ゴンからの手紙さんが投稿したGaucher(東京/六本木一丁目)の口コミ詳細

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ゴンからの手紙的ひとりメシレストランガイド

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閉店Gaucher六本木一丁目、六本木、赤坂/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.2

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 3.7
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 3.7
1回目

2016/09 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気4.3
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

フレンチのいろんな顔を1コースにまとめる技量は、CPの優秀さ以上に評価されるべき

六本木一丁目という街は、ただでさえピンとこない場所だと思います。
駅の真上に建つ森タワーや、少し溜池の方に戻ったアークヒルズは馴染みがありますが、
六本木寄りの場所はちょうど空白地帯のような場所です。
都バスの「六本木四丁目」バス停の真ん前。
そのビルの地下一階の一番奥に、とんでもなくすばらしいフレンチレストランがありました。


普段は祝日(と日曜)はおやすみなんですが、
シルバーウイーク中だったこの日はオープンされているそうで、
予約システムで1名でもOKと出てたので前日に予約をして伺いました。

外が大雨だったのと、上記の通り臨時営業の日だったこと、
それと場所的に休日よりも平日という感じなのでしょうか、
私ともう一組という入りでした。
もったいない。


マダムがエントランスも一番奥も見えるテーブルに案内してくださいました。
マイレビュアーさんのおすすめどおり、事前にコースメニューを予約しておきましたが、
かなりボリュームがあるとの情報から軽い方である
Menu30(3,000円:税込)にしていました。


内容はこんな感じ。
○Entree-1:タブーレと真いかのタルタル
○Potage:秋ナスのポタージュ
 Entree-2:ラタトゥイユ ポーチドエッグ載せ バジルソースと共に
 Granite:ナシのシャーベット
◎Plat:長期肥育豚肩肉のロースト シャンピニオンソース
 Dessert:サワーチェリーのマフィンとラベンダーのジェラート
 Café ou Thé:ハーブティー(カモミール) カヌレと共に
 

それぞれのコメントは写真のキャプションを見ていただくとして、
コース全体を通してみると、
都会の一人暮らしの子が自炊で作るような普段着の料理(Entree-1)から
田舎の母ちゃんの家庭料理(Entree-2)
さすがレストランならではの、ド直球のビストロ肉料理(Plat)と、
フレンチの色んな表情を一つのコースにコンパクトにきちんとまとめようという意図がよくわかります。

コースの流れも序盤は軽め、で、だんだん重厚な皿になっていく形になっており、
モダンフレンチの軽さも、クラシカルな重厚さもどちらもシームレスに楽しめるコースになっていました。
その技量は只者ではないという印象を受けました。


やはりメインの長期肥育豚のローストが絶品。
火入れがいいですね。
そして肉自体がめちゃくちゃ甘いです。
岩塩と一緒にいただくとさらに、ですが、そんなものに頼らなくても半端ない甘さにメロメロ。
また、濃厚なシャンピニオンソースが甘さに加えて香ばしさ、風味、深みをプラス。
このソースがたまらんのですわ(*´ω`*)。
そして、やっぱりこの大きさ。
最初に出てきた時に声が出ちゃいました。


メインに限らず、各お料理それぞれのお皿のひとつひとつのボリュームがたっぷりです。
いやー一つ上のMenu47にしてたらどうなってたか(;゚∀゚)。

品数も前菜2皿にポタージュ、メインにグラニテとデセール、食後のドリンクまでついて
3,000円しかも税込みとは恐れ入ります。
というか、ちょっと心配になるくらい。


最後にシェフがご挨拶にいらっしゃいましたが、
想像通りの手のひらとお腹(失礼)をお持ちの方でした。
大満足。
間違いなく今年一年で出会ったお店で一番でした。
これは誰かを連れて来たいお店ですね。
というか一人でもまた来たいです。


ごちそうさまでした。

  • Menu30(3,000円)のEntree-1(冷製):タブーレと真いかのタルタル。前菜のテッパン。非常にさっぱりで、パンもスパークリングワインも進みます。

  • Menu30(3,000円)のEntree-1(冷製):タブーレと真いかのタルタル。タブーレはクスクスサラダ仕立てのこと。黄色いソースはトマト。ものすごく甘いです。

  • Menu30(3,000円)のPotage:秋ナスのポタージュ。お皿の方にはコンソメジュレとフライドオニオンが仕込んであります。最初にポタージュだけで頂くと、秋ナスがほのかに香ります。

  • Menu30(3,000円)のPotage:秋ナスのポタージュ。ポタージュをガラス皿に投入するとコンソメジュレ以上にフライドオニオンの風味が強く、深みと旨味をプラス。

  • Menu30(3,000円)のEntree-2(温製):ラタトゥイユ ポーチドエッグ載せ バジルソースと共に。今度はぐっと母ちゃんの味。

  • Menu30(3,000円)のEntree-2(温製):ラタトゥイユ ポーチドエッグ載せ バジルソースと共に。ポーチドエッグを割って召し上がれ。パンにも合いますが、これはお酒が欲しくなる一品ですなー。

  • Menu30(3,000円)のGranite:ナシのシャーベット。当然ですがさっぱり。甘さ控えめですが物足りなさは一切なし。

  • Menu30(3,000円)のPlat:長期肥育豚肩肉のロースト シャンピニオンソース。メインは王道ド直球で攻めてきました。これはテッパン。底にはマッシュポテト、付け合わせの野菜もたっぷり。

  • Menu30(3,000円)のPlat:長期肥育豚肩肉のロースト シャンピニオンソース。思わず声が出ちゃうこのボリューム。火入れもばっちり。しかもめちゃくちゃ甘いんですよ、このお肉。

  • Menu30(3,000円)のDessert:サワーチェリーのマフィンとラベンダーのジェラート。

  • Menu30(3,000円)のDessertから、サワーチェリーのマフィン。サワーチェリーは意外にもそれほどしつこくなく、満腹さんにもぺろり。

  • Menu30(3,000円)のDessertからラベンダーのジェラート。色だけみるとただのバニラアイスなんですが、これがかなりしっかりとラベンダーの香りをまとっているという不思議さ。

  • グラスのスパークリング(1,000円)。Cremant d'Alsaceまでは記憶してるけどそっから先忘れちゃったw。

  • 食後のハーブティーはカモミールで。他にコーヒー・紅茶・エスプレッソが選べます。横に添えられているのはカヌレ。 (カメラとライトのタイミングよくなかったのか、黒い線が入ってます。すみません)

  • ハーブティーと一緒に供された、カヌレ。見た目よりも軽い仕上がり。 (カメラとライトのタイミングよくなかったのか、黒い線が入ってます。すみません)

  • テーブルセット。(カメラとライトのタイミングよくなかったのか、黒い線が入ってます。すみません)

  • エントランスの扉を開けるとこんな感じ。外で大雨が降ってる事を忘れさせてくれます。

  • 階段の奥。ここを右に進むとお店のエントランスがあります。

  • お店は地下一階の一番奥にあります。

  • お店が入るビルの入り口。すぐ近くに六本木四丁目のバス停があります。

2016/09/23 更新

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