10回
2018/08 訪問
中村さんの技を味わう会
お店
お店
四万十川の天然鰻
天然鰻
四万十川の天然鰻
四万十川の天然鰻
焼酎
長雲一番橋のソーダ割り
わさび漬け
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
霞ヶ浦の天然鰻
霞ヶ浦の天然鰻
生山椒
しっぽ焼き
しっぽ焼き
丸ぶつ焼き
くりから焼き
くりから焼き
くりから焼き
霞ヶ浦の天然鰻の骨せんべい
霞ヶ浦の霞ヶ浦の天然鰻の骨せんべい
霞ヶ浦の霞ヶ浦の天然鰻の骨せんべい
霞ヶ浦の霞ヶ浦の天然鰻の骨せんべい
霞ヶ浦の霞ヶ浦の天然鰻の骨せんべい
芋麹 芋のソーダ割り
丸ぶつ焼き
海のソーダ割り
土鍋ご飯
土鍋ご飯
土鍋ご飯
土鍋ご飯
肝吸い
お漬物
土鍋ご飯
土鍋ご飯
2018/09/01 更新
2018/08 訪問
四万十川と蒲郡の天然鰻の食べ比べ
来週の鰻友会にお願いしておいた2Pサイズの涸沼産天然鰻が限界との報があり、急遽訪問。打ち合わせの結果、来週は養殖で数ある飄六亭の鰻メニューを楽しんで頂くこととし、代わりに⁉︎今日、天然を食べて帰ることに。本日の天然鰻は、高知県四万十川、岡山県児島湾、愛知県蒲郡産、静岡県浜名湖の4種。この中から、蒲郡産と四万十産の鰻にした。蒲郡のは大きくて3Pサイズなので、四万十川を中サイズにした。
中村さんが桶に入れて持ってきて見せてくれる。蒲郡の鰻は大きくて超元気。桶から飛び出してきた。
飲み物は、深海うなぎのソーダ割りにした。
前菜は、鰻のにこごり、南蛮漬け、鰻ハムの3種。この3つ、何気なく出てくるが、ひとつひとつ手がかかっていておいしい。
続いて、湯引き。ここまでの4品でも、鰻の食べ方としてはかなり新鮮。
さて、ここから、蒲郡と四万十の食べ比べスタート。まずは、骨せんべいとしゃれこうべの唐揚げ。
四万十のものは、中サイズなので、骨も食べやすく、味がよい。蒲郡の方は、明らかに餌の違いか、旨味が多い。
白焼が登場。四万十の方は大きくないのだが、脂たっぷり。きらきらしている。味は、さすが四万十川で、雑味がない。蒲郡の方は、3P以上あって大味ではないかと思ったが、まったくそのようなことがなく、海の餌を食べてるっぽい旨味が感じられた。
続いて、蒲焼の食べ比べ。こちらは中村流の焼き方で、いいあんばいに両面焼かれている。醤油バージョンに変わった生山椒と蒲焼がよくマッチする。以前の味噌を使った山椒味噌もおいしかったが、この醤油バージョンも蒲焼のタレとよくあって、いいね。蒲焼では、身もさることながら、タレで炙られた天然鰻の皮目が最高においしい。
今日は、深海うなぎの紅芋仕込のソーダ割りで〆。中村さんがヒルズ店に移ってしまうので、中村流でさばいて焼いた天然鰻はしばらくおあずけだ。
お店
本日の鰻
愛知県蒲郡産の天然鰻
四万十川の天然鰻
愛知県蒲郡産の天然鰻
本日の天然鰻
おすすめ
メニュー
メニュー
メニュー
メニュー
メニュー
メニュー
深海うなぎのソーダ割り
メニュー
メニュー
メニュー
メニュー
前菜
にこごりと南蛮漬け
にこごり
鰻ハム
南蛮漬け
四万十と蒲郡の天然鰻
四万十と蒲郡の天然鰻
湯引き
湯引き
四万十と蒲郡の天然鰻の骨せんべいと頭の唐揚げ
四万十の天然鰻の骨せんべいと頭の唐揚げ
四万十の天然鰻の頭の唐揚げ
蒲郡の天然鰻の骨せんべいと頭の唐揚げ
蒲郡の天然鰻の頭の唐揚げ
四万十と蒲郡の天然鰻の白焼
蒲郡の天然鰻の白焼
四万十の天然鰻の白焼
蒲郡の天然鰻の白焼
四万十の天然鰻の白焼
四万十と蒲郡の天然鰻の蒲焼
蒲郡の天然鰻の蒲焼
四万十の天然鰻の蒲焼
四万十と蒲郡の天然鰻の白焼と蒲焼
蒲郡の天然鰻の蒲焼
四万十の天然鰻の蒲焼
深海うなぎ(紅芋仕込)のソーダ割り
愛知県蒲郡産の天然鰻
2018/08/26 更新
2018/04 訪問
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻食べ比べ
今日は、飄六亭 南平台へ。玄関を入ると、鰻包丁と現役の釜戸にまず見入る。初めての鰻友は、ずらっと並んだ鰻包丁に驚く。そして、現役の釜戸。水槽には、浜名湖と吉野川、タスマニアの天然鰻が。浜名湖は茶色く、吉野川は青い。タスマニアは1キロあるそうだ。でかい。
今日は、鰻友と天然鰻の食べ比べをすることに。鰻を見て、熊本の天草、徳島の吉野川、静岡の浜名湖を1本ずつ行って見ることに。中村さんが鰻を桶に入れて登場。どれも太くて大きい。3Pサイズくらいかな。天草は一本釣りで、口に針とテグスをくわえていた。吉野川と浜名湖は、仕掛けだそうだ。
飲み物は白ワインをグラスでもらって、前菜は鰻3種。鰻の山椒煮、鰻ハムに、鰻のにこごり。こちらでは定番だが、初めての鰻友は、まず見て感心する。どれも手がかかっている。
そして、いきなり次は、天然鰻の食べ比べ。半身ずつ白焼と蒲焼に。まず白焼。天草は、ちょっとだけ脂がのっていて、海の鰻の味がする。吉野川は、川の鰻の香りがして、身も皮も厚い。浜名湖は、身がぷりぷりで、味がよい。鰻の食感はもちろん、餌によって味が違うというのがよくわかる。
蒲焼きでも、白焼で感じたそれぞれの鰻の特徴がよくわかる。今日のタレは、いつもよりさっぱり気味で、鰻の味を殺していない。
続いて、本体から、肝焼き、かぶと揚げ、骨せんべいへ。肝は、どれも大きくて、プリっとしている。苦みはまったくなし。
かぶとは揚げると食べやすくてとてもおいしい。骨せんべいも、やっぱり揚げたてに限る。
ここで、生姜サワーで口の中をすっきりさせて、また、白焼と蒲焼を交互に。この時は、こちらの自慢の山椒味噌をたっぷりつけて。これは山椒好きにはたまらない一品。
