yo☆ssyさんが投稿したEPURE(広島/京橋町)の口コミ詳細

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EPURE稲荷町、広島(広電)、銀山町/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2025/02 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

皓然と輝く広島フレンチの名店で心に残るディナーを

広島市のレストランの中で最重要行きたいお店だった
「EPURE (エピュレ)」さんに念願の初訪問。
伺う前から「ここ絶対自分の好みドンピシャぽい」と
第六感で察知するレストランがたまにあるのですが
エピュレさんも自分の中でそのひとつでした。
実際に訪問したその結果は如何に...。
(↑高得点つけているのでバレバレですがw)

店内はスタイリッシュで柔らかな印象。
入店するととても感じの良いマダムにお出迎え頂きました。

料理は税サ別15,000円のコース一本で
公式HPによるとサービス料が5%なのは
このクラスのレストランとしてはかなり良心的。
予約時にワインの持ち込みの可否についてうかがったところ
1本であれば可能で持込料が5,500円とのことで
初回から持ち込みは申し訳ないと思いつつ
お言葉に甘えて1本持ち込みさせて頂きました。
(価格はいずれも2025年2月現在)

① アンチョビペーストのチュイール、帆立、ルッコラマドレーヌ

アミューズは1プレートに3品。
もうこれはシャンパーニュと共に楽しむべき料理で、
フィンガーフードの小品ながらひとつひとつの
手の込み方が尋常ではなく、そして絶品。

それぞれが小菓子を念頭においたヴィジュアルで
食べるとそのテイストのレベルの高さとおいしさに感動。
アンチョビ特有の風味もこんなにもエレガントになるのかと思えば、
帆立と周りのサクサクとした食感とテイストの
コントラストで楽しませられたり、
圧巻だったのは中央にあるルッコラのマドレーヌ。
香草と削ったチーズの芳香が素晴らしいハーモニーで
シャンパーニュ、特にブランドノワールと合わせたい料理でした。
アミューズの時点でこの日のディナーは良い時間になると確信。

② 大根ムース、キャビア、コンソメジュレ

前菜1皿目はコンソメジュレと
フレッシュキャビアが乗った大根のムース。
キャビアとコンソメのとがったテイストと
優しい大根とのコントラストが楽しいです。

* Bruno Colin - Chassagne-Montrachet 1erCru "Les Chaumées" 2014

グラスのシャンパーニュが秒で空いてしまったので
ボトルで白ワインをオーダー。
ワインリストに目をやるとワインの値付けが良心的。
取り扱っておられる種類や価格帯にも幅があり
ワイン好きの方や量を飲める方はボトルオーダーがおすすめです。

いろいろと飲みたい好きなワインがありつつも
直感で「今日はコレ!」と即決でオーダー。
ブリュノ・コラン「シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ」2014年。
開けたては酸が強く感じられましたが
割と早い段階から丸みを帯びてヴィンテージ的にも
ちょうど良い熟成感でめちゃくちゃ好みの1本でした。
良いワインを良いお店の空間とサービスで、
一緒に飲みたい方と飲むワインが最高に美味しいです。

③ 鰆のコンフィ

前菜2皿目は鰆のコンフィと野菜。
しっとりとした食感ながら鰆自体の味もしっかりと堪能でき、
ソースや付け合わせ野菜とのマッチングも秀逸。
ペアリング的にはスタンダードながら
先に開けていたブルゴーニュ白とナイス・マリアージュ。

④ オマール海老

続いてはエネルギッシュなオマール海老とニョッキに
蓮根、トリュフがかけられた逸品。
アメリケーヌソースは味わいに複雑性があり感動するレベルで、
主役のオマール海老の存在感が凄まじく
ガツンとノックアウト!めちゃ旨。

* Georges Roumier - Chambolle-Musigny 2021

ここで持ち込みワインを開けて頂きます。
素晴らしいフレンチ・レストランで開けたかった
ジョルジュ・ルーミエの「シャンボール・ミュジニー」2021年。
言わずと知れたブルゴーニュの名門ですが
ワインに詳しくないお連れ様もこれには舌鼓!(それはそうw)
2021年のブルゴーニュ赤がエレガント系で好みなのもあり、
そしてルーミエの魔法がかけられとんでもなくおいしいワインでした。
これは我々だけが楽しむのも罰が当たりそうなので
シェフとマダムにもお裾分け。
みんなで幸せな気分になりながら
この後のクライマックスを迎えます。

⑤ リドボー、ホワイトアスパラ

フレンチでよく登場するリドボー(仔牛の胸腺)。
ホワイトアスパラの使い方も秀逸で
ミルキーなリドボー自体の味わいと寄り添う燻し銀的な料理。
この後のメインを引き立たせるという意味でも
コースのストーリーと緩急があり重要な立ち位置です。

⑥ アオハタ

お魚料理はアオハタ。身質、脂ともに申し分なく
上品で旨味もしっかりとあります。
ここまで全ての料理もそうですが
ソースも素晴らしくおいしいです。

⑦ 榊山牛

メインは広島の一部のレストランで見かける榊山牛。
この日まで頂いたことがなく、その機会を伺っておりましたが
最高なレストランで頂くことが出来ただただ感動。

⑧ デセール

美味しいデセールを頂きごちそうさまでした。

先の述べた通り訪問前から期待感が高まっておりましたが
余裕でその上をいく大好きなレストランになりました。
優しさが溢れ出ているマダムのサービスも
細やかな気遣いと適度な距離感で
終始気持ち良く食事をすることが出来ました。

料理、ワイン、サービス全てが完璧かつ好みど真ん中。
ずっとこの日のディナーを忘れることはないでしょう。
絶対に再訪したいお店が増えてしまいました。

2025/03/03 更新

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