神無月サスケさんが投稿したロイヤルミャンマー(沖縄/牧志)の口コミ詳細

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神無月サスケ (40代後半・男性・福岡県) 認証済

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移転ロイヤルミャンマー安里、牧志、おもろまち/東南アジア料理

1

  • 夜の点数:4.1

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 3.8
1回目

2014/03 訪問

  • 夜の点数:4.1

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.8
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

初体験のミャンマー料理は、お茶の葉やヤギを使った珍しい料理の数々だった

ゆいレールを安里駅でおりて、大通りに向かうまでの間に、アーケードになった通りがあります。
それが、栄町市場。僕の地元、福岡の人なら、柳橋連合市場なんかを想起させる、大変、人情味のある通りです。

僕がホテルに向かおうと通っていたのは午後7時過ぎ。安い居酒屋が数多く軒を連ね、
常連さんと思しき人達の談笑する声がお店の外にも漏れ聞こえてきて、大変素敵な雰囲気に浸れます。

そんな中、ちょっと変わった看板を出しているお店を見つけました。
何でも、ミャンマー料理のお店、だというのです。
僕は、地元福岡で、東南アジア料理が好きで、結構食べ歩いてきました。しかし、ミャンマーは未経験。
しかも、店頭のメニューを拝見すると、なんだか珍しいメニューも多々ある。

お店の前では、オーナーさんと思しき男性が、近くを通りかかった人に説明しています。
こうやって、お店の魅力を伝えて客を呼び込んでいるのです。いいですね。
僕が事情を話して伺うと、こちらのお店はミャンマー人の料理人がやっているのですが、
ご主人もミャンマーに行っており、それでこのお店を開いたんだそうです。

ミャンマー料理の、東南アジアのほかの地域との違い、特徴を伺うと、
食材が、川魚、特になまずを使うこと、また、お肉も、豚、牛、鶏に加え、ヤギもよく使うんだそうです。
沖縄でも、ヤギ汁など、かつてはヤギはかなりポピュラーな食材だったということもあり、
ミャンマー料理と沖縄は、意外と接点があるんだ、と話しておられました。

店内は、かなりお客さんが入っています。ご主人のアピール力の賜物でしょうか。
伺うと、結構地元の常連さんがいらっしゃってるそうです。
早速、僕も入店することにします。

まず最初に驚くのが、値段の安さ。サラダとかは350円とかで、カレーも550円、
ミャンマービールも500円と、大変安くなっています。
東南アジア料理って、どこも1品が1000円前後するところが多いですよね。
ご主人によると、この価格設定は、やはり、場所を考えてのことなんだそうです。
普段、こういうお店に入らない人でも、気軽に入れる価格設定にしているんだ、ということです。
実際、値段の割に、かなりの満足感があり、他の東南アジア料理屋のように、希少価値で高くするのではなく、
あくまで競争相手は近くの居酒屋なんだ、って姿勢が凄くいいと思います。

早速、ミャンマービールと、いくつか、ミャンマーらしい珍しい料理を、ということで、
頼んでみることにしました。

・ミャンマービール\500
缶の状態で提供されます。飲んでみると、かなり麦のコクがあり、のどごしも良いです。
それでいて、さらりと飲めて、大変飲みやすく、料理に合いますね。
これはおすすめです。

・やぎジャーキー\350
メニューによると、癖になってリピートする人続出中、なんだそうです。
独特の癖があるけれど、それがいいんだとか。
実際、出て来て最初にほんのり香るのが、羊肉に似た香りだけれど、馬肉とも猪肉とも付かぬ、独特のくせ。
しかし、ジャーキーにすることで、そのくせはかなりおとなしいんでしょう。
実際、凄く食べやすいです。ジャーキーなので、口の中でよく咀嚼すると、ほんのり、ヤギの癖が感じられます。
自家製なんでしょうが、竹に巻かれているなど、燻製のやりかたもうまく、
確かに僕もリピートしたくなりました。

