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昼の点数：4.8
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￥2,000～￥2,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 5.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 4.4
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［ 料理・味5.0
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| 酒・ドリンク4.4 ］
二日酔いの昼、私は新町で“痛いほど旨いカレー”に出会った
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外観
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ビール
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激辛キーマ
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ラッシー
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2025/12/07 更新
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例によって、二日酔いしている日の昼食はカレーだ…。ということで、『新町カリー』にやってきました。有名な話なのでわざわざかもしれませんが、本町にある『ボタニカリー https://x.gd/MNcXmg』の、元店主の店です。店外に、ロードメニューは出ていますが、それがなければ普通に町家といった風情です。店内も居酒屋風というよりはカフェのような感じ。カウンターがメインで7席、他にテーブル席があるんですが、カウンターに座ってしまうとテーブル席がよく見えないので、しっかりとは確認していません。なので、2人席だったのか4人席だったのかまでは記憶にないです。
今回は、ランチタイムの訪問です。二日酔いしている日なので…。カレーは、出汁＆醤油系が2種類、出汁＆豆乳系が2種類用意されています。それぞれに肉系と魚系が用意されているので、マトリックスで、全部で4種類のカレーが用意されているということです。このあたりの説明はしっかりとしてくれるので、初訪問でも迷うことはないでしょう。これらとは別に超激辛カレーが用意されていますが、かなり辛いようで、「辛党の方のみ注文して下さい」と言ったようなことが書かれています。二日酔いで胃も弱っているはずなので、どうしたものかと悩みはしたんですが、『ボタニカリー』の超辛口は食べたことがあるので、大丈夫だろうということで、超激辛キーマカレーをオーダーしてみました。おそらくですが、先に紹介した定番の4種類と超激辛キーマカレーとは別物だと考えて良いんだろうと思いますが、その辺りをしっかりと確認していないので、メニューの書き方やオーダーを決める際のスタッフとのやりとりからの推測です。
カレーというのは、インドから直接に輸入されてきたわけではなく、宗主国であったイギリスを経由して、欧風のオシャレでハイカラな料理として日本に紹介された経緯があります。その後、インドやネパール、スリランカあたりのカレーがダイレクトに紹介されてスパイスカレーとしてブームとなったわけですが、先にフォンとかビーフブイヨンとかを使った欧風カレーに慣れていたせいもあるんでしょう。なんか一本足らないということで、日本で独自に進化を遂げたの出汁カレーだと思います。そういうわけで、定番4種類のカレーもものすごく気になったんですが、今回は激辛チャレンジャーの血が騒いだ感じです。『ボタニカリー』で激辛カレーは食べたことがあるし、大丈夫だろうということで…。
超激辛カレーですが、ストレートに辛いタイプです。よく、最初は甘口に感じるが、食べ進むにつれて辛さを感じ、食べ終わる頃には滝汗が…、と言った話が出てきますが、そうではなくて、一口目からストレートに辛いです。「ハバネロとか、色々入れてる」とあとから教えてもらいましたが、辛いではなくて痛い方の感覚です。辛さというのは味覚(甘酸辛苦)ではなくて舌の痛感が刺激されているので、この表現はおかしいんですが…。なので、喉の粘膜などに当ててしまうと、それ以降食べ進めなくなるタイプです。チャレンジしてみようという方は、注意してください。隣に座っていた先客も、超激辛キーマカレーをオーダーしていたようで、水を1リットルくらい飲んでいたような…。あとで書きますけど、カレーの辛さは油溶性なので、水を飲んでも効果がないです。それよりは牛乳やヨーグルトなどの乳製品の方が、緩和効果が高いです。
味の方ですが、非常にバランスが良いです。激辛スパイスで味覚がマスクされるので、甘味、苦みが弱く感じられ、酸味もぼやける傾向があるんですが、それがないです。辛い中にしっかりと旨味とコクがあります。加えて、脂っこさが余り感じられないので、ヘルシーな感じです。スパイスの香味成分というのは、基本的に油溶性なので、カレーを作るときはそれなりに油を使います。従って、ある程度脂っこいのは仕方がないと思っていたんですが、最近の和風出汁スパイスカレーは油分少なめな感じです。日本人の食に対する熱意とアレンジ力の高さなんでしょう。
ルー＆ライスのバランスですが、食べ始めた頃はちょいとルーが少ないかなと思ったんですが、最終的にはルーとライスが同時になくなりました。スパイスカレーの場合は、ルー＆ライス以外にも副菜がたくさん乗せられていて、それらを全てぐちゃまぜにして味変を楽しみながら食べるというところもあるからでしょう。となると、スプーンで食べている場合ではないので、久しぶりに手づかみさせていただきました。手づかみすると、食事後のスマホ操作に影響が出る場合があるので、しっかりと手は洗っておきましょう。
サービスは良いです。最初のメニューの説明はわかりやすいし、超激辛をオーダーしたので、途中での声かけ「辛さはどうですか？」もあるし、食べ終わったらシェフがカウンターから出てきてくれたりしました。
カレーハウスなので、ドリンクのバリエーションはそれほど望まないんですが、ウォッカのラッシー割りとかあると嬉しいです。迎え酒効果もあるし…。