味が凄くいい。
おすすめです。
そして、ベジビリヤニですが、これが非常に凄かったです。
素材をおしげもなく使っているのです。
盛り付けられたご飯と、それにかけるヨーグルトが来るのですが、
ご飯は3種類の色のインド米が使われていて、上にココナッツが散らされています。
しかも、中を開けると、ドライフルーツ、松の実やパンプキンシード、カシューナッツなどのナッツ類に加えて、
ベジビリヤニなのでブロッコリーなどの野菜が、かなり形を残したまま入っているのです。
食べてみると、なんとカルダモンシードが形のままはいっていて、
ああ、カルダモンの味だ、そのまま味わうとこんな爽快さなのか、って驚きました。
そう。形のままなので、いろんな味が一気に襲い掛かってくるんですよ。甘さ、そしてナッツの食感、
インド米の食感、そしてスパイスの生の味わいと食感。
どう考えても、理屈で考えると、ごちゃごちゃしすぎだと思うでしょう?それが、凄いことに、絶妙な調和を保っているんですよ、これが。
あらゆる味が襲ってくるのに、それが全く打ち消しあわない新感覚。
これに野菜の具材のたくさん入ったヨーグルトをかけることで、爽快な酸味が加わるわけです。
こうなると、本当に味わったことのない素敵な味わいになります。
凄いです。
ビリヤニっていうと、D.カジャナのインド焼き飯って感じのが好きだったんですが、
これはもう完全に違う方向性。
これはインド&ネパール料理好きは絶対に一度は味わっておくべきです。他じゃ見たことありません。
これは凄い。今後も注目して行きますよ、ええ。
最後に。六本松のサプラが大衆路線の絶妙さを追求しているのに対して、こちらは通も唸らせる独創性で勝負しています。
大変いい勝負になりそうです。ぜひ、切磋琢磨して、六本松のカレーを盛り上げてほしいと思います!