最後にお漬物を出してくれた。紅大根や、よくつかった茄子がおいしい。
ゆっくり食事をして2時間半。
こんな贅沢は二度とないが、天然鰻がここまで揃うのも瓢六亭ならでは。
お店
お店
本日の鰻
吉野川とタスマニアの天然鰻
吉野川とタスマニアの天然鰻
釜戸と鰻包丁
釜戸
浜名湖の天然鰻
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻
鰻前菜3種
鰻の煮凝り
鰻ハム
鰻山椒煮
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻の白焼
天草の天然鰻の白焼
吉野川の天然鰻の白焼
浜名湖の天然鰻の白焼
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻の蒲焼
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻の白焼と蒲焼
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻の肝焼
天草の天然鰻の肝焼
吉野川の天然鰻の肝焼
浜名湖の天然鰻の肝焼
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻の白焼
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻のかぶと揚げ
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻のかぶと揚げ
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻のかぶと揚げ
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻の骨せんべい
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻の骨せんべい
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻の骨せんべい
生姜サワー
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻の白焼
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻の白焼
お漬物
お漬物
天草・吉野川・浜名湖の天然鰻の蒲焼
2018/04/28 更新
2018/02 訪問
丸ぶつ焼きを食べる会
今日は、飄六亭 南平台で、丸ぶつ焼きを食べたい人が集まっての会。
入口の水槽には、タスマニアン・ジャポニカが。これは太い!もうひとつの水槽には、浜名湖産の天然鰻。タスマニアと比べると、きゃしゃに見えるね。
飲物は、白ワインのグラスにした。他の人は、鰻と合う黒ビール。
お通しは、かぶとの佃煮。これは初めて食べたが、なかなかおいしい。
今日は、みんなが好きなものを頼むことに。まず鰻ハム、そして、骨せんべい。鰻ハムは、鰻を巻いて蒸しているのかな。塩味がちょうどよい。
骨せんべいは、こちらの鰻は大きいので、骨も超立派。一人2本当たったが、食べ過ぎ感あり。
おすすめから、早堀り竹の子炙りは、皮の香りがよかった。
飲物を、私はもったいないのロックにチェンジ。この焼酎、すごい美味!無農薬・無肥料の米から作ったとあるが、うまい。
焼物は、しっぽ焼き、くりから、西京焼き、えり焼きに肝焼き。
しっぽ焼きは、串焼きを食べる時は必ずお願いするお気に入り。しっぽのところは脂がたまってカリッと焼けるので、とてもおいしい。
くりからは、はじめて。小さめの巻きだが、やっぱり地焼きはおいしい。塩がいいね。
西京焼きは、自分ではオーダーしないものだが、ひと口もらうと、まるで銀だらのよう。
えりは、焼きと唐揚げの両方を出してもらった。焼きの方はかぶとの硬い部分はこちらではえりには入れないようで、柔らく食べられる。自分は唐揚げのちょっとさくっと感も好きだ。
そして、メインイベントの丸ぶつ焼き。今日は、中村さんにわがままを言って、1匹まま焼いてから切ってもらうのと、カットしてから焼くのと両方お願いしてあった。1匹まま焼く丸ぶつは、まさに蒸焼き状態で仕上がるので、外側の皮パリと中身の蒸された感じの組み合わせが楽しめる。ただ、箸で切るのは難儀なので、切ってもらう。
最初から切って焼く丸ぶつは、全体が焼かれてコーティングされている感じになる。これはまた1匹ままとは違う食感が楽しめておいしい。
初めての方には、肝が通っている部分をおすすめする。中からとろんと肝が出てくるのがおいしいのだよ。
こちらの特製、山椒味噌も大活躍で、今日はお代わりももらう。
お酒は、國香の特別純米酒、中汲み無濾過生原酒がめちゃうま。にごっていて、ほんのり甘い。国権の方もおいしそうだったが。
〆は、土鍋ご飯2人前でお願いする。こんな風に食べるのも、人数がいるからこそ。
てりてりに焼かれた蒲焼きと甘めのたれがご飯にからんで、鰻重よりはどんぶりご飯の感覚で食べる。
ここで中村さんがタスマニアの天然鰻と一色産の養殖鰻を順番に桶に入れて見せてくれる。タスマニアン・ジャポニカは、800gあるそうで、太くて元気。
飄六亭 南平台の一色産鰻。お腹を見せて元気。800gあるそうだ。
一色産の方も活きがよくて、お腹の白いところを反転して見せてくれた。
ということで、丸ぶつ焼き披露の会は無事終了。次はいよいよタスマニアに挑戦か。
お店
今日のうなぎ
今日のお部屋
タスマニアン・ジャポニカ
