レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2015/01訪問 2015/02/13
『外観はただのひなびた定食屋。
地元の方に紹介されなかったらまず入らない店です。(失礼)
あなどるなかれ、この店は違います。
ココに来たら、まず、地魚の刺身とアジフライをご賞味ください。
鮮度はぴかいち、東京の割烹にも負けない味にめぐりあえるでしょう。
あんなに「フワッ」としたアジフライは食べたことはありません!!
さすけにご来店くださいましたご夫婦のはじめての口コミから
今日のさすけがあります。』
(句読点と行間・行替え以外は本文のまま)
店頭に掲示されている手書きの張り紙にあるこの言葉が、
このお店を紹介するための全てを物語っています。
東京から房総南部に向かう方法は、
内房をひたすらぐるっと廻る方法、
東京湾アクアラインで木更津へ向かう方法、
久里浜から東京湾フェリーで浜金谷へ向かう方法
と、大きく3つあります。
アクアラインが空いている往路はアクアライン経由で、
復路は東京湾フェリー経由で、っていうのがストレスが最小限でいいかなと思います。
自動車を持っていない私のような方は、
東京駅八重洲口から館山方面行きの高速バスに乗ると、最初の停留所が「上総湊駅前」。
歩いて5分くらいで上総湊駅に着きますので、そこから内房線で南へ2駅。
たどり着くのは浜金谷という駅です。
海沿いの国道に出て、少しだけ北に戻ると、その「ひなびた定食屋」風のお店が見えてきます。
心配はいりません。行列ができているのですぐに分かります。
店名が書かれた大きな看板も見えますし。
フェリー乗り場と浜金谷駅のちょうど間くらいにあります。
お店の中に回覧板みたいなボードがあって、名前を書く紙がセットされていますので、
そこに名前と人数を記載して待ちます。
伺ったのは土曜の13:30くらいでしたが、駐車場は満車、
お店の前にはがっつり入店待ちの行列ができてまして、14時には「準備中」の看板に。
私は1時間弱待って入ることができました。
中では4人の地元のおばちゃま方が休みなくお仕事してました。
手際の良さがカウンター越しでもわかりますが、
それ以上にお客さんがやってきていて、こりゃたいへんだ、とつくづく。
席は、L字型のカウンター10席と小さなお座敷のみ。
ひいきめにみても、何も知らなければただの定食屋にしか見えないよね。
黄金アジと言われるこの富津沖でしか穫れない、
ぷっくり太って体表が黄金色に輝いている地付きのアジ。
それをいただける数少ない(唯一?)のお店。
アジといえば、わたしの生まれ故郷、沼津。
そりゃいただかない訳にはいかないだろう。
やっぱりお刺身とアジフライを両方頂きたいので、さすけ定食(1,500円)を。
黄金アジの刺身。
まずね、輝きがぜんぜん違う。
そして身の色が濃い!そして分厚い!旨味が濃いのは言うに及ばず。
いっしょにタコのぶつ切りも添えられてるんですけど、
こちらも柔らかくて甘みがすごいです。
黄金アジのフライ。
ヒラキを揚げるタイプとはちょっと違いますね。
沼津生まれの私はもともとしっぽや骨まで食べる人ですが、
ここのはお皿までかじりかねないほどうまい。
ソースはいらないな。
そのまんまでまず1枚、ソースで1枚、ちょこっと醤油で1枚。
あとはまたまた何もかけずに。
うん、幸せ(´∀`*)ポッ。
かじめ汁。
かじめはこのあたりでよく採れる海草の一種で、昆布の仲間だそうです。
お味噌汁は2-3杯くらいずつお鍋にお味噌溶かすところから丁寧に作ってくれます。
少し甘みととろみがあって激ウマ。
ご飯はどんぶりで出てきますが、おかわり自由。
ご飯半分おかわりしちゃいましたよ、はい。
このほか冷奴やお新香もついてきます。
大満足。
ほかにも、アジのたたき丼とかなめろう、かじめラーメンなんかもあるみたいです。
ご自身でアジヲタと思っていらっしゃる方はぜひいらっしゃるべきです。
営業時間は18:00までですが、
大人気であることに加えて、年明けからアジが不漁みたいで、
営業時間が大幅に短縮される現状のようです。
この日も14:00には売り切れじまいの看板が。
お早めにいらしたほうがいいかと思います。
帰りの東京湾フェリーからは沈む夕陽がきれいでした。
ちょっとした小旅行にもいいところです。
ぜひいらしてみてください。
ごちそうさまでした。
2位
2回
2021/12訪問 2022/01/02
立川駅の真ん前に、昔は高島屋がありました。
その高島屋が再開発で少し後ろに移転していまの場所にあるのですが、
跡地にいまは伊勢丹があるっていうのはとっても皮肉なものです。
その両者の間の目立たないビルの2階に、今回伺ったお店はありました。
かつて立川にあった天ぷらの名店、常正の店主だった方が独立したお店です。
夜のコースは大きく3つ。
天ぷらコース(6,000円)、お薦めコース(8,000円)、おまかせコース(10,000円)。
ほかにお好みで揚げてもらったり。
お隣さんがおまかせコース、そのお隣さんが天ぷらコースにお好みを足すという構成にしていたみたいですが、
内容はコースによってかなり違いそう。
いろいろ試してみたい感じです。
今回は初訪問なので真ん中のお薦めコース(8,000円)をオーダー。
噂に違わぬ素晴らしい作品の数々でした。
内容は
前菜:カルパッチョ(すでに記憶が薄れていますが、カツオでなくマグロだったと思いますが。。。)
天ぷら:
車海老の頭脚(非常に見た目もきれい。先制攻撃かましてくれます。)
車海老(言われなくてもしっぽまで食べますってば)
空豆(父が今回気に入ったネタ。天ぷらのネタとしては珍しいかと。)
オクラ(天ぷらで頂いたのは初めてかも。)
めごち(最近の私のお気に入りで、今回のMVP。しっぽの飾り包丁の技が光ります。)
茗荷(私的には一番意外。香りが程よく立ちます。)
鱧(もう夏至ですもんね)
夏ゴボウ(醤油がベストマッチ)
立川産新玉ねぎ(とにかく甘くて透き通った味。そして熱い!)
