1回
2014/10 訪問
本格的なパキスタン料理が味わえる。ザイードさんの人柄も魅力的
銀座博品館の６階にあります
エレベーターで６階に上がったところが入り口です
６階の窓からビルのジャングルが見られます
ランチメニュー一部。ビリヤニの他に、パヤやニハリといったパキスタン料理もあります
ニハリ。本格的にスパイシーで、油っこくないのが特長
最初に出てきたサラダ、スパイスが利いたスープ、マンゴーラッシー、食後のアイス
サービスのワダ（上）、ウッタパム（下）
カーン・ケバブ・ビリヤニ
2016/04/26
いつもご来店頂きありがとうございます。 この度、姉妹店サイーファ ケバブ アンド ビリヤニ六本木店は、お陰様で創業より4年目を迎える事ができました。 日頃のお客様のサポートによりここまで来る事ができ、誠に感謝しております。 この度お客様への感謝の気持ちを込め、当店では4月29日から5月8日まで特別フェアを実施しております。 ランチは11:00～16:00まで990円(税込)。 ディナーは16:00～22:00まで1500円(グラスワイン1杯付き・税込)。 ランチ・ディナー共に、スペシャルフェア期間中限定の特別コースを用意しております。 期間中はこのコースのみの提供となりますのでご了承下さい。 メニューの詳細は以下の通りです。 トラディショナル スパイシー タリ ① サラダ ② アプラム ③スパイシー タミル フィッシュフライ ④ガーリック チャツネ ⑤ココナッツ チャツネ(ケララ 風) ⑥ミックス ベジタブル アチャール(ハイダラバード風) ⑦プラウン レモン アチャール ⑧クツ ⑨トラディショナル サンバル ⑩ ラッサム ⑪ ラム チャンプ ビリヤニ ⑫ライタ ⑬ゴヤ カリフラワー ポリアル ⑭マイソー チキン カレ ⑮キーマ チャトナドゥ ⑯プリオ ベレ ライス ⑰ナマ べーデュ パラタ ⑱パイサム デザート ⑲ソフトドリンク (ラッシー/チャイ) ぜひこの機会に、本場インドの特別なコース料理をご堪能下さい。 ザイド及びスタッフ一同、お客さまのご来店を心よりお待ちしております。
2014/10/29 更新
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銀座８丁目交差点の角にある銀座博品館の６階にあります。
今回、僕が東京に行き、少し自由時間が取れそうだということで、
Fisher.Lionさんに会いたい、東京のカレーを食べたいと相談したところ、
快諾してくださり、こちらのお店に連れて行ってくださいました。
お店の名前のとおり、ビリヤニがメインで、インドカレーも出しているようですが、
僕が驚いたのは、ニハリやパヤといった、パキスタンのカレーがあることです。
パキスタン料理というと、僕の地元福岡では、ザエカというお店があり、
不定期に常連さん向けの料理として、ビリヤニ、カラヒ、ニハリ、パヤ、ハリームといったメニューを
出してくれるため好きだったのですが、
こちらの銀座のお店は、平日ランチのレギュラーメニューとしてそれらの一部があるわけです。
まずはここに驚きましたね。
Fisher.Lionさんがこのお店に通っており、４回目の訪問とのことで、
フロア担当のザイードさんに気に入られているようで、
入店後、いろいろと話を聞かせてもらい、料理の方も相当サービスしてくれました。
よって、料理についての内容は、サービスが多いため、
いちげんさんが訪問した際とはかなり異なるであろうことを最初にお断りしておきます。
Fisher.Lionさんの方でも、どこまでがサービスなのか分からない、とのことです。
今回の訪問では、Fisher.Lionさんは、以前ビリヤニとニハリを召し上がられたそうで
僕にはニハリを薦めてくださいました。
彼は初挑戦というパヤを注文しておられました。
最初にサラダが出てきたのですが、
まずこれが凄い。クミンが利いていてスパイシーである上に、ガーリックの味もします。
サラダひとつとっても全く手を抜いてないのが分かります。
次にラッサム（南インドのスパイシーで酸味のあるスープ）が出てきました。
これはサービスのようです。
トマトやタマリンドでしょうか、酸味があり、スパイシーで飲みやすく、
飲んでいくとマスタードシードなどがホールで入っているのが分かります。
さらにサービスでドリンクが付いてきます。
ラッシーを選んだのですが、マンゴーラッシーで、