タスマニアン・ジャポニカ
浜名湖産天然うなぎ
浜名湖産天然うなぎ
お釜
おすすめメニュー
焼酎
うなぎビール
かぶと佃煮
かぶと佃煮
うなぎハム
うなぎハム
骨せんべい
骨せんべい
骨せんべい
早堀り竹の子炙り
早堀り竹の子炙り
もったいないロック
國香
しっぽ焼
しっぽ焼
山椒味噌
肝焼
肝焼
えり唐揚げ
えり唐揚げ
くりから・西京焼
くりから・西京焼
丸ぶつ焼
丸ぶつ焼
丸ぶつ焼
丸ぶつ焼
丸ぶつ焼
丸ぶつ焼
丸ぶつ焼
丸ぶつ焼
丸ぶつ焼
丸ぶつ焼
丸ぶつ焼
えり焼
丸ぶつ焼
丸ぶつ焼
國香
国権
うなぎ土鍋ご飯
うなぎ土鍋ご飯
うなぎ土鍋ご飯
肝吸い・お漬物
お漬物
肝吸い
うなぎ土鍋ご飯
塩アイス
一色産うなぎ
一色産うなぎ
一色産うなぎ
2018/02/10 更新
2018/01 訪問
4Pサイズでも迫力
昨年末に、こちらで扱っている2.5P~3Pサイズの大きな鰻が市場から消えてしまったという。今は4Pサイズの鰻だということだったが、2名で訪問。
今日の天然鰻は、長良川、浜名湖に、タスマニア産があった。しかし、今日は養殖鰻でいろいろ食べることにしていたので、メニューを見て悩む。
飲物は、私は白ワイン、連れは生ビールでスタート。
お通しは、鰻の炒め物と酢の物だったような。
丸ぶつ焼きは、カットしてから焼くパターンでお願いしてあったので、それを待つ間に串焼きで、しっぽ焼きと肝焼きをお願いする。しっぽ焼きは、脂が乗って端はカリッとおいしい。肝はたれでこってり。
丸ぶつ焼きは4Pサイズなので、いつもの迫力はないが、初めての連れに肝のあるところを食べてもらう。これが一番のおすすめ。塩でかりっと焼いてある皮が最高においしい。そして、頭もしっぽも全部おいしい。瓢六亭特製の山椒味噌をつけて食べるとまたうまい。
あとは、連れが食べたい物を注文。
鰻ハム: 初めての連れが興味深々の一品。本当にハムみたいで驚く。
鰻巻き: しっかり巻かれた玉子焼きだけでおいしい。
鰻たたき: 軽くポン酢仕立てで、紅大根のおろしとともにさっぱり。
ここで、お酒を澤屋まつもとの無濾過生原酒に。
そして、職人の中村さんが、鰻を見せてくれる。養殖の2P・4Pサイズに加えて、タスマニアの天然鰻。タスマニアン・ジャポニカは、1Pサイズ。つまり、1キロ越えで、ぶっとい。尾ひれなどは、うなぎ犬そのもの。
さて、連れは浦霞の純米酒を飲んで、私は鰻コーラにする。この鰻コーラ、東京でもちらほら見るようになってきた。
〆は、鰻重。私はやっぱり特々の天下無双。連れは、かなり食べたので、上にするという。
先にお漬物を出してもらって、飲みながら待つ。出てきた天下無双は、いつもよりは小ぶりながら、やはり迫力。ふっくらとした身に、ややパリの皮に、甘いたれ。この蒲焼きの味は、けっこう独特。さっぱり蒸して辛めのたれの江戸前とはやはり別物だね。
今日は、けっこうゆっくり食事させてもらって、瓢六亭の鰻料理を楽しめた。
本日の鰻
水槽の鰻
お通し
お通し
お通し
山椒味噌
しっぽ焼き
しっぽ焼
丸ぶつ焼き
おすすめ
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
鰻ハム
鰻ハム
肝焼き
鰻巻き
鰻巻き
丸ぶつ焼き頭
鰻たたき
鰻たたき
澤屋まつもと 無濾過生原酒
澤屋まつもと 無濾過生原酒
鰻巻き
1P・2P・4Pサイズの鰻
タスマニアの天然鰻
タスマニアの天然鰻
タスマニアの天然鰻
お酒メニュー
浦霞 純米酒
鰻コーラ
お漬物
鰻重 特々 天下無双
鰻重 特々 天下無双
鰻重 特々 天下無双
鰻重 特々 天下無双
鰻重 特々 天下無双
鰻重 特々 天下無双
鰻重 特々 天下無双
鰻重 特々 天下無双
2018/01/11 更新
2017/12 訪問
伊勢湾の天然鰻でおまかせ
今日は、鰻友と2人で天然鰻のおまかせコースをお願いしてあった。琵琶湖産の鰻の予定だったが、先週、大鰻で急きょしゃぶしゃぶをすることになったので、今回は入荷したばかりの伊勢湾産を2匹でおまかせにした。追加で、丸ぶつ焼きと、しっぽ焼きをお願いした。
玄関の水槽には、上に長良川産の天然鰻、下に琵琶湖産の天然鰻がいて、伊勢湾産は厨房の水槽にいたらしい。
独歩の黒ビールでスタート。最初はいつもの前菜3種。にこごり、うなぎハムに、今日はうなぎの葱和え。いつものわさび漬けもおいしいが、葱のネットリした感じもおいしい。
次に、お願いしてあった丸ぶつ焼きが仕上がった。まずはそのまま見せてもらう。目打ちをして、串を刺して、一気に焼き上げるこの丸ぶつ焼きは、最高においしい。この鰻は、鹿児島のもの。
ここで、今日のメインの伊勢湾産の天然鰻を2匹桶に入れて、中村さんが登場。鰻はとても元気がよく、黒光りしている。顔は細くてキュートだ。
カットしてもらって、再登場。初めて食べる鰻友に、肝の一番入ったところを食べてもらう。皮にくるまって蒸焼きになった身は、ほくほくしておいしい。最初からカットして焼いても、また別のおいしさがあり、甲乙つけたがたい。山椒味噌もつけながら、食べる。骨まわりはジューシーで、ぐっと骨を引っ張って食べていく。
しっぽ焼きも出される。1本の串に3本のしっぽ。開いたしっぽをカリッと焼いてある。これも美味。
ここで、お酒を福島の大七 純米生に。肝わさが出てきたので、ちょうどよかった。
天然鰻の骨せんべいとかぶと揚げも出される。かぶとを揚げると、さくさくと食べられる。
箸休めのお漬物が出て、しばしゆっくり。ぬか漬けをはじめ、紅芯大根のちょっと甘い感じと、ねっとりした茄子の漬物がお気に入り。
おすすめメニューから、山梨の七賢 生酒 純米酒を。さきほどの大七とかなり感じが違う。