椎茸(大分のどんこほどじゃないけど肉厚ジューシーです。)
キス(とにかく肉厚ででかい。そして透き通った味がします。)
穴子(やっぱり江戸前の〆はこれ。こちらも味が透き通ってます。)
〆め: ◎天茶漬け または 天丼
デザート:自家製杏仁豆腐といちごのアイスクリーム
思ったよりもかなりボリュームあります。
一番上のコースはもっとボリュームがあるらしいので、要注意です(笑)。
特にこちらの名物の「さつま芋 厚切り」。
頼んでいた方がいらっしゃいましたが、さながらべバルの塔(笑)。
それ以上にこちらで一番のポイントと思ったのが、
マスター岡本英男氏の所作。
超ダンディで、まるでフレンチのシェフみたいないでたちで天ぷらを揚げていく、
というのももちろん推しポイントなんですが、
適度にお客さんと絡む、お客さんとの間合いというか距離感が非常に◎。
多分に相性もあると思いますが、非常になごやかな時間を過ごすことができました。
立川で天ぷら屋を出そうと思った理由とか、
食材の選び方とか仕込みとかはこうしてるんですよーとか、
もちろん言える範囲でしょうけど、ざっくばらんにお話しくださいます。
とてもmoodyでデートにも使えますが、
それ以上にきちんとしたお店です。
値段も十分内容にmeetしたものだと思います。
父も大満足してくれたみたいですし、
実家に誰かを連れて行ったときに、会食の場として使えるお店だなと思いました。
大切な時間を素敵に演出していただきました。
立川にこんな素敵なお店があるとは。
ご紹介いただいたマイレビュアーさん、そしてマスター、ありがとうございます。
ごちそうさまでした。
また来ます。
3位
11回
2023/07訪問 2023/10/05
GWの4日なら空いてます、ということで伺いました。
本来なら前日の3日も京都の他のお店に予約していたのですが、
キャンセルせざるを得ない羽目に。。。
(そちらのお店の方、ご連絡はしましたが大変申し訳ありませんでした。)
阿蘇から熊本空港に向かう道路が大渋滞でバスが3時間近くも遅れまして、
なんと、熊本駅にバスが到着したのが自分の乗る飛行機どころか最終便が出て30分近くあとだったっていう。。。
(当初は自分の乗る便の40分以上前に到着予定だったんですがね。まあしょうがないです。
まさか阿蘇大橋だけじゃなくて国道のほうも崩落してたとは。)
急遽そのまま熊本駅まで行ってもらい、最終の新幹線で京都までたどり着きますた。
京都についたのは24:30ではさすがに無理です。。。
今回は油目(関西ではアイナメのことをこういうそうですね)の成魚と稚魚の両方用意してあるとのことで、
成魚は皮目を炙ってお造りに、稚魚は天ぷらでいただきました。
特に天ぷらにした稚魚のほうは旨みが濃くて◎。
今回のウルトラヒットは白味噌タンシチュー。肉料理を辰むらでいただいたのは初めてなんですが、
唯一無二な白味噌シチューが最高すぎ。
かぼちゃのお麩の弾力やズッキーニの歯ごたえもいいし、肝心の牛タンも大きく存在感を主張してました。
お隣は東京からいらした親子3人組、
なかなか笑顔がかわいい娘さんとお母様とのイマドキJKトークに、お父様と若干ぽかーん気味(笑)。
以前は金沢にお住まいだったそうで、4月に行ったときの桜の写真とかで楽しい時間を過ごさせていただきました。
いろいろお邪魔してすみませんでした。
次は秋になるか、それまで我慢できるか。。。(;´∀`)。
今回もごちそうさまでした。
(2016年11月訪問時のレビューを分離独立させました)
今回はアラカルトで頂きました。
写真8枚追加しました。
東京駅で電話してなんとか席を確保。
ホテルに荷物を置いたその足で伺いました。
京都モードにリセットしてくれるほんとにいいお店です。
今回のヒットはかぶらむし。
あらごしした蕪の中にはぐじが仕込んでありました。
実は今年の京都は暖かかったのですが、
もう少し寒くなったらさらに沁みるんだろうなぁ、という暖かな一品でした。
フグのから揚げも頂いて大満足。
また春にでも。
(2016年6月訪問時のレビューを分離独立させました)
今回はアラカルトで頂きました。
写真8枚追加しました。
(レビュー内容の都合で
2015年9月初訪時と同年11月の再訪時の計2回分はそのまままとめた形にしました。)
京都には毎年9月と11月(多い時にはこれに加えて5月も)に訪れています。
今年9月に訪れた時に、一人でふらっと入れそうな和食のお店を探していたところ、
複数のマイレビュアーさんのオススメがあり、前日の夕方にお電話で予約して伺ったお店です。
場所は高瀬川の西、船頭町と呼ばれる場所。
漬物の老舗:村上重本店のすぐ裏とか、
食堂おがわのある一角、
といえばすぐに分かると思います。
同じ高瀬川沿いでも四条通から南に下るとずいぶんと雰囲気違いますね。
とても静かで祇園と先斗町を足して2で割ったような感じ。