・お茶の葉サラダ\350
ミャンマーにあるお茶の葉を使ったサラダといいますが、日本の緑茶にも似た品種なんでしょうか。
出て来たサラダにのっていたのは、あのきゅうすで入れたお茶の葉の、お湯に漬かったビジュアルなんです。
しかし、これが、うまい。
お茶の葉をよく刻んで、油で炒めてあるんです。ピーナッツも一緒に炒めてあり、
お茶の葉のほんのりとした渋みとお茶独特の苦味が、油と塩味で引き立てられており、
それがピーナッツと一緒で面白い食感になっています。キャベツもコールスローのように和えてあり、
大変食感が面白いです。やはり、お茶の葉の苦味、渋み、そういうものが、油分と塩分とブレンドされると、
こんな面白い、そしてほんのりうまい、味わいになるのか!って感激しましたよ。
これは、ミャンマー独特の味として、是非多くの人に味わっていただきたい、物珍しい味です。

・ミャンマー魚カレー\550
カレー好きの僕は、ミャンマーカレーも注文することにしました。
チキン、ポーク、魚など6種類あるのですが、ルウは共通で、トッピングの違いだけだそうなので、
気になる方はどれを頼んでも大丈夫です。
僕は魚にしましたが、白身魚で、川魚独特の脂がのっていて、なんだろう?と思って伺ったら、
なんと、なまずなんだそうです。
ミャンマーでは川魚が大変メジャーで、モヒンガーというなまずのスープもこちらのお店のメニューにあるそうです。
川魚特有の癖は取り除いてあり、大変食べやすくなっています。

カレーの方は、日本人が好みそうなカレーライスの味で、少しスパイシーに作ってあります。
具も、じゃがいもやにんじんなど、実に日本の王道の具です。

どうやらこれは、日本人の口に合うようにアレンジされているようで、
現地のカレーライスは、もっと日本人に馴染みのない具を使うし、大変脂っこいんだそうです。
または、スープカレー状のさらさらしたものもあり、大きく分けて2種類だとうかがいました。
脂っこい方のカレーは、塩辛さも強いそうです。まさに、暑いところ特有の、塩辛い料理、というわけですね。

僕はその現地味の方が食べたかったので伺うと、注文時に言ってくれれば、現地味で出すことも出来るそうで、
現に、常連さんは現地味が気に入って、いつも現地味でオーダーしている人も結構いるとか。
僕も次に訪問するときは、現地味で食べたいですね。「ランチもやっているから明日来たら」と誘われたのですが、
あいにく今回の訪問では再訪出来ませんでしたが、ぜひまた立ち寄りたいお店です。

ごちそうさまでした。

懐かしいお店が軒を連ねる場所で、異国情緒溢れる料理を提供するお店、それでいて、
他の居酒屋と同じように、エスニック料理が不慣れな人でも、懐深く受け入れる、素敵なお店でした。
現地味で、とオーダーすれば、エスニック料理を食べ歩いた人でも満足しそうなのも、興味深いです。

なお、このお店が、僕の食べログでの、記念すべき700番目の口コミとなります。
沖縄で出会った、思い出深いお店を、700番目とさせていただきました。

  • 栄町市場の通りにあります。安い居酒屋などが多い中、ミャンマー料理という珍しいものを扱っています

  • 場所柄、大変リーズナブルに、ミャンマー独特の珍しい料理の数々を楽しめます

  • テレビのスクリーンではミャンマーのカラオケとおぼしきミュージックビデオを流していました

  • お店の一角ではミャンマーの雑貨を販売しています

  • お茶の葉サラダ\350。炒めたお茶の葉がピーナッツやもやしと一緒に乗せられており、お茶の葉のほんのりした渋みと相まって大変面白い

  • やぎジャーキー\350。くるんだ竹をはずして食べます。独特のくせがほんのりしますが、大変食べやすい

  • ミャンマービール\500。麦のコクがあり、喉越しもよく、飲みやすく料理にも合う

  • ミャンマー魚カレー\550。魚はなまずが使われています。現地味はもっとオイリーかスープ状でスパイスも強いのですが、アレンジしてかなり食べやすくなっている模様です

  • このお店の近辺。栄町市場は、福岡の人なら柳橋連合市場などを想起させる、安くて親しみやすいお店が多い通りです

2014/03/19 更新

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