そして、肝焼きも出された。しっかり焼かれた肝焼きは久しぶり。
その後に、伊勢湾産天然鰻の白焼きを出してもらう。一匹分を白焼きに。断面を見ると、皮の下の脂肪はほどほどで、表面も皮目もパリッとしている。味は、最近食べた天然鰻では一番おいしいのではないかという、滋養たっぷりの味。ミネラル感を感じる。脂の旨味も最高水準。そのままが一番おいしいが、わさびをつけても山椒味噌をつけてもうまい。
しょうがサワーをもらって、すきっとしたところで、鰻重を出しもらう。このしょうがサワー、かなり辛くておいしい。
さて、鰻重は、半身ずつを一人に使って、甘いタレで仕上げてある。釜戸炊きのご飯をせいろに敷いて焼いた鰻を乗せてふたをし、しばし蒸らされてくるが、パリパリ感のあるうちに食べるのがよい。新たに漬物がつき、肝吸いで仕上げる。
養殖物の丸ぶつ焼きと、天然物の白焼きと鰻重という組み合わせは、今のところの最高の組み合わせ。
今日の鰻
釜戸
長良川産天然鰻
琵琶湖産天然鰻
案内
日本酒
焼酎
独歩 黒ビール
前菜3種
鰻ハム
葱和え
にこごり
丸ぶつ焼きホール
丸ぶつ焼きホール
丸ぶつ焼きホール
丸ぶつ焼きホール
山椒味噌
伊勢湾産天然鰻
伊勢湾産天然鰻
丸ぶつ焼きカット
丸ぶつ焼きカット
丸ぶつ焼きカット
丸ぶつ焼きカット
丸ぶつ焼きカット
しっぽ焼き
しっぽ焼き
しっぽ焼き
大七 純米生
肝わさ
肝わさ
肝わさ
骨せんべいとかぶと揚げ
骨せんべいとかぶと揚げ
骨せんべいとかぶと揚げ
お漬物
お漬物
おすすめ
七賢 生酒 純米酒
肝焼き
肝焼き
肝焼き
伊勢湾産天然鰻の白焼き
伊勢湾産天然鰻の白焼き
伊勢湾産天然鰻の白焼き
伊勢湾産天然鰻の白焼き
伊勢湾産天然鰻の白焼き
伊勢湾産天然鰻の白焼き
しょうがサワー
伊勢湾産天然鰻の鰻重
伊勢湾産天然鰻の鰻重
肝吸い
お漬物
伊勢湾産天然鰻の鰻重
伊勢湾産天然鰻の鰻重
伊勢湾産天然鰻の鰻重
伊勢湾産天然鰻の鰻重
伊勢湾産天然鰻の鰻重
2017/12/02 更新
2017/11 訪問
琵琶湖産天然大鰻でうなしゃぶ
琵琶湖産の天然鰻を食べに行く予定があったのだが、ちょっと先に延期になってしまい、用意して頂いていた太物の鰻を前倒しの予定にぶつけることになった。今回は2人でうなしゃぶの予定だったのだが、今回の鰻は1メートル15センチもあって、うなしゃぶにメインを取っても、余裕なので、白焼の他、いろいろな料理にしてもらうことになった。うなしゃぶは、前日にさばいて一日血抜きをするので、さばいたところを中村さんに写真で送ってもらったら、まな板からはみ出していた。肝だけで、包丁や手のひらくらいある。これは、でかすぎる。
入口を開けると、長良川産と琵琶湖産の天然鰻が水槽にいるが、だいぶん減ってきた。そろそろ今年は終わりかな。
今日は、お鍋なので、ちょっと広い席に通される。スタートは、岡山の独歩という黒ビール。うなぎに合うビールという。黒い神様、「玄武」にあやかった黒ビールだそうだ。
最初はいつもの前菜3種。にこごり、うなぎハムに、わさび漬け。うなぎハムは、味がよくなっている気がする。
ここで中村さんが、昨日さばいた琵琶湖の大鰻の骨をもって登場。骨が2センチ幅くらいある感じ。
琵琶湖鰻最初の一品は、湯引き。切身が大きい。食感は、意外にもこりこりしていて、筋肉質。脂っ気はなくて、さっぱりとしている。
次に、なめろう。あじいやいわしのなめろうと違って、超あっさりのなめろう。
そして、チャンジャ。うなぎでチャンジャというのは初めてだな。
最後は、天然きのことおろしで和えたもの。これもさっぱり。きのこおろしもおいしい。
大きな切り身を取っても、ひれや皮、はじの部分など、細かい部位がたくさん出るので、こんな感じで楽しませてもらった。
ここからメインに入っていく。まず焼物。くりから焼き、ひれ焼きに、肝焼き。くりからは、皮が厚いので、食べ応えあり。ひれも大きくて、カリカリ。ひれの根元の肉もうまい。肝はまるまるとしていて、魚の肝と思えない。レバーだね。
骨せんべいとかぶとの唐揚げも登場。骨は大きくて、厚くて、ちょっと硬い。でも味は濃い。
飲物は、うなぎ続きで、木村飲料のうなぎコーラ。うなぎエキス入りというもの。うなぎの味がするわけではないが。
いよいよ、うなしゃぶの準備が始まる。鍋とうなしゃぶが一式置けるように場所を開ける。
まず、大鰻の骨と昆布でとった出汁をはった土鍋が置かれる。ポン酢は、かぼすのものと2種類。薬味は、もみじおろしと、九条ねぎと、梅干。
うなしゃぶ一式がのった大きなまな板が運ばれる。圧巻!まず、鰻の切り身がきれい。湯引きする前の身は、皮付近が赤みを帯びて、白く透き通っている。
野菜は、天然きのこ、下仁田ねぎを掛け合わせた鍋用と思われるねぎ、白菜、白と緑のねぎ2種に大根。
鰻も正肉だけでなく、白焼にした部分も少し、そして、皮と肝も。
ぐつぐつしている出汁に、さっと身をくぐらせてみる。きゅるきゅるとなったところを口に入れる。湯引きよりも柔らかい。といっても、ぶりしゃぶやてっちりの食感とはまったく違い、歯ごたえは十分。
きのこや、ねぎ、白菜、大根、ねぎ、白焼、皮も入れていく。ねぎは煮てもとろとろにならず、これはおいしい。天然きのこや、少しの白焼も出汁用になって、これは雑炊がおいしそう。
大きく切られた皮は、しっかりしていて、ぶよぶよしない。噛み応えがあるが、これはコラーゲンたっぷりそうだ。
ポン酢は、かぼすの方はちょっと甘い。食べ合わせが悪いとされる梅干しをあえていっしょに食べてみる。実はこの2つはよく合うらしい。