まだお若い大将と助手、給仕をしてくださる女性の御三方がお出迎え。
こんなところに、割と気軽に入れることができて、
かつかなりリーズナブルに懐石がいただけるお店があるとはちょっと驚きです。
割とおひとりさまも多く、
大将のお人柄もありますが、お隣さん同士も会話がはずむという非常に居心地のよい空間です。
【2015年11月再訪時】
前回・今回ともにコースをお願いしました。
6,500円と8,500円の2つ種類があり、内容というか食材はだいぶちがいます。
ざっとこんな感じ。
おまかせ懐石8,500円コース
先付:
・大徳寺麩ときゅうり・柿の胡麻和え
・牡蠣のしぐれ煮
お造り:
・ふぐ・伊根マグロ・天然鯛・紋甲烏賊
焼物:
・カマス
蒸物:
・ぐじの酒蒸し(ぐじ=甘鯛)
季節のスペシャル?:
・津居山カニのほぐし
椀物:
・穴子豆腐
揚物:
・ふぐと海老芋の唐揚げ
ご飯:
・鮭といくらの親子めし
デザート:
・イチジクとりんごのコンポート
【2015年9月初訪時】
おまかせ懐石6,500円コース
先付:
・紫ずきん(黒豆)
・サンマの棒鮨
・イクラのおろし和え
お造り:
・ひらめ・本マグロ・シマアジ・タコ・サヨリ
焼物:
・ サワラの岩焼き
・酢レンコン・シイタケと湯葉
酢の物:
・しめ鯖
揚物:
・鱧のあられ揚げ(山椒塩)
・マツタケのフライ(ソース)
椀物:
・穴子豆腐
ご飯:
・釜揚げしらすとしそのご飯
デザート:
・もりあわせ(ぶどうとか・・・詳細は写真でどうぞw)
一つ一つを取り上げると大変なので、詳細は省くor写真のキャプションで。
二回の訪問で唯一かぶったのが椀物の「穴子豆腐」。
アツアツのダシ餡が優しいお味ですばらしいのはいうまでもなく、
添えられたショウガが非常にいいアシストをしています。
それでいて最後に穴子のふわっとした香りがちゃんと出てくるってのも◎。
お料理は、椀物・あつもののように基本に忠実なオーソドックスなものもあれば、
鱧のあられ揚げなどチャレンジングなものまでいろいろ取り組んでいらっしゃるようですので、
これからさらにいろんな顔をみせてくれるんじゃないかなと期待しています。
和食も進化するんだなーとちょっと思ってみたり。
ひとつひとつの皿の盛りが非常によく、かなりお腹いっぱいになります。
確かにアラカルトでも良いように思いますが、
一度はおまかせでいただくのもいいかなと思います。CPも抜群ですし。
居心地が非常によく、季節ごとに伺いたいお店です。
席数が多くないので、前日にでもお電話で予約しておいたほうがいいです。
(紅葉や桜の季節は1週間前でも結構厳しいタイミングもあるようです。)
また伺っていろいろ勉強させていただこうと思っています。
ごちそうさまでした。
4位
1回
2015/04訪問 2015/05/03
某アイドルグループさんの深夜番組で、
こちらのお食事券をかけたボーリングのチャレンジ企画をやっていたのをたまたまみていまして、
それ以来、一度来てみたいと思っていました。
まあ、その企画の結末は、スポーツ万能なはずの最後の1人がチャレンジに失敗。
「あたしが、ちんやのお肉、払う〜!」
って泣きながら言ってたのが印象的でした。
さて、そのお店は中洲のちょうど入口にあたる場所にありました。
11:30くらいに伺ったところ、20人くらいの行列。
でもよく見てみたらこれは一階の洋食の方の開店待ち。
向かって右にある狭い階段を上った二階に、お目当てのものがありました。
二階はお座敷になってるんですね。
ひとりでいいのかな、とも思ったんですが、ちゃんと仕切りを用意してあって、
2人組と相部屋のような形で。
こういう心遣いはいいですね。
お昼はカルビ丼とすき焼き丼の2種類のみ。
どちらも1,400円というわかりやすいメニュー構成。
もちろんお目当てはすき焼き丼です。
まずボリュームにビビる。
老舗のすき焼き店ですき焼き丼、
ランチとはいえ1,400円だったらお肉なんてチラッとだけかな、と思ってたんですよね。
で、出てきたものは写真の通り。
豆腐やタマネギ、白長ネギ、シラタキなど一通り揃ってるし、
この一杯でパンピー(完全に死語)は十分ちんやのすき焼きを満足した気になります。
特にお肉がいいの。
霜降ったお肉なのが煮て出された後のものでもわかるくらい。
もちろんデラ美味いし(≧∇≦)ノ。
大満足の福岡初日でした。
朝飯抜きでしたが完全にお腹いっぱい。
ある程度ボリュームは覚悟が必要です。
たっぷり堪能しました。
ごちそうさまでした。
5位
5回
2024/04訪問 2024/04/10
2度目の楽。博多ではいつも日曜夜外食が多いのでなかなか来れなかったのです。
今回はアラカルトで海鮮や馬刺しの盛り合わせ、白味噌のもつ鍋を堪能しました。
でも今回取り上げるのは、スリランカ人のスタッフ、ハシタさんのハシタカレー!
