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外観
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ロードメニュー
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メニュー(フード)
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お勧めメニュー
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突き出し(もずく)
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作り盛り合わせ
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勢子蟹
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鯛のあら炊き
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白飯にあら炊きの煮汁をかけたもの
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せせりの塩焼き
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海老の唐揚げ
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鰻丼
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ビール
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日本酒
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日本酒
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日本酒
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日本酒
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西本町にあるビルの二階にあるんですが、ビルの外側に付いている階段を上らないと到達できません。雨の日とか雪が積もっていたりすると滑り落ちそうで怖いです。例によって余談ですが、このビルの三階にはワインバーがあるんですが、大阪メトロなにわすじ線の建設の影響で、難波に有った店が移転してきたとのことです。
ディナータイムの営業は17:30-23:00なんですが、5分くらい前に行ったところ、すでに一階に出されているロードサインの明かりがついたので、その時点でスタンバイできていたんでしょう。入店は、ちょっと様子を見て17:30に入りました。店内はカウンターオンリー、L字カウンターの10席です。キッチンの方は、タイルとステンレス製の厨房機器が目に入りますが、客席の方は全て木目調に統一されています。モダンな感じです。レンジフードが磨き込まれているので、そこに反射してカウンター天棚の様子が反射して見えたりします。
メニューを見ていると、魚系が得意みたいです。和食の店なので、刺身と刺身の盛り合わせがあるのはもちろんのこととして、焼き魚、煮魚などのメニューが豊富です。訪問した際は季節柄もあって河豚、牡蠣もあり、一品料理としても蟹の甲羅森とか、ワカサギの天ぷらとか、魚介系でないものを探す方が難しい感じです。
実は、居酒屋というよりは割烹寄りだと思っていたんですが、亭主は居酒屋だと思ってほしいらしいです。これまた余談なんですが、関西では、刺身ではなくて作りと表記するんですよね。理由は様々言われているんですが、ちょっと訛りも感じられて、亭主は関西出身ではないだろうなと思っていたんですが、宮崎出身とのことです。それなら、宮崎地鶏を使った料理もあるかも知れないと思っていたんですが、せせりの塩焼きが提供されました。先に書いたとおりで、割烹寄りの店だと思っていたので、今回はおまかせコースをオーダーしていました。その中にせせりが入っていたという感じです。
突き出しはもずくだったんですが、コースの内容はまず作りの盛り合わせ。続いては勢子蟹(香箱蟹)が出されて、そのあとが鯛のあら煮でした。最近、鯛のあら炊きはあっさりした物を出してくれる店が多いんですが、こちらの店は昔懐かしいこってり系でした。残った煮汁を白飯にかけると、それだけで食べられたりするんですが、亭主はしっかりと白飯を出してくれました。
卵かけ御飯は市民権を得ているようなんですが、味噌汁をぶっかける、通称ねこまんまとかって、どういう感じなんでしょう。あら炊きの煮汁を白米に掛けて食べるのも、鰻丼の鰻を食べた後のタレ＆白飯みたいな感じで旨いんですけどね。
一応、書いてきますが、最近はあら炊きと言っても、かなりさっぱりした味付けの物が多いです。対して、江戸時代に国産砂糖の多くが九州で生産されていたこともあって、調味料としても日常的に使われていました。関西系のあら炊きは、こってり系の物であっても味醂を使うので、魚の旨味と煮汁がなめらかに調和する感じなんですが、九州系のあら炊きは関西以上にこってり感があり、煮汁の味わいが前面に出て主張してくる感じです。なので、あっさり系のあら炊きに慣れていると、九州系のあら炊きは超こってり系に感じられるので、好みが分かれるだろうなとは思います。
サービスは良い感じです。いつも通り、営業開始と同時に入店した感じなので、他に客はおらず、亭主との会話が弾みました。亭主は鮨屋で修行したらしいんですが、独立して居酒屋を出店されたようです。このあたりは大阪万博にも中央線一本で便利だと言うこともあるんでしょう。ホテルが多いんですが、ホテルの宿泊客の訪問が多いようです。ということで、これは毎度のことではあるんですが、大阪人とは思ってもらえなかったようです。
このあたりはビジネス街でもあるので、客足はスロースタートで、19:00を過ぎたあたりから忙しくなるようです。また、19:00頃からは女将がアシスタントとして参戦してきます。女将と余り話が出来なかったのは残念でしたが…。それまでは亭主のワンオペとなっているので、気になるほどではありませんが、料理の提供はちょっと遅い目になります。
アルコールドリンクですが、割烹よりの店だと思っていたので、日本酒が多く取りそろえているんだろうと期待はしていました。実際、日本酒メニューも用意されており、日本酒も多くの種類が用意されているんですが、入れ替わりが激しいようで、メニューを見るよりは亭主に好みを伝えて選んでもらうのが良いです。加えて、関西人が好む淡麗辛口ではなくて、旨口が多い目のようです。ただし、先に書いたとおりで濃いめの味付けではあるので、旨口の日本酒でも料理が負けてしまうということはないです。
特筆すべきは焼酎の取りそろえでしょう。こだわりがあるのか、メニューに書かれているのは宮崎さんの物ばかりでした。しかも麦焼酎よりも芋焼酎の種類が多い。芋焼酎好きには朗報でしょう。
C/Pは高い目です。フードの方がおまかせコースで5,800円のはずなんですが、客単価が9,000円に届いていないってどういうこと？…、それなりに飲んだはずなんですが、単純計算では3,000円分も飲んでないことになるんですよね。