2人で食べるのはもったいないうなしゃぶ。つまみから焼物、ここまでかなり食べて、具材はすべて完食。ここから雑炊にしてもらう。
もう雑炊だけで限界になりそうなので、白焼ひと口食べてお土産にすることにした。
雑炊は、卵を落として登場。よそって、卵をつぶして食べる。いろいろな出汁が出て、これはおいしい。うなぎというよりは、なにか大きい魚の鍋の後の雑炊のよう。うなぎのはじの部分を足してくれたようで、それもいっしょに食べる。
お漬物も、今日は酸っぱいくらいにつかったかぶも追加で出して頂き、連れが食べないので、漬け物好きの私が全部頂いた。
白焼はひと切れとって、お土産に。今日はさんざん食べてきた琵琶湖の鰻。改めて白焼で食べると、味がよくわかる。こんな香りだったのか。やっぱり天然鰻の香りを楽しむには、白焼が一番。琵琶湖の鰻ははすの香りがすると聞いていたが、独特の香りがあるね。
〆は、ゆずのシャーベット。
これだけ食べているのだが、焼物が少なかったせいか、もたれることがない。想像と違って、琵琶湖の大鰻は、これだけ大きいのにあっさりしていて、脂っこさはまったくなく、さっぱり食べられた。それだけに、いろいろな料理で、その旨味を味合わせて頂いた。
翌日、持ち帰った白焼で白焼丼にしてみた。改めて見ると、身が厚い。一番厚いところは2センチある。皮下脂肪が意外に薄くて、身がしまっているのだね。半分は、いっしょにつけてもらったタレをかけて完食。かぶとの唐揚げと骨せんべいは、酒のつまみに。
余呉で鰻のすき焼きは何度か食べたが、うなしゃぶは初めてだった。それを希少な琵琶湖の天然鰻で味わえたのは幸運だった。中村さん、うなしゃぶ一式、ありがとうございました。
琵琶湖産天然大鰻
琵琶湖産天然大鰻
琵琶湖産天然大鰻
長良川産天然鰻
長良川産天然鰻
琵琶湖産天然鰻
おすすめ
独歩
独歩
前菜
にこごり
うなぎハム
わさび漬け
中村さんと琵琶湖産天然大鰻の骨(掲載承諾済み)
琵琶湖産天然大鰻の骨
琵琶湖産天然大鰻の湯引き
琵琶湖産天然大鰻の湯引き
琵琶湖産天然大鰻の湯引き
琵琶湖産天然大鰻のなめろう
琵琶湖産天然大鰻のなめろう
琵琶湖産天然大鰻のチャンジャ
琵琶湖産天然大鰻のチャンジャ
琵琶湖産天然大鰻の湯引き
琵琶湖産天然大鰻と天然きのこのおろし和え
琵琶湖産天然大鰻と天然きのこのおろし和え
琵琶湖産天然大鰻の焼き物
琵琶湖産天然大鰻のくりから焼き
琵琶湖産天然大鰻のひれ焼き
琵琶湖産天然大鰻の肝焼き
琵琶湖産天然大鰻の骨せんべいとかぶと揚げ
琵琶湖産天然大鰻の骨せんべい
琵琶湖産天然大鰻のかぶと揚げ
うなぎコーラ
うなぎコーラ
琵琶湖産天然大鰻の焼き物
琵琶湖産天然大鰻のくりから焼き
雑炊の土鍋
琵琶湖産天然大鰻のうなしゃぶ
ポン酢と薬味
琵琶湖産天然大鰻のうなしゃぶ
琵琶湖産天然大鰻のうなしゃぶ
琵琶湖産天然大鰻のうなしゃぶ
天然きのこ
天然きのこ
野菜
雑炊の出汁
雑炊の出汁
琵琶湖産天然大鰻のうなしゃぶ
琵琶湖産天然大鰻のうなしゃぶ
琵琶湖産天然大鰻のうなしゃぶ
琵琶湖産天然大鰻のうなしゃぶ
お漬物
琵琶湖産天然大鰻の白焼
琵琶湖産天然大鰻の白焼
琵琶湖産天然大鰻の雑炊
琵琶湖産天然大鰻の雑炊
琵琶湖産天然大鰻の雑炊
かぶの漬物
ゆずシャーベット
お土産
琵琶湖産天然大鰻の白焼と揚げ物
琵琶湖産天然大鰻のかぶと揚げ
琵琶湖産天然大鰻の骨せんべい
琵琶湖産天然大鰻で白焼丼
琵琶湖産天然大鰻で白焼丼
2017/11/26 更新
2017/11 訪問
超レアな八郎潟産天然鰻に遭遇
八郎潟の天然鰻が入ったと聞いて、即予約。まだ売っていないので大丈夫ですよと。八郎潟には特別な思い入れがあって、でも、聞けば鰻のサイズは1キロを超えているという。そこで、鰻友の中でも天然鰻を食べにいく鰻友に声をかけて訪問。
玄関を入ると、2つの水槽に天然鰻が。上の水槽には長良川産の天然鰻が、下の水槽には琵琶湖産の大きな鰻が。そして、八郎潟産の大きな鰻が真ん中にいる。
鰻をさばく包丁が楯に並べてあるのを、中村さんが説明してくれる。ちなみに中村さんの使う包丁は、名古屋型を改良した特注。
大きな釜戸でご飯を炊いたところで、ご飯も見せてもらった。そういえば、釜戸から個室に入っていく感じは、まさに京都の町屋風。今日も、一番手前の部屋に。
鰻職人の中村さんが、八郎潟の天然鰻を桶に入れて登場。水槽で見ていた時よりも、でかい。しかも、超太い。真上から見た時のぶっとさが印象的。これだけでかなり満足してしまった。黒潮にのって北上して、秋田まで鰻が昇っていくのだね。でも、この鰻は、海に下らず、汽水域でここまで大きくなったものらしい。
飲物はメニューになくなっていたが、かぼすサワーを出してもらう。
天然鰻の時はおまかせコースになるが、今日はお願いして、丸ぶつ焼きをホールで入れてもらった。
最初は、肝煮。たれこってりではなく、佃煮風でさっぱりとたいてある。
続いて、丸ぶつ焼き。これは養殖鰻で。初めて見た鰻友はびっくり。前回は切ってから焼いたものを出してもらったが、今日は本当にそのまま焼いたもの。この方が、鰻の皮につつまれて、身がおいしく蒸焼きになる感じ。とは言っても、焼き魚のようにほじって食べるのはもったいなく、骨までしゃぶりたいので、カットしてもらう。その姿がまた圧巻。
肝のあるお腹のあたりは最高かも。こんな具合に肝を食べることも、他の料理ではできないね。そして、これ以上に、鰻の皮をおいしく食べる方法を私は知らない。とにかく、うまい。
ここで、八郎潟産天然鰻の骨せんべいとえり素揚げ。骨はほっけサイズ。アミノ酸たっぷりで、二度揚げにしてあるので、大きくてもカリカリ。えりも、大きいので、頭を半分に割って揚げてある。これは、さっくりとおいしい。