写真はハーフをさらに少し少なくしてもらいました。
辛さは多少控えめですがモルジブフィッシュを使った正統派のスリランカカレーです。
博多でもきちんとしたスリランカカレーが食べられるんだなぁ。
今回も満足。
ごちそうさまでした。
GW中盤の4/29~5/3。
東京→福岡→函館→札幌→東京というアホみたいな旅程を組みまして、
河内藤園の藤のグラデーションと北海道の桜を満喫しつつ、
日本の北と南でうまいもんを食いまくろうという
そんな目論見を実現してまいりました。
(やっぱアホだな(汗))
その初日のディナー。
ここだけ、前日に予約しておいたのです。
実は皿倉山まで夜景を撮りに出向いていたので、
かなり遅い時間の入店になりそうだったんですよ。
中洲でなにか地元料理とお肉を食べることのできるお店はないかなぁと思って。
いい感じのカウンター席もあるし、夜遅くまで開いているってのがポイントで。
伺った時もちょうど私の1人分だけ席が空いていたのみ。
あとはカップル2組にお一人様お一人。
ひとりでも気軽に入れる、でも安っぽくなくて雰囲気ある、そんなお店です。
一番上のグレードの「彩」(いろどり:通常6,500円)にしました。
あとで知ったんですが、こちらのお店、
21:00以降入店のお客さんには割引料金になるみたいで、
このコースも5,000円でいただくことができました。
21:30の予約だったのでラッキー。
(でもほんとに5,000円でよかったのかなぁ、と後で思うことになります。)
内容はこんな感じ。
=====
・季節を味わう前菜3種
もずく酢・焼き明太子とおぼろ豆腐(だったと思う)・ヤングコーンのローストと生ハム
・産直鮮魚刺しと<熊本直送>特選馬刺し盛り合わせ
馬刺盛り合わせ
タン・フタエゴ(あばら部分の三層肉のこと)・霜降り
刺身盛り合わせ
サバ・カンパチ・ヒラメ・ヤリイカ・イサキの炙り
・天ぷら盛合せ
キス・たけのこ
・燻製厚切りベーコンのシーザーサラダ
・特選黒毛和牛サーロインと季節野菜の鉄板焼き
・〆め
鶏飯(通常はかしわ飯とのこと)
・シェフの真心デザート
鉄板で仕上げるフレンチトースト
=====
馬刺用には茶色っぽいちょっと甘めの醤油が、刺身用には赤っぽい醤油が
それぞれ供されますが、
魚の刺身については糸島またいちの塩とわさびでいただくことをおすすめされます。
特にイサキの炙りはやっぱ塩があってるね。
馬刺は実は初めて頂きますが、こんな旨いのね。
ひとつひとつ手をかけて丁寧に仕上げていて好感が持てます。
「バタバタしてすみません」
と大将が帰り際におっしゃるように、とにかく休みなしでずっと手を動かしっぱなし。
丁寧な仕事ぶりはちゃんとお皿にも表れていました。
ワインは例によって1杯しか飲めないので、グラスの白を。
焼酎のラインナップはわかるけど、ワインしかもグラスでいただけるものを複数用意してあるのも好印象。
(そういえばテタンジェも置いてありましたね。
けど、グラスでは供さないところはさすがわかってるな、と。
ヌメロサンクのようなシャンパン専門店で回転がよほどよくないと、ね。)
イタリアとスペインの2種だったかな、
頂いたのはスペイン産のAltozanoというベルデホとソーヴィニヨンの白。
結構安いワインみたいですが、香りが独特でしかも軽くて飲みやすい!