飲みやすかったです。カレーが結構辛いため、少しずつ飲んでいきました。
そして、ニハリとパヤが来ました。
これに、バスマティライスとロティが付いてきます。
ニハリは、ラムの骨付き肉が入った、スパイスやハーブを使ったカレーなのですが、
まず、量の多さに驚きました。どうやらサービスで増量されている模様です。
そしてスパイシーな香り。
コリアンダー（パクチー）がおしげもなく散らされているなど、ハーブの多さにも目を見張ります。
特に驚いたのが、青唐辛子の存在感。
辛さを整えるのにカイエンペッパーを使うお店が大半なのですが、
使いすぎると味が凡庸になってしまいます。
こちらの辛さは、青唐辛子のおかげで、爽快な辛さになっています。
一口に辛さと言っても、全然次元の異なる辛さで、身体が目覚める感覚になります。
もう一つ特徴的なのは、油っこくないこと。
前述のザエカでは、お肉などの素材から出てきた脂の存在感が凄かったのですが、
こちらのはオイリーじゃないんです。
オイリーなのもいいですが、このように油が少ないのは食べやすく、
異なったよさがありますね。
また、特筆すべきは、酸味が追加され、絶妙な味わいになっていることです。
トマトが形のまま入っていますが、それ以外にレモンが皮ごと入っています。
このため、酸味とスパイシーさで味わいに深みが大変あります。
そして、ラムの骨の存在感も大変凄いです。
骨をすってみると、中からコラーゲンが出てきて、
よく煮込まれたお肉独特の味わいがあります。
この味はどうやら、Fisher.Lionさんが来てくれたことで、
お店の方が彼の味覚に合わせてくれているようで、
特に大量の青唐辛子で辛さが凄くなっているのは、それに該当するようです。
これだけでもお腹いっぱいになるのに、さらにサービスしてくれました。
サービスのワダ、豆の味わいと食感を重視した南インドの軽食ですが、
付けて食べるソースに、ミントやスパイスを使った味わいが凄く、
大変食べ応えがありました。
しかも、さらにティファン（軽食）を持ってきてくれました。
もうお腹いっぱいに近づいていましたが、旨いものは食べ過ぎても難なく胃に入ってしまいます。
白ご飯や小麦粉を使って具を入れて形を整えたもので、白ご飯を使ったお好み焼きのような感じです。
ウッタパムという名前だそうです。
これはサンバル（南インドの豆のスパイシースープ）などと一緒に食べるのがよいそうですが、
今回はニハリにつけながらいただきました。食感が面白いです。
その後、デザートとしてアイスが出てきました。
辛さをリセットするのに最高でしたが、これもサービスだと思われます。
ごちそうさまでした。
東京では、こういうお店が繁華街にあるのが素敵です。
僕の地元福岡にはなかなか数が少ないため、
渇望していた料理にようやく出会えたと思います。
今回のフロア担当はザイードさんというあごひげがトレードマークの方でした。
どうやら、この方がいる時とそうでない時で
クオリティが違うのだそうだとFisher.Lionさんが話してくれました。
味の最終確認をザイードさんが行っているからだそうです。
また、このお店は水にもこだわっている、とザイードさんは話してくれました。
詳細は忘れましたが、よいお水を使っているとのことで、
どこまでもこだわりの凄い、妥協のない姿勢に感銘を受けました。
なお、Fisher.Lionさんによると、こちらのお店、現地味ではなくて、
パキスタンの味から油少なく、酸味増し増しにして銀座風味に寄せているそうです。
これだけついてお会計は１２００円と格安であり、
メニューにある料金から端数を勉強してくれた形です。
本当に大感激でしたが、どうやらザイードさんは
インド料理に詳しい人が好きで、話してて気に入られると、大変サービスが良くなるそうです。
よって、インド料理がお好きな方なら、ザイードさんにそれを気軽にアピールして、
様々なサービスを味わってください。
この日の晩に僕は福岡に戻ったのですが、本当に余韻が残る味でしたし、
スパイスとハーブのおかげで身体も軽くなった気がしました。
Fisher.Lionさん、良いお店を紹介してくださってありがとうごさいました。
東京には素敵なお店が多く、しかもマニアックなお店が繁華街にある、
今回の東京行きで実際に食事をして、感激しました。
今回、回れた東京のカレー屋さんは時間の都合で３軒のみでしたが、
どれも感銘を受けるものばかりで、
また東京行きの際に立ち寄るお店を考えて憧れています。