今年最終ということで、天然きのこを天ぷらにしてもらう。あみたけ、ほうきたけ、さくらしめじ、あんずたけに、こむそう。あんずたけ以外は、前回と全部違うきのこでラッキー。でも、やはり、香り味ともに、あんずたけが群を抜いている。
そして、八郎潟鰻の白焼。これで、6分の1くらいしか使っていないだろう。皮が厚いかなと思ったら、2センチくらいの身の内、5ミリくらい、そこにしっかり脂がある。これがあっさりとしてうまい。身の方は、ふっくらとして、大味な感じはない。しかし、確かに鰻だが、焼き魚を食べているような感覚。これだけ大きいと脂っこいかとも思ったが、そんな心配はなく、上品な味。いいもの食べて育ったのだね。冷たくなった水で身も締まっている感じ。
肝も大きいので、半分に割ってある。かなりとろっとして、腸の部分も食感がよい。
ここでご相談が。せっかくの大きな鰻なので、鰻重ではなく、土鍋ご飯にしてはどうかと。そこで、土鍋炊きの鰻ご飯にしてもらった。
大きな土鍋に釜戸炊きのご飯を敷き詰め、タレをかけて鰻をのせて、ふたをすると軽く蒸される感じになる。
タレをからめて焼いた天然鰻は、白焼とは別物に仕上がって、味もしっかりなので、ご飯とよく合う。こんなにたっぷり、鰻ご飯を食べることもないだろう。さすがに、丸ぶつ焼きも食べているので、半分食べて、持ち帰りに折詰にしてもらった。
生山椒をもらって、つけて食べてみる。この山椒は何にでも合う。中村さんが山椒味噌と呼んでいるのは、これのことだった。隠し味に味噌を使っているからということだった。
肝吸いと、自家製の各種漬物がおいしい。奈良漬けを出してくれるお店は少ないが、赤い蕪と合わせて奈良漬けがおいしい。
希少ゆえ、値もはるが、琵琶湖産の天然物を飛び越えて、先に八郎潟産を味わってしまった。つきあってくれた鰻友に感謝。
翌日、持って帰った鰻ご飯を夕食に。タレをかけてちょっと温めると、この鰻の滋養ある味が復活した。
長良川産天然鰻
八郎潟産天然鰻
琵琶湖産天然鰻
かまど
かまど
季節のおすすめ
八郎潟産天然鰻
八郎潟産天然鰻
かぼすサワー
肝煮
肝煮
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
丸ぶつ焼き
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八郎潟産天然鰻の骨せんべいとえり素揚げ
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八郎潟産天然鰻の骨せんべい
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天然きのこの天ぷら
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八郎潟産天然鰻の白焼き
八郎潟産天然鰻の白焼き
八郎潟産天然鰻の白焼き
八郎潟産天然鰻の白焼き
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八郎潟産天然鰻の土鍋炊き鰻ご飯
八郎潟産天然鰻の土鍋炊き鰻ご飯
八郎潟産天然鰻の土鍋炊き鰻ご飯
八郎潟産天然鰻の土鍋炊き鰻ご飯
山椒味噌
山椒味噌
八郎潟産天然鰻の蒲焼き
八郎潟産天然鰻の土鍋炊き鰻ご飯
鰻重持ち帰り
持ち帰り鰻重
2017/11/11 更新
2017/10 訪問
最強の天下無双 特々と丸ぶつ串焼き
今日は、いつもお世話になっている料理人の方が地焼き初めてということで、お昼から、瓢六亭南平台へ。ここに来ると、いつも雨。今日は、瓢六亭最強の天下無双 特々 を攻めるのが目的。
しかし、昼とはいえ、せっかく2人で行っているので、鰻三昧にしようということに。店頭には、山梨と長野で採れた天然きのこもあり、これも食べたいと思っていた。
鰻の水槽には、上に長良川の天然鰻、下には琵琶湖の大きな天然鰻がいる。どちらも、太いのが多い。
席に座っていると、鰻職人の中村さんが、鰻をもってきて見せてくれた。今日の鰻は、静岡県吉田の鰻。3Pサイズ以上なので、太いこと。3匹いるが、元気がいい。
続いて、天然きのこを持ってきてくれた。ざるに乗っていたのは、広島で採れた青紫杏茸。紫色をした、舞茸のようなきのこ。肝吸いにもきのこを入れてくれるということで、天ぷらにしてもらうことに。
飲物は、かぼすサワー。
串焼きは、えり、肝、しっぽ。えりと言ってもかぶとではなく、本当にエリ。かぶとの横の部分で、ぷりっとしている。しっぽは、脂がたまっている感じでカリッとうまい。肝は軽い。そのまま食べて、後半は山椒を。こちらのマッシュした生の実山椒は最高。
天ぷらにするきのこを、中村さんが見せてくれる。青紫杏茸、だるま茸、はないぐち、なら茸、やなぎ茸の5種類。青紫杏茸以外は、山梨と長野で採れたもの。そして、並んでいる順番に、揚げて並べてくれたので、どれがどのきのこかわかるようになっていた。青紫杏茸は、まいたけのような味。だるま茸は、しいたけサイズで、ジューシーでおいしい。はないぐちは、北海道では落葉きのことしてポピュラーだが、ちょっとぬめりがあるのが特徴。なら茸、やなぎ茸は、くせがなく、食べやすいきのこ。
次に、瓢六亭南平台の名物のひとつ、丸ぶつ串焼き。塩とたれの仕上げがあるが、今日は塩。ざくっと切ってから焼いているようで、ひとつひとつがぷっくりとしている。ひとつ食べてみると、鰻の旨味がじゅーっと出てくる。これは、中村さんの技が光る。2つ目を食べたら、肝が入っていた。何と言っても皮がおいしい。そして、骨をもって、スーっと抜く。こんな風に鰻の骨をしゃぶる料理はこれしかない!