特にちょっとこれまでに頂いたことの無い感じの香りが気に入ってしまいました。
福岡初日の夜は大満足。
コレはあかん(≧∇≦)。
この内容、クオリティ、ボリュームでこんな値段で供されたら、
東京だったら他の店からクレーム来るんじゃないか、というレベル。
今度福岡に来たら、
(正直他のお店の開拓もしたいんだけど)
やっぱりここに伺いたいと思いました。
ごちそうさまでした。
6位
1回
2015/12訪問 2016/01/07
レビューが遅れてしまいましたが、2015年の総決算として、
両親を連れて訪れたのがこちら、La Bonne Tableでした。
二日前に有馬記念で過去最高の大勝ちをして懐も暖かい状態で伺いました(∩´∀`)∩ワーイ
てっきり通常のプリフィックスのコース(6,800円)1本勝負かと思っていたのですが、
Menu Degustation(10,000円)も用意されてました。
ま、初訪ということもあり、通常のコースで。
今回のオーダーはこんな感じ。
Amuse-1:(※1)
各地農園から届いた畠のサラダ
Amuse-2:(※1)
椎茸のかさの上にゴルゴンゾーラとクルミを載せて焼いたもの
(正式なメニュー名不明)
Entree:(3種類の選択肢から1つチョイス)
(ゴ・母)菊芋のスープ、帆立貝、せせらぎポークバラ肉の自家製ベーコン、小松菜
(父)白子のベニエと生鱈のブランダード トマトと柚子のソースとシャーベット、百合根、セルバチコ
Vegetable:
時季の野菜の一皿
Main:(4種類の選択肢から1つチョイス)
(ゴ)岩手・石黒農場ほろほろ鳥のロースト、谷中ごぼうのソース、肝のペースト ルタバガのソテー、洋なし、セリ
(父・母)岩手・柿木畜産短角牛のロースト、大豆のソース、ラディッシュ、黒オリーブ、百合根(※2)
Desert:
(ゴ)イチゴのスープに綿あめを浮かべて、クレームダンジュ、練乳のアイスクリーム
(父)安納芋のスイートポテトと焼きリンゴ、シナモン香るクランブル
(母)和歌山・富有柿と栗のムース、春菊のアイスクリーム、ごまのおからのメレンゲ
Petit-fruit
チョコレート たこ焼き風
CAFFE:
(ゴ)ハーブティー
(父・母)ブレンドコーヒー
(※1)まずアミューズなんですが、メニューには書いてありません。
なもんで、最初「オーダーしたものと違うものが来たのでは?」を父がざわつきまして(;´Д`)。
(いやいや、アミューズってそういうもんだから・・・。
そうね、最近はアミューズをメニューに書いてあるお店もあるわね。。。)
avant-Amuseのサラダ。テーブルに一皿、山盛りの葉物中心の野菜が登場する。
野菜嫌いな父がうさぎ並みの勢いで食べ進むことからも、そのお味の良さは明らか。
ボイルしたもの、ローストしたもの、生のものなど、それぞれ手を加え方も様々のものを盛り合わせてあります。
Amuse boucheは椎茸のかさの上にゴルゴンゾーラを載せて焼いたもの。
くるみもアクセントになっていますが、ゴルゴンゾーラと椎茸が微妙にあっていない気も。
このラインナップ中、唯一、居酒屋料理っぽい気がしなくもありません(笑)。
なんとなく話のネタ的なお皿要素がw
Entreeは3種類から選べますが、フォアグラのマデラソース(+1,000円)という気分ではなく、私は母と同じく菊芋のスープを。
モダンフレンチらしい軽いタイプのポタージュスタイル。
菊芋の甘さがしつこくないですね。
ベーコンの塩気と合わせてちょうどバランスが取れる感じで◎。
ほかの方のレビューではアワビだったようですが私の時は帆立貝。
繊細なポタージュの邪魔をしない、けど割と柔らかいものが多いだけに弾力ある帆立のほうが合っているように思います。
Vegetableはインカのめざめのローストでした。
上にかけてあるものを聞き漏らしてしまいましたが、うーん、どうかな。
インカのめざめはずばりそのもの。甘さとほくほくしっとりな感じは素材通りかなというだけに、
手を加えたのを最小限にしたのはいいかも。
Mainは、父と母は短角牛のロースト(※2:+2,000円)を、私はほろほろ鳥のローストを頂きました。
ほろほろ鳥のソースは谷中ごぼうのちょっとほろ苦いソースなんですが、
これがそれほど主張が強くないにもかかわらずよく合ってます。
さっぱりいただけるのにしっかりしてるっていうなんとも不思議な感覚。
ちなみに短角牛も頂きましたが、柔らかいんですがほんのちょっとでも肉の旨味の主張が強いですなー。
Dessertは、それぞれ別々のものを。
私はイチゴのスープに綿あめを浮かべたものを。
見た目からしてちょっと気恥ずかしくなるくらい、バブリーというか可愛らしいというか。
これはデート遣いのときの女性に選んであげると喜ばれそうな、見た目にもインパクトのある一品。
これをイチゴスープと混ぜて頂きます。
この綿あめの奥に実は練乳のアイスクリームが仕込まれていまして、
これを一緒にいただくと、なつかしいあのいちごみるくの完成(∩´∀`)∩ワーイ。
昭和と平成のコラボですかねw
で、最後にcaffeと一緒に…たこ焼きキタ〜〜( ´ ▽ ` )ノ。
ビジュアルがなかなかキテます。
ガトーショコラをお重に入れて出したロンドンのnobuの時と同じような感覚。
その時一緒だった父を交えて思わず昔話が。
そうそう、ドリンクのペアリングメニューも複数用意されてました。
ここまでは普通だと思いますが、
ノンアルコール、つまり、ジュースのペアリングメニュー(2,000円)があったので試してみました。
なかなか面白いですね。
ドリンクで酸味を足したり甘みを足したり。
今度はワインで試してみたいな。
品数も7品で一皿もなかなかのボリューム。
でも全体的に軽い印象でこれでちょうどぴったりな感じです。
何と言っても重くて胃がもたれないのがいいね。
フロアスタッフも白シャツ・ブラウスにデニムにデニム地のエプロンというかなりカジュアルな出で立ちで、
お客さんに極力肩肘張らないよう配慮されてるなと感じました。
若い子が多いですがよく教育されてますね。
距離感もいい感じです。
(人によっては少しカジュアルすぎると感じるのかな?)
非常に居心地が良くて、割とお手軽な価格設定。
両親からは「これまで連れて行ってもらったお店で一番良かった」とお褒めの言葉を頂きました( ´ ▽ ` )ノ。
メイン食材としてもソースやスープとしても、いろんな役どころで野菜が登場。
たっぷり、でも優しくいただけます。
大満足です。
ごちそうさまでした。
7位
1回
2015/01訪問 2015/01/18
炉釜焼きの絶品ステーキだけじゃない、訪問前からお店を出るまで全てがほぼ◎の良店。
3年ぶりに1.17.を神戸で迎えました。
仕事では何度か来ますが、いつも夕食食べないで、そのまま新幹線で日帰りなんですよね。
今回こそは神戸牛の地元でステーキだよな、と意気込んで来たものの、一人で入れそうなところがなかなかみつからず。
結局、新幹線の中でもまだ検索して、新大阪辺りでやっと良さげなこちらを見つけました。
ネット予約できることはできるんですが、前日までなので電話しかないんですよ。
ただ、当日の予約に空きがあると表示があるので、
1人で時間帯に融通が利くのでたぶんOKだろうなと判断して。
着いた新神戸駅で予約の電話を入れたんですが、
まずその時の対応が丁寧で好感度◎。
好みや料理のイメージを伝えると
「それだとコースがお得でいいとおもいます」
はい、それに乗って紀州備長炭焼炉釜焼き神戸牛サーロイン150gコース(9,000円:税抜き)をオーダーしておきました。
夜景撮影で夜遅くになるのがわかっていたので21:00に予約入れてたんですが、
開いてたのはテーブル1つだけだったかな。
女性2人組にカップル2組(だったかな)がカウンター、
それとお隣さんは会社の上司と先輩後輩の3人組が若干賑やかな感じ。
料理については写真のキャプションを参照していただきたいのですが、
一言で言えば、
「今すぐブックマークして神戸に来たらゼッタイに行くべき」
というレベルのお店だと思います。
グランボッカのレビューでも書きましたが、
肉を売りにしているお店で、肉が旨いのは当たり前。
それ以外がどこまでしっかりしているかで印象や評価って変わると、私は思っています。
ここは前菜のみならず、普通のお店ならおまけに近い、〆のご飯や汁、新香に至るまでしっかり。
お米マニアならご存知と思いますが、昨シーズン、初めて特A評価をうけた鳥取県産の「きぬむすめ」。
これを土鍋で炊いて持ってきてくれます。
写真には撮れなかったのですが(=撮り忘れた)、
炊きあがりの米がきれいに立っている様を、ほんとに皆様にお目にかけたい。
正直、これだけで満足するくらいの絶品でした。
肝心のお肉は神戸牛のサーロインを炉釜で焼いたもので、非常に旨味が濃い一品。
お店の方もおっしゃっていましたが、お皿にドリップが一切でないですしね。
150gと結構しっかりいただけて、この値段はほぼ奇跡的かなと思います。
(実は電話で予約した時には値段聞いてなかったのですが、
想定していた値段より2-3割は安かったです。)
そうそう、燻製もこちらの自家製、
3種供されましたが、全てスモークの度合いを替えてました。
サバは火が入らない程度に、チーズはガッツリ。
たくあんのスモークとは私は始めていただきました。
そういえば、グランボッカでもヒラマサをスモークしてましたが、
あれみたいにパクチーあたりと合わせるともっと活きるかもしれないですね。
スタッフはみんな若いですが、適度に丁寧な応対がきちんとできていて◎。
なんだろう、この「適度」の感じが私好みドンピシャだったところは、
これまで神楽坂のかみくらくらいしか記憶に無いです。
厨房から一番遠いテーブル席でしたが、
シェフもちゃんとこっちを定期的に見てるんですよ。
たぶんフロアの広さがちょうどいいというのもあると思うし、
コレ以上広くしたり、キャパを増やすとできないことだと思います。
(まあ、あえてあらを探せばあることはあるのですが、
特に減点になるようなことではないかなと思います。)
堅苦しい感じでなくて、かつ神戸牛をおいしくいただけるいいお店でした。
料理はどれも美味かったし、居心地も使い勝手もいいですね。
三ノ宮駅からも北野坂を2-3分ものぼればたどり着けます。
また神戸に来た時には伺いたいと思います。
記念すべき300軒目のレビューがここでよかった!