今日のメインは、天下無双 特々。大きな鰻が3本乗った、超ド級の鰻重。鰻が大きすぎて、ご飯がまったく見えないよ。鰻が重なっているので若干小さく見えるが、3つに切られた鰻を並べると、やっぱりでかい。お連れ様は、見てすぐに、持ち帰りの紙重箱をもらって、半分おみやに取り分け開始。
ひとつ食べてみると、表面はプリッと焼かれ、皮目はしっかり焼かれている。甘めのたれをからめた地焼きの蒲焼きは、ごはんともよく合う。名古屋や津の鰻をちょっと思い出す。でも、蒲焼き3丁は、食べ応えありすぎ。最後には、生山椒もつけて。何にでも合うこの山椒。と言っているうちに、私は完食。
これで、あとは、琵琶湖の大きな鰻を食べに、鰻友と予定を調整するのみ。
中村さん、お昼からの鰻三昧、ありがとうございました。
お店
お昼のメニュー
天然きのこ
長良川の天然鰻
長良川の天然鰻
日本酒
琵琶湖の天然鰻
かぼすサワー
静岡県吉田の鰻
大紫杏茸
大紫杏茸
えり焼き・肝焼き・しっぽ焼き
えり焼き・肝焼き・しっぽ焼き
生山椒
天然きのこ
はないぐち・だるま茸・青紫杏茸
やなぎ茸・なら茸・はないぐち
天然きのこ天ぷら
天然きのこ天ぷら
天然きのこ天ぷら
丸ぶつ串焼き
丸ぶつ串焼き
丸ぶつ串焼き
丸ぶつ串焼き
丸ぶつ串焼き
丸ぶつ串焼き
丸ぶつ串焼き
天下無双 特々
天下無双 特々
天下無双 特々
天下無双 特々
天下無双 特々
天下無双 特々
天下無双 特々
天下無双 特々
天下無双 特々
肝吸い+天然きのこ
地焼きの蒲焼き 特々
地焼きの蒲焼き 特々
鰻包丁
2017/12/02 更新
2017/10 訪問
地焼きで長良川の天然鰻を堪能
こちらの職人の中村さんの地焼きを見て、地焼きを愛する私は居ても立っても居られなくなり、予約の電話を入れた。今は、琵琶湖と長良川の天然鰻が入っているということで、長良川の天然鰻を1匹使っておまかせにした。
渋谷の駅から246に沿って登っていき、交差点を左に曲がると出現する古民家風のお店。
玄関を入ると右に、大きな水槽が2つ。上の水槽には長良川の鰻が、下の水槽には巨大な琵琶湖の鰻がいる。琵琶湖産のものは大きいので、2人でシェアしないと無理だな。
大きなかまどを見ながら、仕切られた部屋に通される。飲物はかぼすサワーでスタート。
メニューを見ると、驚くほど品数が多い。串焼きなどもいろいろ。焼きだけでなく、しゃぶしゃぶ、とろろ鍋、醤油味の鍋など鍋も充実。
先付けとして、煮こごり・わさび漬け・うなぎハムが出される。
煮こごりは王道、うなぎハムものだやをはじめ今流行り、でも、わさび漬けは初めて。とろろが入って、食感もねっとりぷりぷりという感じで新鮮。
ここで、中村さんが今日これから捌く長良川の天然鰻を桶に入れて登場。しばらくお店で扱っている鰻の話を聞かせて頂いた。
そもそもこちらで扱っている鰻は、標準で3Pサイズ、2.5P、2Pなんていうのも使っている。それをぜいたくにどーんと出すのがこちらの流儀。だから、天然物でも大きいサイズが多い。
今日の長良川の天然鰻は、色が濃くて、太い。サイズも40センチくらいはある。鰻道を造ってあるので、上流の方まで鰻が上がってくるそうだ。
次に、湯引きが出される。これは養殖物だが、ぷりぷりで驚く。これも、サイズが大きい鰻ゆえの食感。わさび醤油で。
肝わさは、天然鰻の肝で。肝も大きくて、歯ごたえがある。割って出せるほど大きい。
う巻きの中の鰻もやっぱり大きい。
続いて、天然鰻の骨せんべいが出される。骨も長くて太い。そして、えりの部分も揚げてあって、これがまたおいしい。旨味たっぷり。
おすすめのメニューから、お酒は、庭のうぐいす ひやおろしに。福岡の特別純米。
次に、丸焼き・肝焼き。一匹丸まま焼いて、ぶつ切りにした丸焼き。甘めのたれで仕上げてあり、皮がなんといってもうまい。後で中村さんが教えてくれたが、一匹まま焼くと、この皮の中で蒸されて、中が柔らかくなるのだそうだ。これは、思っていたより、かなりおいしい。
肝焼きは、鰻が大きいので食べ応えがある。ここでいっしょに出されるのが、自家製の生山椒。高価な生の山椒の味をひとつずつ枝から外して、マッシュにしたもの。そのまま食べてもお酒が飲めるが、これをつけて食べる鰻も最高。私は粉の山椒は鰻の味を消してしまうので、鰻重の最後のひと口しか使わないが、この生山椒はそんなことはない。鰻の味を引き立ててくれる。そこで、次の白焼で試してみることにした。