ごちそうさまでした。大好き。
8位
1回
2015/04訪問 2015/04/18
焼き鳥屋さんの親子丼だもん、こうでなくっちゃ( ´ ▽ ` )ノ
20年ぶりとなる金沢紀行初日。
霧雨の東京を6時過ぎに出た始発の北陸新幹線は、9時前には雨上がりの金沢駅へ。
まずは浅野川沿いのひがし茶屋街へ向かいました。
天気があまり良くないので、桜ハントよりも街歩きにした方がいいと踏んだのです。
まあ、実際にはなかなかの桜絶景に出くわしたわけですが。
主計町(かずえまち)の料亭街も桜吹雪が始まりかけた、一番見応えのあるタイミング。
朝早いこともありのんびりゆったり歩き回れます。
梅の橋の手前では、前撮りのカップルがこの季節にしかありえない素敵な風景画の主役になっていました。
そんな雰囲気ある街の入り口近くの裏路地にある、焼き鳥屋さんです。
私は開店10分前にご夫婦一組が並んでいる後ろに付いたのですぐ入れましたが、
開店10分経たないうちに満席になりました。
食べ終わって外に出たら並んでるお客さんが4-5組。人気店なんですね。
お昼は親子丼(800円)のみ。
+100円で大盛にするかどうかを聞かれるくらいです。
概ね3-4人分ずつ作ってくれます。
いや〜、まず備長炭(しかも紀州産の白炭!)で焼いた鶏の香りがいい。
焼き鳥屋さんだもん、まずこの香りよ。
鶏肉にこだわるお店は多くても、ちゃんと焼きにもこだわってるお店はなかなか。
これはポイント高いです( ´ ▽ ` )ノ。
そして他の方も書いていらっしゃる通り、トロトロの卵。
でも大事なのはトロトロじゃないほうとのバランスがしっかり取れていること。
トロトロだけだとただの卵かけご飯ですから。
薄くなりがちなタレもしっかりで、とにかく作品全体としてのバランスが非常にいいです。
要するにめちゃウマ(≧∇≦ )ノ。
安定の2回掛け(卵を2分割して投入する方法で、こちらのお店では2回目は火からあげる直前に投入)はもちろんですが、
その卵をひたすら溶いてるんです。
そりゃこんだけ滑らかにもなるし、2回目にかけた卵の白身が泡だってるわけです。
なめことわかめのお味噌汁も美味しかったし、お新香もしっかり漬かっていて◎。
大満足(∩´∀`)∩ワーイ。
今度は夜に伺いたいですね。
ごちそうさまでした。
9位
2回
2020/02訪問 2020/05/05
これが正しいオマージュ。ちゃんと独自色が出た北海道インドカレーの雄。
「ここのカレーはコチン・ニヴァースに似てる」
常連さんからそんなことを言われた、って
以前、こちらのお店のオーナーさんがブログに、
書いていらっしゃっていたのをずっと覚えていました。
(このブログ、今回執筆するにあたり、再度探してみました。
あー、マトンキーマにすればよかったなーw)
それ以来、一度行ってみたいと思っていました。
そりゃ、コチン・ニヴァースの常連ですもの、
行かないわけにはいかんやろ。
ところが、過去3回の往北時にはいずれも定休日にバッティングしてしまい
いただくことができませんでした。
ということで、今回4度目の正直で。
※今回、東京→福岡→函館→札幌→東京、というむちゃくちゃな旅程でした(汗)
その最後の夜をこちらでお世話になった次第です。
場所は資生館小学校の真ん前、
市電の電停から歩いて1分もかからないわかりやすい場所にあります。
なんならすすきのから歩いたって大した距離ではないです。
まずびっくりしたのが店内。
バリバリのインドカレーのお店と聞いていたのですが、
予想に反してオシャレなカフェみたいな感じ。
タリアセン3が置いてあるインドカレーのお店なんて初めてですわ(汗)。
てっきり男性だと思っていたシェフは女性でした。しかもかなり若い。
同じく若い女性のスタッフと2人で、結構なキャパのこのお店を切り盛りしていました。
伺ったのは21時近くだったと思いますが、先客は2人組が2組、
その後も3-4人組が2-3組入ってきていました。
おかげで厨房は大忙しでした。
メニューを広げると、かなりの数のラインナップ。
具は4種類くらいに絞ってありますが、ベースがいろいろ用意されているので、
組み合わせるとこれだけの数になっちゃうんでしょうね。
その中、nouvelle indianと最近では言われているらしい、
デリー(湯島)やスパイスカフェ(押上)などの有名店に、
お店ではないけど、渡辺玲さんのサザンスパイス(荻窪だっけ?)などの
名前が見える”Challenge"という一角が目につきます。
どうやらこのあたりをオマージュして研究して新メニューとぽんぽん放り込んでいる模様。
おそらくこのあたりがこのお店の本分なんでしょうね。
(注:
もっともLOVE INDIAのサイトをみると、
当事者もnouvelle indian cuisineなのかJapanese indian cuisineなのか定まっていないようです。
Chinese indian cuisineっていうムーブメントもあるようですし、
ここではコチン・ニヴァースとの流れ・絡みから、まとめてnouvelleのほうを採用しています。
ま、あまり詳しくない私には違いとかよくわからないんですけども。)
南インドカレーとどちらにしようか、正直相当迷ったけど、
カシミールのエクストラホットにしてみました。
デリーのカシミールとくらべてみたかったっていうちょっとした意地悪なこころもありました。
なるほど、確かにデリーインスパイア系というのはよくわかりますが、デリーほどの尖った辛さはありません。
その分香りを立たせ方ももう少しかと思いましたが、
美味さはこちらのほうがむしろいいかも。
十分独自色の出た美味しいカレーでした。
ライスはついていますが、多分足りないと思います。
ここでバスマティを追加オーダー。
やっぱりバスマティが合うよ、うん。
あと、その前にオーダーしていた前菜も美味。
種類が豊富ですが、いずれもスパイス遣いがやわらかい。
やわらかいって変な表現ですが、実際、そういう感じ。
ふんわり食材を衣みたいに覆ってる感じ。
こちらもぜひ味わって頂きたい感じです。
北の街にもスープカレーじゃない、ちゃんとしたインドカレーのお店がありました。
しかしこのメニューの数だと、制覇するのに相当通わないとムリだろうなー( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
札幌にまたひとつ立ち寄り先が増えました。
次に来た時もまた伺いたいと思います。
ごちそうさまでした。
10位
1回
2015/09訪問 2015/09/21
一乗寺といえば、詩仙堂・曼殊院門跡・圓光寺など、いわゆる名刹が多い場所。
実は交通の便はあまり良くありません。
バスの本数も少ないんで、紅葉の季節は大変ですσ(^_^;)。
その一乗寺下り松町バス停と叡山電鉄の一乗寺駅のちょうど中間くらいにあるのがこのお店。
店頭の黒板にでていた「キメももパフェ」ってのに引き寄せられたんですねぇ、私。
ところが、なんと「キメももパフェに使える桃の在庫が切れてまして・・・」
あらぁ。(´・ω・`)
まあ、実際桃はそろそろ旬が終わる頃。
ただ、店頭のショーケースがなかなか魅力的なラインナップ。
んじゃ、こっから選ぶかな~と方針転換してみました。
チョイスしたのは
・本日の気まぐれケーキ(390円)
・季節の旬タルト(380円)
・アールグレイ(アイスティー:650円 → 50円引き)
ケーキを2つ以上注文するとお重に入れて供されます。
そういえば、ロンドンのNOBUで供されて以来のお重のデセール(笑)。
おもしろいですよね。
それだけでなく、ケーキ自体も秀逸です。
このくらいの小さめのケーキ自体はそれほどめずらしくありませんが、
たいていはそれ1つで満足させるために、濃厚で割と重く感じる物が多いと思います。
でもここのは違う。
あらかじめなるべく色んな種類のケーキを食べてもらおうと、意図的に1つ1つを軽くしている印象でした。
(それが正しいことは、お手洗いに行ったときに判明します。)
本日の気まぐれケーキ。
見た目は生クリームたっぷりなんですが、非常に軽い仕上がり。
季節の旬タルト。
タルト生地にコンポートしたいちじくなんですが、上品な甘さでさっぱり。
甘くてボリュームのあるスイーツをお好みの方は好みでないかもしれませんが、
こういうさっぱりとしたものがお好みの方、ゼッタイにいらっしゃると思います。
特に、そこのスイーツ男子!君のことだ!m9(・∀・)ビシッ!!
「甘いのなんて食ってらんねーよ」とかいいながら、実はケーキ大好きとか思ってるそこのキミにピッタリ。
スイーツ番長師匠はどうお感じになるかはわかりませんが、
私はこういうの好きです(´∀`*)ポッ。
アールグレイもしっかり香りでてるし、
他にもウバ・ハイランズの茶葉も入れてるみたいですね。
(この日はダージリンは入ってなかったみたいです。)
小さなお店ですが、お客さんも結構いたし、
地元の方のお祝い用にということで私がいた短い時間でも二組ご相談しに来てました。
人気店なんですね。
それもうなずけます。
いいお店を見つけました。
一乗寺界隈のお寺を回る時に使える場所にありますし、また伺います。
ごちそうさまでした。
今年は地方へ出向く機会が多く、各地で美味しいものをたくさんいただきました。
そんな背景から、今年のラインナップはかなり地域が分散しています。
まだまだ隠れたいいお店はいっぱいありそうです。