そして、長良川天然鰻の白焼が登場。鰻を縦に割って、白焼と蒲焼にしてくれるようだ。ということで、縦の半身。直焼きゆえの皮の旨さはやはり蒸しが入ったものとは違う、別の食べ物。直焼きには直焼きのよさがあって余りある。鰻の味は、白焼で食べなければわからない。
長良川の鰻は、大きめのサイズとはいえ、たっぷり脂が乗って、今の時期最高かも。川の鰻でここまで力強い鰻は初めてだった。後半に、生山椒をつけると、最高にうまい。
ここまでペースがよすぎたせいか、中村さんが気を遣ってくださり、自ら、鰻重をサーブしてくれた。まずお重の迫力に驚く。大きい。それは鰻が大きいからだ。
香の物と肝吸いもたっぷり。お重のふたを開けると、蒲焼の下にご飯があるが、そこがせいろになっている。聞けば、玄関にあるかまどでご飯を炊き、それをせいろ蒸しにして、蒲焼を乗せてほんのり蒸されて出されるのだ。早い時間に来たので、炊きたてのご飯に当たり、ふっくらとしたご飯と、ほんのり蒸されたように錯覚する蒲焼の組み合わせが新鮮だった。
さきほどの白焼は、ぷりっとした食感を残して焼いてあったが、こちらの蒲焼は、少し蒸したのかなと思うような、ふっくらとした仕上げにしてあった。このあたりが直焼きの技だね。
他のお客さんに鰻重が出てしばらくして、中村さんが席に来てくれた。そこで、私と同郷であることがわかり、直焼きの話ですっかり夢中になってしまった。一段落ついた後とはいえ、長い時間、つきあってくださり、ありがとうございました。
瓢六亭の直焼きのコンセプトと、3P以上が普通という大きなサイズの鰻をぜいたくに使うところは新鮮であり、驚きだった。
次回は、鰻友を連れて、琵琶湖の巨大鰻に挑戦だな。
お店
看板
天然鰻
琵琶湖の天然鰻
長良川の天然鰻
長良川の天然鰻
天然鰻
かまど
メニュー
メニュー
メニュー
メニュー
メニュー
メニュー
メニュー
店内
かぼすサワー
煮こごり・わさび漬け・うなぎハム
うなぎハム
わさび漬け
煮こごり
お箸
長良川の天然鰻
長良川の天然鰻
長良川の天然鰻
長良川の天然鰻
店内
湯引き
湯引き
天然鰻の肝
天然鰻の肝
う巻き
う巻き
おすすめお酒メニュー
天然鰻の骨せんべい
天然鰻の骨せんべい
天然鰻のえり
庭のうぐいす ひやおろし
庭のうぐいす ひやおろし
丸焼き・肝焼き
自家製生山椒
丸焼き・肝焼き
肝焼き
丸焼き
長良川天然鰻白焼
長良川天然鰻白焼
長良川天然鰻白焼
長良川天然鰻白焼
長良川天然鰻白焼
せいろ蒸し鰻重
お重
長良川天然鰻鰻重
香の物
肝吸い
長良川天然鰻鰻重
長良川天然鰻鰻重
長良川天然鰻鰻重
長良川天然鰻鰻重
長良川天然鰻鰻重
看板
お店
2017/10/04 更新
鰻友と飄六亭南平台へ。今日は、9月から六本木ヒルズのお店に移ってしまう中村さんの技で頂く最後⁉︎の機会。4人の予定が3人になってしまったが、予定通りでいく。
まずはめいめいが好きな飲み物でスタート。私は、黒糖の長雲一番橋のソーダ割りにした。
お通しは、鰻のわさび漬け。
中村流の技が光る丸ぶつ焼きは、2本お願いしておいた。切ってから焼くのと、丸まま焼いてから切るのと2種類。これは見るかに壮観な眺め。鰻のサイズが前のように大きくないので、ちょっと壮観度が下がってしまったが、味は最高。それでも1匹で6切れくらいになり、肝の部分、しっぽの部分は、普通の白焼では味わえない食感と味が楽しめる。皮の中で蒸し焼きになった身がおいしい。
串焼きは、しっぽとくりから。これも中村さんのオリジナル、山椒味噌を醤油バージョンに変えた生山椒で。蒲焼きのタレと生山椒の醤油がよく合っている。
ここで、中村さんが桶に活鰻を入れて登場。見ると、ぶっといのが1匹入っている。偶然にも入荷を楽しみにしていた霞ヶ浦の天然物。これを白焼きで出して頂くことに。
霞ヶ浦の天然鰻の白焼きは、最初に、肝焼きと骨せんべいを出してもらう。白焼きは、かすかに川の匂いがする良物だった。
飲み物は、芋麹 芋のソーダ割りと海のソーダ割りを続けてもらう。
今日の〆は、土鍋ご飯。土鍋を開けるところから、圧巻。3人いたら、鰻重より、こちらがおすすめ。鰻がちょっと蒸され、何よりご飯がおいしい。うなぎのタレのしみたおこげも最高。
帰りにもう一度水槽の活鰻を観察。エアーに向かって泳ぐ四万十川の鰻たちはとても元気。川の上流に向かって泳いでいるよう。
しばらく中村さんの技を見られなくなるのは寂しいが、店長も自ら包丁を取って修行中というので、養殖物から指名でお願いしてみたい。